(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

おとめ妖怪 ざくろ 第四話:きょり、怖々と

2010年10月31日 | 視聴済アニメごった煮
普通に見れたなぁ。

 そんな今回のお話は…
 人から譲り受けた“曰くつきの品”を調べてほしい」という依頼が入った。
 薄蛍(すすきほたる)、利劔、雪洞(ぼんぼり)、鬼灯(ほおずき)、丸竜の5人は、問題の品があるという骨董店“折屋”に向かうことに。
 折屋を営む女主人 折形綾 (おりかた あや)は妖人の鬼っ子“麦”と共に折屋を営んでいた。妖人と人間が仲良く共同生活をしていることに驚く一同。
 一方、出された“曰くつきの品”とは禍々しい空気を纏った刀だった。
 以上公式のあらすじ。

 お話は簡単に言えばデカ野郎とすすきほたるがいい感じになる話で、曰く付きの刀の調査という妖人省の仕事と共にすすきほたる(以下面倒なので『ほたる』と呼称)の能力、いわゆるサイコメトリーと、その能力故に引っ込み思案なほたるがいろいろと逡巡する様子を描いている。
 基本的にほたるの能力ということを中心に、今回の事件を通して寡黙なデカ野郎との仲が一気に進展していく様子が割と粛々と進んでいき、話の展開や見た目として派手なことは全く無いけれど、人間の半妖の恋物語として普通に見れました。
 引っ込み思案で他人の目を気にしてしまうようなほたるは、物や人に近づいたり触ったりすることで、その者の心や物に宿っている思念を察知するいわゆるサイコメトリーの能力を持っており、その人の心を知ってしまう力のために、デカ野郎に気味悪がられるのではないかと思い逡巡する様子や、鬼っ子「麦」の母が本当は死んでしまっていることを知ってしまったり、触れた者を人切りと化す妖刀に触れて襲ってしまったりと、ほたるの能力の善し悪しを話に絡めながら説明しているのは上手いし、そこからほたるが密かに想いを寄せているデカ野郎との仲が一気に進んでいく様子も描いていて、お話としてはすごく良く出来ている。
 まぁ話としては相変わらず捻りの無い先の読める展開だし、ほたるとデカ野郎との仲としても、どう見ても両想いよねと分かるしで(この歳で『両想い』とか書くと異様にこっ恥ずかしいな/笑)、特にお話として盛り上がる所は無いんだけれど、気障野郎とざくろや、チビ野郎とぼんぼりほおずきらが割とラブコメ的であるのに対し、デカ野郎とほたるのふたりはラブストーリーとして話が進み、こうなるだろうと分かってはいるものの特に退屈する事無く見れました。
 そういった中で、前回はざくろと気障野郎以外がほぼ出てこなかったが、今回はメインとするふたりをしっかり見せつつも、他のメンバーも対比として見せて、本来のラブコメ的な所も残しているし、お話としても、今後大きな展開となるであろう敵対勢力らしき者たちとのフラグもしっかり入れ込んであるしで、トータル的に見ても良くやっていると言えるだろう。

 しかし如何せん、前回も言ったような気がするが、メイン所での盛り上がりに欠けるのが残念で、今回で言えば妖刀に取り憑かれてしまったほたるとその後のデカ野郎とのシーンになるのだが、何せ「こうなるんだろうなぁ」と読めてその通りになってしまうのもあって盛り上がれない。
 妖刀に取り憑かれてしまったほたるの所でも、麦を切ろうと振りかぶってすぐデカ野郎が止めてしまう。どうせならそこでは麦か折形綾が自分でギリギリかわしたりというのが間にワンカットでもあれば、デカ野郎が間に入って止めると分かってはいても「早く止めろよデカ野郎」と思ってハラハラするし、祖母五のふたりのシーンも、普段物静かなふたりだし、せっかくほたるが感情の発露をしているのだから、もっと彼女は大袈裟に感情を出してもいいのではないだろうか。それがあっての寡黙なデカ野郎がほたるの手を握って気持ちを伝えるという、動と静のメリハリがあればその後二人がしっぽり来るのも映えたような気がします。
 もうちょっと細かい所に突っ込んでもいいと思うなぁ、このアニメは。

百花繚乱 サムライガールズ 第肆話「ねぇ忠してよ?」

2010年10月31日 | 視聴済アニメごった煮
これくらいバカだとおもしろいなぁ(笑)

