(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

14/02/24

2014年02月24日 | 日記?
■今日の一枚 レジーナ作成中
 (web拍手を送る)
 人物はほぼ完成。後は塗り線すれば、けっこう印象が変わる、はず。
 問題はやっぱ背景だよねー。って毎回それ言っているような気がする。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

■今週のたんぽぽちゃん
 「誰か来たよ」に対しての「ほっとけ、愛人だろ」と「あの女、眠らないタイプか!」で噴いた(笑)。タイプとかいう問題じゃねーだろ。
 しかし、エロに関してほぼピンとこないのに、愛人とかは普通に知ってるのな。全然エロに興味ないのかと思っていたが。
 それにしてもKMM団の皆さんは、雑魚っぽさが良いなーと思っているのですが、劇中で思いっきり「雑魚だし」とか言われる始末で笑ってしまった。ああ、やっぱ雑魚なんだ(笑)。
 ラストで多華宮家に居候することとなったので、次回から出番もっと増えると良いなー。ウィッチ!ウィッチ!


 プリキュアの感想が一週遅れになりそうだったので、2話分一挙掲載してなんとかしてみた。まぁ9日も開ければそうせざるを得ないわな。
 ってゆーかさー。なんかモチベーションがさー。全然あがんないんだよねー。
 どーしたらいーんですかね?

ハピネスチャージプリキュア! 第4話 転校生はお姫様!!ひめの友達ゲット大作戦!!

2014年02月23日 | ハピネスチャージプリキュア!
ひめは良いキャラだなぁ。

 そんな今回のお話は…
 めぐみと同じ中学に通うことになった、ひめ。
 今日は初めて学校へ行く日!…なんだけど、ひめは朝から「行きたくない!」ってグズグズしている。
 めぐみは「学校は同じくらいの歳の友達があつまる楽しい所だよ!」と、ひめをなだめて学校へ一緒に向ったわ。
 初めはご機嫌なひめだったけど・・・教室に入ってめぐみの友達に囲まれたら緊張して、ガタガタ震えが止まらなくなっちゃって…ついに気を失ってしまうの!
 保健室に運ばれたひめは「学校イヤ~!大使館に帰る~!!」とまたグズグズ。
 そこへ、やってきためぐみの親友のゆうこを見たひめは、前に公園でしょんぼりしている時、飴をくれた女の子だと気づいて、ぱっと笑顔に!
 だけど、やっぱり学校が怖くて、クルリンミラーチェンジで“忍者”に変装して、ドロン!と消えちゃうの!
 その時、ナマケルダが学校に現れたわ!ひめは急いでプリキュアに変身!でも、サイアークを倒せなくて、学校中にどんどんカビが広がっていく…。
 このままじゃ、学校がカビだらけになって、ゆうこともお友達になれない!ひめ、大ピンチ…!
 以上公式のあらすじ。

 お話はサブタイ通り、めぐみと同じ学校へ行くこととなったひめは、友達が百人出来ると喜び勇んで学校へ行くのだが~という話。
 まぁここまで見てきたように、ひめは臆病の緊張しぃなので上手いこといくわけがない、ということを割とコミカルに描いていて見ていて楽しいのもさることながら、今回としましては、ひめの心情がよく表れていてそっちの方が興味深かった。

 先述しました通り、最初はめぐみに言われてたくさんの友達に囲まれる自分を想像し、ご機嫌なひめを見せるのだが、いざ学校へ行ってみんなの前に立つとガクブルしてしまうひめは興味深い。特には教室での自己紹介や、それが終わってクラスメイトに囲まれる際のひめ視点は、彼女の心情をよく表していると言っていい。
 実際にはちっさくて可愛い正にお姫様のようなひめが自分のクラスやってきたことをクラスメイトは歓迎しているのだが、教壇に立ったひめには、黙って自分の自己紹介を待つ彼らの顔はなく影が落ち、どんどんと巨大になってひめに迫ってくるかのよう思えてしまう。
 また教室で取り囲まれた際も、方々から質問攻めにされ、どうしたら良いか分からないひめには、仲良くなりたいが故に取り囲んでいるクラスメイトたちが、口だけが動くのっぺらぼうのように見え、ぐるぐると回りながら自分を取り囲んでいるように感じられ、緊張の極まったひめは気を失ってしまう。
 誰でもめぐみのように、なんでもあっけらかんとしていられる人など少なかろうというもので、むしろ程度に差はあれど、たくさんの人の前に立てばひめのようになってしまうのも分からんではない話だ。ことひめに関しては、ここまで極端な対人経験の少なさを見せてあるので、彼女がこの状況をどういうふうに見て感じているかを見事に表していることに、まず感心。
 臆病で緊張しぃのひめは、めぐみが初めての友達というくらい、極端に対人関係が少ないわけで、いきなり人の多い所に放り出され、彼女は何をどうしたら良いか全く分からないのだ。人間わけの分からないものに恐怖を感じるもので、ことさら臆病なひめとしたら、逃げたり気を失ってしまうのも無理の無い話である。
 それで思ったことがある。前に対人恐怖症というわけでではないにせよ、と書きましたが、今回を見ると割とそれに近いと考えても良いのかもしれない。まぁひめ視点の描写はある程度大袈裟に演出してはいるけれど、ひめのは極端と言えば極端ではある。メインターゲットくらいの年齢ならいざ知らず、めぐみと同じクラスなんだから齢14として見たら、いくら臆病の緊張しぃと言えど、もうちょっとマシだろう。
 そこでだ。本物の姫さまである彼女が、深窓の令嬢として育てられていたとしても、ここまで人見知りであるのは何かしらのきっかけがあったのではなかろうかと思うのだ。そういえばこの感想で書き忘れていましたが、2話で幻影帝国の連中が閉じ込められていた、なんだかって言うパンドラの箱みたいなの(アイリスだったっけ?)を誰かが開けた、という説明がなされましたが、どうもひめがそれに関係しているようなそぶりを見せていたので、なんかそんなようなことがきっかけで、トラウマ的なことがひめの中にあるのかもしれない。
 まぁ真相が今ここで分かろうはずもなく、また分かってしまっては物語としてダメなので分からないのは良いとして、今この段階で「ああ、ひめには何か秘密があるな」と思わせてくれるのが良いではないか。めぐみと随分と打ち解けて、彼女といる時は元気でハキハキとしているひめなのだから、本来の彼女はそういう子のはずである。その本来の彼女を常に出せないブレーキのようなものが備わってしまった出来事はなんなのか、またそれがどこで明かされるのか、と続きを気にさせてくれる。
 ひめの心情がよく表れているのと共に、今後を期待させてくれるという点でも、転校してきたひめの件は良く出来ている。

