tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

これはうまい!無鉄砲つけ麺「無心」

2009年09月19日 | グルメガイド
今日(9/19)のランチに、念願の「無心」に行ってきた。いわずと知れた名店「無鉄砲」のつけ麺専門店である。これまで20人待ちの行列をずっと見てきたが、今日の午後1時過ぎに通りかかると、並んでいたのはわずか3人だったので、急いで並んだのである。このお店を当ブログで紹介したのは8/11のことだったが、今も毎日30~50人のアクセスをいただく。全くこの人気ぶりには、驚くばかりである。
※8月24日OPEN!無鉄砲のつけ麺店「無心」(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/212d0e0eb4da9b830c161e066246b33b 

食券を買って並び始めると、すぐ店員さんがメニューの確認に来られた。食券の内容と、麺が「冷やもり」(Cool)か「あつもり」(Hot)かを聞いて厨房に伝えるのだ。麺が太いのでゆで上がるのに時間がかかります、と貼り紙にあったが、この仕組みだと、座ってすぐに麺が出てくるのでとても合理的だ。



待ち時間3分以内で店内へ。座って3分程度で料理が運ばれてきた。私が選んだのは、あつもりの豚骨つけ麺(並)850円と中ライス150円で、ジャスト千円だった。つけ麺にしろラーメンにしろ、私にはスープが辛く感じられるので、どこでもたいてい「ラーメンライス」にするのである。これは関西人特有の食習慣のようであるが(ちなみに隣に座った学生風の男性も、この食べ方だった)。

まずは麺を2/3ほどスープに漬けて、ひと口。これはうまい。無鉄砲ラーメンの(濃厚で美味しい)豚骨スープを、もっと濃厚に、塩気も強くしたような具合なのだ。このダシを取るのは大変なご苦労だったろう。分厚いチャーシュー短冊も、わりとたくさん入っている。底からほんのりユズとネギが香る(ネギやユズを抜いてもらうこともできる)。麺は関西風にやや柔らかめにされているようだが、私には十分硬い。麺をドボンとつけ汁に漬けると辛いので、私はいつも2/3だけ漬けることにしている。

途中からテーブルの紅ショウガを足すと、豚の匂いがライトになって、これも良い。ピリ辛の高菜はご飯に載せてもイケる。店員さんはマメに「つけ汁が冷めましたら、温め直します」と声をかけていた(「あつもり」にすると、この手間が省ける)。



麺が終わったので、つけ汁に透明なダシを足してもらった。ダシは豚、鶏、魚のうちから選べるのである。私は迷わず「魚ダシ」を選んだが、これは正解だった。豚骨と魚介のダブルスープは、狩猟と漁労で命をつないでいたご先祖の記憶を呼び覚ますのだろうか、脳髄にジーンと染み渡る旨さである(ちなみに私は自宅でも、うまかっちゃんの粉末スープに、ジャコと鰹節でとったスープを加えて食べたりするが、こうすると味はグンと良くなる)。残ったご飯にスープを合わせていただくと、あー極楽、極楽。

「ごちそうさま」と声をかけて店を出たところで、若い女性の店員さんに呼び止められた。「味はいかがでしたか」と聞かれたので「とても美味しかったです。ブログを書いているので、今日のことも書いておきます」と言うと、思い当たることがあったのか「社長を呼んできます」とのこと。ほどなく出てこられた赤迫重之さん(有限会社無鉄砲 代表取締役)は、HPでおなじみのお顔だった。当ブログの記事もご覧になっていた。「さすがの味でした。近所に住んでいますので、また来ます」とお伝えしておいた。
http://www.muteppou.com/

それにしても、近所に良い店ができたものだ。ラーメン類は寒い季節が本番なので行列は続くだろうが、今日のようにうまく間隙を突き、時々は顔を出したいものである。皆さんも、少し時間帯をズラしてチャレンジしていただきたい。あー美味しかった、美味しかった。

※【所在地】奈良市中町323-1(ラーメン・ポパイ跡地。第二阪奈・中町インターから北へ少し)
【TEL&FAX】0742-51-7272
【営業時間】 昼の部:11:00-15:00(売切れ次第終了)夜の部:18:00-21:00(売切れ次第終了)
【定休日】月曜日(暫定)
http://r.tabelog.com/nara/A2901/A290102/29004440/
コメント
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