藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

低気圧はもう否だ!!。

2015-02-06 17:06:50 | 日記・エッセイ・コラム

寒気団の南下で、雨と雪の競演に二日半苦しめられた。 今では奥様より「低気圧」のほうが怖くなった。 「アスベスト肺」とはどんな病気なのかあまりデーターが無いので、近くの病院での対応が難しい。 広島市内には専門医は居ない。

仕方が無いので、二日半「ベット」の上でのたくっていた。 平素はあまり見ないTVで、「所さんのダーツの旅」を偶然に見た。 北海道函館市南茅部町が、画面に飛び出してきた。 その町の南隣の町こそ、ブログでいつも訪問している「かわぐちえいこう」さんのお住まいがある、「銚子町」である。 「えいこう氏」がいつも自慢されている「中空土偶」が詳しく放映された。 北海道でただ一つの「国宝」だそうである。 案内された資料館の館長さんは、「この土偶は、発掘されて三十年間、二重の金庫の中で保管されていたので、私達は禁固三十年の土偶と呼んでいます。」と、「かわぐちえいこう」氏に負けない「駄洒落」を飛ばしておられた。 「駄洒落」こそ、この地方の文化なのではなかろうかと思い始めた。

北海道には、旧石器時代以降の重要な埋蔵文化財が、存在することが近年判明し、新しい発見が次々とされ始めた。 太古の昔から、樺太やアムール川流域との交流が盛んであったようである。 その文化は、日本海を伝播し「出雲王国」にまで続いていたのではなかろうかと提唱される学者も存在するようだ。 ただただ「デッカイ」だけの北国ではなさそうだ。 考古学好きの私には、新しい発見が待たれてならない。

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「イスラム国」は、旧日本軍の再来?。

2015-02-04 10:56:53 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜の事だ、PCの思わぬ操作で「ニュース速報Japan」のサイトに行き着いた。

そこには、衝撃の画面があった。 「ヨルダン兵の火あぶり」の処刑状況や、「日本人後藤さんの処刑」の画像が「閲覧注意」の但し書きの元、配信されていた。 女性が見ることが出来ない程の残忍な画像だ。 

かつての「旧日本軍」が、中国大陸で繰り広げた惨殺場面を髣髴させる画面である。 「旧日本軍」が軍刀で、「中国人」の首を刎ねた白黒写真の映像が瞬時に蘇って来た。 

「因果応報」。 後藤さんには申し訳ないが思わずそう思わずにはいられなかった。 

 女性にはお勧めできないが、「ニュース速報Japan」のアドレスを記しておく。安部総理は「罪の償いをさせる」と、国会の場で発言したが、日本は七十年前の「罪の償い」を十分に行ったのだろうか?。 日本が近隣諸国と「ギクシャク」しているのは、過去の「罪の償い」が不十分なのではなかろうか。

http://breaking-news.jp/2015/02/01/016734

「宣戦布告」に等しい「安部総理」の発言は撤回し、先ずは「日本」の過去の清算を行うべきであろうと考えると、昨晩は眠れなかった。

「ニュース速報Japan」の記事は女性にはお勧めできない。 改めて記しておく。

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もはや救いようの無い「安部総理」。

2015-02-03 10:42:17 | 日記・エッセイ・コラム

 「イスラム国」に、「罪の償いをさせる」と宣言した安部総理大臣。 日本国、1945年以来の「平和主義」を捨てるのかと、欧米諸国から非難が集中しているらしい。

 七十年前、明治維新以来の「侵略国家」の衣を脱ぎ捨てて、「平和国家」建設を宣言。 その後の行動により、国際社会に復帰を果たした。 その行動を、国際社会は「良し」として日本を評価してきたが、見直さざるを得ないそうである。 

 「国連安保理」入りを長年訴えてきたが、その事は国際社会は許さなかった。 「自民党」の本質を、否、「日本の保守主義」を危険視してきたからであろう。 思わぬところで保守主義の本質を露呈してしまった。 グローバルな「国際感覚」の無い、「島国日本」の総理大臣の思わぬ欠点が露呈してしまった。

 この総理、「アメリカ留学」の経験者であるはずだが。 「アメリカ留学」は、中途半端だったのであろうか?。 あまりにも国際感覚が無さ過ぎる。 口に出さねど・・・・・・・。 黙して語らず、決意は自分の中に秘して置けばよい。 自己アピールばかりの「総理発言」である。 

