秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

蓄音機

2010-07-31 06:49:43 | 自然と科学
7月31日(旧暦6月20日 九紫 先勝 壬午 三隣亡 一粒万倍日)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日は一時雨が心配されましたが、増田町では曇りとなりました。

今朝も曇り空で、ぱっとしない天気になりそうです。


最近、音楽は専ら車内で聞く機会が多く、部屋でゆっくり聞くことが無くなりました。

15年来愛用していたミニコンポのCDプレーヤーが故障したことがその原因ですが、携帯オーディオプレーヤーの進歩によって、どこでも音楽を持ち歩けるようになったことも大きいと思います。

CDの前はレコードが主流で、その時代に多くのレコードを集めた方も多いかと思います。

今日の話題は、レコードよりももっとさかのぼった時代の話をしたいと思います。


1877年(明治10年)の今日、アメリカのトーマス・エジソンが30歳のときに、蓄音機の特許を取得しました。

エジソンの蓄音機は、スズ箔を巻きつけた円筒状のレコードに音を録音し、再生する機構を持っていました。

これは後に蝋(ろう)でコーティングした蝋管となりますが、エミール・ベルリナーの開発した平盤タイプのレコードが普及していくことになります。

この円盤式蓄音機は「グラモフォン」と名づけられ、レコード盤の元祖となり、ベルリナーが設立した会社はのちのビクターへと引き継がれていくこととなりました。


蓄音機の開発にあたっては、エジソンと電話の発明者グラハム・ベルとの激しい開発競争があり、ベルリナーはベル側についた人物となっています。

偉大なる発明家 トーマス・エジソン エジソンと関わった人たち

エジソンの蓄音機の論理自体は、すでに他の人によって考えられていましたが、実用化はエジソンによって行われました。

以前にご紹介した、エジソンの電球の話題でも同じようなことがありましたが、「実用化」することの意義は素晴らしいことに変わりありません。


エジソンの時代から、先に述べたような技術の進歩でどんどんと機器が変遷していきました。

しかし音を楽しむことの素晴らしさは、いつの時代も変わっていないと思います。

仕事の合間に、また今日も車内で音楽を楽しみたいと思います。

補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp

明治が終わり、大正が始まった

2010-07-30 10:07:35 | こよみ
7月30日(旧暦6月19日 一白 赤口 辛巳)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日は雨となりました。

所用で秋田市へ往復している途中、帰り道で強めの雨となったりと、所によって雨の量や降る時間帯は異なっているようでした。

北海道では豪雨被害が出るなど、酷暑とともに日本各地で警戒が必要な今年の夏となっています。

今朝も雨が降ったり、止んだりしています。

車の運転などに十分注意したいと思います。


今年は平成22年ですが、すでに半分が過ぎました。

平成の前は昭和、さらにその前は大正であり、またさらにその前は明治という元号となっています。

天皇一代につき一つの元号が用いられてきましたが、今日は1912年に「明治」から「大正」へと元号が改められた日となっています。


1868年1月25日の明治天皇即位により明治元年が始まり、明治45年に当たる1912年7月30日に明治天皇が崩御され、皇太子が践祚(せんそ)されて大正元年が始まりました。

現代人にとって明治期は、日本が急激かつ大きく変化を遂げた時代として認識しています。

明治の始まりは戦火によって幕を開け(鳥羽伏見の戦い)、政治の中心が東京に移り、次いで領地が天皇に属し(版籍奉還)、廃藩置県が行われるなど大改革が行われました。

暦も太陽暦が採用され、いろいろな混乱があったことは以前ご紹介しました。

12月3日 カレンダーの日



日本を取り巻く国際情勢も動いており、欧米各国はアジア地域にまで植民地化を進めようとしていました。

日本がそれに対するため、欧米と結んだ不平等条約の撤廃へ向けた外交、朝鮮半島を開国させるための「征韓論」に伴う政府内の対立、清(中国)との修好条約や琉球(沖縄)の帰属、台湾出兵、ロシアとの領土交渉などが行われ、同時に国内では産業振興による国力の強化(富国強兵策)を図りました。


国内の急激な変化によって反乱が相次いで起こり、明治10年には鹿児島で西南戦争が起こりました。

文明開化による西洋の学識の広まりは、全国の学校開設へとつながり、薩長土肥の「藩閥」による政治への反発から生まれた自由民権運動が、やがて国会開設への道筋となりました。

国会開設と大日本帝国憲法の制定がなされ、周辺国とは日清戦争、日露戦争、韓国併合という出来事が起こりました。

ざっと挙げただけでも、大きな時代であったことが分かります。

明治天皇を祀る神社は、東京の明治神宮が代表的で、今日は明治天皇祭が行われているとのことです。

明治神宮



個人的にこの日は、亡くなった祖父の誕生日に当たっていました。

まさに「大正元年生まれ」で、この記事を書きながらいろいろな事を思い出していました。

大正、昭和と経て、今は平和な時代となっています。

平和を維持していく上で、果たさなければならない義務も考えるべきだと思います。

補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp

三伏

2010-07-29 04:50:17 | こよみ
7月29日(旧暦6月18日 二黒 大安 庚辰)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

