FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

自民党大躍進。 今後の展開は金融政策しだい。

2012-12-17 09:06:46 | 日記
<衆院選の結果後のドル・円相場の流れから>
昨日、自公民が大勝し2/3議席に達した事により、本邦衆院選の結果に対する円安の反応がどこまで続くか注目されます。 東京オープン前のオセアニア市場ではドル円84.40円台まで急伸して年初来高値を更新していますが、東京7時以降の高値は84.31円となっており、やや伸び悩んでいるようです。

昨日、週間の予想でドル・円については84.20を想定していましたが、抜けてしまうほど議席数が多い結果となりました。 議席数が320を超えたことにより、今週の目標を再度調整する必要が出てきました。

第一抵抗 84.48 第二抵抗 85.00
第一指示 83.96 第二指示 83.32

>ドル強気材料
16日の衆院選で大勝したことにより、財政拡張・円安政策・積極的な金融金融緩和を主張している自民党の復帰。 日本の輸入企業や投信からのドル買い需要。

>ドル弱気材料
日本の輸出企業のドル売り。 米・ ”財政の崖” 回避に向けた協議の行き詰まり。

若干は調整されるように思われますが、19~20日の日銀の金融政策会議が材料視されやすい環境下にあり、大きくは調整されにくいと思ってみています。 よって20日が上限となる可能性が高いのではないでしょうか。 その後は自民党の金融政策を見ながらの展開となるように思われます。