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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

やまと花ごよみ2010

2010年10月26日 | 平城遷都1300年祭
「第27回全国都市緑化ならフェア~やまと花ごよみ2010」が、馬見丘陵公園(北葛城郡広陵町・河合町)をメイン会場として開催されている(11/14まで)。このフェアは、平城遷都1300年祭の県内各地事業(巡る奈良事業)に位置づけられている。
※やまと花ごよみ2010の公式ホームページ
http://www.yamatohanagoyomi.jp/





Wikipedia「全国都市緑化フェア」によると、このフェアは《日本の地方博覧会のひとつで、花と緑の祭典》《1983年、都市緑化意識の高揚、都市緑化に関する知識の普及等を図り、緑豊かな潤いのある都市づくりに寄与することを目的に、建設省の提唱で都市緑化基金が主催する第1回全国都市緑化フェアが大阪府で開催された。最大の行事である全国都市緑化祭もあわせて行われ、式典も秋篠宮文仁親王夫妻が出席して行われる》。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%83%BD%E5%B8%82%E7%B7%91%E5%8C%96%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2





オープン当日(9/18)のMSN産経ニュースによると《秋の大和路を花や緑で彩る「第27回全国都市緑化ならフェア~やまと花ごよみ2010」が18日から、馬見丘陵公園(広陵、河合両町)で始まる。都市緑化フェアは、緑豊かな都市づくりを目的に昭和58年から毎年開催されており、今年は平城遷都1300年祭に合わせ、県が会場に選ばれた》。





《馬見丘陵公園は、甲子園球場16個分の広さといわれ、約65ヘクタールの広大な会場に700品種60万株の花が植えられている。なかでも県が日本一の球根生産量を誇るダリアは、200品種5千株が植えられ、ダリアのなかでも最大の花を咲かせる「エモリーポール」や、最も背が高い「皇帝ダリア」などを楽しむことができる。奈良時代に遣唐使船が渡った大海原をイメージした「馬見花苑」という大花壇も見ものという》《まちづくり推進局緑化フェア推進室は「美しい花に彩られた古都を楽しんでいただき、緑化の大切さを知ってほしい」と話している》。





10/15(金)には、秋篠宮ご夫妻をお迎えして、メイン行事「全国都市緑化祭」が行われた。奈良日日新聞(10/22付)によると《「花の都」奈良づくりを―全国都市緑化祭秋篠宮ご夫妻出席》《馬見丘陵公園(広陵町・河合町)をメーン会場に開催中の「第27回全国都市緑化ならフェア」(11月14日まで)の中心的行事「全国都市緑化祭」(県など主催)が15日、同公園で開かれた。式典には秋篠宮ご夫妻をはじめ来賓約330人が出席し、緑豊かな潤いのある街づくりに向けて尽力する思いを強めた》。





《会場周辺には、秋篠宮ご夫妻をひと目見ようと行事開始前から多くの県民らが駆け付け、姿を確認すると手や日の丸の旗を大きく振って歓迎した。式典で、荒井正吾知事が「花や緑には人を和ませる力がある。(同フェアで)花や緑の魅力を味わってもらい、今後も関心を深めていただきたい。花の都『奈良づくり』に努めたい」とあいさつ。秋篠宮さまは「あらためて花や緑が持つ効果を認識し、地球環境と調和した街づくりを実践していく必要があると考えます。ここ奈良県から緑化推進運動の輪が、さらに大きく世代や地域を越えて広がっていくことを祈念します」と述べられた》。




 
《地元の広陵、河合両町の小学6年生10人が、平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」と一緒にステージに上がり、「力を合わせて掛け替えのない花を守り緑を育て、愛する奈良や日本を緑豊かにすることを誓います」と力強く宣言した。また、緑化祭開催を記念して前日には祝賀会が奈良ホテル(奈良市高畑町)であり、国土交通大臣政務官の小泉俊明氏や荒井知事、出口武男県議会議長ら約200人が出席。出口議長の乾杯で開催を盛大に祝った》。





来場者数も、順調に伸びている。奈良新聞(10/21付)によると《来場者20万人突破 - 全国都市緑化ならフェア・開幕から1カ月》《県は20日、広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園で先月から開催されている第27回「全国都市緑化フェア」の来場者数が同日現在で20万人を突破したと発表した》。





《開幕した9月18日から今月19日までの来場者の推移は、最初の1週間が3万5340人で、1日当たり5049人となるなど出足好調。今月1~7日も3万6610人と順調に伸ばし、15~19日は4万8750人で1日9750人と1万人近い人出を記録。今月11日の祝日には1万5000人の来場者があった》。





20万人達成記念のイベントも開催された。奈良新聞(10/22付)によると《せんとくんと真剣勝負 - 全国都市緑化ならフェア・20万人達成記念イベント》《第27回「全国都市緑化ならフェア」の来場者20万人目達成記念イベントが21日、同公園「花なら広場」のイベントステージで開かれた》。





《イベントは、人気者の平城遷都1300年祭の公式マスコット「せんとくん」と来場者とのじゃんけん大会。じゃんけんのたびに会場は大きな歓声が上がり、盛り上がった。最終に残った5人にガーデニンググッズ、優勝者には加えてダリアの球根セットがプレゼントされた》。





私が馬見丘陵公園を訪ねたのは、10/23(土)の午後だった。さわやかな秋晴れとあって、家族連れなど、たくさんの方が会場を訪れていた。それでも会場が広いので、混雑感はない。しかし「花より団子」と、ソフトクリームを買おうとすると、長蛇の列ができていた。





自治体や企業の出展もあった。上の2枚は、鹿児島県(来年の緑化フェアの開催県)と群馬県(08年の開催県)の展示である。人気を集めていたのが「ホッケーをするせんとくん」をあしらった南都銀行の展示。「あっ、南都くんや」「いや、あれは服が違うだけで、せんとくんや」などという声が飛び交い、記念撮影をする人が跡を絶たない。さすがの人気ぶりである。

案内板には《環境保全への取り組みとして、奈良・吉野の間伐材を使用した「憩い」の場を提供。平城遷都1300年祭を応援する目的でデザインした南都銀行オリジナル「せんとくん」の躍動感は、自然にやさしい奈良の未来(あす)を象徴しています》とあり、「銅賞」のマークが付いていた。





過去の緑化フェアを見ていると、やはり春の開催が多い。「みどりの日」も、5/4である。「1300年祭のオープニングと重なると準備が大変なので、秋に回したのかな」と勘繰っていたが、秋にはダリアやコスモスが咲くので、これはこれで見事である。コスモスも、休耕田などに植えられているものとは違い、大輪だし、手入れも行き届いている。写真を撮っている横から、何人ものスタッフが来られて、半分散った花や、枯れた花弁などを摘んでいる。あっという間に一輪車(手押し車)が満杯になった。おかげさまで、そのあとはご覧のようにキレイな写真が撮れた。





こんな楽しいフェアなのに、入場は無料である(駐車場も無料。ただし土日は満杯になるので要注意)。また、11月からは16時に閉場となる(今は16時30分まで)。コスモスもダリアも、今が見頃である。ぜひ皆さん、お早めに「やまと花ごよみ2010」をお訪ねいただきたい。
http://www.yamatohanagoyomi.jp/
コメント (4)
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