(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

12/10/31

2012年10月31日 | 日記?
■今日の一枚 キュアピースさん
 (web拍手を送る)
 大きいのはこちら(別窓)
 うーん。思ったようにならなかったけど、まぁ一応完成しました。
 もうちょっとカッコよくしてあげたかったなぁ。
 ともあれ次はサニーさんです。雷よりも炎の方が描きやすそうで良い。
 あと最後のマーチさんも考えないとなー。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

■映画スマイルプリキュア!観に行ってきたよ
 と、いうわけで観に行ってきました。
 外伝的だったハートキャッチ、TVシリーズの延長だったスイートと続いていたからちょっと心配だったのだが、見事にプリキュアらしい劇場版であり満足。
 お話はみゆきのあの「スマイル(笑顔)至上主義」みたいなのは何が発端であったかという所を絡めてのお話で、素直に「好き」を伝えること大切さと友情の美しさを描いている。
 大体のあらすじは映画の公式HP(別窓)に書かれているので省くが、裏切られたと思ったニコと、約束を破ってしまったみゆきで話が進んで行くので、スマイルの5人というよりは、みゆきがメインのお話になっており、それぞれの見せ場がなかったのはちょっと残念。ライトでパワーアップするのもハッピーだけだし。
 しかしニコとみゆきという点では良く出来ていて、物語はちゃんといい所で感動的だし、なによりゲストキャラのニコの心情を上手く表していてぐっとくる。ラスボスもただの巨悪ではなく、ニコと同じ絵本のキャラクターであることを活かしてあり、最後に救う格好にもなっているし、その行動の理由になっている点も良い。
 物語の展開としては、けっこう都合の良い部分はあるし(絵本が直っちゃうとか)かなり王道的ではあるのだが、メインターゲット層を考えればむしろこうでなくてはいかん。でも最終的に、絵本はプリキュアの皆さんが果たされなかった約束を守るということで落ち着けるのかと思っていたら、そこは意外な展開で「あ、そういうふうに持っていったか」と感心しました。が、個人的にそれはメインターゲット的には意味が分からないのではないか、つまり、破れてしまって分からない部分がどうだったかを知りたいのでは?と思ったよ。まぁ大きなお友達としては先述しましたように、ただ直って「ちゃんちゃん」で終わらないので上手いこと考えたなと思います。
 さて、もはや恒例のライトですが、これはちょっと今ひとつ点灯の訴求が弱かったように感じられ、けっこう唐突な印象は受ける。まぁ劇中にライト云々の話が出てこないしな(ちゃんと始まる前はメインターゲットの皆様に注意は促しますが)。実際、劇場のメインターゲットの皆様も「今付けていいのかな?かな?」みたいな感じで、ライト付けるぜー!という感じはななかったな。
 ライト点灯の展開としても、上記したように唐突感があることもあって、自分もライト付けたいと思わせてくれないし、ライトでパワーアップするハッピーというところで高揚感を感じられなかった。
 個人的にはむしろ、それまでのピンチ方が見応えがあったので、この際だから都合の良いライト展開がない方がもっと感動的になるかもなーなどと思ってしまった。まぁその辺はライト前提の物語なので仕方ない所。ホントは脚本としても使わないでいいのなら使いたくないだろうなぁ(苦笑)。(ま、そこをなんとかするのがプロの仕事なんでしょうが)
 なんか文句ばっかりになってしまったが、メイン所はニコ・みゆき・ラスボスである魔王の心情がよく表れていて、こう思っているんだろうなぁというのがよく分かって感情移入させてくれるし、他のプリキュアの皆さんもみゆきとの友情を示してくれるしで、久々に「プリキュアの映画を観た」という気になりました。
 あと個人的な所では、林原めぐみさんの声を久しぶりに聞きましたが、やはり上手い!彼女なくしてニコというキャラクターはここまで良くならなかったのではないかとさえ思う、さすがの演技であった。
 というわけで、プリキュアファンを自称するなら観に行って損ない内容になっているかと思います。何せ今回は大人でも入場者プレゼントでカードもらえるんだぜー!(数に限りがございますので、欲しい人はお早めに)
 もはや十何作も映画館へ足を運んでいる身では、メインターゲットと親御さんに混じっても、なんら恥ずかしいと思うことも無くなりました。が、いい大人としてはどうなんかなーとは思います(笑)。
 ああ、毎回恒例のパンフ購入時の羞恥プレイですが、いつものようにビッ!とパンフを見せつけてくれるようなことはされませんでしたが、何回か聞き直させられましたよ。そんな小さい声で言ってはいなかったんだけどなー。でもまぁ笑顔で対応してくれたので良かったです。店員さんが男性だったからかなぁ。(プリキュアって言ったとたんすげーイヤな顔されたことがあったのも、今となってはいい思い出?)
 最後に、やっぱりプリキュアオールスターズNS2が春にやるよー。これで春まで生きていけます。ありがとうプリキュア!

スマイルプリキュア! 第37話 れいかの悩み!清き心と清き一票!!

2012年10月29日 | 視聴済アニメごった煮
うあー。ちょっともったいねーなー。つかちょっと無理があるような……。

 そんな今回のお話は…
 もうすぐ学校で、新しい “生徒会長”を決める“生徒会選挙”があるの!“生徒会長”は、学校のリーダーだよ!
 みゆきたちは、れいかになってほしいと思っているけど、れいかは、立候補しないみたい…。
 そこへ、なんだか怪しい3人の転校生がやってきて、「“生徒会長”になりたい」と言いだした!
 その3人は“生徒会長”になったら、「宿題をなくす!」「学校で勉強中に、お菓子やケーキを食べてもいい!」「学校にマンガやゲームを持ってきてもいい!」なんて、言いだすの!もしかして、あの3人って…。
 このまま3人の誰かが“生徒会長”になったら、学校が大変なコトになっちゃう…!!
 以上公式のあらすじ。