 そんな今回のお話は…
 ”十兵衛”は宗朗とキスを交わすことで剣姫(マスターサムライ)になる”───
 驚きの事実が判明すると、千姫は宗朗にむやみにキスをしないとうにと厳命を下す。だが幸村はこれを真っ向から意を唱えた。
 大日本を覆う影の驚異がある以上、宗朗のキスが剣姫を生むのであれば、その力を封印するのは間違いであると。
 そして、その事実を確認するために自分にキスせよと迫るのであった。
 しかし、千姫がこれを黙って見過ごすわけもなく、幸村と徳川生徒会の当たらな戦いが始まってしまう。
 そんな戦いの中、幸村の胸には暑い何かが生まれつつあった……。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、宗朗と幸村がキスをして、彼女がマスターサムライになるまでで、内容としてはキスする過程でのドタバタ劇だ。
 そんなお話なので、まぁ何がどうという事はないんだけど(笑)、キスするだしないだという割とどーでもいーことをおもしろ可笑しくするならば、冒頭書いたようにこれくらいバカでちょうどいい感じである。
 そもそも、どうも宗朗とキスしてマスターサムライになるのは、彼のことを好いていなければならないようで、自らキスしろと言ってきた幸村が、なんでかいつの間にか宗朗を好きってことになってしまっている。
 それまで特にそんな要素はなかったように思うのだけれど、今回のドタバタ騒動でそういうことに結構強引にしてしまっているのにもかかわらず、なんだかんだで恋愛経験値のない幸村がキスしようと奮戦するのを千姫が妨害するという楽しいドタバタを繰り広げている隙に、幸村は宗朗を好いているということをストンとはめ込んでしまっていて、よく考えてみれば「いつ幸村がそんなことを思うようなことがあったっけ?」と思うのだが、その楽しいバカっぷりが整合性の無さを覆い隠している間に話を強引に進めてしまっているのはある意味上手い。

 お話としてはそんなものではあるが、キャラクターを見せるという事では結構良く出来ていて、まぁ上記したように「いつそうなった?」というのはあるものの、幸村というキャラクターがどういう人物かを上手く紹介していると言える。
 ちびっ子の風体でありながら大人びた態度の彼女は頭でっかちな少女で、むしろ千姫よりも姫さま然としている彼女は、その体躯に似た子供らしさを持っているのがベタだが可愛らしく、それでありながら実年齢の思春期の少女らしさも持っていてそのアンバランスさがその手の趣味人(笑)としては良く、また、知将という設定ながら意外とどこか抜けていて、それでも姫様らしい尊大さが微笑ましい。
 それに比べ本職の「姫さま」である千は単に宗朗が好きなわがまま娘という印象しかなく面白味に欠けるなぁ。
 やっぱ彼女はドMの半蔵がそのMっぷりを発揮してくれないと、今ひとつその設定が生きてこないので、ここはひとつ半蔵にはがんばってその変態っぷりを大いに発揮していただいて、千共々魅力を発揮してもらいたい所だ。

 と、お話としてはかなりベタなキスを廻るハーレムモノのドタバタで、面白味というものはそれほどでもなかったにせよ、これくらいバカなら見ていて気にならないので割と楽しく見れた。
 むしろ、こーゆー話のほうがこの物語の本懐なのかなと思ったが、せっかくサムライだなんだと言っているので、物語が差し迫った頃に良いアクションをしてくれることを、女の子の可愛さ共に期待していきたい。
 次回は直江兼続が登場か。どんなキャラクターか楽しみだなー。

10/10/29

2010年10月29日 | 日記?
■今日の一枚 来海えりかさん「綺羅星!」
 (web拍手を送る)
 えりかにも「綺羅星!」させてみました。
 いや、だたそんだけなんですけどね。
 全員そろえたい所だけど、どうもいつきは描く気が起きないんだよね……。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 明日公開か。楽しみだなぁプリキュアの映画。
 日曜の夕方にでも観に行こうかな。夕方は結構空いているんだぜ。白い目が気になって観に行く勇気がない人は狙ってみるといいでしょう。
 まぁただ公開直後はどうがんばっても親子連れがいるからそこは覚悟だぜ。
 ひとりで観たいって方は、一週間くらい日にちを置いて平日の朝に行けば、バッチリ貸し切り状態間違い無しですよー。
 ただそれやると、今度は映画館に人に白い目で見られるぜ(初代の映画で一回試みました/笑)
 最後に、パンプ買うときは羞恥プレイは承知の上で行けよ!
 大声で「プリキュアですね?」って聞かれる事もあるし、「これですね?」と思いっきり目立つよう提示される事もあるぜ!
 もうね、開き直って堂々と行こう!好きなんだから白い目なんて気にしない気にしない。
 以上、毎回ひとりで観に行っているプリキュア映画鑑賞上級者からのアドバイスでした。