 その後もまた興味深く、倒れて保健室に運ばれたひめはすっかり自信を失って、心配してやってきためぐみの親友大森ゆうこが差し出した飴を乱暴に取って逃げ出し、追ってきためぐみに「友達はめぐみがいれば良い」などと言って忍者に変装し姿を消すこととなる。
 このひめの行動を見るに、随分と子供っぽい印象を受ける。まぁ役割的にメインターゲットとの同調役でもあるからであろうが、それまでの彼女が14歳にしてそれでもよかったことが窺える。もしかしたら随分と甘やかされていたのかもしれない。ま、それはともかく、私には無理と言って逃げ出したひめが、本当はどう思っているかがここからはよく表れているのだ。
 いなくなってしまったひめを捜すめぐみは、何で自分の言うことを分かってもらえないのかと協力者の誠司に相談すると、ひめはめぐみのようにガンガンいけるタイプじゃないと言われ、めぐみは自分と同じようにすれば良いと、ひめのことを考えず押し付けてしまったことをすぐに察し、謝らなければとする。
 忍者に変装したひめは、その様子を影で見ていて曇った表情を見せ、体育用具室(?)で膝を抱えてうずくまり、ゆうこの手から乱暴に取っていった飴を口に入れ、涙ぐんで「私なにしてるんだろう」と独り言ちる。
 めぐみがせっかく気を遣って手を回してくれていて、ゆうことも友達になるチャンスを逃げ出して自らフイにして、自分は逃げ回ってこんな所でうずくまっている。友達をたくさん作ろうとやってきたはずなのに。自分の不甲斐なさが情けなく、またそれが悔しいのだ。だがひめにはその乗り越え方が分からない。
 すると自分と同じようにうずくまっている教師がいることが分かり、彼も教師でありながら生徒に話しかけられないと悩んでいるのだった。彼曰く、原因は分かっていて、自分が心を開かないからだと言い、良い教師足らんと空回りして上手くそれが出来ないのだと言う。
 ひめはその言葉にハッとし「自分も同じだ」と言う。仲良くしなければと思い緊張してしまって空回り、果ては逃げてしまう。相手を知る為には自分を知ってもらわなければならない。でも臆病で緊張しぃの彼女にはその一歩が恐ろしく、それ故緊張してしまうのだ。
 はぁとため息をつくふたりであったが、ひめは教師なんだからとりあえず授業に行った方が良いと、自分がサボっている(?)ことは棚に上げて(笑)教師を促す。戻っている途中で幻影帝国幹部ナマケルダと遭遇した教師は鏡に捕われサイアークが出現することとなる。すぐ近くにいたひめは、教師が標的になったことを知り、「助けなきゃ」すぐさま変身し戦闘へと突入する。

 ひとりで戦うプリンセスであったが、繰り出した「弾丸マシンガン」ははじき返されてしまい、善戦及ばずやられてしまうと、ナマケルダはそんなプリンセスを放っておいて、学校をカビだらけにしてしまおうとする。
 するとプリンセスは「ダメーっ!」とすぐさま立ち上がってサイアークに飛びかかる。その攻撃もはじき返されてしまうも、プリンセスはあきらめない。
 「学校がなくなったら、飴くれたあの娘と、友達になれなくなっちゃうじゃん!」と言い放つと、プリンセスは大きな力を発露し、サイアークを吹っ飛ばす。今まで効かなかった攻撃が今は効果を得た。不思議そうに自分の手を見るプリンセスは、ふと得心いったように笑顔を見せる。そう、彼女は気付いたのだ。臆病な自分が今ここであきらめたくない本当の気持ちを。
 「私、みんなに面と向うと、すっごく恥ずかしくて緊張しちゃうけど、やっぱりこの学校で友達作りたい!」逃げ出して、大使館に帰ると言っていた自分だが、これが本当の気持ちなのだ。
 友達付き合いなんて面倒なだけだとサイアークをけしかけるナマケルダであったが、そこに割って入ったのはキュアラブリーであった。途中で遭遇したチョイアークを両手に持ち、それでサイアークを殴りつけるラブリーのなんと力強いことか。そう、今のひめにはこんなにも力強い友達がいるのだ。ひめはもうひとりではない。
 ラブリーは、色々勝手に言い過ぎてゴメンねと、これまでのことを謝る。そんなラブリーにプリンセスは思う所がある。手を回してもらったのに、それをフイにして逃げ出して、ワガママ言ったことを怒りもしないどころか、自分が強引過ぎたと謝ってくれるのだ。そんな彼女にひめも、自分こそ気を遣ってくれたのに逃げちゃってゴメンと謝る。
 台詞を言っている時は俯いて神妙な面持ちであったが、言い終わると顔を上げて微笑むのだ。相手を想い、自分が悪いと認める。これまで友達のいなかったひめに、こんなことはなかったろう。めぐみという友達を得て、ひめの心が少し成長したことを窺わせるではないか。
 そんなひめの微笑みにめぐみは微笑み返し、「さぁ、早くゆうゆう(大森ゆうこの愛称)に会いに行こっ!」と促すと、ひめは「うん!」と頷く。もうこうとなれば後はサイアークを浄化するのみである。

 事後、救出した教師に「私決めたよ!みんなに心を開いてアタックする。ひとりずつ、焦らず、ゆっくりとやってみるよ。だからさ、先生も勇気出して。こうして私と友達になれたんだからさ」と言って、ひめは笑顔を向ける。その笑顔を見れば、ひめがもういざとなって逃げることはないだろうことが見て取れる。彼女はまた少し、勇気を手に入れたのだ。
 そして夕暮れの土手にて、ガチガチに緊張しながらもひめはゆうこの前に立ち、飴を貰ったお礼を言い、自己紹介と友達になってほしいことを伝える。そんなひめの手を取って、ゆうこも自己紹介をし「よろしくね」と笑顔を見せるのであった。こうしてひめは、またひとり友達を得ることとなったのであった。