 まぁお話は上記引用したあらすじ通りで、今回は選挙対決だぜー!ということでれいかメインのお話なんですが、上手い所を突いてたりする割になんか妙におかしい部分もあり、もったいない感が否めない。
 生徒会長になれば人間を部下に出来ると勘違いした三幹部は人間に化けて上記あらすじのような主張をし、それに対し、生徒達に示すべき道が分からないからと立候補するつもりのなかったれいかが、悪い方へと導こうとするを見過ごせないと立候補するのだが、バカ真面目で堅物なれいかの主張は他の生徒達に受け入れられない。
 まぁそもそもの突っ込み所として、三幹部の主張を学校側が黙っているという点でおかしな話ではあるのだが、そこは突っ込まないことが優しさなのでスルーして差し上げることとして、れいかのキャラクターであるバカ真面目で堅物な部分が災いするという点に着目したのは良いだろう。甘い汁をちらつかせて思い通りに事を運ぼうとする三幹部に、そんなれいかが堅苦しい正論でどうひっくり返すかがこのお話のポイントだと思うんだ。
 それともう一点。常に「道」というものを探っているれいかとしては、自身が探っている最中なだけに確固たる目標を皆の前に示すことが出来ない。そこをどうするのかもポイントのひとつだろう。
 そういう中で前半に三幹部にやり込められてしまうという展開は良い。れいかのキャラクターが逆に働いてしまう、なんでも出来るが故に道を示せないという弱点を示し、その後の展開を期待させる。しかしその後、三幹部の主張をどうもひっくり返したような気がしないんですよねー。
 個人的にはれいかが道を模索しているが故に道を示せないのはむしろそのままでもいいと思っていて、だからこそ一緒に見つけようとかの他の生徒や視聴者の共感を得てほしかった。劇中言っていたことは、綺麗事のようにしか聞こえないのだ。
 三幹部の言うことは、まぁ誰しも教育機関として良くないとは思うのだから、何故だめなのか、そして何故勉強や宿題、清掃などをする必要があるのか、またそれにどんなメリットがあるのかを示し、生徒達はもちろんのこと視聴者も納得させないといけないだろう。
 それにはただ言葉を尽くす、というだけでは説得力がないので、そう思うれいかが自分の主張を自ら体現していって、戦闘後に一発逆転ではなく、それまでの行動の積み重なりによりじわじわと傾けることこそが、この枠のアニメとしての本分なのではないでしょうか。
 なんか戦闘でれいかの気持ちは自分たちには届いているというハッピーに、思いを伝えることがどういうことか分かったと何故か悟っちゃって、戦闘後に自分の気持ちを述べただけで生徒達が一瞬で心変わりしてしまうのは、やはりちょっと無理があるような気がします。
 せっかくの学校が舞台なんだから、プリキュア皆さんだけでなく、他の生徒達とも関わりを持たせて、れいかはバカ真面目だし堅物だけど、それ故に手本となるべき存在であるように見せてほしかった。

 それとちょっと気になったのだが、今回はれいかがあまりにらしくない部分があるのだ。
 三幹部が高々と自分らの主張をする中、れいかがまるでヒステリーを起こしたみたいに「マンガもゲームもお菓子もいけません!」とか言うんだよな。ここは彼女が気持ちを上手く伝えられない、示すべき道を示せないのだから、間違っているとは思うもののそれをひっくり返すことが言えず、悔しくて歯噛みするれいかこそが「らしい」のではなかろうか。またそんな自分を嘆き悩む姿も彼女らしくはないだろうか。悩み、考え、そして他から学び、最終的に結論を得る、そんなれいか「らしい」を見せてほしかった。
 気になったと言えば、上記しましたが、学校側や教師が三幹部の主張に対してなんにもしないのは、やはりいくらなんでも無理があるし、立会演説会で三幹部の正体がバレても特になんもないのはどうなんだ。さすがに「なんか」あってもよいだろう。唯一正体バレしなかったウルフルンも、選挙に負けた直後に舞台上から瞬間移動するんだぜ。それでなんもないのはやっぱり無理がある。
 まぁそれは細かいことなのかもしれんが、そういう部分があって乗り切れないというのもあったことを考えると、細かいことだからと言っておろそかにはしてほしくない。
 お気に入りのれいかメインの話だっただけに残念感がひとしおだ。まぁでも、先程らしくない部分を挙げましたが、三幹部が生徒会長に立候補したと聞き「学校のことを考えられるなら、転校生でもいいと思います」と答えたり、あまりの三幹部の主張に我慢ならず、つもりのなかった立候補をしてしまったり、戦闘で何かを得るなど、らしい部分を示してはいる。
 だからこそ、今回はもっと上手く見せることが出来たのではないかと思うと、ちょっともったいないと思わざるを得ないのだ。

今週のまたみてねとぴかりんじゃんけん
 今回のまたみてねは「プリンセスビューティー」でした。
 お待ちかねのぴかりんじゃんけんはと言うと、ピースは「パー」だったのでアイコでした。戦績は32戦15勝12分5敗。
 ぐぬぬ。まだグーを連荘しないか。こうなると予想が立て辛いではないか。じゃんけんのなかった32話以降では、33話グー・34話パー・35話チョキ・36話グー・今回パーときているので、並び的には次回はチョキとなるが、果たしてそん簡単にいくものかどうか。
 前回の連荘はパーだったし、今回パーだったことを考えると次回もパーはちょっと考えにくいので、グーかチョキだろうとは思う。
 負けないことを意識すれば当然グーを出すべきだろうが、やはりここは勝負事。アイコで満足していられない。通算の出目的にも一番少ないし、並びの裏をかいてチョキではなく「グー」を出してくると読んで、敢えてこっちは「パー」でいくぜ!これで次週はウルトラハッピー!にしてやるぜ!
 そういえば、次回はプリキュアの皆さんと三幹部が子供になってしまうという楽し気なお話のようだが……あれ?番組表見ると来週は駅伝になってるぞ?予告無しにお休み?!責任者出てこーい!

ガールズ&パンツァー 第3話「試合、やります!」

2012年10月28日 | 視聴済アニメごった煮
まさかお風呂シーンがあるとは。

 そんな今回のお話は…
 戦車演習場でみほたちが操るIV号戦車がぶつかりそうになったのは麻子だった。なりゆきで戦車に麻子が乗り込んだ直後、IV号戦車は砲撃を受けて操縦手の華が気絶する。
 バレー部チームと歴女チームに狙われ絶体絶命の危機に、IV号戦車を操って見せたのは麻子だった。
 窮地をしのいだIV号戦車は反撃に転じる。校内練習試合が終わり、大浴場で初めての試合の感想を語り合うIV号戦車の面々。麻子の参加も決まり、5人で改めてポジションを決める。
 以上公式のあらすじ。

