藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

やっとベットから抜け出せた。

2015-02-01 11:57:49 | 日記・エッセイ・コラム

 低気圧がやっと過ぎて、天候が三日ぶりに回復した。 私もベッドの穴倉から、ムックリと抜け出して買い物に出かけた。 

 「中東」では政府の思惑が大きく外れて、悲惨な結果が待っていた。「安部総理」は邦人救出のための、自衛隊海外派兵を検討したいそうである。 なんだか太平洋戦争前夜の様な気配がしてきた。 「邦人の生命と財産を守る」という名目で、侵略戦争に突き進んだあの時代である。

 化石燃料を安定的に輸入するためには、「中東諸国」と親密にしなければならないと、資本家のために出かけた「安部総理」。 その結果は「イスラム国」の作戦勝ちに終わってしまったようだ。

 そもそも、一人の変な「軍事会社」経営者の認識不足の行動から、国際間の問題に発展していった。 日本の国ほど情報が満ち溢れた国はない。 然しながら、「大事な教育」を忘れているように思えてならない。 明治期の資本家は、国家の発展のためを「第一義」に置いて活動していた。 現在は「投資家のための企業」であり、多国籍企業となって、国内の産業の空洞化は甚だしい。 加えて、「大学卒」の学歴の氾濫は甚だしい。

 大学は本来の教育目的を捨てて、「就職予備校」化しているのではなかろうか。 「お金で学歴を買う」そんな時代になったような気がしてならない。 その結果、自分が社会から十分な評価を受けていないと錯覚して、「起業」してはみたもののうまく行かず、あせりの中でとんでもない方向に、自分が進んでることさえ気づかないようなところがありはしまいか。 私たちは七十年前アメリカ軍の占領によって、「何を得たのか」、「はたまた何を失ったのか」今こそ検証してみることが、将来の日本を作る近道のような気がしてきた。

 「真の自由主義とは何なのか」。 日本人が持っていた「文化」の中で考え直すときが来たように思えてならない。 こんなことを思うこと自体が「年老いた」と言う事なのかも知れない。

コメント
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