天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

二月の雅楽教室

2010-02-15 18:57:02 | 雅楽教室
二月の雅楽教室が開講されました。

今月の楽目は、先月からお稽古している「双調・酒胡子」。
今日は「唱歌」に重点をおいたお稽古でした。

唱歌とは、楽器の演奏方法を声に出して歌うこと。
この唱歌がうまく歌えないと実際の演奏はおぼつかないのです。

雅楽の楽譜は、カタカナで表記した「仮名譜」の左側に楽器の指使いをあらわした「手付」(本譜)がかいてあります。


(龍笛の楽譜です)

音楽は歌心がないと表現ができません。
じっくりと歌い込んだところでいよいよ演奏。
唱歌があやふやなところでやっぱり失敗

まあ、報恩講まで時間がありますからゆったりペースで行きましょうか


きょうはおやつタイムもにぎやか

先生の京都土産の鶯餅
eさんiさんのバレンタインデーのチョコラングドシャ
それに最中とミニミニマドレーヌ。



なかでも際立っていたのは、和菓子バレンタイン



ハートのお菓子にバラと四つ葉のクローバーをあしらったもの。
キューピッドの矢羽根のかたちの羊羹。矢は黒文字です。

伝統的な春らしいお菓子ふきのとうきんとん。
それから水仙をあしらったお菓子。
和菓子は季節感を大切にするそうです。

本来キリスト教カトリックの聖人バレンタインの日だそうですが
いまやクリスマスとならんだ国民的お祭り騒ぎバレンタインデー。
敏感にそれを感じとって柔軟に和菓子で表現。
もちろん、たいへん美味しゅうございました。
船橋の常圓寺さまのご門徒さんだそうです。
四季折々に美味しいお菓子を調製なさっておられます。
みなさんも機会があれば召し上がれ。

次回の雅楽教室は3月14日(日)15:00~です。
※第二日曜日に変更になりましたのでご注意下さい。

(眞)