けっこうシュールな話だよな。
そんな今回のお話は…
ぴかりが丘祭りでサイアークと戦っていた時に突然現れたキュアフォーチュン。
フォーチュンがいなかったら、ラブリーたちは幻影帝国に負けていたかもしれない・・・。とっても強いフォーチュン。いったい誰なんだろう?
わたしたちも負けていられない!って、めぐみとひめは体を鍛えることにするの!強くなるために、ふたりが向ったのは誠司が通う空手の道場。
道場には、お祭りで占い師になっていた氷川いおなちゃんもいたわ。いおなちゃんのおじいちゃんが、空手の先生なんだって。
やる気に溢れているめぐみとひめだけど、誠司が教えてくれるのは相手のキックやパンチを防ぐ方法ばっかり。
こんな練習じゃ、ぜんぜん強くなれそうな気がしない…。そんな中、オレスキーが現れたの!
めぐみとひめは、プリキュアに変身して戦うけど、サイアークが強くて、ラブリーとプリンセスは大ピンチ!!
その時、どこからか歌声が聞こえてきて…新しいプリキュア・キュアハニーが…!
以上公式のあらすじ。
お話は前回フォーチュンに助けられなかったらヤバかった、ということで、誠司も通っている空手の道場へ行って修行する事となるひめとめぐみ。カッコ良く突きや蹴りを教わりたいのだが、あらすじにあるように防御の練習ばかりで~という、まぁぶっちゃければベストキッド的な話……のような気がする。というのも、正直、今ひとつ何が言いたいんだかよく分からんかった。
まぁ一番の見所というか、メイン所はキュアハニーが初登場なのでそこなんでしょうが、次回予告からすれば歌うプリキュアらしく、販促玩具のマイクで珍妙な歌を歌ってエンチャントするという、なんだかシュールな感じなので、満を持して!という感じは全くしないな(笑)。
せめて歌詞が胸にぐっとくるようなのであれば、また違った印象であったろうが、内容的に「ごはんおいしいよね」というだけなので、ゆうゆう(大森ゆうこ)は、なしてそんなにごはん大好きな食いしん坊(?)なんですかね?とか思ってしまったよ。
それにだ。ゆうゆうと歌の接点がよく分からないんだよなぁ。これまでゆうゆうが腹を空かせる為にジョギングしていたり、ごはんをおいしく食べる為の努力を惜しまない姿を見せていたので、そこは良いんだけども、別に歌うのが好きとかのシーンがあったわけでもなく、前回のパインフルートみたいにピコピコ光る販促玩具で気持ち良さそうに歌っている理由がよく分からない。
まぁそれはきっと次回以降に明らかになっていくような気がしますが、今回は一体なんだったんだろうと思ってしまったことは否めない。もっとこう、「な、なにぃ。新たなプリキュアが……」的なことがあっても良さそうな気がしますが。
そんな割とシュールな感じのお話ではありましたが、日常パート的には、空手を習って敵をボッコボコにしてやんぜ的な考えのめぐみとひめを否定し、プリキュアの使命は相反する相手をやっつけるのではなく大切な何かを守りきる事である、ということを見せてはいて、メインターゲットの皆様がどこまでそれに気が付いたかはともかく、やるべき事はちゃんとやっている点では感心。
個人的には今回のお話よりは物語的な事の方が興味深くて、地球の神様であるブルーがキュアフォーチュンが誰で、どこでプリキュアの力を得たのか知らないのは気にかかる所。
おそらくは、ゆうゆうことキュアハニーも同じなのだろうけど、この物語の設定として、世界中にプリキュアがいる中で、地球の神様ブルー以外にプリキュアを選んでいる者がいるのは、やはり物語なポイントのひとつなのではなかろうかと思うのだ。
だって地球の神様が関与していないということは、何か別の力が働いているということで、それを踏まえると、単純に地球を征服しようとしている幻影帝国と、それを阻もうとするブルーとプリキュアたちという二極図ではないということになりますよね。少なくとも第三勢力がいるということになりますが、それがなんなのかよく分かりませんよねぇ。
