tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

募集開始!ぐるっと大和の古社まいり(PARTⅠ.御県坐神社編)第11回古社寺を歩こう会

2012年10月01日 | 古社寺を歩こう会
今年(2012年)は、古事記完成1300年の記念年。奈良県は、日本書紀完成1300年の2020年まで、「記紀万葉プロジェクト」を走らせています。6月には神社本庁が監修する神社検定(神道文化検定)も始まり、出雲では「神話博しまね」が開催されるなど、ちょっとした神話・神社ブームの様相です。

そこでわが「古社寺を歩こう会」では、「ぐるっと大和の古社まいり」シリーズを発足させることにしました。単純に神社をお参りするだけではなく、テーマを決めて、県下の由緒ある古社を巡拝しよう、という趣向です(適時開催)。

初回(PARTⅠ.)のテーマは、「大和の六御県坐(むつみあがたにます)神社」まいりです。大和の国の御県坐(みあがたにます)神社をお参りするもので、計9社すべてを1日で巡拝します。実施日は紅葉も見頃の11月25日(日)としました、ご案内役は、奈良県観光ボランティアガイド連絡会会長の木村三彦さんです。木村さんには「バスで巡る!神武天皇の聖蹟」ツアー(第9回古社寺を歩こう会)も、ご案内いただきましたので、ご存じの方も多いと思います。
※トップ写真は木村三彦さん。第9回古社寺を歩こう会「バスで巡る!神武天皇の聖蹟」ツアーで

御県坐神社(御縣神社)とは何でしょう。まず御県(みあがた)とは《上代、天皇の食事に供える蔬菜(そさい)を栽培した朝廷の直轄地》(デジタル大辞泉)のことです。蔬菜とは野菜・青物のこと。つまり、天皇のための野菜を栽培している神聖な菜園の霊を、「御県神」としてお祀りしたのが御県坐神社というわけです。どのような土地が大和の「御県」に選ばれたのか、興味津々です。これはめったにないディープなツアーになりそうです。

 神社検定公式テキスト?『神社のいろは』
 監修 神社本庁
 扶桑社

延喜式祝詞には、大和の国の6社の御県坐神社(大和の六御県坐神社)が登場します。うち2社には1社ずつ異説地があり、それら(2社)を加えると計8社。そこに、延喜式「神名帳」にのみ記載のある久米御県神社を加えると、計9社になります。今回は、この9社すべてをバスで1日かけて巡拝します。なお古代、大和の国=奈良県ではなく、ほかに葛城の国、都祁の国、吉野の国がありました。大和の国には15の郡があり、うち6郡に「御県」がありました。

以下のコースは、奈良交通のYさんにざっとプランニングしていただきました。まだ下見をしていないので若干の変更の可能性がありますが、大まかな旅程を書いておきます。

集合:11月25日(日)午前8時頃、近鉄奈良駅・JR奈良駅
午前の部
①添(そう)御県坐神社(歌姫・奈良市)→②添御県坐神社(三碓・奈良市)→道の駅「大和路へぐり」(トイレ休憩)→③葛木御県神社(葛木・葛城市)→昼食場所へ
午後の部
④久米御県神社(久米・橿原市)→⑤高市御県神社(四条・橿原市)→⑥十市御県坐神社(十市・橿原市)→⑦志貴御県坐神社(金屋・桜井市)→⑧山辺御県坐神社(西井戸堂・天理市)→⑨山辺御県坐神社(別所・天理市)
解散:午後4時半頃、天理駅(近鉄・JR)で。希望者は懇親会(打ち上げ)へ


今回は北中和地区(大和の国)に集中しているので、効率よく回れますが、何しろ9か所もお参りしますので解散は午後4時半頃になります、ご留意ください。

参加費用は、貸切バス代、昼食代、資料代、傷害保険料などを含んで@4,800円の予定です。希望者による打ち上げは、別途@3,000円(女性は@2,500円)で実施する予定です(飲み物つき)。お申し込みの締め切りは10月20日(土)といたしますが、先着順(定員80名)ですので、お早めにお申し込み下さい。(締め切り日に定員に達していない場合は、継続して募集することがあります。) めったにないデイープなツアーですので、ぜひお友達もたくさんお誘いください。お申し込みの際は、

