天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

永代供養墓「やすらぎ堂」説明会

2010-02-28 22:25:42 | 天真寺
今月発行しました寺報に間違いを発見しました。

寺報に添付しました永代供養墓やすらぎ堂の説明会の日程ですが、
日時:3月6日(土)午前11:00~
場所:天真寺2F広間

です。

お送りした資料には午後11時となっております。
申し訳ありませんが間違いです。

正しくはこちらです↓


永代供養墓「やすらぎ堂」のホームページ
http://www.tenshin.or.jp/oomachi-eitai.html

墓地のある大町やすらぎパークの住所は千葉県松戸市串崎新田170-3。
市川市・鎌ヶ谷市・松戸市の隣接地に位置します。

宜しくお願い致します。


(龍)

ボラン寺

2010-02-28 00:41:14 | 天真寺
皆様のおかげで無事3月号の寺報を発送することができました。
今月の寺報はコチラ





今月のご案内。
今月は春季彼岸会法要があります。(昨年の様子はコチラ)

昨年に引き続き講師に富田富士也師をお迎え致します。

春季彼岸会法要 
日時:3月21日(日)13:30~
場所:天真寺本堂
講師:富田富士也師(子ども家庭教育フォーラム代表


また、今月の寺報には「親鸞聖人750回大遠忌ご門主ご消息」を掲載致しました。
寺報には紙面の都合上省略をしましたので、全文を掲載致します。
どうぞ、ご覧下さい。

親鸞聖人750回大遠忌についての消息
平成24年1月16日は、宗祖親鸞聖人の750回忌にあたります。本願寺では、ご修復を終えた御影堂において、親鸞聖人750回大遠忌法要を平成23年4月よりお勤めすることになりました。このご勝縁に、聖人のご苦労をしのび、お徳を讃えるとともに、浄土真宗のみ教えを深く受けとめ、混迷の時代を導く灯火として、広く伝わるよう努めたいと思います。

親鸞聖人は承安3年に御誕生になり、9歳で出家得度され、比叡山で学問と修行に励まれました。しかし、迷いを離れる道を見いだすことができず、29歳の時、聖徳太子の示現を得て、源空聖人に遇われ、本願を信じ、念仏する身となられました。35歳の時、承元の法難により、越後にご流罪となられますが、後にはご家族を伴って関東に移り、人びとと生活をともにし、自信教人信の道を歩まれました。晩年は京都で、ご本典の完成に努められるとともに、三帖和讃など多くの著述にお力を注がれ、90歳を一期として往生の素懐を遂げられました。

親鸞聖人によって開かれた浄土真宗は、あらゆる人びとが、阿弥陀如来の本願力によって、往生成仏し、この世に還って迷えるものを救うためにはたらくという教えです。南無阿弥陀仏の名号を聞信するところに往生が定まり、報恩感謝の思いから、如来のお徳を讃える称名念仏の日々を過ごさせていただくのです。

仏教の説く縁起の道理が示すように、地球上のあらゆる生物非生物は密接に繋がりを持っています。ところが今日では、人間中心の考えがいよいよ強まり、一部の人びとの利益追求が極端なまでに拡大され、世界的な格差を生じ、人類のみならず、さまざまな生物の存続が危うくなっています。さらに、急激な社会の変化で、一人ひとりのいのちの根本が揺らいでいるように思われます。私たちは世の流れに惑わされ、自ら迷いの人生を送っていることを忘れがちではないでしょうか。お念仏の人生とは、阿弥陀如来の智慧と慈悲とに照らされ包まれ、いのちあるものが敬い合い支え合って、往生浄土の道を歩むことであります。如来の智慧によって、争いの原因が人間の自己中心性にあることに気付かされ、心豊かに生きることのできる世の中、平和な世界を築くために貢献したいと思います。

私たちの先人は、厳しい時代にも、宗祖を敬慕し、聴聞に励まれ、愛山護法の思いとともに、助け合ってこられました。この良き伝統を受け継がなければなりません。しかしながら、今日、宗門を概観しますと、布教や儀礼と生活との間に隔たりが大きくなり、寺院の活動には門信徒が参加しにくく、また急激な人口の移動や世代の交替にも対応が困難になっています。

宗門では、このたびのご法要を機縁として、長期にわたる諸計画が立てられ、広く浄土真宗が伝わるよう取り組むことになっています。700回大遠忌に際して始められた門信徒会運動、重要な課題である同朋運動の精神を受け継ぎ、現代社会に応える宗門を築きたいと思います。そのためには、人びとの悩みや思いを受けとめ共有する広い心を養い、互いに支え合う組織を育て、み教えを伝えなければなりません。あわせて、時代に即応した組織機構の改革も必要であります。

