tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

「清酒のルーツをたどる」バスツアー、楽しく閉幕!(2019.1.12)

2019年01月13日 | 観光にまつわるエトセトラ
南都銀行観光戦略室が発案し、奈良市観光協会が旅行企画・実施、奈良まほろばソムリエの会が協力した「チャレンジ日本遺産!清酒のルーツをたどる」バスツアーは、昨日(1/12)楽しく閉幕しました。中型バスを用意し、おかげさまで20人の定員が満席、スタッフを入れて23人のツアーを終えました。東京からお2人、あと京都、大阪、そして県内から。半数が女性で平均年齢も若く、いつもと違う華やかな雰囲気でツアーが進行しました。




正暦寺の大原住職が、菩提酛づくりのプロセスを解説

コースは、JR・近鉄奈良駅発→正暦寺で「菩提酛清酒祭」を見学・精進弁当の昼食→大神神社と高橋活日神社参拝→大安寺参拝(「笹酒」のふるまい)→今西清兵衛商店で試飲→17:00頃現地解散、というものでした。





メインはやはり「菩提酛清酒祭」。大きな甑(こしき)で、そやし水(天然の乳酸菌を大量に含んだ仕込み水)で麹を含んだ米を蒸しあげ、むしろの上で冷まします。十分冷ましたあとで、それらを酒母(麹に水と蒸し米とをまぜ酵母を加えて培養したもの)に投入、それを8つの酒蔵が持ち帰り、菩提酛(もと)づくりの清酒に仕上げる、というものです。





この日は菩提酛清酒の試飲や粕汁、お餅のふるまいもありました。お昼には境内の徳蔵院(参籠所)で精進弁当をいただきました。ここで奈良市から特製「ぐい飲み」のプレゼント。それで菩提酛清酒をひと口いただきながら、お弁当を平らげました。







午後は大神神社と境内の高橋活日(いくひ)神社(杜氏の祖神を祀る)、狭井神社を参拝。そのあとは大安寺で、がん封じのご祈祷をされた笹酒を「がん封じささ酒まつり」(1月23日開催)よりひと足早くいただきました。宝物館も拝観。最後は奈良町の今西清兵衛商店で試飲。





参加された皆さんには、大変ご満足いただきました。この勢いで、今春の日本遺産(清酒発祥)認定をめざします。



ご参加いただいた皆さん、添乗員を務めていただいた奈良市観光協会のTさん、写真撮影とガイド助手を務めていただいた同僚のMくん、ありがとうございました。このツアーは、毎年の定番ツアーにしたいです!
コメント (2)
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