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TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

完熟イチジク

2020年08月25日 | 畑・園芸・工芸・片付け
暑い日が続いていますが、イイこともあります。
今年は実らないのかなと思っていたイチジクが、去年より2か月遅れでやっと熟れだしました。




6月に1~2個取れただけで、その後は色はついたもののそのまま朽ちていました。
今年はイチジクは不作だと思ってあきらめていましたが、お盆を過ぎた頃から遅まきながら熟れだしたのです。
はじめは日に10個くらいでしたが、最近は40個は採れます。




しかも完熟です。

ちょっと油断すると

パックリ割れてしまっています。


さらに、熟れたのを見落としていたら


虫たちのご馳走になっています。
カナブンや蟻、蜂などがたかっています。

私はイチジクはあまり好きではありませんでしたが、去年から食べるようになりました。
さらに今年はイチジクの虜になるほど好きになりました。

去年はキウイのように2つに切ったものを中心部だけスプーンですくって食べていたのですが、今年は皮ごと丸かじりをしています。
「皮ごと食べられるの?」
育ちのいい私には皮ごと食べるなど考えられないことでしたが、家内が「熟れているものは皮ごと大丈夫よ」と言うものですから、おそるおそる食べてみると、皮も含めトローリ甘く、しかもみずみずしくて衝撃的なおいしさでした。



樹上で実が割れるほど完熟したものはおそらく市場には出ないと思います。
これは家庭菜園ならではの贅沢です。
完熟したもは(熟れすぎ?)皮がはち切れています。
皮自体が非常に薄くなっていてそのまま食べてもどこが皮かも分からないほどです。

完熟イチジク  色が腐れかけたバナナのように黒っぽくなります。



今になって大豊作で、これまで野菜をいただいていたご近所さんにもお裾分けをすることができました。
ただ、人にやる分はどうしても見た目のいいものになるので、実がパカッと割れた熟れすぎたものは配れません。
わが家にはキズ物(皮がはじけている)が残るのですが、これがウマいのです。

わが家で食べるイチジク



洗って冷蔵庫で冷やしているのでそのまま丸かじりできます。
完全無農薬なので安心して皮ごと食べています。