ついでに言ってしまえば、ひめの故国であるブルースカイ王国も、一体どこにあるんだかよく分からない。地球上のどっかの国という架空の設定であるのか、はたまたこれまでのシリーズのようなパラレルワールド的な所なのかが曖昧で、よくよく考えてみると、この物語の世界観ってあんまり説明されてないのだ。
割と設定マニアな所のある自分としては、その辺がきっちりしてないと、どういう事なのかなと気になってしまって、なんかこう、モニョモニョするんですよ。まぁもっと簡単に言ってしまうと乗り切れなくなってしまう。
常々言っていますけど、フィクションの物語って言うのはそもそも嘘っぱちのお話なので、ウソをウソと思わせたら負けなんですよ。ひとつ疑問を持ってしまうと他の粗が目立ってしまうのだ。
おそらくはメインターゲットの皆様的には気にならないんでしょうけど、今の所すごくぼんやりとしたイメージがあって、なんだかよく分からなくてツッコム隙があってお話に今ひとつ集中できなくなるのはもったいないのではなかろうか。ひめの成長記は見ていてけっこうおもしろいので、見ていて「どうなっているのかな?」よりも、「こういう事なのかな?」と想像できるくらいのカッチリ感はあっても良いような気がします。
さて、もひとつ気になった部分としましては、今回の冒頭部分で、前回のキュアフォーチュンの忠告に疑問を持つめぐみをひめとリボンが誤摩化していました。ポイントはリボンもという所。
その件に関してひめが「ギクリ」としていたので、もう間違いなくなにかしら「やらかしちゃっている」のでしょうけど、リボンもそれが何かを知っていて(もしくは側で見ていて)、めぐみには知られたくないとしているということとなる。
まぁ友達と言えど、相手の全てを知っているわけもないのだけど、この枠として前作の相田マナのように、親友に隠し事したくないという思考には至っていないのだ。まぁマナと違って明らかに「やらかしちゃっている」ことだと思うので、それは適当ではないのだろうけど、めぐみとの関係として、今ここでひめが罪なりなんなりを告白できるほどの間柄ではないことを示している。つまり、彼女らの友情パワーはそんな程度なわけである。
大したケンカをしたわけでもないふたりは、一緒にイエー!と遊んでいるくらいの間柄ですものね。そりゃそんなもんですよ。だが今はそれが良いではありませんか。むしろ今その友情パワーが小さい分、これからのイベントでふたりが固く結びついてより友情を深めていく事を期待させてくれる。何か核爆級のイベントがあるんじゃないかと思わせてくれるのだ。ってゆーか、そうなってくれるといいなー。
今の所、ふたりはクラスで一番仲の良い友達くらいの印象しかないので、きっとそうなっていくって、わたし、信じてる!(ブッキー風に)
今週のプリキュア
今回のプリキュアは「キュアリズムさん」でした。うわーすごく奏っぽくて良いですよ!(当たり前ですが)変に優等生っぽくて可愛げない所が良いですよねー。(褒め言葉です)
次回はキュアブロッサムさんのようです。こっちは可愛げのある優等生っぷりを披露してくれるんだろうなぁ。きっと。ってゆーか、マリンまだぁ?
そんな今回のお話は…
ぴかりが丘祭りでサイアークと戦っていた時に突然現れたキュアフォーチュン。
フォーチュンがいなかったら、ラブリーたちは幻影帝国に負けていたかもしれない・・・。とっても強いフォーチュン。いったい誰なんだろう?
わたしたちも負けていられない!って、めぐみとひめは体を鍛えることにするの!強くなるために、ふたりが向ったのは誠司が通う空手の道場。
道場には、お祭りで占い師になっていた氷川いおなちゃんもいたわ。いおなちゃんのおじいちゃんが、空手の先生なんだって。
やる気に溢れているめぐみとひめだけど、誠司が教えてくれるのは相手のキックやパンチを防ぐ方法ばっかり。
こんな練習じゃ、ぜんぜん強くなれそうな気がしない…。そんな中、オレスキーが現れたの!
めぐみとひめは、プリキュアに変身して戦うけど、サイアークが強くて、ラブリーとプリンセスは大ピンチ!!
その時、どこからか歌声が聞こえてきて…新しいプリキュア・キュアハニーが…!