 お話は最後のメインキャスト麻子がみほたちのあんこうチームに加わり、聖グロリアーナ女学院と親善試合することとなって試合が始まった所で引っぱった。なるほど1話のアバンはこの親善試合だったのかー。
 さて、まずは前回からの初めての実戦ですが、劇中麻子が言っていたように、みほたちのチームが勝ったというよりは他が脱落していくので戦闘としては特に面白味はないのだけど、その特になんでもない戦闘に緊張感と盛り上がりどころ、そして見応えを作っており感心。
 西住流家元の娘であることがバレて標的にされるみほたちの駆るIV号戦車D型(以下IV号)は他のチームの砲撃に驚いた沙織によって逃げの一手。吊り橋を戦車で渡ろうとするも、華は運転に不慣れで落ちそうになってしまう。そこへ砲撃を喰らい衝撃で華が失神してしまう。
 戦車で吊り橋なんか渡れるのかなぁーなんて思っていた所に不慣れな運転もあって落ちそうになってしまい、さらに砲撃を喰らって操縦士の華が気絶。まぁ冷静に考えなくとも展開的にはやはりみほの力を見せたいはずなので、なんとかなることは分かってはいるものの、逃げられない吊り橋の上、しかも操縦士の気絶というところから、どうやって逆転させるのかを気にさせてくれるし、なによりこれまでずっと見てきた仲良しの彼女たちがどうなってしまうのだろうかと思わせるのと同時に、やはりみほの力の片鱗を期待してしまうじゃないか。
 そんななんとかなることは分かってはいるものの、どうするんだろうなぁと思っていると、直前でIV号戦車D型に乗り込んだ麻子が、学年主席という類い稀な頭脳を持つキャラクターであることを示す設定を活かし、華に替わって見事な操縦で体勢を立て直すことから逆転劇が始まる。
 他のチームが初めての戦車ということもあってIV号に当てられない中、逆にみほたちが砲撃を命中させていくのだが、見所は初めての砲撃時である。砲塔を回転させ、みほの「撃て!」の発射命令までに間が取ってあるのだ。みほの「発射用意!」で停車させて、砲手の優花里が標準器を覗き、IV号の砲を真正面から映す。この間がみほたちのチームが初めての砲撃を「するぞ~するぞ~」とワクワクさせてくれる。
 対して発射後から命中までは気持ちが良いほどのスピード感だ。ただそれまでの差が良いだけではなく、発射から命中までのシークエンスを短いカットで分けて短い時間の中で、「なにが」「どうなったか」がちゃんと分かるのが素晴らしい。
 引き金を引いてIV号の砲が火を吹く様子を違う角度から2カット。IV号内部で装填された砲弾の薬莢(で、いーんですかねー?)が排出される様子。III号突撃砲F型(以下III突)に向っていく砲弾。命中し煙を噴き白旗が揚げられるIII突。これらはたった1、2秒程度の時間だがこのスピード感とヒットした高揚感もさることながら、この一発でピンチを一転させた気持ち良さと言ったらない。
 またIV号内部で初めての砲撃に、ヒットしたことではなく砲撃をしたことの衝撃が今まで感じたことのないショックにみほ以外が唖然とする様がまたおもしろいではないか。自分も戦車に乗って砲撃を体験したのなら、きっと彼女たちのようになるのではないかと思わせてくれる。また個人的にはIII突に砲弾ヒットする直前にちょっとスローがかかるのも良い。その瞬間に動作を敢えて遅くさせることで手応え感を出しているのだ。この辺の演出は上手い。
 III突の後の砲撃はこの初めての砲撃ほどの発射シークエンスは描かないのも興味深く、次の八九式中戦車甲型(以下八九式)の場合は、ちょっと引いたアングルで八九式の砲弾はIV号の脇を通り抜け、IV号から発射された砲弾が飛んでいき八九式に命中し車体がノックバックする様子まで。38(t)戦車B/C型(以下38t)に至っては、IV号の後ろからのカメラアングルで、IV号の砲が火を吹くと一瞬遅れて画面奥の38tが煙を拭くというワンカットだけだ。
 初めての砲撃は彼女たちとって特別な体験なので細かく描いているが、その後は第三者目線で戦車での砲撃戦は実際このようなスピード感なのであることを示している(いや、実際見た事は無いんでホントにそうなのかどうかは知らないんですけどね/笑)。同じ砲撃だが場面によって違った演出をしてくるのだから上手い。
 尺的にはAパートの前半で終わってしまうこの初めての演習だが、上記の通り見事な見応えであった。

 みほたちのチームの勝利で終わった練習試合後はお風呂シーンでちょっとビックリしてしまった。沙織のお胸が豊かなのもさることながら、脇を見せてくれるんだからその手の者としてはたまらん。
 そんな脇フェチなことは放っておいて、初めての実戦に感激な沙織たちであったが、やっぱり車長はみほが良いということになる。沙織・華・優花里から勧められたみほは、「私なんか全然……」とか言いつつも、皆によろしくと頼まれ一念発起した表情になってそれを了承する。
 本来は自分に戦車道の才能が無く責任のある立場に向いてはいないと思っているのだろうが、やっと出来た友達に頼られ、その想いに応えたいという彼女の気持ちがよく表れている。またその後、沙織がお尻がビリビリするからとクッション敷いたりと思い思いに私物を持ち込んだり、他のチームは戦車を塗り替えてしまったりして、辟易した表情の優花里が「あんまりですよね?」と問うと、みほは唖然とした表情から一転、笑って「楽しいね」と返す。戦車で楽しいと思ったことなんて初めてだと。
 最初は沙織たちが一緒にやろうと誘っても、どうしても戦車に乗りたくないと言って俯いていたみほが、今は戦車が楽しいと言って笑うのだ。その彼女の心の変遷もさることながら、戦車で笑うみほを見て、沙織と華が微笑むのだ。無理をさせてしまっているかもしれないと思っていたかもしれない彼女たちであるが、今こうして戦車で素直に笑えるみほに喜んでいる彼女たちのさりげない友情が見ていてほっこりします。タイトル通り、戦車と少女たちをメリハリ付けて描いている点も好印象だ。

 さて、最後のメンバー冷泉麻子ですが、みほたちと紆余曲折あってメンバーになるのかと思っていたら、幼馴染みだった沙織に、頭脳明晰の替わりに(?)極度な朝寝坊な所為で単位が足りていないことをつかれてやむを得ずという感じだったのはちょっと残念ではあった。
 でもまぁ幼馴染みであるが故に、割と偏屈な麻子を懐柔する沙織という点では、長い付き合いだからこその友情とも言え、5人の中でもそれぞれ違った関係性を作っていると考えれば良く出来ている。色々あってみんなでひとつの強固な絆を作るプリキュアとは違って、それぞれがそれぞれに違う関係性を作ってひとまとまりとするのは、むしろ等身大の女子高生していて自然なのかもしれないな。
 ともあれ、聖グロリアーナとの親善試合で5時起床となったため、ねぼすけな麻子を遅刻させないため、IV号でお迎えし空砲鳴らして起こしたり、空母の上から陸に上がり次週ついに決戦です。どーでもいーけど、みほたちは毎回空砲鳴らして麻子を起こす気なのか?(笑)

 そんな今回気になったことが色々ありまして、まず前回で戦車道は十分安全に配慮されていると優花里が言っておりましたけど……どう考えても砲弾の直撃喰らったら人は粉になっちゃいますよねぇ。今回吊り橋でIII突に一撃喰らったシーンはみんな戦車から顔出していたし、戦車に当たったから良かったものを初めての戦車なんだから、出した顔に当たったかもしれないことを考えるとちょっと恐ろしいですよね。一体どの辺が十分安全に配慮されているのか知りたい所だが、きっとそこは突っ込んではいけないんだろうなぁ(笑)。
 それから何故か空母の上で暮らしているみほたちですが、沙織の口から「昔はみんな学校が陸にあった」と意外な設定が語られた。ということはだ。今はみんな学校が空母の上にある、ということなのか。しかも学校の規模によって空母の大きさも違うらしく、聖グロリアーナの空母は大洗よりも何倍もでかかったですな。いったい何がどうして学校が空母の上に存在することとなったんですかねー。というか、空母上にある街は、そういうことを考えると学校のための街ということなんですかね?謎は尽きない。
 最後は「あんこう踊り」。みほは転校してきたから知らない様ですが、他の皆さんからすると、一生ネタにされるくらいとっても恥ずかしい踊りのようです。それがどんなかしりたいのはともかく、そこで沙織・華・優花里が、勝てばいいし負けたら自分たちも一緒に踊ると言ってくれたことは、みほにとってやっぱり大きなことなのではないだろうか。負けてしまってあんこう踊りやりたくないとかよりも、自分のことを思ってそういってくれる友達が出来た、それを確認できたことを素直に受け止めて喜ぶみほの笑顔がステキであった。

 というわけで、あんまりにもおもしろかったので随分と長文になってしまったが、まぁおもしろかったんだからしょうがない。
 次回、初めての対外試合で隊長に任命されたみほの手腕で、全国大会準優勝したことのある強豪をどう打ち破るか、またみほたちがこの試合を機に友情を深めていくかが楽しみです。

12/10/24

2012年10月24日 | 日記?
■今日の一枚 キュアサニーさん作成中
 (web拍手を送る)
 スクリーンショットが続いたので、サニーさんのラフを一本線にしてみた。
 ピースさんはもうちょっとで出来そうなんだけどなー。
 遊んじゃうんだよなー、つい。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 ひゃー。今週土曜にプリキュア映画が公開じゃないですかー。楽しみだなぁ。
 今の内から日曜の朝一が空いていることを祈っておこう。なむなむ。
 それはそれとして、今期のアニメはあんまりぱっとするものがないなー。
 ちょっと期待していたジョジョはあっという間に話が進んで行くし。第一部が一番好きなんだけどなぁ。ロボティクスノーツも今の所は今ひとつだ。
 個人的にはガールズ&パンツァーとサイコパスがお気に入り。
 と、言うどーでもいー話。

スマイルプリキュア! 第36話 熱血!?あかねの初恋人生!!

