FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

ドル・円相場は78円台で膠着状態。 

2011-11-04 06:00:00 | 日記
ドル・円相場は、売るに売れない、買うに買えない膠着相場が始まってしまいましたが読者の皆さまはどのような投戦略をお考えでしょうか。

2日深夜のFOMCの声明では、米経済の成長速度はやや強まったとする一方で、引き続き労働・住宅市場の弱さが続くとの見方が示され、金融政策については据え置きを決定。 市場の一部で期待されていた追加量的緩和(QE3)の導入が見送られたことで、一時ドル買いが進んだ。 ただ、その後バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が追加緩和の可能性を示唆すると、円が買い戻され、結局ドル・円相場への影響は限定的だった。

また、78円を割る水準では日本政府・日銀の為替介入に対する警戒感が強いほか、週後半に大きなイベントが目白押しとなっていることも、市場の様子見姿勢を強め、動きにくい地合いにつながっている。 欧州中央銀行(ECB)理事会、20カ国・地域(G20)首脳会議に加え、週末には10月の米雇用統計発表も控えており、内容を見極めたいとの思惑が広がっている。 

日銀の為替介入に対する警戒感からドル・円相場は78円台で膠着状態になってしまいました。 FOMCと言う大きなイベントは乗り切れましたが、次はギリシャの国民投票の行方にテーマとなって来るのではないかと思います。

欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の関係筋はこの日、ギリシャ第1次支援の下での80億ユーロの次回融資は、同国が行うとしている第2次支援受け入れの是非を問う国民投票が終わるまで実施されない公算が大きいことを明らかにした。

第6弾融資が実施されない場合、ギリシャはデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがある。 欧州連合(EU)、IMF、ギリシャの間で対立が始まっているもようで、これはユーロ下落の要因となる可能性が高まっています。