1.ご住所
2.お名前
3.携帯電話番号(またはご自宅の電話番号)
4.乗車地(近鉄奈良駅、JR奈良駅の別)
4.打ち上げ参加の有無


を明記の上、以下の専用アドレスあてメールをお送りください(グループでご参加の場合、ご住所と電話番号は代表者のみで結構ですが、お名前は全員の氏名をお知らせください。また打ち上げ参加の有無も、全員分をお知らせください)。携帯メールではなく、パソコンからお送りください。着信があり次第(約1週間以内に)、私から返信いたします。直前(11月18日以降)のキャンセルは、お1人1,000円を申し受けます。
※「奈良まほろばソムリエ友の会」の皆さんには別途、メールを送付しますので、そちらからお申し込みください。
※私の同僚および「ナント・なら応援団」の皆さんには別途、申込書を送付しますので、そちらからお申し込みください。

[当ブログご愛読者専用の申し込みアドレス]
kosyaji@goo.jp

私たち奈良まほろばソムリエが協力して実施している奈良交通さんの「まほろばソムリエと行く!『古事記』をめぐるバスツアー」はおかげさまでご好評を博しています。《このツアー、いつも満席キャンセル待ちです。それもそのはず、本日のお客様アンケート「満足」に採点されたお客様 100%でした。お客様、ソムリエの皆様ありがとうございました》(奈良交通添乗員SさんのFacebook)というお言葉もいただいています。

「『古事記』をめぐるバスツアー」ともども、当「ぐるっと大和の古社まいり」をよろしくお願いいたします。紅葉のシーズン、大和の古社をご一緒にお参りしましょう!
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第10回古社寺を歩こう会が、盛会裡に閉幕!

2012年06月03日 | 古社寺を歩こう会
昨日(6/2)は、「天誅組大和義挙プレ150年記念事業」として開催いたしました第10回古社寺を歩こう会「五條市で天誅組の史跡を訪ねる」に、64名のご参加をいただきました、有り難うございました。また五條市観光ボランティアガイドの会(会長 櫻井秀清)さま、天誅組大和義挙150年記念事業実行委員会(名誉委員長 田中修司)さま、山本本家さま、山田旅館さまには格別のお世話をいただき、本当に有難うございました。五條の皆さまの温かいおもてなしには、感激いたしました。

2本の講演(北谷美和子さま、舟久保藍さま)とウォーキング・ツアー、柿の葉すしの昼食、地元名産品の斡旋、VTRによる記念撮影など、今回は盛りだくさんな内容となりました。天誅組にまつわる興味深いお話に感銘を受け、天誅組ゆかりの地と五條新町(重伝建)の景観に感動し、充実した時を過ごすことができました。最終地点近くでひどい夕立に遭遇し、閉会式も、きちんとしたご挨拶もできず、それが唯一の心残りです。

それにしても五條市は、伝統ある歴史に育まれた素晴らしい町でした。整然とした新町の町並みと、雄大な吉野川の自然景観とのコントラストにも、目を見張りました。解散後、希望者による懇親会に移る頃には天気もウソのように回復し、地元の皆さまと楽しい歓談の時を過ごすことができました。来年の本番(天誅組大和義挙150年)が、楽しみです。

昼食場所で展示即売された山本本家さんの純米酒「松の友」、お土産として斡旋させていただいた金時堂さんの「寅太郎饅頭」、柿の葉すしたなかさんの柿の葉すしと「五条楽」、新町を歩きながらいただいた「餅商一ツ橋」の揚げ餅、すべて美味しくいただきました。

五條新町(by 旅と映像制作「kunea」)/Preservation District for Groups of Historic Buildings~

早速ご参加者からは、たくさんのコメントやメールをいただきました。宇陀市から参加されたMさんは、当ブログにこんなコメントをくださいました。《個人では決して体験できない貴重な一日、本当に勉強になりました。改めて感謝します。すごく面白かったです。お疲れさまでした》。

大阪市から参加されたFさんからは《地元の皆様の暖かいお心遣いに感動し、感謝する一日でした。最後の旅篭(山田旅館)の皆様には感謝するばかりです。タオルを貸していただき助かりました。ひどい豪雨でしたから、全身びしょ濡れでしたので助かりました。あついお茶も、冷えた体にありがたいことでした》というメールを頂戴しました。