神のみぞ知るセカイ FLAG. 3.0 FLAG. 3.5

2010年10月28日 | 視聴済アニメごった煮
早見再生だとちょうどいいな。
それはそれとして、サブタイはFLAG 3.0が「ドライヴ・マイ・カー」FLAG 3.5は「パーティーはそのままに」です。

 そんな今回のお話は…
 次の攻略対象は、舞島学園の金持ちで知られる大財閥のご令嬢、青山美生。
 下校する美生をつけた桂馬とエルシィは、美生が実はボロアパートに住んでいる事実を知ってしまう。
  美生の秘密を知った桂馬はなんと彼女の運転手に立候補!「庶民」と罵られながらも、美生の世話を焼く毎日。
 そんなある日美生のもとにセレブなダンスパーティーの招待状が届き……
 以上公式のあらすじ。

 お話は青山美生を攻略するまでで、基本的に原作に忠実だ。
 それ故に原作既読の私としてはお話に面白味というものは感じられなく割と見ていて退屈である。どこでどうなるか知っているからなー。やはり知っている話の感想を書くのはつらい。
 それはともかくとして、話を知っているからなのか、どうも一本の話という中で抑揚が足りない気がする。
 Bパートからの金持ちのパーティーでの攻略が当然メインではあるのだが、ここは今ひとつ攻略対象を落とすための説得力に欠けるんだよなー。それは原作もそうなのだけど、どうも美生が折れたように見えないし、桂馬の言葉が美生の金持ちのフリをすることで死んだ父を忘れないようにするという事をひっくり返したように聞こえないのが難点だ。
 それというのも、そのシーンではどちらも必死な様子に見えなくて淡々と進んでしまった印象があって、本当ならば美生は死んでしまった父よりも、生きている桂馬の存在が彼女の中で大きくなって、父の事を忘れたくないという気持ちと、いつの間にか大きくなった桂馬への気持ちがせめぎあって、大事な父との事を守りたい彼女が家族との愛と、桂馬への恋心の間で激しく揺れて心の中で戦っているはずなのだが、そういった所がこのアニメで見えてこなくて、最終的に桂馬という現実を受け入れる事に意味があると思うのだが、それも流れとしてそうなっているからとというふうにしか見えなかった。
 その肝心のシーンとそれまでが殆ど同じテンションであったので、きっとそういう印象を受けたのだと思うのだが、だからこそそこで一番盛り上がる抑揚が欲しいところだ。

 もひとつ気になる所として、どうもこのアニメはテンポが悪くて、なんかちょっと間延びしているような、のったりとした雰囲気があって、冒頭に書いたように早見再生してみて見ると結構いい感じであった。
 その辺もやっぱりメリハリが大事で、ちょっと間があっても良い所もあればサクサクと進んでいい所もあるわけで、それも全体的に流れる抑揚の無さに拍車をかけているのではなかろうか。
 ついでに言ってしまうと主役ふたりも気に入らなくて、桂馬はどうもおとなしい感じがするし、エルシィは変に媚びた感じが気に喰わねぇ。
 まぁ原作でもこの辺りは読み返してみると割と今ひとつで、このアニメとしても、これからをちょっと期待した方が良いのかもしれないな。

 しかし話知っていると思う所が少なくて書く事ねーなー。

ハートキャッチプリキュア! 第37話 強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!

2010年10月27日 | 視聴済アニメごった煮
おお、そうきたか。

 そんな今回のお話は…
 砂漠の王「デューン」は、とても恐ろしい砂漠の使徒の王様。そのデューンが、ついに地球に近づいてきた!!
 そして、砂漠の種を地球にむけて撃ってきたわ。砂漠の種からは、地球の緑をすべて枯らしてしまう怪物・デザートデビルが生まれてくるの。
 このままじゃ地球が危ない!つぼみたちは、デザートデビルに勝つためにもっと強くなりたいと思うの。
 むかったのは、プリキュアパレス。ここでプリキュアは最後の試練をうける・・・。
 乗り越えることができれば、プリキュアはすごいパワーアップができる!!
 キュアブロッサムの前に、修行の相手があらわれる。その相手は・・・・キュアブロッサム!!
 え~~!自分と戦うの!!?マリン、サンシャイン、ムーンライトそれぞれにの前に“影の自分”が。
 そして、とまどうプリキュア達におそいかかってきた!
 以上公式のあらすじ。

