天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

メリシャカ!

2010-12-29 18:28:58 | 日々
メリシャカ!の仏声人語をアップしました。
今回のテーマは「大悲のこころ」。
たまたま、上本郷のスーパー銭湯「ゆらの里」にて見たチアリーダーの番組について思うところを書きました。

http://www.merry-shaka.com/


追伸
おかげさまでメリシャカライブ2010は大好評のうちに終了いたしました。
ご覧頂いた方々有り難うございました。

(龍)

今年最後のボラン寺

2010-12-28 16:47:22 | 天真寺
ボラン寺。
1月号の寺報の発送作業を皆様のおかげで無事終えることができました。

今月の寺報は、下の寺報をクリックすると大きくなります(PDF)



法語カレンダー1月の言葉
聞思して遅慮することなかれ

新しい年を迎えます。これからの一日一日を漫然と過ごすことなく、今恵まれている命を精一杯生かさせていただこうと思いを新たにしています。しかし迷いの中にある私たちは、自らの力で真実に出遇うことはできません。阿弥陀さまのみ教えを聞くことで、進むべき道が明らかになるのです。「聞思」とは、人生のよりどころを明らかにする言葉を聞くことを通して、自ら問いを持ち、考えることの大切さを示します。一年の始まりにあたり、お聴聞中心の日々を心に誓い、本当の安心を得たいものです。(shizuka)

新年は「元 旦 会」からはじまります。
新しい年を迎えるにあたり、心も新たに、門信徒の皆さまとともに元旦のお参りをいたしましょう。本当の教えに出遇うことは「生きる」ことから、「生かされる」ことへの大転換です。亡き方々のお導きをいただき、今年もみ教えを聞くご縁を広げていただきたく念じ上げます。「元旦会」はすがすがしくも厳粛な法要となります。元旦にはぜひご家族揃って、お寺へお参り下さい。

「元旦会」 法要次第
平成23年1月1日(土) 午後2時より 天真寺本堂にて
「讃仏偈」おつとめ 「御文章」『元旦章』拝読 祝膳
[持ち物] お念珠 式章 お経本


(龍)

今年最後の仏教壮年会

2010-12-26 08:56:46 | 天真寺
今年最後の仏教壮年会です。

仏教壮年会は、毎月第三日曜日15:00~。。
今までは正信念仏偈を読んできましたが、先回から季刊せいてん(本願寺出版社)no.85に掲載されている入門講座「はじめて学ぶ親鸞聖人の教え」京都女子大学教授森田真円先生著を読み始めました。

今回は「《第一章》親鸞聖人の教えと私」を読みました。



書籍の内容はを一部を掲載します。
【慶びと嘆き】
親鸞聖人が表白される愚悪とは、真実で清らかなるものによって、照らされ映し出された自らの、そして人間の本質を顕わにされたものなのです。
 それは、まるで朝日が差し込んできて、無数の細かなホコリやチリが舞い上がっているのがみえるようなものなのです。真実で清らかな仏の光に照らされ映し出されて、自らの無数の罪深さと愚かさが顕わになってくるのです。
 仏に照らされ映し出された愚悪さを嘆きながら、そのままを救うという仏の慈悲に抱かれている慶びがあるのです。そしてまた、仏に抱かれているという慶びがあるにもかかわらず、あい変わらず煩悩から離れられないという愚悪の姿を嘆かずにはおれないのです。
親鸞聖人が、自らの有さまを嘆かれている場合、その根底には仏の慈悲に抱かれている慶びをもたれていることを見落としてはなりません。聖人にとって、救いの慶びと愚悪の嘆きは切り離すことのできないものなのです。

毎回、文章を輪読しておりますが、とてもわかりやすかったです。
ちなみに、次回の第二章のテーマは「悪人正機」です。

思えば、今年発会したばかりの仏教壮年会(発会式の様子はコチラ)。。。
お経の勉強
天ちゃんふれあい農園
夏休み子ども会
ビアガーデン
芋煮会
グランドゴルフ
・・・・
さまざまな活動をして下さいました。
今では、れんげ会(婦人会)とならび、天真寺の活動の中心であります。
これもひとえに、仏教壮年会O会長 K事務局長 そして会員の皆様のお力であります。

来年度も宜しくお願い申し上げます。

(龍)

今年最後の定例法座

2010-12-21 17:22:28 | 天真寺
毎月二十日はお寺の日。
午前11:00~写経教室。そして、午後1:30より天真寺定例法座が無事につとまりました。
一年を締めくくる法座の講師は天真寺法中です。

まずは、一人目は静香。


二人目は坊守。


三人目は龍哉。
そして、最後は住職です。


終了後には、一年間を通して法座に皆勤・精勤をされた方々の表彰式。


今年は、毎年秋の彼岸会法要にいらっしゃってくださっていた映画監督・松林宗恵先生の生涯を描かれた「まことしやかにさりげなく」(仏教伝道教会出版)の書籍を贈呈致しました。

そして、最後は忘年会です。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。


下の写真は「干し柿」です。
Kさんが天真寺になっていた渋柿を、自宅にて40日間干して、熟した干し柿を持ってきて下さいました。


俳句に、渋柿の 渋がそのまま 甘みかな とあります。
美味しい干し柿ができるには、渋の強い柿の皮をむき、涼しい風の通るところに下げておくと、太陽の光に照らされると。その渋が徐々に徐々に甘みに転じていく。「渋柿の渋がそのまま甘みかな」です。
親鸞聖人の「転」の世界を表しています。。

みんなでおいしく頂きました。

(龍)