斑鳩町のIさんからは《おかげさまで大変充実した一日となりました。また、地元ボランティアガイドの皆さまの熱意や、雨宿りさせていただいた山田旅館さまのご親切も忘れられません。機会がありましたら感謝の気持ちをお伝えください》。堺市のKさんからは《五條には単独で何度か行ったことはあるのですが、ガイドの方に説明されて、再発見したことが一杯ありました。知り合いも徐々に増えてきて、楽しかったです。また、終盤の豪雨の際には傘に入れて頂き、恐縮です。次回を楽しみにしています》。

ご参加者からは、早くも「次はどこへ?」という声をいただいています。いつも凝りに凝り、地元にも大きなご負担を強いる「手作り着地型ツアー」ですので、なかなか頻繁には開けませんが、奈良県下には「かくれ名所」が豊富ですし、天誅組では、終焉の地・東吉野村訪問も残っています。次回も良い企画をしたいと考えています。

お世話いただいた地元の皆さま、ご参加者の皆さま、そして裏方でお手伝いをいただいたウチの先輩・同僚の皆さまに改めて感謝いたします、有難うございました!
※当日の模様が、奈良新聞(6/3付)で紹介されました。

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締め切りました!五條市で天誅組の史跡を訪ねる(第10回古社寺を歩こう会)

2012年05月30日 | 古社寺を歩こう会
6/2(土)に開催する第10回古社寺を歩こう会「五條市で天誅組の史跡を訪ねる」に、68人のお申し込みをいただきました、有難うございました。当ブログからのお申し込みが18人(うち懇親会ご参加が4人)、奈良まほろばソムリエ友の会から28人(同5人)、私の同僚・先輩が22人(8人)となりました。

念のため、当ブログからお申し込みの方のイニシャルを記載しておきます。○は懇親会ご参加、□は不参加のマークです。「私の名前がない」etc.という方は、こちらのメールアドレスまでご連絡をお願いいたします。(gojo@goo.jp)

奈良市のO川さん(□)、奈良市のH野さんご夫妻(□)、宇陀市のMさん(□)、生駒市のI本さん(□)、香芝市のM本さんご夫妻(○)、五條市のI田さん(○)とN野さん(○)、大阪府堺市のK井さんグループ4名さん(□)、滋賀県守山市浮気町(ふけちょう)のK林さん(□)とS田さん(□)、奈良県職員のTさん。

K林さんとS田さんは、たまたま同じ守山市浮気町から別々にお申し込みをいただきました。なお今回は第10回を記念して、橿原市のpurariさんご夫妻(○?)にビデオ撮影をしていただき、短く編集して当ブログ等にアップする予定です。また新聞社からも取材が入る予定です。顔出しがダメな方は、事前に私までご連絡をお願いいたします。
※奈良まほろばソムリエ友の会からのご参加者には、先ほど全員にメールを送りましたので、ご確認ください。

1つ、変更があります。屋根の葺き替え工事中の山田旅館さんは、まだ工事が完成せず、飲食ができなくなりました。つきましては、解散は山田旅館横の西方寺駐車場とし(解散時刻は変わらず)、懇親会場は長屋門周辺に移して行います(帰りの列車は変わらず)。懇親会のお料理もシンプルなものに変わりますので、懇親会費は、男性2,000円(当初3,000円)、女性1,000円(当初2,000円)に値下げさせていただきます。地元・山本本家の冷酒(吟醸酒、純米酒)も出てまいりますので、とてもおトクになりました。

以下、スケジュールを再掲しておきます。天気予報では曇時々雨です。雨天決行ですので、雨具をお忘れなく。昼食はついています。前回、土曜と日曜を間違えた方がいらっしゃいました。「土曜日」の開催ですので、お間違えのないように。

6月2日(土) 雨天決行(荒天中止)
10:30頃 JR五条駅前集合(和歌山方面行は10:22着、奈良方面行も10:22着)
順次マイクロバスに分乗し、五條代官所長屋門(史跡公園)へ。集金・開会式・グループ分け。
ここで北谷美和子さん(五條市観光ボランティアガイドの会)の講話をお聞きし、その後五條市役所・旧五條代官所跡、桜井寺・天誅組本陣跡、乾十郎顕彰碑など

