秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

世界禁煙デー

2010-05-31 09:21:03 | こよみ
5月31日(旧暦4月18日 三碧 先負 辛巳)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

今日も昨日に続いて、気持ちの良い天候となりました。

今週も頑張っていきたいと思います。


現在、神奈川県で受動禁煙を防止する条例が制定され、不特定多数の人が出入りする施設での禁煙、禁煙または分煙がルール化されました。

また、たばこ税も大幅に増税され、一箱(20本入)あたり100円の上乗せで、400円にまで上がるとのことです。

これでもまだまだ外国と比べると割安なようですが、休憩中の「気軽な一服」といったことは、懐と相談しながら…といった様相になりそうです。

場所的にも金額の負担的にも、愛煙家にとってはますます肩身が狭くなっているようです。


そういった話題が出てきた今日は、「世界禁煙デー」という国際デーとなっています。

世界保健機関(WHO)が1989年(平成元年)に制定し、たばこが原因とされる循環器系の病気やガンによる死者の増加に警鐘を鳴らす日となっています。


たばこの歴史や、比較的肯定的な意見は以前に記事にしました。

1月13日 たばこの日


たばこの害に関しては、吸う本人よりもその煙(副流煙)を吸う他人への害、いわゆる受動喫煙が注目されてきました。

妊娠中の女性や小さい子供の近くでは、本来はたばこを遠慮してしかるべき、というマナーの問題から、法による規制へとより厳格化してきました。


私もたばこを嗜んだりやめたりしている一人として、他人に迷惑をかける吸い方は論外だと思います。

たばこがなぜ年齢制限のある嗜好品なのか。20歳に達したから許された権利は、同時に払うべき責任と義務があるとも思ます。

私の解釈では、成長期が終わって脳の発達に影響がなくなるからという理由と、喫煙のリスクを自己責任で管理できる年齢に達したからという理由があると思っています。

リスクとしての最大のものは、その依存性にあると思います。それをコントロールできることが大人に求められていると思います。


最近の芸能ニュースで、俳優の舘ひろしさんが「かながわ卒煙塾」の塾長に就任し、禁煙治療薬による「卒煙」に成功したとの話題がありました。

私もちょうど今、何度目かの禁煙の時期を続けています。

誘惑に負けないように、頑張っていきたいと思います。

厚生労働省 最新たばこ情報


補助金やローンなどのご相談も承ります。
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有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

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携帯 080-1837-5342

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晴れた日は

2010-05-30 10:36:23 | 建築日記
5月30日(旧暦4月17日 二黒 友引 庚辰)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日までの冷え込みがうそだったかのように、まさに快晴といえる天気となりました。

明日からも天気は良いとのことです。ちょうどまた屋根仕事などが続く予定でしたので、ほっと胸をなでおろしています。


5月もいつの間にか終わりを迎えています。

日々の仕事と生活を積み重ねていくうちに、あっという間に時は流れているように思えます。

6月ともなれば、2010年も半分近くまで来ていることとなります。

一日一日を無駄にしないように、明日もまた努力していきたいと思います。


寒い日が続いたことで、6月からの衣替えも心配されたところでした。

やはりこれだけの晴天となると、薄着が正解になりそうです。

着るものを「衣替え」するならば、住まいも夏に向けた準備が必要となります。


こんな晴れやかな日は出かけるのも良いかと思いますが、家にいる場合は思い切って窓を開けきって、空気の入れ替えを行うのが良いかと思います。

特に梅雨時期が始まれば、一日中窓を開けるわけにもいきません。

空気がよどむこと=湿気がとどまることであり、カビの発生やホコリからのダニの発生を呼び込むこととなります。

計画換気のフードや、室内のフィルターも定期的に掃除をする必要があります。

これらが目詰まりしていると、家の中の空気の流れが悪くなり、かえってカビを溜め込んだりする場合もあります。


また、窓を開けたとき、網戸に穴がないかをチェックしておけば、これから夏場で網戸を使うときに困ることがなくなります。

網戸補修はホームセンターの補修キットでも良いですが、劣化してボロボロとなっている網戸は、張替えを依頼されたほうが良いです。

その他には、家具を模様替えして、家具の裏の掃除をするのも良いのかもしれません。


日本の場合、夏は高温多湿、冬は低温乾燥(秋田などは+雪)という風土となっています。

住環境も、夏と冬の両方を快適に過ごせるように考える必要があります。

冬に囲いをして「冬支度」をするように、夏も「夏支度」といったような準備が必要だと思います。

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日曜日日帰り一人旅~遠野Part2~

2010-05-29 08:57:22 | 建築日記
5月29日(旧暦4月16日 一白 先勝 己卯 一粒万倍日)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

