サブタイの不思議な出会いは今回ほとんど関係無い。
そんな今回のお話は…
奏のお店、ラッキースプーンへ、アコがおたんじょう日ケーキの注文にやって来たわ。あしたは音吉さんのおたんじょう日なんだって!
「気合いのレシピ、見せてあげるわ!」とはりきる奏。響とエレンも「みんなでお祝いのうたをうたおうよ!」と大はしゃぎ!
だけど、アコはみんなといっしょに歌いたくないみたい…。どうしてかしら…?
お家の庭で、パパとママにもらった大切なオルゴールをきいていたアコ。そこへアコをしんぱいした奏太がやってきたわ。アコはみんなといっしょに歌えないワケを奏太に打ちあけるの。
そのとき、アコたちのまえにトリオ・ザ・マイナーがあらわれた!ファルセットは、アコのオルゴールをとりあげて、ネガトーンに変えてしまう!
ぶきみな音で、町の人たちをかなしませるネガトーン。「私のオルゴールで、町の人たちをかなしませるなんて!」
アコはミューズに変身して、ひとりでネガトーンに向かっていく。ところが、奏太がファルセットたちにつかまってしまった…!
以上公式のあらすじ。
サブタイはお話にほとんどかかってこないが脚本は良く出来ています。
日常パートの「どうしてアコは歌いたくないのか」ということと、アコと同い年であり奏の弟「奏太」を上手く使っているし、何より戦闘での流れも日常パートを踏まえており感心した。
前半部分では奏太が印象深く、アコは他のプリキュアと違って小学生なので、彼女の「歌いたくない」の理由を響きたちが聞き出すとどうも説教臭くなってしまうというか、上から押さえつけるような印象が出てしまうし、なにより中学生のお姉さんよりも同級生の方が話しやすかろうというものであるし、いつも一緒にいる奏太だからこそという部分が大事だ。
そういう観点から言って、アコが歌ってパパママを思い出して帰りたくなってしまうからという理由を、割と素直でないアコが自然に話す所に無理が無い。
またアコの話を聞いての奏太も良い。もちろんの事だが奏太はアコに好意を持っているわけだが、彼女が帰りたくなってしまうという話を聞いて、ちょっとどうしようかというような顔を見せるのだ。両親が遠い国にいると聞いている彼は、いつかアコがそっちへ行ってしまう事を恐れている。しかし彼女が両親の元で暮らした方がよい事も理解していてそのジレンマに困惑している表情が窺えるのが良い。
そして彼はファルセットの登場にアコの前に出て「逃げろ!」と促す男らしさもあるし、その前の歌わない云々でわざわざプリンを持ってアコを心配し尋ねてくる優しさも持っていて、あぁどーせ将来コイツらくっついちゃうんだろうなぁなどと思いつつも、これまでいつも一緒に居た事だし、先に述べた部分もあるので寂しくもあるが、どうせだったらもうふたりにはくっついていただきたいと思ってしまう。まぁそんな、奏太に嫌味がないってのがいいわけですよ。藤P先輩(MH)とか牛乳(SS)とか大輔(FP)とかモジャ毛王子と比べたらもう全然いい男ですよねー。
そんな奏太が戦闘にも関わって、なにより今回の戦闘は実にプリキュアらしさのある展開がけっこうたまらない。
まず一人で戦うミューズに奏太を人質に取られ、優勢だった所が一転ピンチとなる。そこでファルセットがメフィストを取り返した今、ミューズが戦う理由はないだろうとし、この世界の事は放っておけといかにも悪役らしい事を言ってくれるのもさることながら、ミューズが自分が守りたいのはパパママだけでなく、この世界の大切な人達も守りたいのだと、プリキュアの本懐のひとつである所の「守るために戦う」という強い意志を示してくれるのが気持ち良い。しかし一人で戦うミューズでは……という時に満を持してメロディリズムビートが登場。そこからの奏太救出のための連携がたまらない。