2012年10月24日 | 視聴済アニメごった煮
久々に内容のある話。さすがだなぁ成田良美。

 そんな今回のお話は…
 みゆきたちのクラスに、イギリス人の男の子がやってきた。名前は、ブライアン。3週間、日本の学校で勉強するためにやってきたんだ。
 あかねは、ブライアンを見てびっくり!実は、前の日、あかねが転んだときに、助けてくれた男の子がいたんだけど…その男の子がブライアンだったの!
 先生から、「ブライアンに学校の中を案内してあげて」と頼まれたあかね。ブライアンと学校めぐりしていると、あかねはドキドキ…このドキドキって何なんだろう…。
 みんなといても、ブライアンのことばっかり考えちゃうあかね。これって、もしかして恋なのかな…!?
 以上公式のあらすじ。

 上記あらすじを見ると真っ当な恋話のようだが、恋愛云々としてはけっこう微妙。なのだが、逆にその微妙なのが良いのだ。
 ひょんなことからブライアンと一緒にいる事が多くなったあかね。久々登場のふしぎ図書館でもブライアンの話題ばかり(だったらしい)。そんなあかねに他の皆さんが「もしかしてブライアンのことが好きなの?」と見ていてもお節介だなと思うような(笑)お節介を焼かれてしまい、本人をよそに盛り上がっているみゆきとやよいにを中心に「告白しよう!」みたい流れになってしまうのだが、当の本人は指摘されて初めて気付くような微妙な関係なわけですよ。
 それに14歳という歳ですから、あかねにとってそれがホントに恋愛感情なのかどうかはよく分からないのも頷ける話ではある。だからこそ、お話として恋愛云々が微妙であることが大切。
 最後にあかねが「ブライアン好きだ」とか言っちゃったら興醒めで、あかねのブライアント一緒にいて楽しいのは、好きだからなのか、ただ気が合うというだけなのか、なんだかよく分からないけど……というもやもやっとした感じが、この年頃の女の子を実に上手く描いているわけだから、今回のこのお話が、恋話なのか外国人留学生との異文化交流の話なのか、そのどちらにも傾かずに微妙にどっちともとれるラインで話を作ってあるのだから、やっぱりさすがの成田良美である。

 お話としては、上記したように本人をよそに盛り上がっている他のプリキュアのみなさんはともかく、ブライアント親交を深めるあかねの様子を短い尺ながらも描いており、また時間の経過も表して、彼の留学期間である3週間でふたりの親密度が上がっていく様子を見せ、やってくる別れの時を印象付けている。また明日と言い去っていくブライアン。夕焼けになりつつある空をバックに隅っこにぽつんと描かれているあかねの後ろ姿が彼女の心情をよく表していて良い一枚絵になっている。
 最後の日にクラスの皆に見送られ学校を去っていくブライアンであったが、あかねは一緒にいて楽しかったと思いながらも、もう会う事もないのだからと空港へ見送りにいく事もなかった。お話上、ここが大きなポイントなのもさることながら、もう会えないかもしれないというのに見送りにも行かないあかねを見せるのが上手い。
 普通に考えれば、最後なんだからギリギリまで一緒にいれば良いのにと思うのだが、あかねとしては、好きなのかなんなのかよく分からないけれど、一緒にいて楽しかった彼が去っていく様を見て、寂しかったり胸が締め付けられるような思いをしたくないのだ。
 そんなあかねにみゆきが「そんなのあかねちゃんらしくない」というように、普段の彼女ならきっとそのような事はないのだけど、自分でもよく分からない感情に戸惑う14歳の少女の心を垣間見たような気がして、見ていて歯痒くさせるのだがら上手いこと作ってある。
 ここでちょっと思うのだけど、前半で他のプリキュアの皆さんが勝手に盛り上がって「もしかして好きなの?」とか言っていなければ、あかねは終始素直でいれたような気がする(笑)んだけど、まぁ14歳の少女たちに惚れたはれたで盛り上がるなというのも無理な話であるし、なにより上記したように「らしくないあかね」ということがあってこその戦闘後の盛り上がりなので、そういう点からしてもやはり脚本は良く出来ていると言える。
 良く出来ていると言えば、戦闘で愛だ恋だをどうせ別れて終わりなんだから無意味とするウルフルンに、その恋愛云々をプリキュアの皆さんが良いこと言って結論づけないのも良い。なぜならまぁ皆さんお察しの通り、プリキュアの皆さんは14歳の女の子ですからねー。そんなの堂々と語って結論なんか出せませんよ。だからサニーが今の自分にはわからないけど、とするのは実に自然であり、そういう中で、たとえ別れてしまったとしても共有した時間はきっと無意味ではない、無意味であってほしくないと、人が人を好きになる事への希望で留めておくのが、プリキュアと言えど14歳の女の子である等身大の彼女らを現していて良いではないか。

 どうせもう会う事もないからなどと言っていたあかねは戦闘を経て、だとしても最後にしっかりお別れすることに意味を見出し空港へと駆けていく。
 他のプリキュアの皆さんがリレーしてあかねを助けていく厚い友情もぐっとくるが、必死に走るあかねの様子をちょっと長い尺を使っていた事とブライアンに会って特に気の利いたことを言わなかったことが印象に残った。
 走るあかねは先程述べたようにけっこう長い間走っていて、見ていて「まだ走る。おぁっまだ走る」とか思いながら見ていたのですが、ここで必死に走っているあかねが走りながら髪留めのゴムを捨てたり、疲れてスピードが落ちる所から再度ダッシュしたりなど、脇目も振らず一心不乱で走っている様子が後で活きてくる。
 あかねがくるのを信じて待っていたブライアンに会って、きっと言いたいことが沢山あったろうあかねはそこで言葉が出てこないのだ。
 飛行機に乗って行ってしまう前に彼に会う。戦闘後から激走してきたあかねは、ここへ至ってもう頭の中にはそれしか残っていなかったのだろう。会ってどうこうとか自分の気持ちがどうだとかを考える余裕がなかった、それを表す意味でも彼女が走っている様を長く見せていることに意味がある。
 言葉の出てないかあかねにブライアンの方から、あかねのおかげで楽しく過ごせ、またこの国がより好きになったと言い、彼女に教わった関西弁「おおきに」と謝意を表す。それであかねもあぁそうだった、なにより彼に会って一言礼が言いたかったのだとthank youと返し、固く結ばれた手の一枚絵で終わる。変にその後どうなったかが語られずに終わるのも潔くて良い。この後どうなったのかをこちらが想像する余地を残してくれている点でもやはり脚本は良く作られているのではないだろうか。
 ともあれ、戦闘後からのシーンは、厚い友情やあかねの友達以上恋愛未満な14歳の少女の微妙な心情を描いていて、とても強く印象に残ったし、なによりお話として見ていて気持ちがよかったです。