寒い週末となりました。朝晩の冷え込みで体調維持が大変です。

最近は夜に運動することが多いですが、十分に体を解しておかないと体を痛めたりもします。

その回復に倍の時間がかかるなど、日頃の運動不足を反省する点もあります。


今日の記事は、先日の遠野の話の続きにしたいと思います。

カッパ淵を見学した後は先輩方と別れて、寺のそばの伝承園を見学しました。


▲足元に案内看”石”が

伝承園では民芸品の製作を体験したり、昔語りを聞く事もできるそうです。


▲茅葺造りの大きな板倉です。この中はホールのような空間になっていました


▲水車小屋

遠野出身で、日本の民話や伝承の収集家に、佐々木喜善という方がいました。

伝承園の中には氏の記念館もあり、氏が「日本のグリム」と別名をつけられるほど多くの昔話を保存し、柳田國男がその話を伝え聞いて『遠野物語』を著したという経緯をそこで知ることもできました。


また、遠野には、馬小屋と母屋がL型に一体化した「南部曲り家」という住宅の形式があり、伝承園の菊池家や、郊外の千葉家でその様式を見ることが出来ます。


▲菊池家曲り家


▲菊池家曲り家の中


▲千葉家曲り家


菊池家曲り家の中では、この地方の産業であった「養蚕」の様子を詳しく紹介していました。


▲糸紡ぎを体験できました。なかなか難しいです


▲養蚕と織物に使われた道具の公開をしていました


農村のある東北の各地方には「おしら様」という神様が祭られている所があります。

おしら様の由来にはいろいろな説がありますが、蚕、農業、馬の神様であり、また家を守る神ともいわれています。

ここにあるおしら堂には、千体のおしら様が展示されており、壁、天井一面に願い事を記した布切れで埋め尽くされていました。


▲お堂の入口の天井は低く、神聖な空間を感じ取ることが出来ます。
 色とりどりの布切れには、願い事が書かれていました

この近辺でゆっくりしすぎたために、他は周ることができませんでしたが、ふるさと村や博物館のほか、巨大な石などさまざまな名所があるとのことで、また再度計画を練って訪れてみたいと思います。

遠野市観光協会

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夏の夜空に咲く大輪の花

2010-05-28 09:33:34 | こよみ
5月28日(旧暦4月15日 九紫 赤口 戊寅)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