ミューズを先に行かせるために、いわゆる「ここは俺に任せて先に行け!」なのだが、この連携こそプリキュアがひとりでない事の理由であり、劇中でも語られるように「ひとりで出来ない事も、仲間と一緒ならきっと出来る」を体現してくれて見ていてこの上なく気持ちが良い。
ぐりぐり動くアクションがあったわけではないが、これぞプリキュアという展開を熱く見せてくれてた。毎回これくらいのプリキュアらしさがあるといいですね。
個人的な所では、戦闘での連携で、リズムがミューズの手を掴んで放り投げ、ビートのビートソニック(だったっけ?)の音符に掴まってすっ飛んでいくミューズの、特に何も言っていないのにそれと分かってしまうプリキュアたちの行動が見ていて壮快。ピンチを一転、完全に相手を出し抜いて人質救出の構図がたまらなく高揚する。
上記しましたが、こういうひとりひとりの力が合わさって事を成す、プリキュア魂はやっぱり見ていて気持ちが良いですなぁ。
もひとつ、奏太救出の後、「女の子にだっこされちゃってカッコ悪い子」と冗談で言うリズムに、ミューズが「そんな事ないよ。意外とカッコいい所もあるんだよ」と言うシーン。
奏太は言わずもがなだが、アコは奏太をどう思っているのか。の、答えがこれである。まぁ小学4年生(だったっけ?)の羞恥心の固まりみたいな時期に、いっつも男女で一緒にいるんだからなんとも思っていないわけが無い。
ああ、なんかこう、アレだ。娘がどうもクラスの誰々くんが好きらしいとわかった父親の気持ちはきっとこんなんなのではないだろうか。ただの糞ガキならば誰がやるかといえるのだが、奏太は特にここがイヤだというのが無いからなぁ。じょうきしましたけど、もういっそくっついて初々しいちびっ子カップルっぷりを見せてほしいような気がしないでもない。
そーいえば、今回からEDにミューズが加わりました。ちなみに初出は映画です。
しかしなんか他の三人とちょっと感じが違うような気がしますな。テクスチャがちょっと違うのかなぁ。よく分かりませんが。
髪がすごくキレイに動いていて(まぁそれはミュースに限らすですが)CG斑はがんばってます。
今週のまたみてね
今回のまたみてねは「泣き顔のハミィのドアップ」でした。
次回はまーた音符の話らしいです。もう音符云々の話は飽きたなぁ。他におもしろい点があればいいんだけど。
そんな今回のお話は…
奏のお店、ラッキースプーンへ、アコがおたんじょう日ケーキの注文にやって来たわ。あしたは音吉さんのおたんじょう日なんだって!
「気合いのレシピ、見せてあげるわ!」とはりきる奏。響とエレンも「みんなでお祝いのうたをうたおうよ!」と大はしゃぎ!
だけど、アコはみんなといっしょに歌いたくないみたい…。どうしてかしら…?
お家の庭で、パパとママにもらった大切なオルゴールをきいていたアコ。そこへアコをしんぱいした奏太がやってきたわ。アコはみんなといっしょに歌えないワケを奏太に打ちあけるの。
そのとき、アコたちのまえにトリオ・ザ・マイナーがあらわれた!ファルセットは、アコのオルゴールをとりあげて、ネガトーンに変えてしまう!
ぶきみな音で、町の人たちをかなしませるネガトーン。「私のオルゴールで、町の人たちをかなしませるなんて!」
アコはミューズに変身して、ひとりでネガトーンに向かっていく。ところが、奏太がファルセットたちにつかまってしまった…!
