300年ぶりに修復されて、きれいになった金泉寺の千手観音像です。
平成22年9月に開眼法要が行われましたが、その年の秋に本堂の中に入れてもらい写真を撮らせてもらいました。
この千手観音像は、1703年に領主諫早茂晴の母お糸の方が金泉寺に寄進されたそうです。
前ブログの年表にも載せていましたが、1699年、本明川の氾濫で487名もの死者が出ました。
その死者の霊を弔うため、また、領民の安泰を願ってのことでした。
それから300年、廃仏毀釈の難を逃れ、よくぞ今日までそのお姿をと、ありがたい限りです。