藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

侘び助が一輪

2012-03-04 20:07:34 | 社会・経済

P1010011 侘び助が一輪咲いた。春の兆しであろうか。春も近いようで、なかなか姿をみせてくれない。梅はこのところ咲き始め、やっと少しの明るさを齎してくれている。昨日の診察で、呼吸年齢が、96歳と診断され少し落ち込んでいる。妻の退院で家の静寂はどこかに失せたが、明日から仕事復帰に向けて、体力の回復をと、家事に精出している姿を見ると、不思議と心が落ち着いてくる。やはり存在すべき人がいることによる家の空気の違いをはっきりと感じる。明日からは、以前のままの我が家である。ただ、庭先が少しだけ春めいてきた事が、うれしい。


難病

2012-03-03 21:38:38 | 社会・経済

原因不明の病変を難病と呼ぶらしい。日は私の週一度の診察日であった。合室には、くの原因不明の病気を抱え、代医療では根治できず、後の場としてやってきた患者であふれている。の中に歳の男の子が居り、の子は全身の皮膚が剥がれ落ちるという不思議な現象に取り付かれている。トピー性とか、癬とかという病変ではなく、にかく皮膚が定着しないのである。のこが私の孫と年齢が近いせいもあり、愛がっていたが、朝は、を見るなり私のひざに座り、話を始めた。うやら私を自分のおじいさんと思い始めたらしい。親の事やら母親の事やら色々話してくれる。話の内容からして、親に対する不満らしい。いに同意してやると満足そうであった。の患者さんが、しいおじいちゃんが出来ていいね」しかけるとまんざらではなさそうであった。り際に、じいちゃんまたくるね」といったとき周りから笑いが起こり、さんからお孫さんが人増えましたねとからかわれた。かし、としてはまんざらいやな気分ではない。さな子供に好かれる心地よさがどこかにある。を和ませてくれる。れにしても小さき命が難病に冒されていると思うと、が痛む。代医学でも原因の解明できない病気が多々あることを知らされた今日一日であった。


広島市にアスベストの風穴が開いた日

2012-03-03 07:10:28 | 社会・経済

広島市予算特別委員会厚生部会で、内議員が質問に立ち、スベスト被害者救済取り組みについて、島市の現状を追求、後積極的に取り組む姿勢を引き出した。広島市議会で人的被害に対する対応についての質疑応答事態が初めてのことであり、島市も今後より一層の努力をして行くむねの答弁がなされ、っと重い腰を上げた。れからが私たちの出番である。害者自ら市民に対しアスベスト被害の恐ろしさをより具体的に伝え、康管理手帳綿得権利者の発掘を推し進めていく事が重要な事と成った。いアスベスト曝露の問題も今後広島市に取り組みさせるためにも、スベスト問題を一元的に管理する部署を取り決め、の部署に行けば、的機関に存在したアスベストの資料が一目の元閲覧できるようにしていくことが必要であろう。学校に使用されていたアスベストにより、露した小学生が発病するのは55歳を中心に発生してくる。まで何処で曝露したのか不明で救済されなかった人々を救済するためにも早急に資料の一元化管理を早急に成し遂げてもらう事が肝要である。15日以後、島市と早急に交渉に入りたいと思う。人でも多くの人が早期発見早期治療の恩恵が受けられるようこれからが正念場である。


三月二日 広島市議会でいよいよアスベストの人的被害についての問題が取り上げられます。

2012-03-01 02:47:22 | 社会・経済

広島市議会議員山内議員から昨夜遅く電話を頂き、る三月二日の厚生委員会でアスベストの人的被害について、めて取り上げていただける事と成りました。歩前進です。島市もこれまでアスベスト問題にどう取り組めばよいか迷っていたようですが、害者組織と連携することの重要性を認識し始めてくれました。後行政に対し、アスベスト患者に対する要望をしていくつもりです。づは、信窓口の拡大です。内開業医の協力を頂き、潜在スベスト患者の掘り起こしが急務です。皮腫発症前に、在患者を見つけ出す事が出来れば、皮腫の発症を遅らせる事が出来、人でも早期発見により、が救われれば幸いです。