 とまぁ久々に内容のある話が良く出来ていたので感心してしまいましたよ。何故か二週連続で成田良美脚本だしなー。一体何があった?(笑)
 脚本が良かったのもさることながら、演出も良かったし作監は稲上晃さんだったしで、今回はアタリ回だったなぁ。ともあれドタバタもけっこうだけど、こういう内容のある話の方がやっぱ良いなぁ。

今週のまたみてねとぴかりんじゃんけん
 今回のまたみてねは「プリンセスサニー」でした。
 さてお待ちかね、今回のぴかりんじゃんけんですが、ピースがグーだったので勝ちました。ウルトラハッピー!戦績は31戦15勝11分5敗。
 思った通りグーできましたな!(ニヤリ)。と、いうことはやはりグーの連荘で数を合わせてくる予想は間違ってはいないだろう。
 なので次回ピースは「グー」を出すと読んで次回も「パー」でいきます。三連勝して来週もウルトラハッピー!にしてやるぜ!

ガールズ&パンツァー 第2話「戦車、乗ります!」

2012年10月22日 | 視聴済アニメごった煮
細かい所でおもしろいなぁ。あと、やっぱほのぼのしていて良い。

 そんな今回のお話は…
 戦車道をやることを選んだみほ。最初の仕事は、戦車道を選んだメンバー全員で学校周辺に放置された戦車を探すことだった。
 沙織と華と戦車を探すみほは、近くにいた優花里にも声をかける。戦車も無事揃い、メンバー全員で洗車をする。
 放課後も一緒に過ごした4人は、みほの部屋で夕食とともに食べるのだった。
 翌朝、みほは登校途中にいまにも倒れそうな女の子を発見する。彼女は成績トップだが遅刻常習犯の冷泉麻子だった。
 以上公式のあらすじ。

 お話的には後に「あんこうチーム」のメンバーとなる秋山優花里・冷泉麻子と知り合い、戦車道の方はアバウトな自衛官・蝶野 亜美によっていきなり実践練習が始まった。という話。
 戦車関連よりもみほと友人たちの方が良く描かれていて、上記したように秋山優花里・冷泉麻子と知り合う話なのだが、今回麻子の方はちょっとフラグ立てただけで、みほの友達が優花里を加え3人になりました。ということの方がメインのような気がしないでもない。
 しかし今回は見せるべき所が多々あって、戦車の捜索から始まり、優花里の事、みんなでお食事会、麻子の事、その他のチーム、そして初めての戦車を1本に上手くまとめてあって感心。まぁ前回みたいな盛り上がり所は無いのだけど、ほのぼのとしたみほたちの学校生活と戦車が上手く折り重なっており、よくよく考えれば全くミスマッチではあるのだが、ほのぼのしたまま戦車動かしている事にあまり違和感を感じないのだから良く出来ている。
 やはり今回はまず、新参メンバーの秋山優花里だろう。公式のキャラ紹介には「なによりも戦車が好き!」とあっり正しく戦車オタク的で、戦車に関連する事に異様にテンション上がってしまったり、それを指摘され、我に帰って恥ずかしがったりする様は愛嬌があって可愛い。しかしそっちよりもそれ以外の方が気になったりする。
 公式キャラ紹介には「みほに憧れてチームに参加した」とあって、知り合う前は物陰からみほを見つめていたり、明らかにみほを憧憬の念で見ている。みほの戦車道の経歴はまだよく分かってはいないのだが、密かに憧れている人間がいるのだから、それなりの経歴を持っているのではなかろうか。
 そこでだ。戦車大好きな優花里と現在戦車にトラウマを持ち、あまり積極的に関わりたくないみほが今後どうなるかを気にさせるではないか。
 優花里としては有名な家元の出である事だし、自分と同じく戦車が好きなのだろうと思っているのは、戦車を洗車したあとに「早く乗りたいですね」と語りかけた事でも分かる。みほはあの通りけっこうなピュアさなので優花里を疎ましく思う事は無いだろうが、今となっては好きじゃない戦車と戦車好きの彼女にどう向き合っていくのか。また憧れの人物が今は戦車を避けていると知った優花里がみほに対してどうするか。まぁこんなほのぼのしているアニメだし、第1話のアバンで普通に戦車を駆っていたみほなので、なんだかんだで解決しちゃうんだろうけど、前回みたいにまたそういう所で厚い友情が展開されるのではないかと期待してしまう。
 それともうひとつ、優花里はあれだけ戦車好きなら、なんで戦車道が盛んな学校へ行かなかったのだろうか。大洗女子学園に来てから戦車にハマったのかしらねー。ってゆーか、その辺は語られるのかしら?

 個人的に今回のメイン所はみほの部屋へみんなをご招待してのお食事会である。
 意外や意外で、家事に関して一番使えるのが沙織だったてのもさることながら、隠れメガネっ娘だったとは。ま、メガネっ娘はともかく、その後のガールズトークを聞く限り、なるほどな家庭力ではありますな。あぁそういえば、男子が肉じゃが好きなのはホント都市伝説なので女子の皆さんはあんま信用しないように(笑)。
 さて、肉じゃがはともかく、皆さんをお見送りしたあと、みほが「転校して良かった!」と満面の笑みで言い、普段の彼女ならやらなさそうなスキップしながら自室へ戻るという浮かれっぷりを見ても、みほが戦車云々よりも友達の方に重きを置いている事が分かる。戦車道はやっぱりイヤだけど、みんなと一緒だからというのがみほの本音だろう。むしろ彼女は戦車道なんかよりもこのお食事会みたいなことの方がよっぽどしたいコトなのだ。こういうキャラクターの心情がよく表れているのは良い。
 そんなみほがこれからどうして前回のアバンみたいに活き活きと戦車を駆るようになるのかの心の変遷を、これからきっと上手く描いてくれるだろうことを期待できるではないか。この「どうなっていくのかなぁ」と思わせてくれるのは大事だろう。そう思わなければ続きなんぞ見ないからな。
 こんな特に大事件が勃発するような事の無い物語で、続きを気にさせるのだから上手いこと作ってあると言えるのではないだろうか。

