水の月と結婚生活

６月２日（旧暦４月２０日　五黄　大安　癸未　不成就日）


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

今日も暑い一日となりそうです。

いまだ厚手の長袖の作業着を着ていますが、明日からは薄手に衣替えして気分を新たに仕事をしたいと思います。


昨日から６月に入りました。

毎月恒例の月のご紹介にお付き合いいただければと思います。


６月は旧暦（陰暦）で「水無月（みなづき）」です。

梅雨で雨が降るのに、なぜ水が無い月なんだ、と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

これは水の「無い」月ではありません。

「無（な）」は、「～の」という助詞で、「みずのつき」＝「水月」という形となります。

田植えが終わり、田に水を張ることで「水張月」から転じたという説もあります。

５月の「皐月」も、新暦では６月１２日から始まるため、季節感がずれていましたが、６月も同じことが言えそうです。


さて、英語では６月は「Ｊｕｎｅ」です。

これはローマ神話の「ユノー女神」が由来となっています。

ユノー女神は、ユピテル神（ジュピター）の妻であり、ギリシャ神話では両者はヘラとゼウスに当たります。

ユノー女神は、「花嫁・結婚生活・妊婦」など女性の守護神です。

このユノーの月である６月に結婚式を挙げることで、花嫁が幸せになるという「ジューンブライド」という風習があります。


６月といえば、国民の祝日の無い月であり、昔はあまり好きな月ではありませんでした。

夏休みがない社会人となると、そういったこだわりが無くなり、むしろ深緑や山菜などの自然の恵みを楽しめる月となっています。

１年を前後期とした場合、６月は締めの月となります。

７月からの後期も前向きに始められるようにしたいと思います。

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