つい先日、平城遷都1300年祭の「公式ガイドBOOK vol.1」を頂戴した。9/23の100日前イベントで一部配布されたそうだが、大々的に配布されるのは10月からだという。もちろん無料で入手できる。読売新聞奈良版(9/26付)によると
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20090925-OYT8T01301.htm
《1300年祭公式ガイド第1号 催し、料金詳細に アクセス早見表も 来月から無料配布》《2010年開催の平城遷都1300年祭の各行事や会場までの交通手段などを紹介した「公式ガイドBOOK」(A4判オールカラー32ページ)の第1号が完成した。同祭を主催する平城遷都1300年記念事業協会が25万部発行。県内の各市町村やJR、近鉄の主要駅、道の駅、観光案内所などで10月から順次、無料配布する》。
《元日前夜から始まる奈良公園や信貴山などでのオープニングイベントから、主会場の平城宮跡(4月24日~11月7日)で繰り広げられるツアーイベントまで、施設の内容、利用料金などを網羅。公式マスコット「せんとくん」生みの親で彫刻家の籔内佐斗司さんと荒井知事による対談も掲載している》。
《また、県内の地域を「玄武」(平城京周辺)、「白虎」(斑鳩・信貴山周辺、葛城周辺)、「青龍」(飛鳥・藤原周辺、大和高原・宇陀周辺)、「朱雀」(吉野周辺)と「四神」になぞらえて分類。各地域で来年1~3月に行われる社寺や地域の関連催しを案内し、最寄り駅やバス停、運賃などが一目で分かる「アクセス早見表」も付いている。公式ガイドBOOKは今後、3回にわたって順次発行する予定。同協会は「このガイドブックを持って、祭りだけでなく、県内全域を巡り歩いて楽しんでほしい」とPRしている。問い合わせは同協会(0742・23・2010)》。
記事のうち、県内各地を「四神になぞらえて分類」という所が、スッと頭に入りにくいだろう。四神(しじん)とは、東西南北それぞれの方角を司る霊獣である。奈良検定に備えて、私は東南西北(トーナンシャーペー=時計回り)の順に、「青春の白黒」(青=青龍、しゅ=朱雀、白=白虎、黒=玄=玄武)と暗記するよう提案したが、これさえ覚えていれば大丈夫である。
「ガイドBOOKの中身を今すぐ見たい」という気の早い方は、平城遷都1300年記念事業協会のHPをご覧いただきたい。PDF形式ですべてのページが紹介されている。
http://www.1300.jp/about/what/public/guidebook/index.html
お祭りまで残り100日を切り、ようやくムードが盛り上がってきた。「1300年祭って、何するの?」とおっしゃっている皆さん、ぜひこの楽しいガイドBOOKを入手され、周囲の方にもお祭りをPRしていただきたい。