 プリキュア対プリキュアなんて言うから、プリキュア同士でガチンコバトルして、最終的に仲間を信じて云々となりパワーアップとなるオチかと思っていたら、随分と趣の違うお話であった。
 デザートデビルがいきなり落っこちてきて、パワーアップしなくてはならないとなるまでのAパートは随分と唐突な展開でビックリしてしまったが、今回一番言いたかったであろうプリキュアパレスでの試練は興味深く、サブタイにあるようなプリキュア対プリキュアではないんだけど(笑)、自分との対峙という所はおもしろかった。
 この枠のアニメの事だから、「影の自分」とやらが出てきた時点で、過去の自分と戦って勝ち、自分を乗り越えたぜ!イエー!ってな感じだろうと思っていたのだが、戦って勝利を得る事の方ではなく、その自分もひとつの自分であるとして受け入れるというのは意外な展開であった。
 思えば初代「ふたりはプリキュア」は悪いヤツらに変身した女の子が徒手空拳で戦う勧善懲悪モノであったが、このシリーズも7作目ともなると勧善懲悪の中でも随分と向きが変わっていて、長くても同じタイトルが2年しか続かないこのシリーズは、シリーズとしてのワンパターンを回避しようとする努力が窺える。
 今回のお話はS☆Sまであたりなら、戦って勝利を得て乗り越えたとして終わりそうだが、もうこのシリーズは悪いヤツをやっつけるはメインターゲット相手としてもメインとしておらず、メインターゲットが主役たちを見て、「こんな人になりたいなぁ」と思わせるようにしている。ような気がする(笑)。
 まぁメインターゲットの皆さんや制作スタッフがそんな事を考えているかどうかは私が知りようもないが、成長していく主役たちを上手く見せていて、他人を妬む自分、頑だった自分、悲しみに捕われた自分を、今はそうではないけれど、その過去があって今の自分があり、その影も自分を心を形成するひとつでだと受け入れ、ただ目の前の戦いに勝利する事が全てでないことをメッセージとして発進している。
 その中でもやはり歴代唯一の高校生プリキュア、ムーンライトは良いこと言ってくれていて、あなたの決意を鈍らす悲しみという自分は必要ないと言う影の自分に、私は悲しみを背負って生きていく、そしていつかその悲しみを愛で包んで見せるという彼女はとても印象に残った。
 しかし今回でてっきり全員で試練を乗り越え「スーパーシルエット」とやらになるかと思っていたら、ブロッサムが自分を受け入れる話は次回へ引っぱってスーパーシルエットも次回でお披露目のようなのですが、次回の放送日は10/31日。映画の公開日10/30日の後になるんですけどいーんですかね?
 CMで一ヶ月も前にネタバレしていたというのにここまで引っぱってたという事は、映画ではスーパーシルエットにならないのかしら?
 まぁ映画は見にきてくれるメインターゲットの皆さんがライトをつけて、「奇跡」が起こるから別になくてもいいっちゃぁいーんですけどね。
 ともかく今回は、Aパートの唐突具合に難あれど、一番言いたかったであろう「過去の自分を受け入れる」はしっかり印象に残るように作ってある。まぁその分それ以外は割と無いも同然のようであったが(笑)、きっと次回はスーパーシルエットと共に盛り上がりを作ってくれる事だろう。

 さて、毎回恒例の我が愛しのえりかの事ですが、緑を砂漠化してしまうデザートデビルに対し突っ込んで行くブロッサムがぶっ飛ばされると、私の嫁、じゃなかった、「私の親友になにすんのよー!」と同じく突っ込んで行く様が相変わらずでいい(笑)。このふたりはどちらかがやられると気にして即座に無防備になるよね(笑)。それも愛の力さ。
 しかし、いつきが仲間になってからはつぼみがいつきの方に向いているようなシーンがあって、以前のようにえりかとイチャイチャしなくなってしまってさびしい、ってゆーかえりかピンチじゃね?くっそー、つぼみの気持ちをえりかに向けさせるには一体どうしたらいいというのだ。
 脚本の皆さん、なにかふたりにイベントを!核爆級のイベントを用意してやってください!!つーか、えりか回まだぁ?最近えりかがちょい役過ぎてさびしいです。