 まさか、「目には目を」の変な「思想」のみ学んできたのでは・・・・。

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掘り出し物。

2015-02-02 09:16:13 | 日記・エッセイ・コラム

 先月二十九日、広島地方裁判所で創建工業(株)を被告とする、「損害賠償裁判」の傍聴に出かけた。 この裁判は、従業員の下元氏がアスベストによる中皮腫で亡くなられた事に対する、会社の責任を問うものである。 会社の言い分は、会社は「アスベストに関する知識や情報がなく、また施工自体も下請け任せの責任施工で施工され、監督者はほとんど現場にはいなかった。」と、主張している。 自ら経営者の資格などない発言だ。 

 開廷が、午後四時半からであったので、体調を考慮して早くに出かけて、半年振りの「古本屋」めぐりをした。 ある古本屋さんで、段ボール箱に入った物を見つけ、一箱づつ、合計三箱の中身を丁寧に見ていった。 すべて一冊百円だそうだ。朝日新聞社発行の「週間朝日百科」日本の歴史等、昭和五十年代後半の本が次から次へと出てきた。 三箱目の最後に

 「神国日本」 ラフカディオ・ハーン「小泉八雲」の講演をまとめて、「戸川秋骨」が訳したものが出てきた。長らく探していた本に出会った。

「戦時体制版の宣言」という一文が巻末に記されている。 初版は昭和二年であるが、この版は昭和十三年の物だ。 「小泉八雲」の講演を本にしたものがあることは知っていたが、感激の対面である。 

占領軍はこの本の英文 「Japan - An Attempt at Interpretation」 を参考にして、占領政策を立案したそうである。 明治時代の日本を見事に捕らえている。 そればかりではなく、昭和二十年までの日本おも映し出している。 昭和二十年生まれの私ですら、子供時代を思い出させてくれる。 日本人の持つ文化論、民俗学論として、一級の文章であろうと思われた。

訳文もすばらしく、旧態漢字が苦も無く読める。 その文体のリズム、民俗学知識、日本語の持つ美しさを見事に現した名著であろうと思われる。

昭和二年版は、富山大学の「小泉八雲」文庫に収蔵されているようだ。それにしても「戸川秋骨」なる人物に興味がわき始めている。 いかなる人物であったのか?・・・・・・。当分は退屈しなくてすみそうだ。

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やっとベットから抜け出せた。

2015-02-01 11:57:49 | 日記・エッセイ・コラム

 低気圧がやっと過ぎて、天候が三日ぶりに回復した。 私もベッドの穴倉から、ムックリと抜け出して買い物に出かけた。 

 「中東」では政府の思惑が大きく外れて、悲惨な結果が待っていた。「安部総理」は邦人救出のための、自衛隊海外派兵を検討したいそうである。 なんだか太平洋戦争前夜の様な気配がしてきた。 「邦人の生命と財産を守る」という名目で、侵略戦争に突き進んだあの時代である。

 化石燃料を安定的に輸入するためには、「中東諸国」と親密にしなければならないと、資本家のために出かけた「安部総理」。 その結果は「イスラム国」の作戦勝ちに終わってしまったようだ。

 そもそも、一人の変な「軍事会社」経営者の認識不足の行動から、国際間の問題に発展していった。 日本の国ほど情報が満ち溢れた国はない。 然しながら、「大事な教育」を忘れているように思えてならない。 明治期の資本家は、国家の発展のためを「第一義」に置いて活動していた。 現在は「投資家のための企業」であり、多国籍企業となって、国内の産業の空洞化は甚だしい。 加えて、「大学卒」の学歴の氾濫は甚だしい。

 大学は本来の教育目的を捨てて、「就職予備校」化しているのではなかろうか。 「お金で学歴を買う」そんな時代になったような気がしてならない。 その結果、自分が社会から十分な評価を受けていないと錯覚して、「起業」してはみたもののうまく行かず、あせりの中でとんでもない方向に、自分が進んでることさえ気づかないようなところがありはしまいか。 私たちは七十年前アメリカ軍の占領によって、「何を得たのか」、「はたまた何を失ったのか」今こそ検証してみることが、将来の日本を作る近道のような気がしてきた。

 「真の自由主義とは何なのか」。 日本人が持っていた「文化」の中で考え直すときが来たように思えてならない。 こんなことを思うこと自体が「年老いた」と言う事なのかも知れない。

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