 今回はひめが自分と向き合い、自分の中の本当の気持ちを知り、勇気と友達を得て、成長する様子を割と楽し気に見せていて、見ていてとても楽しかった。それはひめのキャラクターによる所が大きく、めぐみや前作のマナのように、完全無欠のヒロインのようではなく、臆病ですぐに無理だと言うマイナスの方が大きいひめは同調しやすく、そんな彼女が振り絞ったほんのちょっとの勇気で何かを好転させることで、大きな成長を感じられ実に気持ちが良い。またメインターゲットに向けて、勇気を出して一歩踏み出すことで何かが変わるんだという訓話としても、よく出来ていたのではないでしょうか。

今週のプリキュア
 今回は「キュアムーンライトさん」でした。原画は馬越嘉彦さんです。
 さっき気付いたんですが、ABC公式の次回のあらすじに、次回に出るプリキュアがしっかりと予告されていましたよ。先週までの私の予想は一体なんだったんだ(笑)。恥ずかしいわ。
 まぁそんなわけで、次回はキュアハッピーさんのようです。せっかくなんだから、誰が出るか伏せておけば良いのに、と思うのは私だけではあるまい、と思うのだがなぁ。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは先週と同じく「オールスターズの皆さん」で映画館で待ってるよ!でした。ちなみに絵は先週とは違います。

ハピネスチャージプリキュア! 第3話 秘密がばれちゃった!?プリキュアの正体は絶対秘密!!

2014年02月23日 | ハピネスチャージプリキュア!
おおっ!色々と初の試み!

 そんな今回のお話は…
 ひめと一緒に、サイアークと戦うことになっためぐみ。ブルーから“キュアライン”というスマホをもらって、ウキウキ!!
 だけどプリキュアの正体は、絶対にヒミツ。もしもプリキュアだってことを知られたら、周りをキケンに巻き込んでしまうかもしれないから!
 なのに・・・めぐみの幼なじみの誠司は、めぐみが何か隠していることに気づいちゃったみたい。なんでもわかりあえる友達同士だけど、プリキュアのことだけは、どうしても言えない…!
 次の朝、まだめぐみが眠っているとキュアラインが鳴り出して「サイアークが出たわよ!」とひめから連絡が!場所は、ぴかりが丘公園みたい。
 …って、そこは毎朝、誠司がランニングしているところ!誠司が危ない!!
 パジャマのまま、急いで公園に向うめぐみ、誠司を無事にたすけることができるの!?
 以上公式のあらすじ。

 てっきりめぐみに幼馴染みの野郎がいることが判明して、初めての友達にウキウキのひめが嫉妬するお話なのかと思っていたのだが、サブタイ・あらすじにあるように、めぐみの幼馴染み誠司にプリキュアであることがバレそうになって~という話。
 大概こういう話は最終的に、バレはしないけれど勘付かれている、くらいが物語の最後まで続くものなので、まぁこれもきっとそうなんだろうと高をくくっていたら、意外な展開になったのでちょっとビックリだ。だがしかし、個人的には「ついにきたか!」と喜びもひとしおなのである。

 さて、何がひとしおなのかと語る前に、今回のお話の流れを説明せねばならないのでする。
 ブルースカイ王国大使館にて、神様ブルーよりプリキュアであることは友達はおろか両親にも秘密にするようにと言われる。理由は上記あらすじにある通り。元気よく了承するめぐみであったが、帰る際にバッタリと幼馴染みの相楽誠司と出くわし、根が素直で嘘の付けないめぐみは挙動不審になってしまい、誠司に何かしらを勘付かれてしまう。
 翌朝、ランニングの途中で幻影帝国に襲われる誠司。販促玩具「キュアライン」にてひめから連絡を貰っためぐみが急行すると、誠司はチョイアークに痛めつけられていた。めぐみは「約束は大事、でも今は誠司を助ける方が大事!」と彼の前で変身し戦闘へ突入する。
 戦闘は割愛させていただくとして、事後めぐみがプリキュアであると知った誠司。大使館にてリボンがブルーに事情を説明し、進行してきた幻影帝国のことは人事ではないと、めぐみのプリキュア活動を応援するという誠司の人となりを見て、ブルーは誠司を迎え入れるのであった。というのが大体の今回の流れ。
 私はそれはもうプリキュア5の頃から、プリキュア活動はなんら悪いことをしていないのだし、信頼に足る人物であるのなら、活動を知られてしまっても良いのではないか言ってきたのだが、ついに今作でそれがなりましたよ!
 一般人の協力者は初の試みですが、個人的にそれはなんら不思議なことではないと考えている。そもそもプリキュアの皆さんは、みんなの為にその身を呈してがんばって戦っているのに、その守っているみんなからの応援が無いのは、あまりに報われないのでは?と思っていたからだ。まぁプリキュアの皆さんが、みんなに感謝してほしくて戦っているわけではもちろんないのだが、良い事しているんだから、おおっぴらにはしないまでも、ある程度知る人間がいて、それなりに協力してくれるくらいのことはあっても良いだろう。
 これから誠司がどういう形でプリキュア活動に関わってくるかは分かりませんが、こうなってほしいなぁと思っていたことが実際になってビックリすると共に、あぁやってくれたと思わずにはいられない。だから喜びもひとしおなのだ。
 野郎がひとり仲間になって、プリキュアになるわけでもないし、何をするんだかよく分かりませんが、一般人の協力者を得て、今作がこれまでのシリーズとはひと味違う物語になるのではと期待に胸膨らむというものである。

 冒頭にも書きましたが、今回は色々と初物づくしで、上記に関連してブルーが興味深いことを言い出しました。
 めぐみと誠司は家が隣で幼馴染み。誠司の母親は長距離トラック女郎のようで家を空けることが多く、誠司とその妹は隣のめぐみの家で夕食をとっていたりして、ふたりはとても仲が良いのだ。そんな仲の良いふたりにブルーはふたりは付き合っているのかと聞き、そうでないと分かるとプリキュア内では恋愛禁止と言い放つのだ。
 理由としては、上手くいっている時は良いが、こじれてしまうと取り返しがつかなくなる、とのことなんだけど、理由はともあれ、わざわざおおっぴらにするってことは何かありますよね、色々と。
 そもそも、これまでのシリーズとして、主役の恋愛話は初代からあるし、5ののぞみとココなんて結構なラブラブっぷりであったし、まぁメインターゲットの皆様的にも興味が無いわけでもないので、突っ込んだことにはならないけれど(下ネタでなく)、惚れたはれたをほのめかすのはシリーズ的にタブーではない。それなのに今ここでプリキュアは恋愛しちゃダメなんだぞ、と言ってくるってことは、物語的にそこが何かしらのポイントなのではなかろうか。また、物語に関連するとしたら、ロマンス的な話がこれからあるのかもしれないなぁ。
 そして綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としましては、プリキュア内恋愛禁止なんだったら、ひめがめぐみに惚れられないじゃん!やってくれたなブルー!えっ?そっちはどーでもいい?えぇ~そうかなぁ。

