FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

10月度の雇用統計 若干の改善。 しかし大きくは値を飛ばすことはないのではないか。

2012-11-02 14:48:39 | 日記
11月2日、今日は南通の新会社の開業式。 やっと稼動し始め会社らしくなりつつあります。 開業時間は風水の関係で、9時18分に設定され、時間と共に爆竹を鳴らし続け魔よけ儀式・大きな財がもたらされるように祈念しました。 9時18分の意味は、9=直ぐに(就は直ぐにの意味で9と同じ発音)、18=財をもたらす(要発財の発音が18と同じ)。 

中国では何時・何処でも同じようなやり方をしますが、実際に上手くいくのかな。 世界同時不況になっており、不況最中であり不安を持っての門出となりました。

<今夜の雇用統計の行くへは>
前日の円売り・ドル買いの流れを引き継ぎ、80.30円付近まで上値を伸ばしたが、正午前にはこうした流れも一服。 その後は米雇用統計を控えて様子見ムードが強く、80.20円台で概ねもみ合っています。。

一方、ユーロ・円については103.60円台から103.80円台で大きな方向感のない状態で推移していたが、早朝の欧州勢がユーロ売りで参入したことをきっかけにストップロスを巻き込みながら急落しています。 ユーロ・円は103.40円台まで値を下げました。

10月の雇用統計には改善期待がかかるところです。 ISM製造業雇用指数の悪化がやや気がかりではありますが、米国の場合(米国に限らず主要先進国の場合)、雇用者に占める製造業従事者の割合が低い事を考えると、それほどのマイナス材料ではないのかも知れません。 また、新規失業保険申請件数(12日を含む週=雇用統計調査週)の悪化は、その前週が34.2万件と異常値かと思うほどの強さだった事の反動と見ることもでき、4週平均でみると9月から改善しているため、こちらもマイナス材料にはならないと見られます。

もっとも、ADP全国雇用者数については、今回から調査手法が新方式に変わったため、好結果を鵜呑みにして良いものかどうかというムードもあり、本番の雇用統計に対する期待を大きく膨らませるというほどではなかったようです。

失業率:7.9%(前回7.8%)
非農業部門雇用者数:12.5万人増(前回11.4万人増)

10月度は若干の改善がみられるものの、大きくは値を飛ばすことはないのではないでしょうか。 若干の噴き上げは売り込んで見たいと思います。