芒種とカマキリ

６月６日（旧暦４月２４日　九紫　先負　丁亥）


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

今朝は気持ちの良い空が広がり、すでに５時の時点で太陽は高く上がっています。

昨日も局地的な土砂降りがあり、はっきりと雨と晴れの境がわかる天候となっていました。

今日はそのような心配もなさそうです。


今日から二十四節気の「芒種（ぼうしゅ）」となります。

イネ類などの「芒（のぎ）＝もみ殻の部分」を持った穀物の種まきをする時期ということです。

すでに秋田県南地域は、田植えも終わっていますので、昔とは農事の期間に開きがあるようです。

機械化が進んでいるので、それもさもありなん話でしょうか。


また、二十四節気を三等分した七十二侯では、「蟷螂生ず」５日間となります。

蟷螂（とうろう）は、「カマキリ」です。なにやら秋の虫のようなイメージがありますが、この時期にも出てくるようです。

カマキリはバッタよりも、シロアリなどに近い虫となっています。

獰猛な肉食昆虫ですが、その姿から日本では「拝み虫」、英語の「mantis」はギリシャ語の「予言者」から来ているそうです。


中国では、巨大なものに無謀にも立ち向かう弱小なもの、というたとえに「蟷螂の斧」という言葉もあります。

捕まえてもはげしい抵抗をする虫ですので、見かけたらそっとしておきたいと思います。

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