 その他気になった所と言えば、まず沙織が挙げられる。というのも、彼女がみほを良く見ていて気遣っている様子が良いのだ。
 アバウトな自衛官に西住家の人間と悟られ話を振られて困っていると、すぐさま自衛官に質問して話題を変えるし、テレビで姉のまほが出て消沈するみほを見ても、同じくみほの気持ちを切り替えさせる。恋愛体質(?)でみほの周りでは一番今時の娘な沙織だが、こういう意外にも友情に厚い様子を見せてくれるのだ。
 また細かい所だが、自衛官に話を振られた件で、みほがうしろを振り向いて沙織が自分を思って話題を切り替えた事が分かり微笑む様も良い。こういう小さい事でも積み重なって彼女らは友情を深めていくのだなぁと思えるし、そういうちょっとした動作でそれと分かるように作られている点も上手い。
 細かい所と言えば、今回は妙に細かい所で凝っているというか、さりげない事をしてくれていておもしろい。
 まず戦車の捜索の件だが、みほたちが山林の中で見つけるのは良い。しかし他の3両がどうしてそこにある?というような、断崖絶壁の裂け目の中だったり、水没していたり、小動物の飼育小屋の中だったりして笑ってしまった(笑)。水没していた戦車なんてダメになっていそうな気もしますが。また、そんな戦車たちを生徒会が「あとの整備は自動車部に今晩中にやらせる」とか言い出すし。いやもう夕方ですよ?間違いなく完徹ですよね。サラッとそんなこと言いますけど、なんて横暴なんだ生徒会。まぁ第1話でも「横暴は生徒会に与えられた特権だ」って言ってましたけど。
 そんな生徒会会長は、戦車に乗り込む際、背が小さい事もあって足がかからないどころかジャンプすらしないで広報の河嶋さんを呼ぶので持ち上げてもらうのかと思ったら……踏み台にするのかよ!(笑)それにもましてそれに疑問と思わない河嶋さんもどうなんだと思わざるを得ない。
 そしてアバウトな自衛官登場のシーン。輸送機からパラシュート付けて戦車で落下はまぁ百歩譲って良いとしよう。それで学園長の車に豪快にぶち当たった上に踏みつぶしていくのだが……学園長の車って形から察するにF40じゃねーか!そんなことをしでかしておきながら戦車からひょこっと出てきて、そんなことがまるで無かったかのような爽やかさで「こんにちわー!」だもんな(笑)。もうこれだけでこの自衛官が「こーゆー人なんだな」と分かるんだから見事な演出である。

 今回は実践練習の最中で終わったのだから、次回はドンパチメインかしらねー。みほが西住流の師範の娘と他のチームにバレてしまった事で標的にされてしまったようだし。
 みほがどんなポテンシャルを見せてくれるのか、また最後のメンバー麻子がどうみほたちの中に入ってくるかが楽しみです。

12/10/17

2012年10月17日 | 日記?
■今日の一枚 キュアピースさん作成中
 (web拍手を送る)
 あれー?なんだか思ったようになってないような印象が。
 なんかちょっと微妙な気がするのは気のせいなのであろうか。
 ともあれ、もうちょっとで完成しそうな気がしないでもない。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 気付けばスマイルプリキュア!の映画まで後10日じゃないですか。楽しみだなぁ。
 映画と言えば、まどかとかゴティックメードとか、みんなやる映画館が名古屋なんですよねー。そこまでいくのがめんどいので見る気を無くす。(名古屋は車が込んでいるんです。かといって今更電車使うのもめんどいのだ。)
 そう考えると近くの映画館でやってくれるプリキュアはさすが東映だよねー。
 モーレツ宇宙海賊の映画も楽しみにしているんだけど、どーせ名古屋か伏見あたりなんだろうなー。くそー、なんかまかり間違ってこっちまでこねーかなー。

スマイルプリキュア! 第35話 やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ~ル!?

2012年10月15日 | 視聴済アニメごった煮
やよいはかなり私たちよりの人間ですよねー(笑)。

 そんな今回のお話は…
 七色ヶ丘の子供達の間では、ヒーローロボットアニメ“ロボッター”が大人気!
 ロボッターの大ファンのやよいに誘われて、みんなでオモチャ屋さんに行くと、マジョリーナ、アカオーニ、ウルフルンとバッタリ…!!
 みゆきたちは、プリキュアに変身!すると、マジョリーナが、新しく発明した“ロボニナ~ル”を取り出した。
 “ロボニナ~ル”の光を浴びると、だれでも巨大なロボになれるんだって!
 マジョリーナが、“ロボニナ~ル”の光をアカオーニとウルフルンに向けると、その光が、キュアハッピーに…!??
 エエ~ッ、どうなってるの!??キュアハッピーのからだがグングン大きくなって、巨大なハッピーロボになっちゃった!?どうしよう~!!
 そこにハイパーアカンベェがあらわれて、ハッピーロボにおそいかかる!! 動けないハッピーロボは、大ピンチ!!
 以上公式のあらすじ。

 さすが成田良美、見事なドタバタ劇です。まぁ相変わらず内容は無いんですが(笑)。
 でも楽しいドタバタ劇には違いなく、お話はあらすじにあるように、巨大ロボット「ハッピーロボ」になってしまったハッピーで巨大ロボット対決するぜー!という内容。いつもより早く変身し、長い尺でロボットとドタバタ劇を楽しく見せています。
 そんなドタバタ劇中心の話ではあるんですが、ロボッターの大ファンというよりはオタクのやよいがロボットに大興奮しているよそで、ロボットに全く興味のないあかねとなおとの温度差であったり、大興奮してやる気満々の割に全く役に立たないピースであったり、ロボットになってしまったが故に自分で動けないハッピーの翻弄されっぷりなど、ただハッピーがロボになっちゃったーってだけで終わらないのはさすがの成田良美である。
 上記の例で言えば、オタクがひとり大興奮していると周りの一般人が異様に冷めていく様子であったり、知識ばっかり先行して役に立たないオタクっぷり、そしてそれに巻き込まれちゃって迷惑する人を表しているようで、そう考えると今回のこんなドタバタ劇の中でもなんとなく言いたいことがあるようではある(笑)。
 お話としては、誰も上手くハッピーロボを動かせないとくれば、やっぱり「困ったときのビューティー」ですよ。誰も出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる憧れるぅ!しかしアレだな、ホントこのスマイルプリキュア!は困ったらビューティーだよなぁ(笑)。ビューティーは他のヤツラにちょっと説教のひとつでもくれてやった方がいーんじゃないか?

 とまぁお話的にはそんなわけで書くことがない(笑)。一応最後に人が異様にハマるものにはそれなりに良さがあるので、あんまりオタクを否定しないでね。みたいな事は言っているがまぁそんなものは取って付けたような感じなのでどーでもいーちゃぁどーでもいー。
 というわけで個人的に気になった部分としましては、いつもに増してやよいのオタクっぷりがすごかった事だろうか。なるほどその手の人たちに大人気なのも頷ける話である。しかし9,980円もするおもちゃは中二としてはけっこうな額だとは思うのだが、そんな物を発売日が待ち遠しかったとか言って買いに行くやよいはけっこう金持ってるというか、そんなもんポンポン買える(ポンポン買っているかどうかは知らないが)んだとすると、彼女の自室にはもっとそれっぽいグッズが沢山あっても良いような気がするなぁ。以前の部屋の様子ではヒーロー物のフィギュアと目覚ましがあったくらいだったけど。
 ああ、それでちょっと思いついたのだけど、そんなグッズで部屋が溢れかえってしまったやよいの部屋を見て、いらんもんは捨てろー!捨てるものなんて無いよー!見たいな話があってもおもしろいかもね。まぁその話にどうオチをつけるかが問題だが(笑)。
 お次ぎは合体してからの攻勢ですが、なんだろう、このごっこ遊び感(笑)。まぁワザとやってるんでしょうけど、その「ごっこ遊び感」が良く出ていて良いですよね。ハイパーアカンベェのワルボッタービームに「ハッピーバリア!」とか言っちゃってバリアを展開したり「ハッピーバリアは無敵なのだ!」とか言っちゃうあたりのごっこ遊びの楽しい感じとバカっぽさ(笑)がとても良いです。
 どうせここまでやるんなら、ロイヤルレインボーバーストのバンクは無くても良いような気がしますなぁ。だってほら、あのバンク2分くらいあって長いし。せっかくだから最後までごっこ遊びをやらせてあげれば良いのに、というかハッピーロボで大勝利!ってのを見たかったです。
 まぁそれにしても、今回はやよいが随分と楽しそうで、ごっこ遊びを壮大なスケールでやれたのだから、そらそうだろうというものでしょう。上記しましたけど、そういう中で全く興味のないあかねとなおとの温度差や、巻き込まれてどバッチリ喰ってるみゆき(ハッピーロボ)の様子をおもしろおかしく見せていて、スマイルプリキュア!らしい楽しいお話しになっていて、内容は無いけれど随分と楽しめましたよ。
 あ、今気付いたけど、バンク技使わないとハイパーアカンベェを浄化できなくてデコルが手に入らないからか。スポンサーを考慮した結果だったんですねー。でも今回って成田良美がただロボット物やりたかっただけなんだと思うぞ(笑)。