12:40頃 五條市立体育館着(柿の葉すしなどの昼食・お汁もののふるまいとお話)
田中修司さんのご挨拶(「維新の魁[さきがけ]・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会会長。先ごろ朝日新聞に「人生あおによし」を執筆されました)
舟久保藍さん(同協議会特別理事)による講話と、ご著書『維新の魁 天誅組』の配付
山本本家「松の友」純米酒(300ml)などの特別販売

13:40頃 乾十郎宅跡、栗山家住宅(重文)、中家住宅(県指定文化財)、森田節斎宅跡、まちや館、まちなみ伝承館、松倉公園、五新鉄道高架橋、西方寺、山田旅館など 15:45頃 解散

直帰の方は、徒歩でJR大和二見駅へ向かう(約10分)。
(王寺方面16:18発、和歌山方面16:06発)
懇親会(打ち上げ)参加の方は、長屋門周辺で懇親会(90分程度)。
終了後、徒歩でJR五条駅へ。(王寺方面17:59発、和歌山方面17:53発)

○歩く距離は、約3kmです(舗装道路)。
○新町通りでは、老舗「餅商一ツ橋」のお餅をお1人1個、プレゼントします。
○昼食には、柿の葉すし本舗たなかの寿司弁当を用意しています。
○ツアー参加者全員に、舟久保藍さんの著書『維新の魁 天誅組』(頒価1,000円)を進呈します。ご希望者には、五條のお土産も斡旋いたします。
○参加費 @2,500円(当日集金。昼食代、書籍代、ガイド料、保険料などすべて込み。JR五條駅までの交通費は各自負担)
○懇親会参加費(別途・希望者のみ)男性@2,000円、女性@1,000円(当日、現場で集金)
○上記3名様のほか、五條市観光ボランティアガイドの会、天誅組大和義挙150年記念事業実行委員会、「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会などに特別協力していただきます。

2人の講話とガイドつきウォーク、ガイドブック、名物弁当とお汁もの、「餅商一ツ橋」のお餅がついた「第10回記念」特別ツアーです。当日をお楽しみに!
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いよいよ近づく!五條市で天誅組の史跡を訪ねる(第10回古社寺を歩こう会)

2012年05月18日 | 古社寺を歩こう会
来年(2013年)は、「天誅組蹶起(けっき)150年」にあたり、県下では様ざまなイベントが計画されています。これを先取りして6/2(土)、「第10回古社寺を歩こう会」として、「五條市で天誅組の史跡を訪ねる」というウォーキング・ツアーを開催します。本日(5/18)を締切日として、すでに約50人のお申し込みをいただきましたが「100人までは大丈夫です」(五條市観光ボランティアガイドの会)との心強いお言葉をいただきましたので、募集期限を5/25(金)まで延長いたします。まだお申し込みいただいていない方は、ぜひこの機会にご参加ください。

5/4(金)に下見を行い、訪問地の順序などを少し変更しました(集合・解散の時間などは変更ありません)。以下に最新のスケジュール表を掲げておきます。
(午前中は天誅組の史跡、午後は重伝建・新町通りを中心に歩きます。)


これら3枚の写真は、長屋門で撮影(5/4)

○スケジュール(案)
6月2日(土) 雨天決行・荒天中止
10:30頃 JR五条駅前集合(和歌山行は10:23着、奈良行は10:30着)
開会式のあと、10:45マイクロバスで五條代官所長屋門(史跡公園)へ
長屋門前で北谷美和子さん(五條市観光ボランティアガイドの会)のご講話をお聞きし、その後五條市役所・旧五條代官所跡、桜井寺・天誅組本陣跡、乾十郎顕彰碑など

12:40頃 五條市立体育館着(昼食・お味噌汁のふるまいとお話)
田中修司さんのご挨拶(「維新の魁[さきがけ]・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会会長。先ごろ朝日新聞に「人生あおによし」を執筆されました)
舟久保藍さん(同協議会特別理事)によるご講話

