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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

Topic 寮美千子さんの「ならまち暮らし」連載開始!

2010年10月14日 | お知らせ
ならまち大冒険 まんとくんと小さな陰陽師
寮 美千子
毎日新聞社

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9/26付毎日新聞奈良支局の「社告」に《10月から新紙面》《新たなコラム執筆者として、奈良国立博物館学芸部長の西山厚さん、奈良町で暮らす泉鏡花文学賞作家の寮美千子さんをお迎えします》《【水曜日】◇2奈良面=☆西山厚さんコラム(第1、第3週)▽☆寮美千子さんコラム(第2、第4週)》という情報が載っていた。

いよいよ昨日(10/13)の毎日新聞奈良版に、寮さんの「ならまち暮らし」第1回が載った。ご自身は当日、Twitterで《10/13毎日新聞奈良版エッセイ「ならまち暮らし」初回は、奈良に転居してきた理由と、奈良アートプロムについて。「古いものだけが魅力なのではない。いま生まれつつある文化の息吹。それもまた楽しくて、ますます忙しくてならない」連載は隔週水曜日。庶民目線からの発信です》とつぶやいておられる。
※これがファンタジーだ!『夢見る水の王国』(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/84e4a2c79e19b1fb36db9bd849e0d911

夢見る水の王国 上 (カドカワ銀のさじシリーズ)
寮 美千子
角川書店(角川グループパブリッシング)

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記事には《なぜ奈良に? と必ず聞かれる。親類縁者がいたわけではない。修学旅行で来て以来、奈良はいいところだと思っていた。静かなお寺がいい。こぢんまりとした町の大きさがいい。自転車で走ればすぐに田んぼが広がるのがいい。町家の風情がいい。神社やお寺もやまほどあって、さまざまな講座も開かれている。物書きをしながら、お寺や神社を巡って、ゆっくり暮らそう、と思っていた》。

《ところが、そうはいかなかった。怖ろしく忙しいのだ。奈良が面白すぎるからだ。年がら年中、どこかで伝統行事がある。お寺や博物館の講演もある。興味のままに走り回るわたしを見て、東京の編集者は「ああ、寮美千子を奈良にやったのは間違いだった!」と嘆息した》。

《10月のはじめにも「奈良アートプロム」という現代美術の催しがあった》《古いものだけが魅力なのではない。いま生まれつつある新しい文化の息吹。それもまた楽しくて、ますます忙しくてならない》。
※奈良アートプロム(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/7d566f0b66ec47f2495ffad417190a1b

一方の西山厚さんの連載については、すでに銀とき子さんが紹介されていたので、こちらをご覧いただきたい。
http://cherry.blog.eonet.jp/tokiko/2010/10/post-1b43.html

空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集
受刑者
長崎出版

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寮さんは、07年から奈良少年刑務所社会性涵養プログラムの講師をお務めになり、10年6月、授業の成果をまとめた『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』(長崎出版)を出版された。今は佐保短期大学非常勤講師を務めるかたわら、オペラ『ラジオスターレストラン 星の記憶』(12年に金沢歌劇座で上演予定)の脚本を執筆されるなど、旺盛な活動を展開中だ。

ならまちに移り住んだ泉鏡花賞作家が、日々何を感じ、何をしようとしているのか。それを知るのに、庶民目線から発信される「ならまち暮らし」は、必読ですよ!
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