 初物づくしの三発目は戦闘。今作の目玉?フォームチェンジ、まぁオールスターズDXシリーズのSplash☆Starの二段変身くらいに考えていたのですが、今回お披露目となりまして、それが初物、というわけではなく、ラブリーがフォームチェンジしてチェリーフラメンコになったのですが、ポリゴンモデルなんですよ!映画では戦闘にて一部ポリゴンが使われておりましたが、TVシリーズの本編で使われるのは初めてです。
 と言ってもそれで格闘するわけではなく、格ゲーで言う所のスーパーコンボ的な使われ方で、あぁなるほど、こういう使い方なのかといった感じ。いい所でフォームチェンジして一発決めるぜ!ということなのだが、まぁせっかくEDの為に毎シリーズポリゴン組んでるんだから本編で使っても良いじゃないってゆーか、有効活用ということなんですかね。
 作画とポリゴンでけっこう印象が違うので(1話の感想で書きましたが、ポリゴンはすごく良い肉感なのに対し、作画はけっこうひょろっとしているから)、その辺どーなのかと思わんでもないですが、10周年だし色々とチャレンジしていくことは良いことだろう。
 戦闘と言えば、個人的にチョイアークの存在が良い。ハートキャッチでもスナッキーというザコ戦闘員がいましたが、シリーズディレクターは同じ長峰さんなのでさもありなん。長峰さんはともかく、ザコ戦闘員はこのハピネスチャージと先述したハートキャッチしかいないので、戦闘がちょっと違った感じがするのと、倒すべき今週のビックリどっきりモンスターであるサイアークが強そうに見えるのが良い。
 もひとつ興味深いのは、前回に語られたのですが、ラブプリブレスにて、自分で考えた技を自由に使えるという設定も良いだろう。浄化するバンク技以外に、各プリキュアが好きに派手な攻撃をしてくれるのは見た目に派手だし、何よりカッコ良さという点で戦闘に花を添えていると言って良いだろう。それにキャラクターが自由に考えて技を出せるのだから、脚本の方がその設定を使って、その内に何かしらおもしろいことをしてくれることを期待したい。

 そんなわけで、お話的に特におもしろかったというわけではありませんでしたが、上記したように色々と初物が多くて興味深く見れた。物語の方も気になる点をチラホラ見えるし、なにより愛しのひめがどーなるのかという期待もあって、これからおもしろくなっていきそうな予感がしてくるのだから、順調な滑り出しなのかもしれない。

今週のプリキュア
 今回はまさかの「キュアパッションさん」でした。まさかは失礼か(笑)。いやだって、ブラック・ドリームときてパッションさんとは思わないじゃないですか。
 ああ、でも前回の予想はピーチさんだったので、けっこうかすった感じですかねー。ともあれ、今回パッションさんってことは、次回はスマイル辺りがくるんじゃないかと予想。
 色的に黒・ピンク・赤ときたので、次回は黄色のキュアピースさんなんじゃないかなー。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「オールスターズの皆さん」で映画館て待ってるよ!でした。NS3も楽しみだなー。

凪のあすから 第十八話 シオシシオ

2014年02月21日 | 凪のあすから
まなかの登場は意外であった。

 そんな今回のお話は…
 三橋の予想を元に汐鹿生への道を探るべく海に潜った光、要、美海の3人。
 美海が聞こえたという砂の音を頼りに海流の中を進むと、そこには雪に覆われた汐鹿生があった。
 光たちにとっては懐かしく、美海にとっては初めて訪れる海村。静寂に包まれた村を歩く3人は、未だ冬眠から目覚めぬ村人たちを見つける。
 光と要はそれぞれの家に向かい、ひとり残された美海は光たちが通っていた波路中学に向かう。そこで美海の前に現れたのは……。
 以上公式のあらすじ。

 お話はシオシシオに辿り着いた光たちはまなかを発見するが~という話で、物語の核心ニスコ触れているような気がするんですが、全然よく分からないのが正直な所。
 流れとしては、シオシシオに着いておじょしさまの墓場を発見し、その中にまなかが眠っていて、見たら彼女のエナが剥がれていっているので連れて帰った、というだけではある。
 上記しましたように、基本的に何が起きているのかよく分からないので、正直わかんね、くらいしか書く事なかったりもするんだけど、興味深い点はいくつかあって、まずはなんと言ってもまなかを発見したことであろう。彼女の再登場はもっとクライマックスに入ってからなのではないかと思っていたので、ここでの登場は意外であった。
 それに伴っての「おじょしさまの墓場」。けっこうショッキングな絵面なのはさておき、1クール目でうろこ様はおふねひきには何の意味もないと言っていたが、歴代のおじょしさまがこうして一ヶ所に集まっているのを見ると、何かしらの意味は確実にあったと言えるのではなかろうか。とすると、うろこ様や海神様の真意は一体なんなのだろうか。
 そこでまなかである。おじょしさまの墓場の中心で膜のようなものに覆われ、少しずつエナが剥がれ、美海が聞いた音はまなかの剥がれたエナの音であったことが判明した。音に関しては前回の予想は当たらずとも遠からじと言った所か。
 それはそれとしても、おふねひきであかりの替わりにまなかが吸い込まれて今こうなっているわけで、本来ならばあかりがこうなっていたこととなる。それでエナがなくなったとして、どうなるというのだ。結局、生贄的なこと、なんですかねぇ。海神様がなに考えてるのかさっぱり分からん。