今週の花言葉とウンコの数
 今回はお悩みカウンセラーしていないので当然どちらもないです。
 しかし、最近はそのお悩みカウンセラーも第1クールと比べるとおざなりな感じがするよなー。
 もっと突っ込んでくれても良いような気がするけど、時期的にプリキュア本編の話を進めないといけないしで難しいところではあるんだけど、大きなお友達としてはむしろ結果の分かりきっている本編よりも日常パートで何やらかしてくれるかの方が気になっているので、上記したえりかとつぼみの核爆級イベントと共にそっちを期待したいのだが、大きなお友達の意見は参考にされないからなー。

10/10/26

2010年10月26日 | 日記?
■今日の一枚 キュアマリンさんとキュアブロッサムさん
 (web拍手を送る)
 「プリキュア対プリキュア!!」なんて言うから、こんなガチンコバトルかと思っていたのになぁ。
 と言いつつ、過去の自分を受け入れるって言うのは見ていてすごくおもしろかったんだけどね。
 ってゆーか、あれはプリキュア対プリキュアじゃないよね(笑)。
 どーでもいーけど、バランスの悪い絵だな。

拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 今週末にはハートキャッチプリキュア!の映画が公開なんですが……あれ?もしかしてTVシリーズより映画の方が先に「スーパーシルエット」とやらになるのかしら?ってゆーかそれは良いのか?ってゆーか映画ではスーパーシルエットにならないのか?
 などとどーでもいー心配をしているわけですが、楽しみだなぁ。今回ももちろん親御さんたちの白い目をもろともせずに観に行くぜ!
 それにしても、近くの映画館はプリキュアのレイトショーやらねーのかな。やらねーんだろうなぁ。ったく、空気読めよなー。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第3話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」

