「アキンド女」と「サムライ女」
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20121010/136921/
うまいこというなあと思ったら
「草食男子」で流行語大賞をとった深澤真紀さんの造語でした。
自分の存在を「物語」にして「商売」にしていく女を「アキンド女」
一方で、成功していながらも、自分の「女」の「物語」を売りにすることをよしとしない「サムライ女」
と、説明されています。
元祖アキンド女として、瀬戸内寂聴、岡本かの子、林芙美子、宇野千代、
元祖サムライ女として、白州正子、幸田文、向田邦子、須賀敦子、沢村貞子
などを、上げています。
なんとなく傾向がわかりますね。
「生き様」をさらすのが「アキンド女」で
「生き方」を示すのが「サムライ女」なのかな、と
わたしは解釈します。
若い頃は、アキンド女もおもしろいと思ったけど
いまはサムライ女のほうに興味をひかれます。
白州正子にしろ幸田文にしろ須賀敦子にしろ、もともと物書きではなく
多筆になったのは50代くらいから。
自分がその年齢に近くなっているので、なおさらでしょう。
さて近頃、ネット関係の講座で「個人ブランディング」が大切だ
ということを教えてもらいました。
セキララに自分を売り出すという「アキンド女」的な方法です。
若いうちはそれもいいけど、この年になるとね・・・。
無理せずにやっていきたいものです。