13:40頃 乾十郎宅跡、栗山家住宅(重文)、中家住宅(県指定文化財)、森田節斎宅跡、まちや館、まちなみ伝承館、松倉公園、五新鉄道高架橋、西方寺など

15:15頃 山田旅館(筏宿[いかだやど]で、市内最古の旅館)館内見学
15:45頃 解散

直帰の方は、徒歩でJR大和二見駅へ向かう(約10分)。
(王寺方面16:18発、和歌山方面16:06発)
懇親会(打ち上げ)参加の方は、そのまま山田旅館で懇親会(90分程度)。
終了後、徒歩でJR大和二見駅へ。(王寺方面17:45発、和歌山方面17:55発)



○歩く距離は、約3kmです(舗装道路)。
○新町通りでは、老舗「餅商一ツ橋」のお餅をお1人1個、プレゼントします。
○上記3名様のほか、五條市観光ボランティアガイドの会、天誅組大和義挙150年記念事業実行委員会、「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会などに特別協力していただきます。
○昼食には、柿の葉すし本舗たなかの寿司弁当を用意しています。
○ツアー参加者全員に、舟久保藍さんの著書『維新の魁 天誅組』(頒価1,000円)を進呈します。ご希望者には、五條のお土産も斡旋いたします。
○参加費 @2,500円(当日集金。昼食代、書籍代、ガイド料、保険料などすべて込み。JR五條駅までの交通費は各自負担)
○懇親会参加費(別途・希望者のみ)男性@3,000円、女性@2,000円(当日集金)



お申し込みは、
1.ご住所
2.お名前
3.携帯電話番号(またはご自宅の電話番号)
4.懇親会(打ち上げ)参加の有無


を明記の上、以下の専用アドレスあてメールをお送りください(グループでご参加の場合、ご住所と電話番号は代表者のみで結構ですが、お名前は全員の氏名をお知らせください。また打ち上げ参加の有無も、全員分をお知らせ願います)。携帯ではなく、パソコンからお送りください。着信があり次第、私から返信いたします。

gojo@goo.jp

お申し込みの締切は、5月25日(金)といたします。
直前(5月28日以降)のキャンセルは、お1人1,000円を申し受けます。

※「奈良まほろばソムリエ友の会」の既存メンバー(昨年に入会され、メルアドをお持ちの方)および「なら観光サロン」のメンバーには、別途アドレスからメールをお送りしていますので、そちらのアドレスに「返信」でお申し込みいただいても結構です。

ガイドつきウォーキングとお2人の講話、ガイドブック、名物弁当とお味噌汁、「餅商一ツ橋」のお餅がついた「第10回記念」特別ツアーです。たくさんの方のご応募をお待ちいたします!
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募集開始!五條市で天誅組の史跡を訪ねる(第10回古社寺を歩こう会)

2012年04月23日 | 古社寺を歩こう会
いよいよ来年は「天誅組(てんちゅうぐみ)蹶起(けっき)150年」です。これに先立ち6月2日(土)、古社寺を歩こう会「第10回記念特別ツアー」として、五條市の天誅組ゆかりの史跡を訪ねます。ところで「天誅組」とは何か、ご存じでしょうか。世界大百科事典(平凡社)によりますと

1863 年 (文久 3) 8 月に大和で挙兵した尊攘激派グループ。この年中央政局を動かした尊攘派のうち, 真木和泉らのたてた攘夷親征計画により, 8 月 13 日に孝明天皇の大和行幸の詔が出された。これを機に大和の天領占拠をめざして,土佐の吉村寅太郎,備前の藤本鉄石,三河の松本奎堂(けいどう) らを中心とし,公縁中山忠光を擁して結成されたのが天誅組である。

8 月 14 日に京都を出て,大坂と河内を経て大和に入り, 17 日に五条代官所を襲撃して代官鈴木源内を殺害し,代官所支配地の朝廷直領化,本年の年貢半減などを布告した。はじめ土佐,筑後久留米,鳥取などの脱藩士が多かったが,河内の庄屋層が加わり,京都政変 (8 月 18 日) が伝えられると, 十津川郷士の大量動員をはかった。 26 日めざす高取城攻撃に失敗すると十津川郷士の離反が相つぎ,さらに諸藩兵の追討を受けて敗走をつづけ, 9 月 24 日大和吉野郡鷲家口の激戦で多数の犠牲者を出して壊滅した。


