藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

また1人、先立って往った。

2012-03-29 06:29:15 | 社会・経済

昨日、友人の1人が旅だった。1970年以来、1人の市議会議員を共に支持し、常に上位で議会に送り込んできた同士の1人であった。彼は生涯、日本一の金庫会社、「熊平金庫」の一従業員で有ったが、窮めて社会正義感が強く、一時期労働組合の委員長もやっていた人物である。また地元町内会や、子ども会の世話をし、コミニティづくりに、努力を惜しまない人物であった。また1人、有能な人間が、旅立って往った。心から冥福を祈ろう。

 私も、何時の日か彼の元に行くであろうが、今しばらくの時間を頂けそうである。といっても、長い時間ではない。確実に、「石綿」は、肺を犯し続けてくる。今週「肺年齢」96歳と診断された。実年齢プラス30歳である。残された時間に、「行政書士」に挑戦することにして二ヶ月。体力的に限界のようである。酸素不足の脳は、記憶能力を超えた挑戦に、悲鳴を上げている。肺の痛みは、漢方療法で何とか抑え込みに、成功したが酸素供給までは不可能な用である。血中酸素85%以上を、何とか維持したいものであるが、未だその方法が、見つからない。「石綿」疾患の専門医が、この日本に存在しない事が、患者を苦しめている。「国の医療行政の貧困」この一言に尽きる。