藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  「中皮腫」で亡くなられた「S」さんの弔い合戦

2013-04-18 21:53:53 | 社会・経済

一週間と三日。 写真210枚取っ組み合ってきた。アスベスト被害者 「S」さんは、この家に越してくる前、同じ団地の同じブロックに住んでいた。 奥さんと昨年秋に出会ってビックリした。 ご主人が石綿被害者。 「中皮腫」で亡くなられたという。 勤務先を相手に裁判を起こされた。 裁判の過程で、建築現場での石綿暴露状況を証言できる人を探しておられて、事の成り行きで私がその役目を引き受けることになった。

その矢先、被告側の提出してきた工事写真に、石綿撤去状況がはっきりと映し出された物が存在し、今日まで十日間の間、会社の安全管理義務違反の確証を一つ一つ写真を解説しながら作文していった。 

本日夕刻四時出来上がった。 明日夕方弁護士へ提出して、建築の素人でも、裁判官でも理解できるか判断を仰ぐ予定である。 それにしても八割がた済んだ様なものである。 この経験は、「建設現場で、アスベスト被害は何故起きたか」の本の原稿書きの予行演習になった。 「S」さんの裁判勝利と、私の本の出版とどちらが先になるか楽しみになってきた。

明日の夜は、別の弁護士さんとアスベスト被害者救済裁判の資料作りの打ち合わせ兼、親睦会に出かける。

正月以来のお酒を戴く事になりそうである。 フフフフ・・・・・。 この様なとき以外飲酒の機会がなくなった。 少しのお酒を、楽しく飲める機会が無い事が残念である。  

コメント (2)
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