FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(12月10日~12月15日)

2012-12-09 17:07:37 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    82.00~83.50
>ユーロ・円  105.50~108.50
>ポンド・円  131.00~134.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
10日 日・Q3GDP<2次速報値> 中・11月貿易収支
11日 独・12月ZEW景況感調査
12日 英・11月失業率 米・FOMC・政策金利発表 金利見通し発表 バ―ナンキFRB議長講演
13日 米・11月PPI 11月小売売上高 新規失業保険申請件数
14日 日・日銀短観 米・11月CPI

<今週の予想>
7日のニューヨーク外国為替市場では、朝方発表された11月の米雇用統計が予想より良かったことを受け、ドルが対ユーロで上昇した。 ただ統計の中身はそれほど強くなかったため、ドルはその後ユーロに対する上げ幅を縮小、対円では若干下落しました。 米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、ドルは頭が重い展開になるとの見方が妥当ではないでしょうか。

11月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月に比べて14万6000人増加し、予想の9万3000人増を上回った。失業率は7.7%と、前月の7.9%から低下、約4年ぶりの低水準となった。ただ、失業率の低下は、おおむね求職者の減少によるものだった。

しかしこの度の雇用統計の数値について、市場では正確ではないような印象を受けており、修正が出る迄待とうとする動きも出ている模様です。 ハリケーンの影響がかなり出たにもかかわらず、数値的には大幅な改善とは納得しきれないと言わざるを得ません。

今週は、11月の雇用統計を受け連邦準備理事会(FRB)が追加刺激策に対する考えを変えるかが焦点となっているとし、雇用統計を受け ”刺激策の必要性がなくなったわけではないが、FRBが刺激策の規模を縮小させる可能性もある” との見解にトーンダウンするのではないでしょうか。

ドル・円は一時82.82円まで上昇し、11月22日に付けた高値に並んでいます。 その後は行って来い相場になり、ほぼ横ばいの82.40円台となっています。

今週はFOMCも重要なポイントではありますが、やはり日本の総選挙の行方が大きく左右されそうです。 FOMCが追加金融政策の規模を縮小し、自民党が大勝するようなことになればドルは大きく値を上げる可能性が高くなってきているのではないでしょうか。

今週もドルの押し目があれば積極的に買ってみたいところです。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。