 もうひとつ気になる点としてはうろこ様だ。
 公式のキャラ紹介では、海村を冬眠させたあと行方不明、と書かれているのだが、陸の人はうろこ様のことは知っていても海村に行けないので元々見たことないし、光たちだってこれまでは海村に行けなかったわけだから、行方不明かどうかも分からねーじゃねーか、などと思ったことはさておき(笑)、そんなうろこ様が美海の前だけに現れて興味深いことを言っていた。
 まなかを発見した際に「何かが現れる時、何かが失われる。さすれば、差し引き同じになるというわけじゃな」などと言っており、それが何を表しているかを考えると、それは美海とまなかのことなのではなかろうかと思うわけです。
 まなかのエナが失われ、美海はエナを纏った。差し引き同じということなので、まぁエナがなくなったまなかが陸に行くのは仕方ないとしても、美海はエナを纏ったからと言っても海の人にならなくてはいけないということはないよなぁ。美海が陸で生活するもん!とかしちゃえば意味のない話になってしまう。
 こういうことから見ても、海神様は何考えているか分からない、というか、状況的にどうなっているのかが分からないと言った方が良いのかもしれない。これで「何が」「どうなる」かさっぱり見えてこないのだ。

 まぁ追々真相が分かってくることとは思いますが、ここへ来て余計にゴチャゴチャしてきた感はあって、この物語がどうなったら終わりになるのか想像もつかん。ま、それだけに気になるということはあるが。
 なんにせよ、どうなるのかなーと気にさせる作りにはなっていて、そういう点では良く出来ていると言って良いだろう。お話としては、おじょしさまの墓場の件で、ここはもしかして核心に触れているのかな?と思うものの、物語の進行度的には大きいけれど、ひとつのお話としては情報提示くらいのことしかなかったような気がするなぁ。

 最後にどーでもいー私の予想なんですが(笑)、まなかはなんか最後の方まで起きないような気がしてならないのだが、どうだろう。

14/02/15

2014年02月16日 | 日記?
■今日の一枚 レジーナ作成中
 (web拍手を送る)
 だいぶそれっぽくなってきた感じ。ではあるんだけど、もうちょっと細かいことをしたい感じ。
 最も問題なのは、やっぱ背景だよな。どーしよーかなー。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

■今週のウィッチクラフトワークス
 ウィッチ!ウィッチ!毎週なんか見所があって楽しい。今週は空中戦。気持ち良く動いてくれて、やっぱアニメは動いてなんぼと改めて思う。
 しかし話の方は動いているんだか動いていないんだか、よく分からんな(笑)。



 そろそろサイトの方に集中しよっかな。と思った矢先にゲームの方がイベントしやがる。ぬはー。
 ま、それはともかく、ハピネスチャージプリキュア!のひめが可愛くって仕方ない。
 この可愛らしさはなんなんだろうなー。庇護欲とは違うし。やっぱ娘見る父的なことなのかなぁ。
 ま、娘なんていませんのでわからないのですが。

ハピネスチャージプリキュア! 第2話 ひめとめぐみの友情!ハピネスチャージプリキュア結成!!

2014年02月15日 | ハピネスチャージプリキュア!
めぐみが褒めればひめが伸びる!この気持ち良さ。

 そんな今回のお話は…
 めぐみがキュアラブリーに変身しちゃった!プリキュアになってはじめての戦いでがんばるラブリー!
 サイアークのパンチを受けても何度も何度も立ち上がるわ!!なのに、キュアプリンセスは、そんなラブリーを連れて、戦いの途中で逃げ出しちゃうの…!
 そして辿り着いたのは、ひめやリボンが暮らすブルースカイ王国の大使館。そこでめぐみは地球の神さま・ブルーに幻影帝国(げんえいていこく)からこの世界を守ってほしいと頼まれるの。
 もちろんめぐみは、すぐにOK!!これからひめと一緒にプリキュアとして戦うって決心したのに、ひめは泣きべそをかいて、またどこかへ飛び出していっちゃった…。
 めぐみは走ってひめを追いかけたけど、見失っちゃった…。そこで、リボンから渡された“プリカード”を使ってシャーロック・ホームズみたいな格好をした“探偵さん”に大変身!
 変装してパワーアップした探偵・めぐみは、ひめを発見!公園のベンチでしょんぼりしているひめに、めぐみが声をかけると…。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては上記あらすじにあるように、一旦は逃げてしまうも再戦して今週のビックリどっきりモンスターをやっつけて、ひめ初勝利!っていう流れではあるんですが、今シリーズの特徴のひとつである「変装」を紹介しつつ、ひめ初勝利!になるまでが見所。そりゃプリキュアだもん、勝利することは分かっていますからね。そこへ至るまでが一番おいしい所というわけです。

 あらすじにあるように、前回の引きからの戦闘は、ピンチになってプリンセスがラブリーを連れて逃げてしまう。こう書くだけだとなんとも情けない限りであるが、確かにひめは臆病で恐がりなのだが、ただそれだけで逃げ出したのではないのだ。
 やられてしまわない為にというのも、もちろんあるのだが、彼女は臆病であっても決していやだから逃げ出したのではなく、ひめなりにめぐみを思っての行動であることが見て取れるのだ。それと同時にひめの強さの片鱗を窺い知ることが出来る。
 勇猛果敢にサイアークに向って行くラブリーが腕を掴まれピンチに陥ると、プリンセスは「危ない!」と突撃しサイアークに一撃をくれラブリーを窮地から救う。これを見て分かる通り、ひめには初めて出来た友達の窮地に立ち向かう勇気が確かにある。本当のチキン野郎ならばきっと足がすくんで動けないことであろう。でもひめは違うのだ。
 しかしサイアークから反撃を受けると、すぐさま起き上がって再度立ち向かって行くラブリーに対して、プリンセスことひめは「ダメだわ……また負けちゃうの?」と震えて立ち上がれない。せっかく持ち合わせた勇気があるのだが、ひめにはそれを発揮出来ないでいる。思えば戦っては全戦全敗、負けに負け続け、彼女の自信は失われているのだ。負け続けることで勝てるイメージが持てず実力が発揮できない、スポーツで言うところのイップスのようなものなのではなかろうか。そしてまた負けて自信を失いの負の連鎖が彼女の勇気を曇らせてしまっている。それを考えれば「やっぱり怖いよ……」と弱音を吐くのも頷ける。そんな彼女に妖精リボンは「きっとラブリーも怖いんですよ!」と奮起を促す。そこでプリンセスはハッとする。
 普通ならばここで一念発起して今週のビックリどっきりモンスターをやっつける、というのがヒーローヒロインものであるのだが、上記の通り結果は戦略的撤退となるわけだが、ひめはきっとめぐみも怖いと思っている(だろう)ことを知り、だったらここは撤退すべき、と思ったのだ。なにせひめは戦闘において負けてしまうと思い込んでいるのだから。
 初めて出来た友達が戦闘で痛い思いをしている。それを助けたい気持ちが撤退という形になったのだ。自分がモンスターをやっつけられればそれで済むことだが、ひめには自分がそれを成せるとは思えない。この時点でひめがめぐみを助けられる方法はこれしかなかったのだ。

