天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

たまねぎ茶

2007-01-18 23:04:38 | 日々
中学時代の友達とお食事に行って、年末からお願いしてあったたまねぎの皮をもらってきました。




昨年11月報恩講の頃、坊守(母)が疲れからか顔や首にアレルギーのような症状が出て困っていました。
その時ご門徒のMさんがすすめてくれたのが、たまねぎ茶。
たまねぎの皮を煮出したものを飲むというもの。

Mさんはここ半年朝晩と飲み続けていて、調子がいいらしいのです。
そう言えば・・・と、集まった婦人部の方々と、
Mさんがどうも最近スリムになった、と話題になりました。
確かにお顔もすっきりとして、むくみが取れ色も白くなったような。。
他にも、足裏のがさがさが取れて、肌もきれいになってきたとおっしゃるのです。

たまねぎ茶は、血圧を下げる効果などで知られていますが、健康だけでなく美容にもいいとは
早速飲み始めることにしました。
あとは、こういうものは続けるのが大事。
ラッキーなことに友達のお母さんが協力して下さり、たまねぎの皮をいつも大量にいただいています。

まだ始めて2ヶ月ですので、効果はこれから。
頑張って飲み続けてみたいと思っているところです。



いつもありがとう~
またよろしくね

(静)



葬儀について考える

2007-01-18 20:29:05 | 宗教
シンポジウム「葬儀を考える」が武蔵野大学にて開催されました。



パネリストに

大竹 幸浩(駿台トラベル&ホテル専門学校 ライフステージ・プロジュース学科長)
大村 英昭(関西学院大学大学院教授)
碑文谷 創(雑誌『SOGI』編集長、葬祭ジャーナリスト)
宮本 義宣(浄土真宗本願寺派 中央基幹運動推進相談員)

諸先生をお迎えして、3時間30分にわたり熱弁が繰り広げられた。

最近は、テレビ・雑誌等でさまざまな形の葬儀がとりあげられている。
今は、
家族葬・お別れ会・直葬・無宗教葬(自由葬)とさまざま葬儀の形が存在するという。

その中で聞き慣れない言葉に直葬がありました。
直葬とは、病院などで亡くなられた人が、そのまま火葬場に向かうという形であります。

今までは、亡くなられたならば、一度住み慣れし家に枕飾りをしてお迎えして、そしてお葬儀という形が一般的でありました。

が、直葬の場合は、家に帰らないでそのまま火葬場に運ばれるという。

そこには「高齢者に家での居場所がなくなってきているのでは」という社会背景が指摘されていた。

現在の都市部では、高齢者が生活しにくい環境になっていることを実感します。
しかも、若者中心(知識中心)の社会になり「おばあちゃんの知恵袋」が見過ごされつつあるような。

ご門徒のおばあちゃんが町を歩いていると「どけ、ばばあ」と小学生の子供に言われたと、ショックを受けていました。そんなことが現実にあるのです。

若さ・速さ・合理性を求め、人生について未熟な若者の価値観中心の結果、
日本古来から培われてきた文化が見失われてきているのではないだろうか。

様々な事件が起こる現代。
地震・雷・火事・おやじ
知識では計ることの出来ない、人とのつながり・縁を見つめ直す時代に来ているような気がする。

そんなことを直葬が多くなっている時代だからこそ思います。

最後に、浄土真宗のお葬儀の意味を確認しました。
その中注目されていたのが、「グリーフケア」です。

新しい形の葬儀・儀式としてだけではなく僧侶と門信徒が一体となって作り出していく葬儀が中心になってくるだろう。

でも、なによりお葬儀がただの儀式に終わるのではなく、故人とのお別れを偲び、お浄土へ向かっての新たな第一歩を踏み出していけるようなお葬式だったらなぁと、自分のお葬式の形を考えています。

(龍)