今週のまたみてねとぴかりんじゃんけん
 今週のまたみてねは「プリンセスピース」でした。まぁ今回の流れならそうでしょうね。
 さて、お待ちかねのぴかりんじゃんけんですが、ピースがチョキだったので勝ちました!ウルトラハッピー!戦績は30戦14勝11分5敗。
 ふふふ、読み通りですよ。これで通算の出目はグー/9回・チョキ/11回・パー/12回となりました。となるとそろそろグーの連荘が来てもおかしくはないでしょう。連荘してないのはグーだけだしな。
 というわけで、ピースが「グー」を出してくると予想して、こちらは「パー」でいきます。これで来週もウルトラハッピー!にしてやるぜ!!

ガールズ&パンツァー 第1話「戦車道、始めます!」

2012年10月15日 | 視聴済アニメごった煮
予想以上におもしろそうだったので。

 そんな今回のお話は…
 西住みほは大洗女子学院の転校生。実家を離れ寮暮らしを始めたばかり。クラスでもまだ友達もなくひとりで過ごすことが多い。
 そんなみほに声をかけてきたのが武部沙織と五十鈴華だった。3人はあっという間にうち解ける。
 そこに現れたのは生徒会長の角谷。「必修選択科目なんだけどさぁ……。『戦車道』取ってね、よろしく」。
 わざわざ戦車道がない大洗女子を選んだみほは困惑する。悩むみほをよそに戦車道のオリエンテーションが始まる。
 以上公式のあらすじ。

 別に戦車オタクでもミリタリマニアでもないので、「戦車と少女」の組み合わせによくある「萌えなんちゃら」なんだろうなーくらいに思ってはいたのだが、公式のチーム分けなど見るとカメさんチームとか、あんこうチームなどなど異様にのほほんとしており、のほほんミリタリものなら見よっかなーなどと思っていたら、以外にも良く出来ていたし、なかなかおもしろかった。
 で、今回のお話は戦車を操る「戦車道」なるものが乙女のたしなみとされている架空の世界で、家が戦車道の家元で戦車になにかトラウマがある主人公「西住みほ」は、戦車道がいやで転校し一人暮らしをしている。友達も出来て楽しい学校生活であったが、選択必修科目で戦車道が復活する事となり、生徒会から戦車道を選択するようにと横暴なことを言われてしまうのだが……。という話。
 第1話ということもあって、戦車が登場するのはアバンと最後だけで、戦車道にトラウマがある主人公が紆余曲折あって、また戦車道をする事となるまでを描いているのだが、そこへ行き着くまでを短い尺ながら上手くまとめてあって感心。メインキャストである主人公西住みほと武部沙織、五十鈴華がどのような人物で、どういう関係を気付くのか、そして戦車道を生徒会から無理矢理進められ、戦車道がイヤでせっかく転校してきたみほの悩みと葛藤、メインキャストの友情を良く描いている。
 アバンでは戦車で戦闘している部分を見せておいて、こういう物語であるということを示しておきながら、今回の内容としては戦車が動くところはまったく無く(オリエンの映像は除く)、タイトル通り戦車と同様メインである少女たちを描き、ただ可愛い女の子が戦車に乗って「イエー!」ってだけではないのが良い。
 きっとおそらく「戦車」はメインである事に違いないだろうが、戦車というだけで物語は成り立たない。それを動かす人があってはじめて物語が回るのだ。
 なんだかちょっと頼りなさそうな主人公みほは転校してきたばっかりでまだ友達がいないようだ、というところから始まって、そんな彼女に沙織と華が声をかける事から話が動き出す。程なく打ち解け合う三人だが、そうなる様子を割と短い尺になっていて、それはきっと全体的な尺の関係もあろうが、それでも彼女らの人となり、みほのピュアさであったり、沙織の人懐っこさであったり、華の優しい気配りであったりをしっかり見せているので、その短い尺の間に仲良くなってしまう彼女らが気にならない。
 正直な話をすれば、劇中時間的にたった2日でここまで仲良くなるものか?とは思うものの、生徒会の横暴な勧誘というイベントを起こしてトントン拍子に進ませて気にさせる間を与えないのは上手いだろう。
 ともあれ、ひとりぼっちだった主人公が念願の友達を得て楽しい学校生活を送れるようになったと思ったところに、上記した生徒会のイベントで上がったテンションを一気に落としてしまい、さらには自分はやりたくない戦車道を、オリエンテーションの経て沙織も華も興味を持って選択科目で戦車道をとりたいと言い出す始末。
 せっかく戦車道と関わりのない所に来たというのに、やっとできた友達に一緒にやろうと誘われてしまうみほ。部屋でひとり葛藤し翌日ふたりの前でやはりどうしてもやりたくない事を話す。もう友達ではなくなってしまうかもしれないと思ったろうみほであったが、沙織と華は悩ませて悪かったとみほと一緒の科目を選択する。ここまでみほが沙織と華という友達ができた事にとても喜んでいる様子を見せてきただけに、みほの心中を察する事が出来るし何よりその友情が気持ちいい。
 そして、戦車道を選択しなかった事で生徒会から呼び出しを受けたみほに沙織と華が彼女の手を繋ぎ、学校にいられなくするぞと言う生徒会の横暴にも屈せずみほを庇い続ける。ここが今回のクライマックスであろう。
 生徒会と友達の言い合いを聞きながらまたもみほは葛藤する。戦車に乗りたくない自分と本当は戦車道やりたいのに自分と一緒が良いとしてくれた友達。その間に挟まれたみほは意を決し「戦車道、やります!」と言う。さっきまでどうしてもやりたくないと言っていたみほがやると言いだしたのだから沙織と華が「えぇ~っ?!」となるのも当然だが、このイベントの後にみほ自身が言うように、そんな自分の気持ちを考えてくれるふたりの事が嬉しかったのだ。自分の苦い思い出のためだけにそうまでしてくれる友達を不利な状況に追い込むような事はしたくなかった。こういう事からもみほがふたりに声をかけられ、そして友達として接してくれることが彼女にとってどれほど嬉しかったのかを感じられるではないか。
 先にも述べたが、たった2日でここまでの友情?というのはあるものの、みほがふたりと友達になれた事がどれほど嬉しい出来事であったかがありありと分かり感情移入させられているので、尺の短さを気にさせない見事なまとまりと共に、これからこの仲良し三人娘が戦車道を通してどう友情を深めていくのかを気にさせてくれる。やはり物語は感情移入させてなんぼ、なのである。
 最後は彼女らの住む街が、なんでか空母の上に成り立っており、「どゆこと?」と思わせて引っぱるのだからこれまた上手いこと作ってあるじゃないか。