 ブルースカイ王国大使館へ逃げ込むものの、早く友人の妹を助けに行こうというめぐみに対し、ひめは「さっきのこともう忘れちゃったの?サイアークに全然敵わなかったじゃない!」と言う。「敵わなくったってがんばらなきゃ!だって私たちプリキュアなんだし!」と主役らしいめぐみの返しに、ひめは「プリキュアだからってなんでも出来るわけじゃないの!めぐみは何も分かってない!」と返す。
 主役らしい明朗なめぐみはまさにらしくて良いのだが、むしろひめの言葉の方が重みがある。その後に語られるが、彼女の祖国ブルースカイ王国は幻影帝国に支配され、国王と王妃はおろか、国民全てが捕われてしまっている。ただひとり難を逃れた国民として、そして王族として、プリキュアとなって立ち向かうも全戦全敗。地球の神様であるブルーにひめと一緒に地球を守ってほしいと託され快く承るめぐみに、勝手に決めないでと叫び「もうどんなにがんばってもダメなんだ」と希望を失ってしまうのも仕方のない話だ。彼女の言った通りプリキュアとて全知全能の神ではなく、なんでも出来るわけじゃない。ひめもめぐみも14歳の女の子なのだ。幻影帝国の進行を防ぎ、王国を救い、地球を守るという重荷をひめはひとりで背負ってきたのだ。14歳の少女には随分と重かろう。リボンに諭されても「私はプリキュアは無理よ!」と泣き出してしまうのも無理からぬ話である。

 飛び出してしまったひめを追いかけるも逃げ足だけは早く、めぐみは見失ってしまうと今回の売りのひとつである「変装」が紹介されるわけだが、その辺は商魂逞しい感じなので特に某ない。個人的にはおそらく後にキュアハニーになるであろう大森ゆうこと出会ったひめの方が興味深い。
 どうしたらいいんだー!と頭を抱えるひめに、大丈夫?と声をかけてくれるゆうこ。知らない人に声をかけられてビックリしたひめは、身体をぎゅっと強張らせ、口をつぐんで目線を下げて合わさない。見事な人見知りっぷりである。
 対人恐怖症というわけではないけれど、彼女が極度に人見知りであることを見事に表していることも興味深いが、こんな緊張しいな彼女を見ると、何故そうなったかが気にかかるではないか。前回でもなかなか恵みに話しかけることが出来なかったし、齢14にして友達が今までいなかったのは、やっぱりそれなりの理由があって然るべきだと思うんですよね。一体何があって今ひめがこうまで極度の人見知りなのか、彼女の背景に興味が惹かれ、それが明かされ、どんなイベントをもって克服していくかを期待させてくれてワクワクする。

 さて、変装にてめぐみがひめを発見してからが一番の見所。
 「私は何も出来ないダメプリキュアなのよ」と自虐するひめに、めぐみは即座に「ひめはダメじゃないよ!」と言い、Aパートの戦闘で自分を助けてくれたこと、逃げ足がとても速いことを褒める。それに対し「何それ?嫌味?」と口にするひめに、めぐみは「すごいって褒めてるんだよ」と返す。そんなことはすごくなく、一度もサイアークに勝ったこともないし、何度やっても怖いのだとうずくまってしまうひめに、ダメでも何度でもチャレンジするひめはがんばり屋さんで、怖くてもプリキュアやってきたなんてすごいとめぐみはさらに褒める。
 これを見て分かるように、めぐみは物事をポジティブに捉えることができ、ひめの短所を長所とした。めぐみはその人柄から相手を褒めて伸ばすのだ。ことひめには、めぐみのポジティブさが随分な救いになったのではなかろうか。
 この後めぐみはひめの手を握り、誰かに幸せを分け与えるようなプリキュアになりたいと自分のプリキュア像を語り、なりたてでよく分からないからひめが一緒にいてくれたら心強いとする。そんなめぐみに「私がいないとダメ?」と恐る恐る聞くと、彼女は「ひめがいないなんてあり得ないよ!」と答える。
 プリキュアになったとてダメな自分、と思っていた。でも今、ひめはめぐみに必要とされたのだ。こんな自分をすごいと言い、一緒にいてくれたら心強く感じられ、いないなんてあり得ないとしてくれる。負の連鎖によって失っていた自信を、めぐみによってひめはまた見出したのだ。上記したように、ひめには強さがあるのだが、その強さを発揮できないでいる。だがこれまで負け続けてきたことにより自分の強さに気付けない。だが気付かせてあげればちゃんと伸びるのだ。そう、ひめは褒めて伸びるタイプなのだ。

 こうして少し自信を取り戻してから再戦の運びとなる。
 脅してくる幻影帝国幹部ナマケルダに恐れ、めぐみの後ろに隠れるひめであったが、怯む事無く「何でひめが怒られなきゃいけないのさ!悪いことをしているのはそっちでしょ!」と言ってのけるめぐみに「ホラ、ひめもなんか言ってやんなよ」と促されると、ひめは意を決して前に出て「サイアークも最悪だけど、カビの中でゴロゴロして喜んでるあなたが一番最悪よ!」と言ってのける。
 これまで敵に怯えていたひめが促されたとは言え、怖がっていた敵を前にして正に「言ってやった」のだから随分な成長だろう。その成長は姫がめぐみと出会い友達となって、めぐみがひめの背中を優しく押して発露した。「いくよ!ひめ!」とプリチェンミラーをかざし言うめぐみに、「うん!」と元気よく応えるひめの心の成長のなんと気持ちの良いことか。もうここまでくれば、ひめの初勝利まであと一歩だ。