この挙兵は、天誅組の変、大和義挙、大和の乱などと呼ばれています。五條市内には五條代官所跡、本陣跡をはじめ、ゆかりの史跡がたくさん残っています。あわせて五條新町(重伝建)の町並みを見学します。旅程はざっと以下のとおりです。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

画像は五條市のホームページより拝借

○スケジュール(案)
6月2日(土) 雨天決行・荒天中止
10:30 JR五条駅前集合 開会式のあと、10:45出発

井上院(いじょういん)・乾十郎墓所、乾十郎顕彰碑、桜井寺・天誅組本陣跡、乾十郎宅跡、常楽院・井澤宣庵墓所、五條市役所・旧五條代官所跡、極楽寺霊園・五條代官鈴木源内ほか役人(5人)の墓所など

11:40頃 五條市立体育館着(昼食とお話)
田中修司氏(「維新の魁[さきがけ]・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会会長)のご挨拶
北谷美和さん・舟久保藍さんによるご講話(天誅組について)

13:10頃 井澤宣庵宅跡、五條代官所長屋門・史跡公園、まちなみ伝承館、まちや館、中家住宅(県指定文化財)、森田節斎宅跡、栗山家住宅(重文)、赤根屋半七宅跡、おおかわ船着場、松倉公園、五新鉄道高架橋、西方寺

15:10頃 山田旅館(筏宿[いかだやど]で、市内最古の旅館)館内見学
15:45頃 解散

直帰の方は、徒歩でJR大和二見駅へ向かう(約15分)。
懇親会(打ち上げ)参加の方は、そのまま山田旅館で懇親会(2時間程度)。終了後、徒歩でJR大和二見駅へ。

天誅組 (講談社文芸文庫)
大岡昇平
講談社

○歩く距離は、約3kmです(舗装道路)。
○上記3名様のほか、五條市観光ボランティアガイドの会、天誅組大和義挙150年記念事業実行委員会準備委員会、「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会などに特別協力していただきます。
○昼食には、柿の葉すし本舗たなかの寿司弁当を用意しています。
○ツアー参加者全員に、舟久保藍さんの著書『維新の魁 天誅組』(頒価1,000円=トップ画像)を進呈します。この本は、天誅組のすべてが分かるガイドブックで、A4版44ページ・フルカラーの力作です(「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会 08年10月発行)。

○参加費 @2,500円(当日集金。昼食代、書籍代、ガイド料、保険料などすべて込み。JR五條駅までの交通費は各自負担)
○懇親会参加費(別途・希望者のみ)男性@3,000円、女性@2,000円(当日集金)

お申し込みは、
1.ご住所
2.お名前
3.携帯電話番号(またはご自宅の電話番号)
4.懇親会(打ち上げ)参加の有無


を明記の上、以下の専用アドレスあてメールをお送りください(グループでご参加の場合、ご住所と電話番号は代表者のみで結構ですが、お名前は全員の氏名をお知らせください。また打ち上げ参加の有無も、全員分をお知らせ願います)。携帯ではなく、パソコンからお送りください。着信があり次第(約1週間以内に)、私から返信いたします。

gojo@goo.jp

お申し込みの締切は、5月18日(金)といたします。
直前(5月25日以降)のキャンセルは、お1人1,000円を申し受けます。

※「ナント・なら応援団」のメンバーには後日、申込書を郵送しますので、メールは送らないでください(重複カウントの恐れあり)。
※「奈良まほろばソムリエ友の会」の既存メンバー(昨年に入会され、メルアドをお持ちの方)には、別途アドレスからメールをお送りしますので、そちらのアドレスに「返信」でお申し込みください。


山田旅館は、吉野から和歌山へ、吉野川の舟運を利用して木材を運んだ筏師が泊まった「筏宿」です。今回は特別のご配慮により、見学させていただけることになりました。田中修司氏は柿の葉すし本舗たなかの創業者で五條市名誉市民、現在、朝日新聞奈良版に「人生あおによし」を連載中です。

ガイドつきウォーキングとお2人の講話、ガイドブック、名物弁当がついた「第10回記念」特別ツアーです。たくさんの方のご応募をお待ちいたします。
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