藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

あの世からの生還

2023-02-20 03:28:48 | 日記・エッセイ・コラム

 1月25日早朝3時、激痛で目がさめた。 お腹全体が激痛で身動出来ない。 奥様を呼んでも、一階と二階では聞こえないのである。 況しては、奥様は難聴。 八時二十分。 這うようにして一回に降りた。 奥様に病院に送って欲しいと言ったら、身支度や化粧すると言い出して、そのような時間私が我慢できないので、意識もうろうとしながら、車で病院まで行った。 即、他の患者さんを飛ばして診察してくれお医者さんの言葉は、「救急車を呼べ」。 気力を振り絞って、自分の車を修理工場の従業員に預かってもらう電話をしたまでは覚えているが、・・・・。 三日目、意識が戻って視ると、体中に管が付いている。 点滴四本、酸素吸入、排尿・・・。

 看護師さんに声を懸けたら、「やっと気が付いたですね」三日間麻酔と、痛み止めで、意識が無かったそうだ。 原因は、7㎜の胆石が瓢箪丘と呼ばれる膵臓と、胆嚢が出す消化益が合流する場所を、堰き止めて、胆汁液が、膵臓に逆流して、膵臓を溶かし始めていたそうである。 病院に着くのが、三十分遅かったら、命にかかわったそうだ。 

胆石はその時四個取り除き、胆汁液のバイパスの管を入れて置いたそうである。 胆管には、まだ四個の石が有り、膵臓の炎症が納まったら、再度「処置」するよていだそうだ。内視鏡の作業で、明らかに炎症が起こっている場所の処理は。内科医の役目で、「処置」と呼び、炎症の着ていない胆嚢の五つの石を取り出す場合は、内臓外科の医師にて行い、「手術」と呼ぶそうだ。 さて、二度目の「処置」の時、 胆管の中の石は、バイパス管を取り出す時に、全て取ったそうである。 此の時も全身麻酔で、先頭の4mmの石を取ったら、残りは胆汁と共に出て行ったそうだ。 

 さて残りの胆嚢の中の石であるが、再び炎症を引き起こす可能性がある。 日常生活に気を付けて、体力が付いたら、四月早々に、「腹鏡」か、「カテイテル」でするそうで、その場合は「外科」の医師にて行い、「手術」と呼ぶそうである。 入院で知った事だが、国の基準治療が有り、病名ごとに入院期間が定められているそうだ。 ワンクールが「一週間」で、それぞれの病気に入院治療期間が有り、ダラダラとした治療延長は出来ないようになっている。 知ってみると、「マダニ」の被害で入院した時は二週間で、退院。 再発した時は、一週間の集中治療であった。 実にクール。 「心不全」で入院した三年前は、計ったように、二週間であった。 今回打たれた「抗生物質」の量は、二週関の間、切れ目なく打たれたので有るが、「炎症数値」が下がらず、薬を変えて、入院が一週間伸びた。 その間ベットに縛り付けられていたので、脚力が衰えてしまった。 自宅に帰って、我が家の階段が、リハビリの場所になっている。 さてさて、残りの「石」は何時、手術で取り出していただけるのだろうか・・・・。 今度は、消化器外科の先生のお世話に成るそうだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする