天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

カンボジアからの便り

2007-10-31 22:47:00 | お寺でNGO
今年の夏、多くの方々にご協力をいただき、お寺でボランティア「みんなで布チョッキン」を行いました。

「みんなで布チョッキン」とはNGO法人「幼い難民を考える会」の参加型ボランティア企画で、お人形とボールの型紙通りに布を切り、それをカンボジアへと送ります。
そしてそれらは現地の女性により縫製をされ(これも女性自立の援助となります)、子どもたちへとプレゼントされるという活動です。

お寺では、皆さんとお人形とボールで遊んでくれるであろう子どもたちの笑顔を楽しみに作業を行いました。

そしてつい先日、送った布がカンボジアに着いたとの報告をいただきました。





こうしてさまざまなところへとつながりが広がることは、とてもうれしいことです。

来年もこの活動が続けられるといいな~と思ってます。
そしたらまたご協力をお願い致します。

(静)

寺報発送

2007-10-30 16:19:17 | 天真寺
毎月30日は「ボラン寺」、寺報発送のお手伝いをいただきました。

実は今日からご本山の念仏奉仕、皆さん京都へといらしているため心配していましたが。。お留守番の方々に頑張っていただき、作業が無事終わりました。
ホッ。





来月号には11月23日に勤まる「報恩講」のご案内をしております。
今年は3年超しのお願いで、若住職の恩師・浅井成海先生にご法話いただきますので、ぜひ多くの方にご参拝いただきたく思っております。
あと、天真寺雅楽隊のデビューも見物です。

皆さん、今日は朝早くからありがとうございました。

(静)

グリーフワーク

2007-10-29 17:05:30 | 日々
先日、富田富士也先生が主催する「グリーフワーク」をケアする1日研修に参加してきました。

その講義の中で印象の残ったことは、悲嘆ワークについてです。

猟奇的犯行や児童殺人事件など社会問題となる事件を起こした何人かの犯人たちに共通点があったそうです。
それは、祖父母・父母など近しい人を亡くすという経験をしていること。
誰もがしなくてはならない経験ながら、その際に自分の思いを聞いて受け入れてもらうことができないと、思考・感情・行動(知情意)のバランスが崩れ、人格障害へと進んでいき、自分自身を見失ってしまうことがあるのだといいます。

現在は、飛行機の座席や病院には「4」の数字は排除される所が多いようです。
そこには、マイナスイメージのあるものを排除していく社会全体の風潮が表れて見えます。
その中では、死は究極のマイナスととらえられるようです。

最近では、子どもに葬儀や法事のお参りに行かせない家庭もあるといいます。
子どもには、悪いことは見せない方がいいという親心のようです。
しかしそのために、死と向き合わずに成長し、子どもたちは心に闇を抱えたまま大人になってしまうことになります。

その現状を聞いて、「悲嘆のワーク」の大切さを改めて実感させていただきました。

今回の参加者の中には、北海道や山梨県から来られた方、看護士、グループホーム関係者、近くのお寺友達と多彩な顔ぶれでした。
全国各地から集まってきたメンバーを見ましても、グリーフワークに対する注目度が分かります。
これからのお寺にグリーフワークが必要とされていることを勉強させていただく、大変有意義な研修会でした。

(龍)

10月お経教室

2007-10-27 18:05:51 | 天真寺
今日は台風が近づいているという予報通りの強い雨。
そんななかも来月の「報恩講」のため、皆さんお寺へ足を運んで下さいました。



まずは喚鐘の打ち方の練習。

いつも喚鐘係をして下さっているるSさんが雅楽隊での出仕となるため、今回は他の方へバトンタッチ。
法務員のYさんの的確なアドバイスで、皆さん見る見る間に上達しました。





今日は忙しい!

続いては「報恩講」に先立って行われる「門信徒会入門式」での、おつとめの練習です。
お経教室のメンバーにお参りをしていただく予定。
だんだんと動きがそろってきれいなお作法と、お経の声の響きになりました。

これなら本番も大丈夫。
安心して法要が迎えられそうです。

目指すはご門徒さん主体の「報恩講」、一歩一歩近づいていくようで有り難いです。

(静)

50周年記念大会

2007-10-24 09:56:11 | 仏教
先日パークホテル東京で、東京教区仏教婦人会の結成50周年記念大会が行われました。

残念なことに坊守と出席するはずだった婦人会長さんの具合が悪くなり、急遽私が一緒に行くこととなりました。

当日は2000人以上の方々が集まる中、記念の音楽法要です。





そして記念講演は作家のひろさちや先生。
広い会場のため左右にある大きなスクリーンに映ったアップの顔です。





記念法話は迦陵頻伽の皆さんによるものでした。

ひろ先生は面白く、そして迦陵頻伽の皆さんはしんみりと、どちらも有り難く聞かせていただきました。

50周年の歴史を振り返り、重ねられてきたご苦労とやはり女性はすごい!み教えを支える女性パワーを知る貴重な機会となりました。

祝賀会では美味しいお食事もいただきました。

あとはホテルでテレビで見るよりずーっときれい、モデルみたいで驚いた荒川静香と、大竹まことにも会ったりして。。ちょっとミーハーに喜んでしまいました。

(静)