tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

募集開始!ぐるっと大和の古社まいり(PARTⅠ.御県坐神社編)第11回古社寺を歩こう会

2012年10月01日 | 古社寺を歩こう会
今年(2012年)は、古事記完成1300年の記念年。奈良県は、日本書紀完成1300年の2020年まで、「記紀万葉プロジェクト」を走らせています。6月には神社本庁が監修する神社検定(神道文化検定)も始まり、出雲では「神話博しまね」が開催されるなど、ちょっとした神話・神社ブームの様相です。

そこでわが「古社寺を歩こう会」では、「ぐるっと大和の古社まいり」シリーズを発足させることにしました。単純に神社をお参りするだけではなく、テーマを決めて、県下の由緒ある古社を巡拝しよう、という趣向です(適時開催)。

初回(PARTⅠ.)のテーマは、「大和の六御県坐(むつみあがたにます)神社」まいりです。大和の国の御県坐(みあがたにます)神社をお参りするもので、計9社すべてを1日で巡拝します。実施日は紅葉も見頃の11月25日(日)としました、ご案内役は、奈良県観光ボランティアガイド連絡会会長の木村三彦さんです。木村さんには「バスで巡る!神武天皇の聖蹟」ツアー(第9回古社寺を歩こう会)も、ご案内いただきましたので、ご存じの方も多いと思います。
※トップ写真は木村三彦さん。第9回古社寺を歩こう会「バスで巡る!神武天皇の聖蹟」ツアーで

御県坐神社(御縣神社)とは何でしょう。まず御県(みあがた)とは《上代、天皇の食事に供える蔬菜(そさい)を栽培した朝廷の直轄地》(デジタル大辞泉)のことです。蔬菜とは野菜・青物のこと。つまり、天皇のための野菜を栽培している神聖な菜園の霊を、「御県神」としてお祀りしたのが御県坐神社というわけです。どのような土地が大和の「御県」に選ばれたのか、興味津々です。これはめったにないディープなツアーになりそうです。

 神社検定公式テキスト?『神社のいろは』
 監修 神社本庁
 扶桑社

延喜式祝詞には、大和の国の6社の御県坐神社(大和の六御県坐神社)が登場します。うち2社には1社ずつ異説地があり、それら(2社)を加えると計8社。そこに、延喜式「神名帳」にのみ記載のある久米御県神社を加えると、計9社になります。今回は、この9社すべてをバスで1日かけて巡拝します。なお古代、大和の国=奈良県ではなく、ほかに葛城の国、都祁の国、吉野の国がありました。大和の国には15の郡があり、うち6郡に「御県」がありました。

以下のコースは、奈良交通のYさんにざっとプランニングしていただきました。まだ下見をしていないので若干の変更の可能性がありますが、大まかな旅程を書いておきます。

集合:11月25日(日)午前8時頃、近鉄奈良駅・JR奈良駅
午前の部
①添(そう)御県坐神社(歌姫・奈良市)→②添御県坐神社(三碓・奈良市)→道の駅「大和路へぐり」(トイレ休憩)→③葛木御県神社(葛木・葛城市)→昼食場所へ
午後の部
④久米御県神社(久米・橿原市)→⑤高市御県神社(四条・橿原市)→⑥十市御県坐神社(十市・橿原市)→⑦志貴御県坐神社(金屋・桜井市)→⑧山辺御県坐神社(西井戸堂・天理市)→⑨山辺御県坐神社(別所・天理市)
解散:午後4時半頃、天理駅(近鉄・JR)で。希望者は懇親会(打ち上げ)へ


今回は北中和地区(大和の国)に集中しているので、効率よく回れますが、何しろ9か所もお参りしますので解散は午後4時半頃になります、ご留意ください。

参加費用は、貸切バス代、昼食代、資料代、傷害保険料などを含んで@4,800円の予定です。希望者による打ち上げは、別途@3,000円(女性は@2,500円)で実施する予定です(飲み物つき)。お申し込みの締め切りは10月20日(土)といたしますが、先着順(定員80名)ですので、お早めにお申し込み下さい。(締め切り日に定員に達していない場合は、継続して募集することがあります。) めったにないデイープなツアーですので、ぜひお友達もたくさんお誘いください。お申し込みの際は、

1.ご住所
2.お名前
3.携帯電話番号(またはご自宅の電話番号)
4.乗車地(近鉄奈良駅、JR奈良駅の別)
4.打ち上げ参加の有無


を明記の上、以下の専用アドレスあてメールをお送りください(グループでご参加の場合、ご住所と電話番号は代表者のみで結構ですが、お名前は全員の氏名をお知らせください。また打ち上げ参加の有無も、全員分をお知らせください)。携帯メールではなく、パソコンからお送りください。着信があり次第(約1週間以内に)、私から返信いたします。直前(11月18日以降)のキャンセルは、お1人1,000円を申し受けます。
※「奈良まほろばソムリエ友の会」の皆さんには別途、メールを送付しますので、そちらからお申し込みください。
※私の同僚および「ナント・なら応援団」の皆さんには別途、申込書を送付しますので、そちらからお申し込みください。

[当ブログご愛読者専用の申し込みアドレス]
kosyaji@goo.jp

私たち奈良まほろばソムリエが協力して実施している奈良交通さんの「まほろばソムリエと行く!『古事記』をめぐるバスツアー」はおかげさまでご好評を博しています。《このツアー、いつも満席キャンセル待ちです。それもそのはず、本日のお客様アンケート「満足」に採点されたお客様 100%でした。お客様、ソムリエの皆様ありがとうございました》(奈良交通添乗員SさんのFacebook)というお言葉もいただいています。

「『古事記』をめぐるバスツアー」ともども、当「ぐるっと大和の古社まいり」をよろしくお願いいたします。紅葉のシーズン、大和の古社をご一緒にお参りしましょう!

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