 さて、戦闘のアクションとしては特に目を見張る所はなかったが、サイアークを浄化するのが主役のラブリーでなくプリンセスの方であることが興味深い。まぁ自信を失っていたひめが友達を得て、初めて勝利を得ることがポイントなので、こうでなくてはならないのだが、ここも良く出来た流れで感心。
 ラブリーが自分がサイアークの動きを止めるからプリンセスが浄化してとする。それに「え?でも……」と躊躇するもラブリーは「よろしく!」と即座に取って返してサイアークに向っていく。
 プリンセスが躊躇するのも無理はなく、前回でのアバンでもあったように、彼女の技はあまり効いてはいなかった。当然彼女もそのことは分かっているからこその躊躇だ。ラブリーがその言葉通りサイアークの動きを止めると、プリンセスは「お願い!私に力をちょうだい!」と、これまでなかった力強さで口上を述べ、固有バンク技を放つ。
 「勇気の力を聖なる光へ!ラブプリブレス!プリキュア!ブルーハッピーシューットッ!」の力強い台詞は、ラブリーに浄化を託され、振り絞った勇気と渾身の力を感じさせてくれる。敵を怖がっていた彼女が、勇気を力に変えて放った渾身の一撃で今週のビックリどっきりモンスターを浄化できなければウソである。プリンセスの勇気はしっかりとサイアークを浄化できるだけの力を有していたのだ。
 めぐみによって引っぱり上げられたひめが、その隠れてしまっていた力で結果を出すのだから、この高揚感と言ったらないではないか。久々に毎週のお仕事で気持ち良さを味わいました。

 最後はひめからめぐみの手を取り、はにかみながらありがとうと言い、「一緒にがんばろうね」と手を握り合って終わる。ひめが初めての友達に力を見出され、失った自信を取り戻し、力を合わせて初めて結果を残し、人見知りな彼女から手を取って、これから一緒にやっていきたいんだとした。ひめの成長が気持ち良かったのと共に、これからふたりがどんな友情を育んでいくのかが楽しみで仕方ない。やはり言わなければなるまい、さすが成田良美!

今週のプリキュア
 前回キュアブラックさんだったので、順当に行ってキュアホワイトなんだろうなーなんて思っていたら「キュアドリームさん」でした。
 とりあえず最初の方は主役系で固めてきますかね?とすると次回はキュアピーチなんじゃないかなーと予想してみる。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「キュアプリンセス」でした。
 次回はめぐみの幼馴染みの男子にひめが嫉妬するお話のようで、なんだか楽しそう。綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としても!
 どーでもいーけど、ひめってけっこう子供っぽいよねー。なんかめぐみがお姉ちゃんみたいに見えるのはオレだけだろうか。

凪のあすから 第十七話 ビョーキなふたり

2014年02月12日 | 凪のあすから
あれ砂の音ですかね?

 そんな今回のお話は…
 冬眠から目覚めた要。あかりから報告を受けた光と美海が漁協に急ぐと、そこには光と同じく5年前と変わらぬ要の姿があった。
 また知らせを聞いたちさきと紡も漁協に駆けつけるが、要は2人一緒に現れたことに少し動揺してしまう。だが久しぶりの再会に笑顔を見せるのだった。
 その後、三橋から幾つか質問を受けることに。要自身ほとんど記憶はなかったが、砂が流れるような音がした気がすると答える。
 それを聞いた美海は、自分も今日、海に入った時その音を聞いたと言うのだが……。
 以上公式のあらすじ。

 お話は要が戻ってきて、そのおかげで海村に行く潮流が分かったので行く。という話。端的に言えば。
 サブタイ的なことを言えば、要が戻ってきての、ちさきと紡やさゆ、そして光と美海と言った所を見せてはいるのだが、個人的にはそっちよりも物語的なことの方が気になった。
 前回海に落ちた美海がどうもエナを纏ったようで、それは落ちた時にエナの欠片が張り付いたような描写があったので、そんなこったろうとは思ったものの、美海にエナが付いたことの意味は何か、ということですよね。
 本来陸の人と海の人の間の子はエナを纏わないはずなのですが、前回の美海のように、海に流れている白い欠片みたいなのを浴びるとエナが付いちゃうのであれば、海だ陸だ云々はあんまり関係無くなってくるよなぁ。ついでに言えば、エナが付いた美海は塩水浴びないと干涸びちゃうんですかね?
 干涸びるはともかく、要が戻ってきたことで、海村へいくルートが選定することが出来て、起きた直後の要が海の中で聞いた砂の流れるような音を辿っていけば、きっと海村に着くだろうという話になって、美海がその音を海に落ちた時にはっきりと聞いたとして3人で海村を目指すこととなるわけだが、それで冒頭書いたことに繋がるのです。私にはあの音が砂の流れる音には聞こえないんですよね。どちらかと言えば、サラサラというよりかはパリパリという感じで、何か殻がはがれているような音のような気がするんですが。
 そこで私の妄想としてはだ。それがエナだとすれば、それが美海に張り付いてエナを纏った、とすればけっこうつじつまが合うではないか。んじゃ何でエナがそんな海を漂っているのかという話になるのだが、う~ん。海神様が海村の人口減ったので、エナを海にバラまいてエナもってるヤツを増やすぜー的なことなのかしら?
 そもそもを言えば、美海にエナが後天的に付いたってことは、エナは生物学的に海の人たちが先天的にもってるものでなく、伝承通り海神様が与えているって事になるのか?なんカッコの物語はファンタジーなのかそうでないのか、境界が今ひとつあやふやでどう捉えていいものか迷ってしまうんですよねぇ。まぁ海に村があるという時点で、けっこうなファンタジーな物語として見ていいのであろうけど。
 ともかく、そういう物語としての部分の方が興味深く、むしろ今回メインであったろう「ビョーキなふたり」の方は、正直印象薄かったというのが今回のお話の印象ではある。

