TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

猫対策

2022年12月22日 | 日常
「猫対策」と書くと愛猫家からお叱りを受けそうですが、猫が嫌いな人もいます。
知り合いにはカエルが怖いという人がいましたが、彼女はカエルを見るだけでなく、「カエル」と耳にしただけで怯えていました。ヘビが苦手という人は割と多いようですが、私もその一人です。
このように、苦手な動物は人によって違いますが、私の連れは強度の猫恐怖症です。一緒に歩いていて猫に出くわすと、連れは固まって一歩も動けなくなります。

そんな猫嫌いな連れに追い打ちをかける「ネコノミ事件」が去年、今年と続けて発生しました。昨年の夏、二人の手足に赤い発疹ができて、それは寝られないほどの痛痒さをともなうものでした。皮膚科を受診し、原因がネコノミとわかったのです。全治に1週間を要しました。それ以来、連れがますます猫を怖がるようになったので実家の猫対策が必要になりました。


私の実家は両親が亡くなってからはふだんは住む人がなく、空き家状態で、庭や家の周辺が猫の楽園になっていました。裏の小屋などは隙間から入った猫がそこでお産をするほどです。今年も2匹の雌猫から合計で10匹の子猫が生まれました。
猫が増えると猫に付着するネコノミが増えるので一大事です。

まず市役所に相談したところ、丁寧に保健所を紹介されました。保健所に相談したら「猫が住み着かないようにしてください」で終わりました。「捕獲は犯罪です」とも。
それならば自衛しかありません。
猫が住み着かないように、次の対策をたてました。

【 猫対策 】
1 家周辺の片づけ。猫が身を隠すようなモノを徹底除去。
2 猫が侵入する小屋の隙間をふさぐ。
3 猫が近づかないように忌避剤の散布。
4 猫を見たら追い払い、ここはもはや楽園ではないことを学習させる。

方針が決まったら実践あるのみです。

1 家周辺の片づけ
今年、実家の改修にともない、家は勿論、小屋の周辺も猫が隠れそうなモノは全て片付け見通しをよくしました。

対策前


対策後



2 小屋の侵入経路の遮断
以前ブタ小屋だった裏の小屋は壁の上の方が空いていて、そこから猫が出入りしていました。ある日、猫の鳴き声がしていたので戸を開けてみたら5匹の子猫と目が合いびっくりでした。連れが見たなら卒倒したかもしれません。幸い猫は子猫を連れてどこかに屋移りしてくれましたが、あの隙間をふさがないことにはイタチごっこならぬネコごっこと思い、隙間を板とネットでふさぎました。


梁と屋根の隙間

ネットで


ベニヤ板で




3 忌避剤
忌避剤は撒いたすぐは効くのですが長続きしません。臭いが薄れるのとその臭いに猫が慣れるので、商品を変えながら定期的に散布しています。ネコノミの消毒薬と合わせると結構な出費になります。

芝生にマーキングされた猫の糞


生乾きを踏みつけたら臭いマックス!

そこで忌避剤


薬を変えながら


ネコノミの消毒薬

左のND-03は1本9000円…

ネコノミホイホイ




4 追っ払い
以前は猫に対して寛大でしたが、ネコノミ被害にあってからは仏心を捨てました。しかし、実家は留守にすることが多いので私がいないときは依然として猫たちの憩いの場になっているようです

日向ぼっこする猫


ネコノミさえ増えなければ庭ぐらいと思うのですがそうもいきません。
見かけしだい、心を鬼にして追い払っています。

「鬼が来た!」と、私を見て猫は思っていることでしょう。


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