tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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吉野寿司(大阪船場・淡路町)の箱寿司・鯖寿司・むし寿司!

2021年01月18日 | グルメガイド
以前(2021.1.11)当ブログとFacebookで、「大阪ずし・たこ竹の上ちらし」を紹介したところ、今日までにブログで200ページビュー、Facebookには211人の「いいね!」と17件のコメントをいただいた。中でも驚いたのは、奈良市内で飲食店を営んでおられるBさんという女性のコメントだった。
※写真は、すべて1月15日に撮影



実家が昔のたこ竹(大阪・松屋町)のすぐ近所で、出前もされていたので、小さい頃からお寿司=たこ竹のちらしと冬は蒸し寿司だと思ってました。移転されてたんですね〜 今思うとほんとに大阪を代表するお寿司だったんだなあと思います。



子どもの頃からこんな美味しいちらしずしを召し上がっていたとは、うらやましい話である。そういえば私は生涯に2回、大阪府下でちらしずしをいただいたことがある。1回めは帝塚山(大阪市阿倍野区)の親戚の家(母から何か用事を頼まれて持参したとき)で、2回めは大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)で講演の前に。寝屋川のちらしは写真があるので貼っておく。何でも写真に撮っておくと、あとで役に立つ。ちらしずしはひな祭りの行事食として知られるが、大阪ではおもてなしのご馳走なのだ。


寝屋川市・喜多八のちらしずし(2014.12.1 撮影)

さて今回紹介するのは、「たこ竹」と並んで大阪の老舗・地域活「吉野寿司」の箱寿司(税別3,200円)、鯖寿司(同1,700円)、むし(蒸し)寿司(同800円)である。たこ竹は天保2年の創業、吉野寿司は天保12年の創業だ。吉野寿司は正しくは「𠮷野鯗」と書く。𠮷は土の下に口、すしはこんなに難しい字なのだ。大阪・難波の高島屋地下1階に出店されているので(テイクアウトのみ)、よくここで買う。しかしむし寿司は今回が初めてだ。









むし寿司の「原材料名」のところには《米(国産)、穴子、鶏卵、椎茸、きくらげ、鯛すり身、木の芽、醸造酢、醤油、食塩、砂糖、みりん》とある。こんな小さい体にたくさんの具材が詰まっているのだ。



鯖寿司は酢加減が絶妙、「二寸六分の懐石」(木枠の内のりが8.5cm)といわれる箱寿司は見た目も味も最高だ。やはり押しずし(大阪すし)は、大阪の伝統的な食文化なのだ。あ~、また食べたくなった!
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