2010年10月25日 | 視聴済アニメごった煮
もうこれが最終回でも良いんじゃないかっていう見事な出来。

 そんな今回のお話は…
 オフ会で「黒猫」と「沙織・バジーナ」という初めてのオタク友達をみつけた桐乃。
 思う存分、オタク趣味を語りあい、充実した日々を過ごす。そんな桐乃の様子を見た京介は安心する。
 「人生相談」も終わり、元の日常にもどるかと思われた、ある日。京介が帰宅するとただならぬ気配が…。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、厳格な父に桐乃のオタク趣味がバレちゃったので、京介がなんとかするっていう、簡単に言えばそんな話。
 まぁお話の展開としてはそれだけなんだけど、そのそれだけを今回までのお話のとりあえずの締めとして見事な盛り上がりとオチを作って締めくくっている。だから冒頭に最終回でもいいと書いたのだ。
 メイン所としては、厳格な父に桐乃のオタク趣味がバレて、オタク趣味をやめさせられそうになるのを、父に何も言い返せなかった桐乃の変わりに京介が親父と対決するシーンで、もちろん印象としてはそこが一番残るのだけど、ここがただ良かっただけではなく、そこに至るまでがあるからこそ、このシーンが活きるのだ。
 今回のお話だけでもそれは成り立つのだけど、1話で京介が桐乃の趣味を知り、2話で友達を作ってというこれまでの流れも大事で、今考えると今回の山場、親父との対決シーンのたを1・2話使って前フッたとも言える。
 その前フリに1・2話内でも一本の話として見所を作っているのも見事だが、今回のお話の中でもちゃんとそういう流れをしていて、最初にオタク仲間が出来て楽しく遊んでいる桐乃の様子、巻き込まれた格好の京介が解放された事などを見せ、一件落着して桐乃も京介もそれぞれの生活に又戻っていったように思わせておいてあるのだが、その直後に親バレという問題が起こり「どうなっちゃうんだろう?」と思わせてくれる。
 ここですぐに親父との対決にならずにワンクッション置いて、家から飛び出していった桐乃が京介に自分の気持ちを吐露するシーンがあるのが良くて、黒猫と沙織に親バレについて「するべき事をしていれば、趣味は誰に恥じる事もない」との言葉にその通りだと納得していた桐乃だが、それを父に言えなかった事、でもそれを京介には伝える事が出来た。学業優秀、スポーツ万能、容姿端麗な桐乃も中学生の女の子であり完璧超人ではないのだ。
 ちゃんと学生としての本分を全うしても、自分が大好きなモノをくだらんと一蹴され、また、それに対し言い返す事が出来なかった自分が悔しくて涙見せる。そんな普通の女の子であること見せるのと同時に、学校の自分も、モデルやっている自分も、アニメやゲームが大好きな自分も全部ひっくるめて自分なんだから、どうあってもオタク趣味はやめないと熱く語る桐乃は、同じ趣味を持つオタクとして共感せざるを得ない。
 このワンクッションが、平静だったAパートが最後の親バレでガクッと下に折れたテンションをぐぐっと持ち上げており、桐乃の気持ちを受けて親父と対決する京介のところで最高潮へ持っていっている、この1話内でのテンションの振れ幅が見事だ。
 そして今回のクライマックス親父との対決へといくわけだが、ここでも徐々にヒートアップしていくのが良く、京介が何とか桐乃の趣味を認めさせようと、厳格な父に対してカードを一枚ずつ切っていくのと同時にテンションがあがっていくのが熱い。正直な所、大人としては(特に親として)切り返せる部分は割とあるんだけど、妹の趣味を守ろうと必死な兄を見ては父も折れざるを得ないだろうというもの。
 まぁ、ここまではアニメとギャルゲの話なのでいいのだが、エロゲの話はそれまでと展開が違うというのがおもしろい。
 アニメ・ギャルゲの話は単なる趣味なので、親としての正論を、桐乃はがんばって結果も出しているんだからちょっとした趣味くらい認めろという正論で返してきたが、さすがにエロゲは18禁、こればっかりは正論をひっくり返せない。それまでの話は京介が自分で見て感じて桐乃自身からも聞いた本当の事であるからこその説得力であったが、このエロゲに関しては、「妹」を助けるために「エロゲは全部オレのモノだ」と完全な嘘をつく。つまり京介は身を削って妹を守ったのだ。
 そこから考えても、正直妹が趣味をやめさせられた所で、オタク趣味でもない兄としてはなんも痛くもないし、妹の趣味を認めさせるにしたって父から殴られたり自ら株を落とすような事をしなくても良いはずである。
 でも京介は、人生相談に乗ってやり、黒猫と沙織という友達が出来るまで話し相手になってやり、初めていくオフ会を見守って、惨敗するも励まして、飛び出した妹を追いかけて思いの丈を聞いてやり、趣味を守ってやると、どこをとっても良い兄である。
 この物語の最初の設定は「冷えきった兄妹関係」であるのだが、そんな良い兄と桐乃はなんでそんな関係になってしまったのかが気になってしまうな。
 まぁそれは、前回一日中いなかったふたりに対し、何をしていたかを聞かれたのが桐乃だけで、「オレは聞かれないんだ」とモノローグで語った京介から分かるように、男だしという事もあってあまり気にされないというのもあるし、なによりそれまでは何もなかったのだ。
 特に部活や勉強をがんばっているわけでも、桐乃のようにモデルなどをしているわけでもなく、幼馴染みの女の子と割とイチャイチャ(?)している普通の高校生であった兄は、桐乃にとってただの家族の男だったのではなかろうか。
 しかし問題は起こり、京介は兄として妹を応援し、見守って、そして大切な物を守った。今回のラストシーンで桐乃が劇中で初めて京介を「あんた」ではなく「兄貴」と呼んだのは、京介が桐乃にとって「お兄ちゃん」になったという事なのだが、当の京介は自分がした兄として行動に、桐乃が「妹」として返してきた事に気付いておらず、今回のサブタイとこの物語のタイトル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で見事なオチをつけて終わっている。ここまでの3話、全く文句をつける所のないいい出来であったのは、これまでの感想の分少量から見ても分かるというものだ(笑)。

 最後にやっぱり気になるんだけど、京介と幼馴染みの麻奈美って付き合ってるよね?どう見ても。今回のなんてある意味図書館デートじゃん。
 その前のベンチでのシーンで、眠そうな京介に膝枕どーぞ!とポーズを取る麻奈美に、気付かないフリ(であろう)する京介とか惚気ですよね。
 その前の電話のシーンも人生相談を受けていたという話に、意外そうな顔している事を言い当て、そんな気がしただけだとか言ったりと、恋人同士のイチャついた会話にしか聞こえねーよ。
 このふたりの関係、明らかになるのかなぁ。すげー気になるんですけど。
 
