FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(11月19日~11月24日)

2012-11-18 19:52:36 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    80.80~82.20
>ユーロ・円  102.50~105.00
>ポンド・円  127.50~130.50

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
19日 米・10月中古住宅販売件数(季調済・年率)
20日 日・日銀・政策金利発表 白川日銀総裁会見 米・10月住宅着工件数(季調済・年率)
21日 英・英中銀MPC議事録公表 米・新規失業保険申請件数 11月ミシガン大学消費者信頼感指数 10月景気先行指標総合指数
22日 特に無し
23日 独・Q3GDP 11月IFO景気動向指数

<今週の予想>
16日のニューヨーク外国為替市場では円売りが一服したが、日銀が強力な金融緩和に乗り出すとの観測を背景に、週間では対ドルで2月半ば以来の大幅下落となりました。 ユーロはギリシャの財政問題や欧州経済をめぐる根強い懸念からドルと円に対して下落しています。

衆議院は16日午後の本会議で解散され、12月16日投開票へ向け与野党は事実上の選挙戦に突入した。 前日には自民党の安倍晋三総裁が日銀にマイナス金利の検討を望む考えを示していました。

先週投稿させていただきました通り、81.50円の水準に強いオプションバリアがあり、これを上回る水準にストップロス注文が並んでいるようです。 20日、日銀の金融政策決定会合で追加緩和を示唆すれば、ドル・円は82円付近まで上昇する可能性があると指摘も出てきているようです。 

米の ”財政の崖” 問題やユーロ圏債務危機をめぐる懸念が拡大した場合、円は下げ幅を削る可能性がありそうですが、同様に安全資産とされるドルも上昇が予想されるのではないでしょうか。

今週の大きなポイントは、20日の金融政策決定会合でどのような金融緩和策が打ち出されるかではないでしょうか。 地合いは徐々に円安に振れかけており、ここで大胆な金融緩和策が出れば流れが円安に振れる可能性が否定出来ません。 要注意で臨みたいところです。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。