天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

メリシャカ!仏声人語

2011-11-30 21:33:04 | 天真寺

メリシャカ!仏声人語にアップしました。
今回のテーマは、金子みすゞ→http://www.merry-shaka.com/

友人のHさんが書いた「どうか責めないで」ぜひお読み下さい。
先日、東青僧の研修会にてお話しいただいた福島県仙台市の被災寺院の住職の体験談であります。ラジオから流れてきた言葉に救われたという言葉が今でも忘れられません。
http://www.merry-shaka.com/?eid=706

(龍)


おかげさま報恩講が厳修されました

2011-11-28 21:12:48 | 法要

平成23年11月23日、無事に天真寺おかげさま報恩講法要が厳修することができました。
一日の流れを写真で追っていきます。(写真撮影は門信徒Oさん)

入門式

午前11時から門信徒会入門式です。
讃仏偈のお勤めの後、皆様と一緒に「誓いの言葉」を読みます。

集合写真



入門式を受式頂き、有り難うございました。
入門式の後は、お斎の時間です。

雅楽ミニコンサート

午後12時30分から天真寺ふれあいパークにて雅楽ミニコンサートが開催されました。
例年は本堂でのミニコンサートですが、今年は野外にて舞楽が奉納されました。

舞人は、天真寺雅楽教室講師 弘山眞智先生です。



天真寺雅楽会が「胡飲酒」を演奏する中、弘山先生が舞を披露して下さいました。



全部手作りのシートです。




おかげさま報恩講

午後1時30分からおかげさま報恩講法要が始まりました。
今年の法要では、急遽行道をすることになりました。
行道とは、結衆の僧侶が読経をしながら、本堂の周りをめぐりながら礼拝するお勤めです。



本堂の中では、本尊を中心に、右回りにめぐりながら、読経をしてお勤めをします。




そして、ご法話の時間。
ご講師は義本弘導先生です。






あたたかい仏さまのお話を頂きました。

今年も、本当に多くの方々に支えられ、天真寺おかげさま報恩講を勤める事ができました。
下の写真は、結衆、讃嘆衆の22名の集合写真です。
今年も、富山県・新潟県・京都府より天真寺おかげさま報恩講にお参り下さいました(感謝!!!)



お斎・お茶のご用意は、婦人会の皆様。
本堂の準備・設営・入門式での勤行・法要の司会・写真撮影は、門信徒会・壮年会のの皆様。
雅楽ミニコンサート・法要は、法中・天真寺雅楽会の皆様。
そして、遠方より法要に参列してくれた友人達。
多くの皆様の支えされ法要をおつとめすることができました、本当に本当に有り難うございました。

(龍)



 


仏教壮年会「みんなの法話」

2011-11-27 14:53:40 | 天真寺

今まで、天真寺仏教壮年会では、書籍を一緒に声に出して読み、疑問を語りあってきました。

今まで読んできた書籍は
□同朋 本願寺出版社
□「はじめて学ぶ七高僧」黒田覚忍著
□季刊せいてん「はじめて学ぶ親鸞聖人の教え」森田真円著

七高僧、親鸞聖人の教えについて、学んできました。
これで一段落?次は何のテーマにしようか思案中???

今月は、本願寺新報のみんなの法話から2つの法話を一緒に読みました。

来年からは、新しい企画の勉強会を予定しております。

次回の仏教壮年会は、12月17日(土)15時~です。

(龍)


ボラン寺(今年最後の寺報発送しました)

2011-11-26 10:08:39 | 天真寺

今年度最後の寺報(月刊天真12月号)の発送作業が終わりました。
一年間12回の寺報の発送作業。
毎月、皆様のご協力により、無事に発送することができます、誠に有り難うございました。

12月の寺報(月刊天真)
http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori23-12.pdf


今月の寺報のトップは、天真寺日記でもご案内させて頂きました門信徒・安井さんが本願寺新報の「people-ひと-」( 今「きらり」と光る注目の「ひと」、「スポットライト」を浴びて活躍中の人)にて紹介された記事です。

記事はこちら ↓




そして、今回は一口感話は、釋大悟です。

現在、天真寺が出来るまでを取材中です。前住職(西原正念)は私の祖父です。島根県浄円寺の次男として生まれ
 30歳で都市開教に情熱を燃やし無一文で東京に出てきました。そして松戸に拠点を置き八柱霊園で読経をしながら、「真実」という言葉が好きだったので、「真実教会」という看板を掲げ布教伝道を行っていました。浄土真宗の開祖親鸞聖人はあらゆる者を救いとる阿弥陀如来の教えこそ真実の教え、究極の教えであると仰せになりました。浄土真宗の根本聖典『浄土三部経』の中の一つ『仏説無量寿経』には、あらゆるものを念仏一つで救おうと誓われた、阿弥陀如来の本願のおこころが説かれています。親鸞聖人は、「それ真実の教を顕さば すなわち 大無量寿経 これなり」と示されました。祖父が今の私と同じ歳の頃に真実教会の看板を掲げ、情熱を燃やし布教伝道を続けてきたおかげで今の天真寺が出来たのです。本当に頭が下がります。聖典のご文を学んで、祖父が真実と名乗った心に出会えたような、そんな気持ちになりました。

◇一口メモ◇
本願寺新報(本願寺出版社)とは、門信徒の方々の新聞です。
宗門の動き、社会問題、やさしい法話、童話のページなど新しい情報が紙面いっぱい。1日・10日・20日と月3回発行です。
【年間購読料】4,080円(税込・送料共)1部 120円(税込・送料共)
【本願寺新報購読のご案内】http://hongwanji-shuppan.com/item/teiki.html?nbn=shinpou
【本願寺出版社】http://hongwanji-shuppan.com/

(龍)


天真寺おかげさま報恩講舞楽奉納。

2011-11-24 09:37:11 | 雅楽教室

11月23日、この日は法照山天真寺の年間最大行事、
天真寺おかげさま報恩講の日です

報恩講とは、浄土真宗の御開山・親鸞聖人(1173~1263)のご命日にあたって
聖人のご遺徳を偲び、そのお徳をたたえる
浄土真宗のお寺や家庭においてもっとも大切なお仏事です

天真寺雅楽教室の受講生のみなさんは
この日のためにお稽古しているともいえます

 

ことしは親鸞聖人750回大遠忌の年。
このご縁を記念して、天真寺雅楽教室では舞楽を奉納することになっていました。

舞台は境内の本堂に向かって左側にあらたに整備された芝生エリアです

野外の演奏にもちろん雨は禁物

前夜からお天気が気になっていましたが、あさから快晴



舞楽は華麗な装束を身にまとい、雅楽器の演奏によっておこなわれる舞です。
元来、舞楽は大きなお寺や宮廷・貴族の邸宅の屋外で舞うものでした

舞楽の装束には木々の美しさが似合います



 





舞楽の奉納も無事におわり、いよいよ法要です。

今年の報恩講ではお坊さんが本堂に入堂・退出するときの曲にくわえて
「三奉請」というおつとめに楽器の音色をそえること
それから、親鸞聖人のお作りになったおつとめ「正信念仏偈」に
打物(雅楽の打楽器。鞨皷・太皷・鉦皷)を打ち添えることもしました



平成十九年の開講からはや4年。
みなさん本当に上達なさいましたね

これからも
もっともっと精進して行きましょう

おつかれさまでした

次回の雅楽教室は

12月25日(日)
15:00~

平成23年の吹き納めです。

(眞)