今年最後の仏教壮年会です。
仏教壮年会は、毎月第三日曜日15:00~。。
今までは正信念仏偈を読んできましたが、先回から
季刊せいてん(本願寺出版社)no.85に掲載されている入門講座「はじめて学ぶ親鸞聖人の教え」京都女子大学教授森田真円先生著を読み始めました。
今回は「《第一章》親鸞聖人の教えと私」を読みました。
書籍の内容はを一部を掲載します。
【慶びと嘆き】
親鸞聖人が表白される愚悪とは、真実で清らかなるものによって、照らされ映し出された自らの、そして人間の本質を顕わにされたものなのです。
それは、まるで朝日が差し込んできて、無数の細かなホコリやチリが舞い上がっているのがみえるようなものなのです。真実で清らかな仏の光に照らされ映し出されて、自らの無数の罪深さと愚かさが顕わになってくるのです。
仏に照らされ映し出された愚悪さを嘆きながら、そのままを救うという仏の慈悲に抱かれている慶びがあるのです。そしてまた、仏に抱かれているという慶びがあるにもかかわらず、あい変わらず煩悩から離れられないという愚悪の姿を嘆かずにはおれないのです。
親鸞聖人が、自らの有さまを嘆かれている場合、その根底には仏の慈悲に抱かれている慶びをもたれていることを見落としてはなりません。聖人にとって、救いの慶びと愚悪の嘆きは切り離すことのできないものなのです。
毎回、文章を輪読しておりますが、とてもわかりやすかったです。
ちなみに、次回の第二章のテーマは「悪人正機」です。
思えば、今年発会したばかりの仏教壮年会(発会式の様子は
コチラ)。。。
お経の勉強
天ちゃんふれあい農園
夏休み子ども会
ビアガーデン
芋煮会
グランドゴルフ
・・・・
さまざまな活動をして下さいました。
今では、れんげ会(婦人会)とならび、天真寺の活動の中心であります。
これもひとえに、仏教壮年会O会長 K事務局長 そして会員の皆様のお力であります。
来年度も宜しくお願い申し上げます。
(龍)