 まぁ、ともかく、一区切りついちゃったこの物語を、今後どう展開していくか楽しみだ。これまでの流れからして、妹の問題を兄がなんとかしなければいけないんだけど、これからそんな問題が発生しそうもないのだが、どーするんですかねー。

おとめ妖怪 ざくろ 第三話:かこ、哀々と

2010年10月24日 | 視聴済アニメごった煮
なかなか上手く出来ている。

 そんな今回のお話は…
 とある村の村長から「最近、村の女、子供ばかりが行方不明になる”神隠し”のような事件が続いている」という相談を持ちかけられる。
 それを聞いた西王母桃は突如顔色を変え、いつにも増して真剣な表情で「依頼を受けたい」と櫛松(くしまつ)に懇願する。
 景は西王母桃のただならぬ様子に疑問を抱くが、その理由にまつわる半妖誕生の秘密を櫛松に聞かされる。
 複雑な思いを抱えつつ、二人は共に問題の村へ行くことに。
 以上公式のあらすじ。

 相変わらずあまりこれといった盛り上がりとかは無いものの、お話としては上手く作ってあって楽しく見た。
 今回は気障野郎とざくろがふたりで調査に出て、他のメンバーはほぼ出てこず、お話のメインとしては、半妖がどうやって生まれるかという事と、ざくろの母の事のさわりをふたりの仲の進展と共に描いている。
 半妖誕生の経緯は妊娠した女性が神隠しに会うと、戻ってきた時にその子供は半妖になっているという。ざくろの母は彼女が生まれる前と生まれた跡の二回神隠しに遭っており、二回目の後は戻ってきていないという事が語られ、そこが今回の神隠し騒動と連動して話は展開する。
 そういった経緯を知った気障野郎はざくろを気にかけ、ヘタレだと言うだけでなく彼が優しい心の持ち主である事を示し、その所為あって寸での所でざくろを救い、また騒動の原因である妖人が、神隠しを装い女子供を喰らっていた事に激怒する様子を見て、素直でない彼女は口には出さないけれど、ざくろは気障野郎信頼にたる人物であると思っている事を感じ良く描いていて、割と捻りのないストレートなお話ではあるものの見ていて結構気持ちが良い。

 母の事があって「神隠し」と聞いて平静でいられないざくろと、事前に櫛松から半妖誕生の秘密を聞かされ気にかける気障野郎、そして神隠し事件とこれから関わるであろう大きな敵対勢力らしきモノを一本の話の中に無理なくまとめているのは見事で、見せなくてはならない事柄をスムーズに繋げてストレスなく見れるようになっている。
 メインとしては毎回ある「化物退治」ではなく、やっぱりざくろと気障野郎の仲の進展の方になるのだが、半妖誕生の経緯や産まれたその半妖の子や母がどうなるのかという事と、ざくろの母の事が語られ、それを受けての野郎の気遣いが功を奏して、お話の冒頭に櫛松から「しょっちゅう相方といがみ合っているようじゃ、安心して仕事を任せられない」と言われていた彼らが、今回を通して随分と改まった様子が分かるのが良い。
 また先ほどメインではないと言った「化物退治」も、原因である化物が女子供を喰らい、腹の中でゆっくり腐っていくのを楽しんでいるという、ゲーム真・女神転生の種族的に言えばまさに外道なヤツに、妖人が怖くてヘタレなはずの野郎がそれを聞いて激怒し突っ込んで行くのは、大きな盛り上がりではないにしろ、物語的にやらなくてはいけない「化物退治」に意味を付け加えているのも良いし、そういうヘタレで気障なだけではない彼は嫌味がなく、ただイケメンと言うだけの男ではないのも気持ちよく見れた一因だろう。
 お話としては、先にも述べた敵対勢力らしき奴らもちょろっと出てきて、今回のお話を物語の中のいちエピソードとしてだけではなく、全体流れの中のひとつとなっていて興味を以降に引っぱっている点も上手く作ってあると言えるだろう。

 あんまり褒めてばかりだとなんなので気になった所としては、「化物退治」が桜の枝から変化する謎の小刀をブッ刺すだけなのがさびしく、今回で言えば、せっかく野郎が良い所を見せたのであらば、そこで連動する何かがあって欲しかったな。ここまでの3回はこの「化物退治」はホントオマケでしかない。
 これまでを見た所、半妖の少女たちと野郎どもの男女の仲という点と、その少女たちが化物と戦う事がこの物語の柱であるように見受けられるので、このふたつで上手く緩急や抑揚をつけれれば、一本のお話の中で印象に残るような所がいくつか出るような気がします。
 今回は野郎が怒って化物に突っ込んで行くシーンくらいしか印象に残るようなシーンがなかったのは残念だ。
 ちょっとするーんと進んでいってしまう感じがあるので、そういったのが無くなれば、もっとおもしろくなるんじゃないかなーと思うんですが、はてさてどうなりますか。

