天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

東日本大震災復興支援CD発売します!

2011-06-29 20:45:02 | 天真寺
東日本大震災復興支援CDを発売します。



天真寺寺基移転20周年を記念して制作したCDが仏教讃歌20"UTAOU"です。アレンジ、歌入れ、演奏まですべてご門徒さんによる作品です。この度は、改めて震災復興支援CD"UTAOU"としてリニューアルししました。

東日本大震災復興支援CD 仏教讃歌"UTAOU"

 1、やさしさにであったら
 2、ありがとう
 3、Namo Amida Butsu(ナモアミダブツ)
 4、小さきあこに(初参式の歌)
 5、いのちまいにちあたらしい
 6、旅ゆくしんらん
 7、千の風~限りないいのちに包まれて~
 8、聖夜
 9、念仏
10、バイバイグッドバイ
11、天ちゃんのうた

全11曲収録されております。

一枚1000円で販売します。
*収益は全て被災地支援に送らせていただきます。

[仏教讃歌20制作委員会]
PRODUCE エスパシオ
RECORDING DIRECTOR 竹内伸夫
VOCAL 高森篤子
VOCAL 竹内恵里
CHORUS 天ちゃんずファミリー
PIANOANDKEYBORD 竹内恵里
ARRANGEMENT 竹内恵里
GAGAKU 弘山真智
SPECIAN THANKS 天真寺門信徒会

みんなによる力作です。
ご希望の方は、天真寺 担当/西原龍哉(TEL0470389-0808 Mail info@tenshin.or.jp)迄ご連絡下さい。

(龍)







【告知】明日は第三回野菜作り教室が開催されます

2011-06-25 12:48:12 | 天真寺ふれあい農園
明日は、天真寺ふれあい農園にて第三回野菜作り教室が開催されます。

お寺で学ぶ 
楽しいやさいづくりのお教室




↑詳細は、上の画像をクリックして下さい。

早いもので、第三回目を迎えます野菜作り教室です。
みんなが植えた苗たちは大きく成長しております。

天真寺ふれあい農園の様子です。









順調に育っている中に、緊急事態が発生しました。
大きく成長したキュウリがなにものかに食べられています。



明日の教室では、収穫体験。
そして、大きくなった野菜たちが食べられないように対策をする予定です。

明日6月26日(日)14:00~です。
天気は曇りの予報なので、大丈夫でしょう。
たくさんのご参加をお待ちしております。

(龍)

寺報発送作業(ボラン寺)

2011-06-24 10:51:10 | 天真寺
本日は、ボラン寺の日。
皆様のおかげで無事に月刊天真7月号の発送作業が終了しました。
今月の寺報(PDF)→http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori23-07.pdf



今回の寺報には、住職が田老の町を訪れた「被災の地を訪ねて・・・」という岩手県田老町の現状についての報告があります。

東北の町は震災後、人家の明かりが無くなり、夜空の星が一段ときれいに見えるという。今から40数年前、大学時代の友人の住む岩手県の海沿いの宮古市田老に行った時、生まれて初めてサンマの刺身をご馳走になった。当時は物流もよくなかったので、傷みやすいサンマの刺身なんて食べたことがなかったが、いや~感激したもんだ!!その後、度ある毎にお邪魔している。



田老は慶長・明治・昭和と度々20m以上の大津波に襲われ、多くの被害を出してきた歴史があり、昭和54年に長さ2.433m、高さ10mの二重構造の防潮堤が構築された。度々20m以上の大津波に多々襲われている田老にとって、10mの堤防では防ぎきれないことは明らかなこと…。しかし高さ20mの防潮堤にしたら、町には風が入らず地底のような湿気などで生活環境が悪化してしまう。
この田老防潮堤の目的は、初めから津波を撃退することではなく、津波の衝撃を和らげること。防ぐことはできなくとも、せめて住民が避難する時間を少しでも稼ぎたいとの思いで作られたという。この度は、その10mを軽々と乗り越え田老の町は壊滅的被害を受けた。友人のSさんからのメールで「最後に見た田老の町はもうありません」という言葉が、今でも深く印象に残っている。未だ避難所であるグリーンピア田老では、町の人600人が生活を送っている。


(金融機関の金庫)


(ご遺骨が安置される客殿)

友人のお寺はチョットした高台にあるので被災は免れたものの、檀家900戸中700戸が被災した。一時はお寺も避難所になっていたが、現在は客殿に150体余りのご遺骨がずらりと安置されている。檀家さんの家では仏壇から何から何まで流された為、各家の過去帳を新たに作成の毎日という。住職のTさんは町の人が明るく元気になるようにとの願いのもと、日々田老の町の人々と共に過ごしている。この度は、宮古市田老のJ寺さんで一泊、翌日は海岸沿いを南下し気仙沼の知り合いのK寺さんで一泊させて頂いた。お見舞いに伺ったつもりが、かえってご迷惑をお掛けしまった。

被災地の 涙に映る 流れ星 住職

以上です。

今月も宜しくお願い申し上げます。

(龍)





子どもに読んでもらいたいオススメ絵本

2011-06-18 13:55:05 | 天真寺
天真寺の対面所の本棚には、漫画サザエさんからお経の解説書までたくさんの書籍がならんでいます。ご門徒さんには、法事の前などは、そちらでお待ちいただくことになっています。

あるご門徒の方から、「この本は販売されておりますか」と言われたが東本願寺出版「君はそのままでいいじゃないか」という絵本です。ぜひ、子どもたちに読んでもらいたいとのこと。先日、東本願寺での親鸞聖人750回忌大遠忌法要に参拝したおりに、いいなぁ!と思って買った絵本でありました。

かわいらいいイラストと優しい言葉たちがとても温かい世界を作り出しております。



絵本から少し言葉を紹介します。

君はそのままでいいじゃないか

ぼくたちはぶつかってグチャグチャに傷つくときもある。負けるときもあるし、とんでもないことに出会うかもしれない。
君に伝えたいことがある。
こころの傷は、だれでもない君であるあかしなんだ。言い負かされることだって、君の生きている足あとじゃないか。よいこともわるいことも、すべて君が生きているあかし。なにひとつかくしたり、消すことはない。すべて君の大切なあゆみなんだ。

是非子どもたちに読んでもらいたい一冊です。
天真寺でも10冊取り寄せました。お読みになりたい方は、声をかけて下さい。一冊350円です。

こちらからでも↓お求め頂けます。

君はそのままでいいんじゃないか
クリエーター情報なし
東本願寺出版部(真宗大谷派宗務所出版部)


(龍)