以上公式のあらすじ。
お話は前回フォーチュンに助けられなかったらヤバかった、ということで、誠司も通っている空手の道場へ行って修行する事となるひめとめぐみ。カッコ良く突きや蹴りを教わりたいのだが、あらすじにあるように防御の練習ばかりで~という、まぁぶっちゃければベストキッド的な話……のような気がする。というのも、正直、今ひとつ何が言いたいんだかよく分からんかった。
まぁ一番の見所というか、メイン所はキュアハニーが初登場なのでそこなんでしょうが、次回予告からすれば歌うプリキュアらしく、販促玩具のマイクで珍妙な歌を歌ってエンチャントするという、なんだかシュールな感じなので、満を持して!という感じは全くしないな(笑)。
せめて歌詞が胸にぐっとくるようなのであれば、また違った印象であったろうが、内容的に「ごはんおいしいよね」というだけなので、ゆうゆう(大森ゆうこ)は、なしてそんなにごはん大好きな食いしん坊(?)なんですかね?とか思ってしまったよ。
それにだ。ゆうゆうと歌の接点がよく分からないんだよなぁ。これまでゆうゆうが腹を空かせる為にジョギングしていたり、ごはんをおいしく食べる為の努力を惜しまない姿を見せていたので、そこは良いんだけども、別に歌うのが好きとかのシーンがあったわけでもなく、前回のパインフルートみたいにピコピコ光る販促玩具で気持ち良さそうに歌っている理由がよく分からない。
まぁそれはきっと次回以降に明らかになっていくような気がしますが、今回は一体なんだったんだろうと思ってしまったことは否めない。もっとこう、「な、なにぃ。新たなプリキュアが……」的なことがあっても良さそうな気がしますが。
そんな割とシュールな感じのお話ではありましたが、日常パート的には、空手を習って敵をボッコボコにしてやんぜ的な考えのめぐみとひめを否定し、プリキュアの使命は相反する相手をやっつけるのではなく大切な何かを守りきる事である、ということを見せてはいて、メインターゲットの皆様がどこまでそれに気が付いたかはともかく、やるべき事はちゃんとやっている点では感心。
個人的には今回のお話よりは物語的な事の方が興味深くて、地球の神様であるブルーがキュアフォーチュンが誰で、どこでプリキュアの力を得たのか知らないのは気にかかる所。
おそらくは、ゆうゆうことキュアハニーも同じなのだろうけど、この物語の設定として、世界中にプリキュアがいる中で、地球の神様ブルー以外にプリキュアを選んでいる者がいるのは、やはり物語なポイントのひとつなのではなかろうかと思うのだ。
だって地球の神様が関与していないということは、何か別の力が働いているということで、それを踏まえると、単純に地球を征服しようとしている幻影帝国と、それを阻もうとするブルーとプリキュアたちという二極図ではないということになりますよね。少なくとも第三勢力がいるということになりますが、それがなんなのかよく分かりませんよねぇ。
ついでに言ってしまえば、ひめの故国であるブルースカイ王国も、一体どこにあるんだかよく分からない。地球上のどっかの国という架空の設定であるのか、はたまたこれまでのシリーズのようなパラレルワールド的な所なのかが曖昧で、よくよく考えてみると、この物語の世界観ってあんまり説明されてないのだ。
割と設定マニアな所のある自分としては、その辺がきっちりしてないと、どういう事なのかなと気になってしまって、なんかこう、モニョモニョするんですよ。まぁもっと簡単に言ってしまうと乗り切れなくなってしまう。
常々言っていますけど、フィクションの物語って言うのはそもそも嘘っぱちのお話なので、ウソをウソと思わせたら負けなんですよ。ひとつ疑問を持ってしまうと他の粗が目立ってしまうのだ。
おそらくはメインターゲットの皆様的には気にならないんでしょうけど、今の所すごくぼんやりとしたイメージがあって、なんだかよく分からなくてツッコム隙があってお話に今ひとつ集中できなくなるのはもったいないのではなかろうか。ひめの成長記は見ていてけっこうおもしろいので、見ていて「どうなっているのかな?」よりも、「こういう事なのかな?」と想像できるくらいのカッチリ感はあっても良いような気がします。
さて、もひとつ気になった部分としましては、今回の冒頭部分で、前回のキュアフォーチュンの忠告に疑問を持つめぐみをひめとリボンが誤摩化していました。ポイントはリボンもという所。
その件に関してひめが「ギクリ」としていたので、もう間違いなくなにかしら「やらかしちゃっている」のでしょうけど、リボンもそれが何かを知っていて(もしくは側で見ていて)、めぐみには知られたくないとしているということとなる。
まぁ友達と言えど、相手の全てを知っているわけもないのだけど、この枠として前作の相田マナのように、親友に隠し事したくないという思考には至っていないのだ。まぁマナと違って明らかに「やらかしちゃっている」ことだと思うので、それは適当ではないのだろうけど、めぐみとの関係として、今ここでひめが罪なりなんなりを告白できるほどの間柄ではないことを示している。つまり、彼女らの友情パワーはそんな程度なわけである。
大したケンカをしたわけでもないふたりは、一緒にイエー!と遊んでいるくらいの間柄ですものね。そりゃそんなもんですよ。だが今はそれが良いではありませんか。むしろ今その友情パワーが小さい分、これからのイベントでふたりが固く結びついてより友情を深めていく事を期待させてくれる。何か核爆級のイベントがあるんじゃないかと思わせてくれるのだ。ってゆーか、そうなってくれるといいなー。
今の所、ふたりはクラスで一番仲の良い友達くらいの印象しかないので、きっとそうなっていくって、わたし、信じてる!(ブッキー風に)
今週のプリキュア
今回のプリキュアは「キュアリズムさん」でした。うわーすごく奏っぽくて良いですよ!(当たり前ですが)変に優等生っぽくて可愛げない所が良いですよねー。(褒め言葉です)
次回はキュアブロッサムさんのようです。こっちは可愛げのある優等生っぷりを披露してくれるんだろうなぁ。きっと。ってゆーか、マリンまだぁ?