 ともあれ、ただ女の子が戦車でドンパチやるだけなのかと思っていた所、予想に反して厚い友情を見せてくれて、見ていてとても気持ちがよかったのと共に、これからの彼女たちがどうなっていくかとても気になります。
 おもしろいアニメになってくれると良いなー。

ふたりはプリキュア 第14話 『ウソホント!?ニセプリキュア大暴れ』

2012年10月11日 | ふたりはプリキュア
でましたニセキュア!懐かしいなぁ。

 そんな今回のお話は…
 化学研究発表会で襲われ、プリキュアに変身してしまったなぎさとほのか。たくさんの人が集まる会場で変身した為に、「誰かに見られているかもしれない」と二人はビクビク。
 そんな二人の前に、プリキュアの事をよく知っていると言い出す人物が現れる!なんとその人物はクラスメートの夏子と京子で、しかも変身前の素顔まで知っている様子。
 動揺しつつなぎさ達は、二人からプリキュアの情報を聞き出すが…。ブラックとホワイト、どっちの方がイケているかはともかく、二人はまるで毎日プリキュアを見ているような口ぶり。
 「昨日も見たよね~!」と顔を見合わせて笑う京子達をよそに、なぎさとほのかは…「…昨日は変身してないよね?」なんだか偽者がいる気配が…。
 にせプリキュアの存在に頭を抱える二人。加えてたこ焼きやの茜さんにまで、プリキュアの事を聞かれる始末。茜さんの話によると、児童公園に現れては「さっさとお家に帰りなさ~い!」と決めポーズで子供たちを沸かせているらしい…。
 「とっととでしょ…」とツッコミを入れつつ公園に向う途中、何とプリキュアの格好をした夏子と京子が!!
 発表会でプリキュアを見た夏子は、自分がプリキュアだと言い張り、子供たちに変身する所を見せる約束をしてしまったらしい。
 約束を破る訳にもいかず一緒にいた京子と共に、にせプリキュアをしているそうだが…。ドツクゾーンに利用される事を恐れた本物の二人は、やめるように説得を試みるが、逆に夏子達を怒らせてしまう!
 以上公式のあらすじから抜粋。

 サブタイは「ニセプリキュア大暴れ」となっておりますが、特に大暴れする事はなく、クラスメイトの京子と夏子が前回の事でプリキュアの存在をちょっぴり知ってしまい……という話。で、内容はと言うとさしてないな(笑)。最終的に止めるとか言っておきながら、京子と夏子はプリキュアごっこを続けてるし(笑)。
 とは言っても、つまらなかったというわけではなく、プリキュアの正体バレかと思いきやニセキュアの出現、その正体はクラスメイトのごっこ遊びだった。というけっこう賑やかしな日常パートになっていておもしろい。
 正直な事を言うと、ニセキュアの正体が京子と夏子だとすでに知っている今となっては、彼女らがニセキュアとバレるまでの伏線が素直に見れないのだが、そういう事を抜きにしてみれば、学校でのシーンは上手くフリをしてあると言え、なんも知らないのなら、なぎほのがプリキュアだとバレたのかそうでないのかを気にさせる様にはなっているし、微妙になぎほのとは違う噂話に翻弄される彼女らをおもしろおかしくみせていて上手い。
 そして京子と夏子のごっこ遊びが判明するわけだが、中二の女の子が恥ずかしげもなくこんなことするかなーとか、メインターゲットくらいの子供にちやほやされて喜んでいるのはどうなんだとは思わんでもないが(笑)、コスプレ衣装まで作っちゃうあたり、たぶん彼女らはけっこう私たちよりの人間なのだろう。どうせなら、ショーみたいなのをやっている描写があっても良いような気がしますが、きっとその辺は尺の関係、かもしれない。
 尺はともかく、気になる点としては、偶然プリキュアという存在を知ってしまった京子と夏子というところで、劇中的には間違えられてドツクゾーンの連中に襲われたら危ないとなって、実際間違えられはしなかったものの、利用される事にはめになり危険な目に遭うわけだが、特にそれで何かしらがないのは寂しい。
 人知れず悪と戦うスーパーヒロインの真似事をした所為で危険な目に遭っているのだから、やはり事後はプリキュアとなったなぎほのがふたりに注意喚起をしても良いような気がするんですよねー。危険な目にあった上に、憧れていた存在に注意されて京子と夏子が何かしらを得るような事があった方が、この枠のアニメとしても良いだろうし、オチとして「結局プリキュアごっこを止めないふたり」も「全然懲りてねぇ」として利いた様な気がします。戦闘に巻き込まれた事が夢だったのか現実だったのか分からない状況だったので、そらまぁなぎほのの思惑とは裏腹に止めないだろうという気になるしなぁ。
 しっかり意識があって、プリキュアに「人知れず戦っているのはみんなに危険が及ばないためなんだよー」とか、「だから自分達の存在を広く知らしめて京子と夏子のように危険な事が他の人に及ばないようにしてねー」とか言った方がそれでも止めないふたりの方が「懲りてねぇ」と思える。
 だが、実際その辺難しいところで、そんなこと言われちゃうと、むしろホントにしっかり止めた方がしっくりくる感じでもあるのだ。とすると今回のオチが使えなくなってしまう。というよりも、よごれちまった大人的に見れば、メインターゲットにはごっこ遊びしておもちゃ買ってもらいたいわけだから、ごっこ遊び止めます的な話はNGなわけだ。
 となると、今回のお話はむしろオチありきな話ということになりますな。そう考えると上手いことやっておりますなぁ。

 個人的にはそんな日常パートは上手いことやっていたと思いますが、戦闘としては今ひとつであった。
 序盤の操られたふたりを庇いつつというのは、プリキュアの本分が「大切な何かを守る」なので良い展開なのだけど、彼女らの意識が戻ってからがいただけない。
 怖くてすくんでしまうふたりに、あなたたちもプリキュアなんだからしっかりしなさいみたいな事を言うんだけど、結局「コワーい!」で気絶してしまったのでちょっとビックリしてしまったよ。やはりここは自分たちを守ってくれているプリキュアに感じ入って、京子と夏子はピンチをチャンスに変える何かしらのきっかけのひとつになっても良いだろうと思う。
 今回の戦闘は、正直「お荷物」を抱えたプリキュアが、この劣勢をどう逆転するかが見所だと思うので、逆に京子と夏子がいたからこそ逆転に繋がったみたいな展開だった方が爽快感があって良かったのではないだろうか。なんか都合よく倒してしまったように見えたのは残念であった。
 まぁそういうところもあって「内容がない」感じになってしまっているのだが、でもまぁオチを見る限りは、やはり今回はお賑やかしなお話だったのではなかろうか。