1月程、季節が逆戻りしたかのような冷え込みとなりました。

暖房をつけるまででもありませんが、本当にこの時期としては記憶にないほど、天候の移り変わりが大きいです。

「冷夏」という、暑い夏の好きな私にとって最も耳にしたくない言葉も出ています。

冷夏にはビールの消費も落ち込むだけでなく、農作物への悪影響も心配されます。

夏は憎い位に汗を流したいものです。


今日は旧暦の15日で、「望(=満月)」となりますが、秋田の今夜は雨雲のため、月夜とはなりそうにありません。

先ほどから冷たい話や暗い話ばかりですので、ここは一転して、華やかな話をしたいと思います。


夏の風物詩といえば、皆様は何を思い浮かべるでしょうか。

スイカ、海水浴、蝉の声、向日葵の花、風鈴など…、いろいろとイメージがあると思います。

その中でも、夏の夜空に大輪を開く、「花火」はかなり上位にランクインすると思います。


秋田県では、何と言っても8月下旬に開かれる、大曲の全国花火競技大会が開催規模、花火の美しさともに群を抜いています。

わが増田町でも、規模は小さいものの、9月中旬には花火大会もあります。晩夏の空に輝く花火は、秋の到来を感じさせるものとなっています。

東京のほうですと、隅田川の花火大会がおそらく最も有名だと思います。

前置きが長くなりましたが、今日は旧暦の5月28日(現在の7月中旬頃)に隅田川花火大会が始まったことから、「花火の日」という記念日となっています。


江戸時代中期の1732年(享保17年)、「享保の大飢饉」と呼ばれる食糧難とコレラによって、多数の人命が失われました。

その死者を弔い、また両国の川開きの水神祭りを行う目的で、隅田川で20発ほどの花火が打ち上げられました。

やがてそれが毎年、川開きの日に行われるようになり、規模もだんだんと大きくなって江戸の夏の風物詩となりました。

打ち上げは、当初は鍵屋という花火屋のみでしたが、鍵屋から分家した玉屋も打ち上げを行うようになりました。

両者は隅田川の上流・下流で交互に花火を打ち上げ、観客は良いと思ったほうに声援を送りました。それが「たまやー、かぎやー」の由来となっているそうです。


戦争などで幾度か中断したものの、今年も7月31日に開催されるそうです。

隅田川といえば、建設中の東京スカイツリーも近く、伝統と新しさの組み合わさった景観が期待できると思います。

第33回 隅田川花火大会公式ホームページ


東京にいた頃は、混雑が予想できたため、エアコンの効いた部屋でビール片手にテレビ観戦をした記憶があります。

3Dテレビが普及すれば、視聴覚的には迫力がありそうですが、やはり生には及ばないと思います。

機会があれば、一度観覧したいと思います。


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日曜日日帰り一人旅~民話のふる里~

2010-05-27 07:48:27 | 横手市 増田町
5月27日(旧暦4月14日 八白 大安 丁丑)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日はぐずついた一日となりました。


先の日曜日のブログに、私用で出かけることをお伝えしましたが、今日の記事はそのことについて詳しくお話したいと思います。

岩手は増田からは比較的近いですが、一度も行った事のない所は多く、特に北上から東は未体験でした。

地図を取り出し、少しインターネットで情報を収集した後に出発、横手市から国道107号線を山内方面へと向かいました。


県境を越えると、湯田(西和賀町)へと入り、まもなく盛岡方面と北上方面との分岐のT字路へとぶつかります。右へ曲がり、しばらくダムと併走して北上市へと入りました。

途中の道々では、警察の取り締まりにも遭遇し、休日の行楽で気持ちがはやったドライバーが取締りを受けていました。

北上を過ぎ、田畑や山道の間を1時間ほど走ると、今回の目的地で民話のふる里として有名な「遠野市」へとたどり着きました。


遠野は、民俗学者の柳田國男の『遠野物語』の舞台であり、座敷わらしや河童の伝説でよく知られています。

道の駅で休憩し、観光地図をもらいました。


▲道の駅は、大きな風車が目印となっていました


常堅寺というお寺のそばに、カッパ淵という名所があるとのことでした。

そちらへと向かい、市街地を抜けていきました。

街の印象としては、東北の地方都市の中でも小さいほうでしたが、観光案内看板が充実していて、初めて来た人も迷いにくいようでした。

常堅寺の近くの駐車場に駐輪し、そこから歩いていこうとしたところ、誰かに声を掛けられました。


▲いたるところにこの像がありました


▲食堂の中でも


▲お寺の本堂前にも


▲淵のそばにも。見慣れてくるとなかなか可愛げがあります


なんと声の主は、いつもお世話になっている増田の先輩でした。

偶然にも、親子連れで遠野へ遊びに来ていて、ちょうどカッパ淵を見てきたとのことでした。

思わぬ偶然に驚きつつも、ちょうど時刻は12時でしたので、昼食をともにすることとしました。

食事後、カッパ淵をご案内していただくこととなり、同行してお寺へと向かいました。


▲常堅寺というお寺で、巨大な仁王像が印象的でした


お寺の脇にその淵はありますが、見た目は林に囲まれ、薄暗く流れの緩やかな小川といった形で、確かに何かがいてもおかしくないような様子でした。


▲観光客は多く訪れていましたが、独特の静けさがあり、ゆっくりとした時間が流れている気がしました


▲「カッパさんに引き込まれないように 特に美人の方注意」
 カッパは美人好きらしいです


▲木の影あたりに、もしかすると隠れているのかもしれません


ほとりには祠があり、脇にカッパ狛犬という陶器の像が並んでいました。

カッパは乳の神だそうで、乳児のいる母親の乳の出が良くなるというご利益があるそうです。


▲狛犬の一方です。手に持っているのは…何でしょうか?


▲もう一方です。これは乳の神らしさがでています


例によって話が長くなりそうですので、ここで一旦話を中断し、前後編としたいと思います。

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