(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

ふたりはプリキュア 第32話 『ポルンを励ませ! とっておきのカーニバル』

2013年09月08日 | ふたりはプリキュア
これまたけっこうどうでもいい話だ。

 そんな今回のお話は…
 なぎさは奪われた石の番人の安否、そして7つの石のパワーを託されたポルンを守らなければならないプレッシャーを感じていた。
 しかしそんな心配をよそに今日もポルンは元気いっぱい。コソコソと隠れなければならない生活に辟易して、「虹の国に帰りたいポポ!!」「一緒に遊ぶポポ!!」となぎさを困らせる。
 ポルンの寂しさは理解できるものの、ホーピッシュがなければ虹の国に帰ることもできず途方に暮れるなぎさとほのか。まずは石の番人とホーピッシュを取り戻すべきだと、その所在を突き止める方法を思案する。
 ドツクゾーンでのジャアクキング復活を遂げた闇戦士たちは、次に7つの石のパワーを奪うべく石の番人を詰問していた。
 しかし彼を亡き者にすれば、仮に石のパワーを手に入れても使うことができないとあり、頑として口を割らない番人を持て余す始末。
 戦士体とは正反対に人間体では引っ込み思案で声が小さいレギーネが「どこに隠したのよー!!」と叫んでも、番人をビックリさせるだけだった。
 そこで闇戦士たちはプリキュアの2人を締め上げれば何とかなるのではないかと再び画策し、その刺客としてレギーネを放つ。
 「ポルンに予知能力があるのでは?」と、学校から帰るなり番人とホーピッシュの所在を聞いてみるなぎさとほのか。
 しかしポルンは「喋る鳥ポポ!」と言うだけで要領を得ない。そればかりか「虹の園に帰りたいポポ!!」と泣き出してしまった。
 気分転換を思いついたなぎさとほのかは、すでに終わってしまった夏祭りをせがむポルンにそれと近い場所を提案。遊園地へと向かう。
 メップルやミップル、そしてようやく笑顔に戻ったポルンと共に思い切り楽しむなぎさとほのか。しかしそこに邪悪な気配が立ち込める…
 以上公式のあらすじより抜粋。

 お話はサブタイにあるように、ホームシックのポルンを励ます、というだけの話。別に「とっておき」の某があるわけでもなく、遊園地に行くだけだし。
 そんなわけで、特に某ないのでまたもや困ってしまうわけである。一応は、なぎほの・ミポメポ.ポルンは仲間だよということを説いてはいるのだが、特別感動的な何かがあるわけでもないしなぁ。正直言ってしまうと、わがまま言うポルンに少々イラッとしたくらいである(笑)。
 物語的には、プリズムストーンの力がどこにいったか分からない闇の戦士たちが、石の力を求めてプリキュアに戦いを挑み力ずくで聞き出そうとし、なぎほのは石の力を授かったポルンを守る為にミポメポ以上に彼を守らなくてはならない。囚われの番人は何とか謎の洋館からの脱出を試み、光の園に帰りたがっているポルンの為にも、帰るのに必要なプリズムホーピッシュと番人を何とか救い出したいなぎほの、と現在こういった状況なのである事を説明はしていて、まぁぶっちゃけ、そういった構図が分かれば良いみたいな話ではある。

 一応は、前回・今回とホームシックにかかっていたポルンが、今回を経て元気になったことを示してはいるのだが、以前にも申しましたように、小動物になんら思い入れのない身としては、ポルンのホームシックなんぞはどーでもいーのである。
 せめてポルンが可愛らしい所があって、ホームシックに陥って寂しがっている彼に可哀想だと思えるのならいいのだが、正直この頃のポルンは全然可愛くないから(笑)、ポルンを励ますぜー!という話自体で全然盛り上がれないよなぁ。むしろ次回のシホリーナのラクロス部話の方がとてもおもしろそうである。

 まぁこの初代プリキュアにおいて、小動物たちは物語的にけっこう重要な役回りではあって、なぎほのはふたり一緒にいてミポメポがいないと変身できないし、ポルンは石の力を授かってレインボーブレスを出す役割があるから、それなりに比重を置いた上での今回のお話になっているとは思う。
 とは言え、この物語の主役はなぎほのであって、視聴者としてもなぎほの、ひいてはプリキュアの活躍なりを見たいのだ。小動物たちのお話はあっても良いが、やはり主役が話を回してこその物語であろう。
 そういった観点から、今回はもうちょっとなぎさとほのかがいろんな事をしても良いのではないかと思いました。メインターゲットの皆さんはともかく、私としてはなぎほのが何をして、どう感じ、どうするのかを見たいのだ。
 ポルンをなんとかしようと遊園地に行って戦闘して終わりでは、さすがに少し寂し過ぎるような気がしますな。

 最後にちょっと気になった所を。
 第3クールに入ってから、悪役の悪行にプリキュアが「許せない!」と良く言うようになった印象があります。なぎほのプリキュアはよく「許せない!」という言葉を使う印象が強いので、印象通りではあるんですけど、「許せない」ってけっこう強い語感ですよね。
 そんな強い語感の言葉を、割となんでもないと言ってはなんですけど、今回で言えばちょっとポルンが吹き飛ばされたくらいで使うもんだから、なんかこう、画面と台詞のギャップがあって違和感を感じてしまうんですよね。
 それに第2クールまではそんなに多用していなかったと思いますので、そんなに怒る事かなとか思っちゃうなぁ。ああ、だからここ数年のプリキュアは「許せない!」とかの強い語感の言葉を使わないのかな。とか思ったり。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