Weekendの麺処巡り 不如帰で牡蛎と生クリーム

　幡ヶ谷の「不如帰」、３月の限定麺はなんだろうかとネットを見
ていたらDolphin2（こなもん）さんのブログでアップされていた。
その翌日、よく利用する“とらさん”にもアップされていた。
　早速、築地場内の喰い道楽を某所でアップして幡ヶ谷へ。
　店頭に到着すると３月毎週末の限定麺の紹介が貼られていた。そ
の内容は、「牡蛎と生クリームの汁そば」980円で１日15食とあ
る。おいおい、先ほど築地場内でソテーされた旨い牡蛎を頂いてき
たばかりじゃないか、と思案しながら雨の中、暖簾がかかるのを待
つ。その間、こちらの限定狙いでよくお顔を拝見する方じたろうさ
んやFUJIIさんも並びに加われ、その分期待感も徐々に高ぶってくる。
　さて、開店となり限定と味玉のチケットを購入し一番奥の席へ。
店主さんの厨房作業が始まるとクリームの甘い香りと味噌の風味が
店内を被う。そして、登場した器には牡蠣がのり茶色く泡だったク
リームスープが食欲をそそる。スライス南瓜やキャベツも加わり豪
華な仕様となっている。
　そのスープ、味噌を感じさせないクリーミーで甘味も加わり、こ
れは旨い。喉ごしのいいストレートの麺と相性もバツグン。美味し
かった、ご馳走様。
限定メニュー　　Dolphin２さん　　じたろうさん

築地市場で喰い道楽 やじ満で牡蛎拉麺

　ここのところご無沙汰していた早朝の築地を覗くことにする。
ここに来ると男の仕事場といった匂いと雰囲気が漂い、威勢のい
いかけ声や寡黙に立ち振る舞う姿に元気を貰えるようで、自分が
すこし蘇生できたように感じられた。
　さて、場内の「やじ満」の暖簾をくぐると知った顔の親爺達が
黙々と箸を動かしている。注文の品がカウンターに運ばれてくる
と、市場での出来事を豪快に語り合っていた会話もピタリと止み、
静寂間が漂う。そんな光景を眺めていると、思わず吹き出しそう
なってくる。親爺達のつかの間の休息は、この止まり木なのかも
しれない。
　そうこうしていると「牡蛎拉麺」950円の登場。本日もソテ
ーされた牡蛎がでかい。海のミネラルをタップリと吸収できた。
この牡蛎も今月いっぱいで終了し、４月からは浅利拉麺が始まる
ので楽しみだ。ご馳走様。
やじ満

街を巡る 田端_西ヶ原 不動坂

　グッと冷え込んだ２月７日の朝、JR田端駅の南改札口を出発点に
田端から西ヶ原辺りを巡ってみた。当日は万歩計を付けての行動で、
自宅に帰りその数値を確認したら、19,307歩、33.594km（自宅
からの電車移動も含み）、1,140.7Calというものだった。
　さて、改札を出ると右側・西南方向に登りの階段坂がある。これが
「不動坂」。昔は、この近くに石造の不動明王立像が安置され不動の
滝があったという。1912年に始まった田端駅の拡張工事により移さ
れ、また1935年には現在の３丁目にある田端不動尊へ再移転してい
る。現在は坂道だけが残り、昔を忍ばせている。
（北区田端1-23辺り）