7月26日(旧暦6月23日 干支=己酉 九星=九紫 六曜=仏滅)
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
今朝は雲が広がり、昨日までの日差しが和らいでいます。
その分、蒸し暑さがあるような気がしますので、水分はしっかりとりたいと思います。
昨日の高校野球秋田県大会の決勝は、7対8のルーズベルトゲームを制し、大曲工業が初優勝を成し遂げました。
対戦相手の角館との熱戦は、同じ県南の、特に仙北地域において大いに盛り上がるものだったと思います。
全国高校野球甲子園大会での、大曲工の健闘を祈りたいと思います。
そうした熱い、あるいは暑い話題が続く中で、涼を求める方法として、昨日記事にした冷たいかき氷を食べたり、あるいはエアコンを付けたりと、物理的に冷やすことは効果的です。
しかし、エアコンのない時代は、団扇などで風をおこしたり、打ち水をしたりと、ごく自然なやり方が主流だったと思います。
あるいは、内面から冷やすことも…。
内面から冷やす。
肝を冷やす。
たまげたり、ぞっとしたり。
昔から、怖い話や、びっくりした話をすることは、とくに夏に良く行われたことでしょう。
今みたいに電灯もなく、夜の闇は深いうえに、自然が多く残ることで、野獣と人間の距離も近く、昔の人はいろいろなものを見ていたようです。
その中で、亡くなった人の魂が、人の前に現れるものは、「幽霊」といいます。
今日は、「幽霊の日」となっています。
これは芝居の話で、江戸時代後期の1825年(文政8年)、江戸の中村座で『四谷怪談(東海道四谷怪談)』が初演されたことに由来します。
四谷怪談といえば、お岩さんです。
細かなストーリーは省略しますが、これは実際にあった事件をモデルにしたものだそうです。
舞台となった場所は、東京の池袋の南にある、雑司ヶ谷の辺りだそうです。
東京にいたとき、よく自転車で池袋へ行ってましたが、あの辺りには霊園があり、さもありなん、といった場所でした。
幽霊の話は、もちろんお岩さんよりもっと以前からありました。
祟りをおこす怨霊には、平将門、崇徳天皇、菅原道真などがあり、これは霊というよりも神様として畏れられる対象にもなっています。
世界に目を広げると、三国志では関羽が霊となったり、西洋でもゴースト、ファントムなどという名で霊の存在をにおわし、特にイギリスではその研究が多くなされていました。
いずれも、生前の恨みや無念が強いまま亡くなった人の精神が、その後の人々に強い影響を与え、その時偶然に起こった現象と結び付けられ、幽霊はいる、と考えられたのかもしえません。
実際本当に恐ろしいのは、生きている人間なのだという人もいますし、不安と恐怖心に由来するパニックが起こることが、新たな恐怖を生んでいくという考え方もあるでしょう。
科学が発展すると、それをもっていろいろなものを証明しようとします。
正体のわかったものは、恐怖の対象から外されてしまいます。
それは逆に言えば、恐怖から逃れたい感情の裏返し、わからないという不安を取り除くために、科学的に納得したいということなのかもしれません。
私は霊感がないといっていますが、単に怖いから、幽霊を見て見ぬふりをしている、そう思い込んでいるのかもしれません。
夜、一人で作業していたりすると、後ろが気になったり、夜の運転中、空いた座席をたまに見たり、ルームミラーに映るものを気にしたり。
科学で証明できるものなら、証明して、安心したいと思います。
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