以上公式のあらすじ。
サブタイはお話にほとんどかかってこないが脚本は良く出来ています。
日常パートの「どうしてアコは歌いたくないのか」ということと、アコと同い年であり奏の弟「奏太」を上手く使っているし、何より戦闘での流れも日常パートを踏まえており感心した。
前半部分では奏太が印象深く、アコは他のプリキュアと違って小学生なので、彼女の「歌いたくない」の理由を響きたちが聞き出すとどうも説教臭くなってしまうというか、上から押さえつけるような印象が出てしまうし、なにより中学生のお姉さんよりも同級生の方が話しやすかろうというものであるし、いつも一緒にいる奏太だからこそという部分が大事だ。
そういう観点から言って、アコが歌ってパパママを思い出して帰りたくなってしまうからという理由を、割と素直でないアコが自然に話す所に無理が無い。
またアコの話を聞いての奏太も良い。もちろんの事だが奏太はアコに好意を持っているわけだが、彼女が帰りたくなってしまうという話を聞いて、ちょっとどうしようかというような顔を見せるのだ。両親が遠い国にいると聞いている彼は、いつかアコがそっちへ行ってしまう事を恐れている。しかし彼女が両親の元で暮らした方がよい事も理解していてそのジレンマに困惑している表情が窺えるのが良い。
そして彼はファルセットの登場にアコの前に出て「逃げろ!」と促す男らしさもあるし、その前の歌わない云々でわざわざプリンを持ってアコを心配し尋ねてくる優しさも持っていて、あぁどーせ将来コイツらくっついちゃうんだろうなぁなどと思いつつも、これまでいつも一緒に居た事だし、先に述べた部分もあるので寂しくもあるが、どうせだったらもうふたりにはくっついていただきたいと思ってしまう。まぁそんな、奏太に嫌味がないってのがいいわけですよ。藤P先輩(MH)とか牛乳(SS)とか大輔(FP)とかモジャ毛王子と比べたらもう全然いい男ですよねー。
そんな奏太が戦闘にも関わって、なにより今回の戦闘は実にプリキュアらしさのある展開がけっこうたまらない。
まず一人で戦うミューズに奏太を人質に取られ、優勢だった所が一転ピンチとなる。そこでファルセットがメフィストを取り返した今、ミューズが戦う理由はないだろうとし、この世界の事は放っておけといかにも悪役らしい事を言ってくれるのもさることながら、ミューズが自分が守りたいのはパパママだけでなく、この世界の大切な人達も守りたいのだと、プリキュアの本懐のひとつである所の「守るために戦う」という強い意志を示してくれるのが気持ち良い。しかし一人で戦うミューズでは……という時に満を持してメロディリズムビートが登場。そこからの奏太救出のための連携がたまらない。
ミューズを先に行かせるために、いわゆる「ここは俺に任せて先に行け!」なのだが、この連携こそプリキュアがひとりでない事の理由であり、劇中でも語られるように「ひとりで出来ない事も、仲間と一緒ならきっと出来る」を体現してくれて見ていてこの上なく気持ちが良い。
ぐりぐり動くアクションがあったわけではないが、これぞプリキュアという展開を熱く見せてくれてた。毎回これくらいのプリキュアらしさがあるといいですね。
個人的な所では、戦闘での連携で、リズムがミューズの手を掴んで放り投げ、ビートのビートソニック(だったっけ?)の音符に掴まってすっ飛んでいくミューズの、特に何も言っていないのにそれと分かってしまうプリキュアたちの行動が見ていて壮快。ピンチを一転、完全に相手を出し抜いて人質救出の構図がたまらなく高揚する。
上記しましたが、こういうひとりひとりの力が合わさって事を成す、プリキュア魂はやっぱり見ていて気持ちが良いですなぁ。
もひとつ、奏太救出の後、「女の子にだっこされちゃってカッコ悪い子」と冗談で言うリズムに、ミューズが「そんな事ないよ。意外とカッコいい所もあるんだよ」と言うシーン。
奏太は言わずもがなだが、アコは奏太をどう思っているのか。の、答えがこれである。まぁ小学4年生(だったっけ?)の羞恥心の固まりみたいな時期に、いっつも男女で一緒にいるんだからなんとも思っていないわけが無い。
ああ、なんかこう、アレだ。娘がどうもクラスの誰々くんが好きらしいとわかった父親の気持ちはきっとこんなんなのではないだろうか。ただの糞ガキならば誰がやるかといえるのだが、奏太は特にここがイヤだというのが無いからなぁ。じょうきしましたけど、もういっそくっついて初々しいちびっ子カップルっぷりを見せてほしいような気がしないでもない。
そーいえば、今回からEDにミューズが加わりました。ちなみに初出は映画です。
しかしなんか他の三人とちょっと感じが違うような気がしますな。テクスチャがちょっと違うのかなぁ。よく分かりませんが。
髪がすごくキレイに動いていて(まぁそれはミュースに限らすですが)CG斑はがんばってます。
今週のまたみてね
今回のまたみてねは「泣き顔のハミィのドアップ」でした。
次回はまーた音符の話らしいです。もう音符云々の話は飽きたなぁ。他におもしろい点があればいいんだけど。