TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

宝満山奮登記 

2019年10月01日 | 山(県外)
9/29 天気予報が今日も外れた。雨の予報が一転して終日曇りに。濡れるのを覚悟で宝満に登ることにした。

今日は天気が悪く山行きはないと思っていたので出発が遅れる。さらに、ナビの案内がまずかったのか太宰府天満宮の渋滞に遭い、竈門神社の駐車場に着いたのは11時15分だった。

まずは竈門神社に参拝



これから向かう宝満は上半分が雲の中 しかし、登志は揺るがない。



山肌を穿ったような道





宝満って、こんな道だったけ? 全然記憶にない…

歴史を感じさせる石の参道 その両側にはシャクナゲが


雰囲気はいいのだが、宝満ってこんなに登りがきつかったけ?

等間隔で並ぶ石段に脚力が奪われていく…



前から来た人に「これが百段雁木ですか?」と尋ねたら、笑われてしまった。
「ここはまだ3合目にも来てませんよ」と。
T福が言っていたヒャクダンガンギはここじゃないのか…

きついが登山道の雰囲気はとてもよい


そして水場 ここが3合目


登りはまだまだ続く


ここもヒャクダンガンギではない…

ひたすら登る



そして本物の百段雁木!
段差は高くないが等間隔で延々と続く



広いところに出た。


石の建物の跡があり、勝手に「中宮」と思い込み昼食にする。


本日の豪華ランチ


時計は既に13時半を回っている。
中宮と思っていたここは「伽藍の井」

これがその井戸と思ったら


件の井戸は別のところにあった


昼食後しばらく登ると芭蕉句碑



「世の人の 見付けぬ花や 軒の栗」


そして中宮!
一の鳥居から中宮まで、コースタイム60分のところを途中昼食をとったとは言え100分もかかってしまった。


何やら祀ってあるが


よく見ると、つぶされた御尊顔 廃仏毀釈の名残か…


「男道」「女道」の分岐を「男道」を選び山頂を目指す。






このコースは41年前は通っていない。
1回目はキャンプ場からの下り、2回目はキャンプ場を目指しての登りだったからともに「女道」を通っていたことになる。

それにしてもこの道は変化に富んでいて面白い。


そして、きたーっ! 山頂














三郡方面


そして、命を落としそうになった石段
(夜の山頂で夜景を肴に酒を飲み足を踏み外した… 詳しくは前回のブログ「宝満登山・前段  『宝満の思いで』」に)





キャンプ場側からの登りは危ない


キャンプ場を訪ねる


建て替えられた山小屋


そのベランダからは変わることなく山頂の岩場が見える






ついつい長くなってしまった。
しかし、まだ終わらない。宝満に登ったらぜひとも行ってみたいところがあった。
それは羅漢道。
以前、「山心 花心 湯心」さんのブログで羅漢道の紹介記事を見て以来、宝満に行く機会があったら訪ねてみようとずうっと心の中で温めていたのだ。
時は既に15時。天気もなんとなくどんよりしてきたが、羅漢道への憧れは強い。

- 続く -

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