それとともに、各寺各地で勤められる大遠忌法要を契機に、その地に適した寺院活動や門信徒の活動を、地域社会との交流を、そして、寺院活動の及ばない地域では、一層創意工夫をこらした活動を進めてくださるよう念願しております。

宗門の総合的な活動の新たな始まりとして、皆様の積極的なご協賛ご協力ご参加を心より期待いたします。

平成17年 1月9日
2005年

龍谷門主 釋 即 如


今月もよろしくお願い申し上げます。

(龍)

仏教とインターネット

2010-02-26 01:32:08 | 天真寺
京都大学で開催された京都仏教文化フォーラム「仏教文化とコンピューティング」に行ってきました。



今回のテーマは、仏教文化と情報学コミュニティの接点でありました。
当日は、インターネットを活用した寺院活動やテレビラジオを精力的に発信、お寺から飛び出し語り合いの場を設けている方まで多岐にわたるパネラーのお話を聞かせていただきました。。



インターネットの技術は日々進化していることに驚愕です。
前日は、彼岸寺の松下弓月さん主催の「こんなお寺あったらいいんじゃないか会議」に参加しましたが、こたつを囲みながら話し合っている様子が、USTREAMという機能を使えばリアルタイムで全世界に配信。さらに、TWITTERを使えばリアルタイムにて全世界からコメントが寄せられる。何百キロ何千キロ離れた人が、同じ時間を共有できる。僕には考えられません。

今回のシンポジウムにて、紹介された活動をリストします。
○バカバKYOTO
○ニコニコ動画を使っての仏教講座会
 ネット社会で使われている言葉で仏教を伝える
○フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン
 仏教に関するフリーマガジン配布
http://www.freemonk.net/
○彼岸寺 
 言わずと知れた仏教徒によるインターネット寺院
http://www.higan.net/
○メリシャカ
 仏教をエンタメするサイト
http://www.merry-shaka.com/
○BONZEくらぶ
http://bonzeclub.net/index.html
「つきいちボンサンと語ろう会~ボンズクラブ」を開催

様々な活動をしていらっしゃる方々がいます。
今回シンポジウムのスタートがニコニコ動画の映像からスタートしました。
正直驚きです。しかし、さまざまな手段にて仏教が伝えられております。そこに答えはありません。

前日の会議の時にmixi上での人気お寺BEST10のコーナーがありました。
第一は百万遍知恩院でした。あれっ「東大寺」「浅草寺」じゃないのの思っていると、このお寺では「手作り市」が開催されているこのこと。観光寺院として有名なお寺ではありませんが、人と人とのふれあいがあります。

インターネットを通して仏教にふれてもらい、そして肌と肌のつながりをもてるようになれらば良いなぁと思います。

(龍)

中仏からのお客様

2010-02-25 00:35:18 | 日々
中仏とは中央佛教学院です。
京都にある浄土真宗のみ教えを修得する研修所であります。
サイトはコチラ(ご無沙汰しておりましたら、中仏のサイトがリニューアルされております)

そこに通われている若者たちが天真寺にお参り下さいました。
皆様、弟の中央佛教学院の朋友たちでありました。



皆さん京都府・岐阜県・福井県にご自坊があるそうです。
笑顔が素敵ですね
これから浄土真宗を背負って下さる方々です。
卒業後は、それぞれの道に進まれるとのこと。
皆様のご活躍が楽しみですね。

京都で過ごした時のことを自らを振り返ってみて感じることは、
京都の地にて親鸞聖人のみ教えを学ぶことができたことに感謝。
そしてなによりも、全国各地の志を同じにするたくさんの友人たちと出あえたことが何よりの収穫ですね。
今でも、皆さんに支えられっぱなしですが

これからも一緒にお念仏のご縁を喜んでいきましょう。

(龍)

仏教講座会

2010-02-23 23:50:35 | 天真寺
遅くなりました、毎月20日はお寺の日。

AM11:00より写経教室。
PM13:30より仏教講座会が開催されました。

この度のご講師は谷川弘顕先生。
私が京都・伝道院に通っている間とてもお世話になりました先生であります。



さすが関西人ですね。
天親菩薩の「本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし」というご和讃をわかりやすく、さらに笑いを交えながら、「空しく過ぎることはない人生とは」というテーマでお話くださいました。

学生時代の恩師のお話をお聴聞できるとても有り難いご縁でありました。

次回のご法座は春季彼岸会法要。
日時:3月21日(日)PM1:30~
ご講師に、昨年に引き続き子ども家庭教育フォーラム代表の富田富士也先生をお迎えいたします。

(龍)