朝目覚めて窓を開けると、涼しい風が入ってきました。

昨日は横手市で35℃に達するなど、今年一番の暑さでした。

今日は雨予報となっており、少し水入りといったところです。


暑中見舞いの話題を何度かご紹介していますが、挨拶の文言としては「暑中見舞い申し上げます」が最も一般的に用いられています。

時代をさかのぼると、「拝啓、三伏(さんぷく)の候」というものも暑中や残暑の時節の挨拶として用いられたそうです。


この「三伏」については、見慣れない言葉になっていると思います。

三伏とは、「初伏(しょふく)」「中伏(ちゅうふく)」「末伏(まっぷく)」のことを言います。

6月の「夏至」の後の、3番目の「庚(かのえ)」の日が初伏、4番目の庚が中伏、「立秋(8月7日)」の後の最初の庚の日が末伏に当たります。

1月26日 干支

「伏」とは、中国の思想の陰陽五行説において、「金は火に屈伏する=金属は硬いが、強い火に溶かされる」という考え方から来ています。

一年のうちで、7月の大暑のあたりの火気がとても盛んであり、火と相性の悪い金に当たる「庚(かのえ=金の兄)」の日はあまり良くない日であると考えられ、この日は婚礼、種まき、旅行は避けるべきである、とされました。

現代では根拠に欠ける説ではありますが、やはり「暑さ」というものが人や作物にとって厳しいものということが根底にあると思います。


今日は「中伏」に当たります。

先日は「夏の土用の丑の日」があり、日本ではこの日にウナギを食することが定着しています。

これと似た風習として、韓国では三伏の日にサムゲタンやポシンタンを食べ、滋養強壮効果を得ているとのことです。

夏の暑さに対抗するには、たくさん汗を流し、しっかりと食べて、きちんと寝ることが効果的だと思います。

体の中から元気になって、「火の勢い」に負けないようにしたいと思います。


補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp

暑さ対策

2010-07-28 10:03:57 | 建築日記
7月28日(旧暦6月17日 三碧 仏滅 己卯)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

時折強めに吹く風にも熱を感じ、太陽の日差しは容赦なく照り付けています。

とはいえ、事務所にこもって仕事をするときは、いっそ外に出ていた方がましだと思うほどの室温となっているようです。

そろそろ事務所も根本的な暑さ・寒さ対策が必要となりそうです。


今日から七十二候の「土潤って蒸し暑し」となります。

真夏の雨は土を湿らせ、雨が上がったあとの気温上昇で湿度も上がり、たまらない蒸し暑さをもたらすという表現でしょう。

北東北の秋田県に住む私たちにとっては、この時期は暑いことには暑いですが、秋田県を訪れた他地域の人々にとっては、涼しさを感じる気候かと思います。

今では職場・商業施設のほとんどにエアコンがあり、家庭でもエアコンの普及が進んでいると思います。

今年はこの猛暑で、エアコンの売れ行きが好調だとのことです。


昔は当然エアコンが無かったわけですが、昔の人はどうやってこの暑さに対処していたのでしょうか?

江戸時代の町人たちの夏は、道や庭に水をまく「打ち水」をしたり、すだれをかけて日除けとしたりしました。

夏バテ対策には、なんと「甘酒」も飲まれていたようです。

お米の栄養成分はもちろん、麹の作用でビタミンやミネラルがつくられ、同量のご飯を食べるよりもより栄養が体に吸収されやすいとのことです。


しかし基本的には、夏はほとんど仕事をしないようにしたようです。

活動するときは、朝夕の涼しい時間帯に働くようにして、日の高い日中はなるべく休んでいたようです。

農業従事者や自営業者はこうした対処ができましたが、公務員である武士や勤め人はおそらく「我慢」が対処法だったと思います。


江戸時代は今よりも気温が低めだったという説もありますが、現代と一番異なることは、緑地が減ってアスファルトやコンクリートに変わった都市状況でしょう。

そして前述の、普及したエアコンからの排熱や、1980年代からの地球温暖化傾向などの要因が重なり、80年前に比べて熱帯夜は3倍以上に増えたとのことです。

これらは「ヒートアイランド現象」といい、暑さを避けるためにエアコンをもっと使うようになり、ますます熱帯化していく悪循環を招いています。


商業施設や飲食店によっては、冷房の効きすぎで寒さを感じることが多々あります。

冷房に頼りすぎない生活スタイルを心がけていきたいと思います。

補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp

7月最終週

2010-07-27 04:53:32 | 建築日記
7月27日(旧暦6月16日 四緑 先負 戊寅)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

うだるような暑さも、時折降る雨のおかげで打ち水のような効果となり、ジメジメしているものの少しは過ごしやすさを感じています。

盛夏の真っ只中ですので、冷たいものや冷房を自然と求めてしまいますが、冷やしすぎも体には毒です。

体調管理には注意して、暑い夏を乗り切っていきたいと思います。


気がつくと7月も最終週となり、今週の日曜日からは8月に入ります。

もうすでに2010年も半分を過ぎたこととなります。

日々の仕事などに追われていると、時間はあっという間にどんどんと流れていくような感覚を覚えます。

時間を無駄にすることの無いように、日々の計画や目標を決めて実行したいと思います。


補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先

有限会社 千葉建築

〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4

電話 0182-45-2325 FAX  0182-45-2304
携帯 080-1837-5342

mail kchiba@poem.ocn.ne.jp