10/10/23

2010年10月23日 | 日記?
■今日の一枚 花咲つぼみさん「綺羅星!」
 (web拍手を送る)
 ちょっと前なら「キラッ!」なんでしょうが、今は「綺羅星!」ですよねー。
 あの何とも言えないダサカッコよさがステキング。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 愛知でも「それでも町は廻ってる」が始まりまして、原作知らないんですけどおもしろかったなぁ。
 おもしろかったと言えば、「そらのおとしもの」も相変わらずのバカっぷりがはじけていて、久々にアニメ見て声出して笑ったよ(笑)。
 ここ最近は感想を書くアニメを間違えているような気がしてならない(苦笑)。

百花繚乱 サムライガールズ 第参話「剣姫(マスターサムライ)の正体」

2010年10月21日 | 視聴済アニメごった煮
あれ?悪い人じゃないんだ。

 そんな今回のお話は…
 身体の一部に剣姫(マスターサムライ)の証拠である”しるし”を持っていた十兵衛。
 だが、剣術は素人以下、覚えているのは自信の名前と宗朗が”お兄ちゃん”であるということだけ。
 宗朗達は十兵衛が何者であるのか、計りかねていた…。
 そんな中、千姫は兄・徳川慶彦に追われている幸村と又兵衛を道場から追い出し、かわりに自分が十兵衛の監視役として道場に寝泊まりすると宣言。
 たじろぐ宗朗をよそに、次々と荷物を運び入れていくのであった。
 そして、十兵衛の事を一時保留した千姫は、宗朗に学園を脅かしている”神隠し事件”について話始め…。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、十兵衛は悪い人じゃないね、十兵衛の将は宗朗だね、徳川慶彦は何かしているよね、と言う話。端折りすぎ?
 まぁ、強くない十兵衛(以下マスターサムライの十兵衛と区別するために『十兵衛ちゃん』と呼称)の将は宗朗で、マスターサムライの十兵衛は悪い人とかと思ったら、むしろ良い人だったって感じで、そういった流れを含め、今ひとつどこが見所なんだかよく分からなかったよ。
 なんか十兵衛ちゃんの無知故の無邪気と、それにイライラしてる千を眺めていたような印象で、最後にあった戦闘までは実にほのぼのした感じであった。
 戦闘もせっかく幸村と又兵衛が颯爽登場!したというのに十兵衛はそのマスターサムライパワーで圧倒してしまい、彼女らの良い所はまるでないし、かといって十兵衛がぬるぬる動くアクションを披露したわけでもないしな。
 特に戦闘という事で言えば、アクションはこのアニメにおいてエロに次ぐ見せ場のひとつなのだと私は思うのだけど、どうもそうではないらしく、ここぞと言う所で筆線のエフェクトであったり、「気」がドカーン!だけってのはどうかと思うぞ。

 お話の方も、サブタイが「剣姫の正体」と言う割に、最後は「結局何も分からなかったな」で終わってしまうし、その通りに分かった事と言えば十兵衛はどうも悪いヤツじゃないみたいだという事くらいで、今回出てきた「神隠し事件」も前フリだし、徳川慶彦も何をしようとしているさっぱりで、物語の進展度は全くと言っていいほどない。
 でも十兵衛ちゃんが見た夢(?)を見るに、ミスリードを誘ってはいるが、どうも幸村の予言である「大日本を覆う影」ってのは、十兵衛と見せかけて、公式のキャラ紹介にある「柳生義仙」なんだろうな。と、一応物語を進める上での前フリはしっかり行ってはいるので、最後にゴタゴタとまとめる気はなさそうではある。
 ゴタゴタはともかく、今回の話の流れとしては、十兵衛ちゃんと十兵衛、そして千がどういった人間なのかを見せてはいて、とりあえず前回を含め主要キャラ10名の内6名を紹介した格好になっているので、「神隠し事件」の前振りもあった事だし、次回辺りから話は少しくらい進みそうだ。
 
 個人的にはもう裸(ら)は十分なので、お話進めていってもらいたいなぁ。書く事ねぇよ。