 とは言え、メイン所で何もなかったわけではなく、上手いこと見せているという部分はある。まずは前回美海にイチャイチャっぷりを見せつけられた前フリがあってのさゆ、という所で、彼女はいい子だなぁと思わせてくれる。
 要が戻ってきて嬉しいのだが、今更どうすればいいのかよく分からず、不意に邂逅して要がすぐに名前を思い出せなかったこともあって、5年も経って随分姿格好も変わってしまい、そもそも要が自分を気にしていたわけでもないので、あぁそういえば自分は彼にとってそんな程度であったと思い知らされてしまう。子供の頃に好きだった人を5年も想い続けているなんてビョーキだと自暴自棄になってしまうも、また要と再会し昔のように頭を撫でられて君は変わらないねと言われ、強がっていた彼女が涙ぐむ様はとても愛らしい。さゆはなんだかんだ言ってちょっと大人びたようなフリをしていますが、自分の気持ちにある意味素直で可愛らしい。まぁちょっとめんどくさそうではあるが(笑)。
 まぁそんな彼女の愛らしさもさることながら、この物語のテーマであろう、変わる変わらないという所でも、5年経って14歳になったさゆではあるが、冬眠痔邸て変わっていない要を変わらず好きでいる、という変わっているけど変わってない微妙なバランスを見せているのは上手い。
 さゆ以外の所でも、要が紡の家にやっかいになることになったようで、紡の家にて自分の家のように事を成すちさきを見る要は実におもしろいシーンである。
 家に帰ってきてお茶を入れようと台所へ行くちさきと紡。5年も一緒に暮らしていることもあって、実に自然にふたりが砂糖やらカップやらを戸棚から出す様子が描かれ、砂糖が無く紡が「あれ?」と呟くと、それだけでちさきは砂糖のストックを即座に出して「はい」と紡に渡すのだ。
 要が戻ってきてすぐ、漁協で光を気にするちさきを見て、5年冬眠していたけど、変わっていないものもあるとしていた所でのこの仕打ちはあまりに残酷だ。これはさゆの時と違って変わっていないようで変わった部分であり、ちさきに想いを寄せている要としては、これほど見ていてつらいものはないだろう。
 変わらないものもあれば変わるものも当然あって、時が流れている以上、むしろ変わって当然であろう。変わらないでいることが良いというわけではないし、変わってしまうことも必ずしも悪いわけでもない。そういう変化というものに対しての戸惑いをこの物語は見事に表していると言えるのではないでしょうか。

 とまぁ、割と見せ所がどこなのか今ひとつぼんやりしたふうではあったものの、基本的にメインキャラクターの想いは相変わらず常に一方通行で、こいつらの関係性は最終的にどう落ち着くのかなーと、ずーっと気にさせてついでに物語的なことも興味を引っぱってここまで来ているんだから上手いことやっている。
 しかし相変わらず着地点が全然見えてこないので、綺麗に収まってくれればいいのだがとつい思ってしまうのは老婆心か(笑)。

 どーでもいーけど、海村にいく件でちさきを連れていかなかったのは何故なんですかね?14歳のトリオだけより19歳のちさきも入れた方が尚安心、とかオレなら思っちゃうんですが。
 まぁ物語的に、その場にちさきがいなかった、ってのが後々のポイントになるんだと思いますが。

14/02/07

2014年02月08日 | 日記?
■今日の一枚 レジーナ作成中
 (web拍手を送る)
 とりあえず基本の色は塗りました。
 一番面倒な所が終わったので、ここからサクサクといきたい所ですが、どーなりますやら。
 ってゆーか、いつも通りではありますが、全く背景考えてないんだけど、どーしよっかなー。
 そろそろ最終段階を頭に描いてから作ることを覚えろよ、とは思うんですが、そもそも人の全身を描きたいだけだからなー。
 線画の時点でけっこう満足しちゃうのはどーなんだろうなーと思う今日この頃、皆様イカがお過ごしですか。私はタコがお過ごしです。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

■今週のウィッチクラフトワークス一口感想
 EDやっぱり最高ウィッチ!ウィッチ!それはともかく良く出来ていておもしろい。ぼくは火々里さんよりたんぽぽちゃんが好きです。雑魚っぽさとか(笑)。
 しかし物語の方はなんだかよく分からないよなー。多華宮くん以外は状況知ってる前提で話が進んで行くもんで、彼同様何がなんだか分からないとっつきにくさはあるよなー。原作はきっとそこがネックになって読まなくなったんだろうと思う。
 それでもアニメの方はがんばって分かるようにしてあるような気はします。ってゆーか、オレはもっとたんぽぽちゃんが見たいんだ!ケモミミ可愛いよね。


 新しいプリキュア始まったねー。ひめが可愛くて良い。えりかみたいで。
 主役はひめと比べると印象薄いなぁ。興味を惹く所が出てくれればいーのだが。
 下の感想にも書きましたが、EDのポリゴンが素晴らしく、肉感がたまらん。そしてかわいいのだから言う事ない。CG斑よくがんばった!ありがとう東映アニメーション!

ハピネスチャージプリキュア! 第1話 愛が大好き!キュアラブリー誕生!

2014年02月05日 | ハピネスチャージプリキュア!
むしろCG斑よくがんばった!

 そんな今回のお話は…
 いま世界中の注目をあつめているのは、地球を侵略しようとする悪の組織・幻影帝国(げんえいていこく)と戦うプリキュアたち!
 テレビでは毎日のように世界各地で活躍するプリキュアチームのニュースが流れているわ。そう、プリキュアは世界中の女の子が憧れている正義の味方なの!
 ぴかりが丘に住む中学2年生・愛乃めぐみも、プリキュアに憧れている女の子のひとり。とにかく元気で明るくて、とってもポジティブな女の子!
 ある日、めぐみがお母さんのかわりにスーパーへお買いものに行くと頭にコツンと何かが当たった気がして…。すると、めぐみは帰り道に、突然女の子に話しかけられるの。
 とってもかわいいお洋服を着た女の子。名前は、ひめ。ブルースカイ王国の王女さまだって、一緒にいる妖精のリボンが教えてくれたわ。
 え・・・妖精!? 王女さま!?
 そんな時、ぴかりが丘に幻影帝国のナマケルダが現れて、なんとひめがキュアプリンセスに変身!!わあ、本物のプリキュアーーー!?
 びっくりするめぐみだけど・・・プリンセスは弱くてすぐに倒れてしまうの。
 ひめを助けたい・・・!そう思っためぐみの前に、プリキュアの変身アイテムが現れて・・・。
 以上公式のあらすじ。

 さぁさぁ新しいプリキュアが始まりましたよ。これから1年よろしくお願いします。
 さて、お話の方は舞台の大体の設定と、メインキャラクターである「ひめ」と「めぐみ」を紹介し、今週のビックリどっきりモンスターが現れてめぐみがキュアラブリーに変身するまでなので、特にお話的に某ない。むしろ一番最初は主役たちの人となりだよなー。
 そんな人となりですが、むしろ主役のめぐみより、ひめの方が気になって仕方ないというか興味深く、主役のめぐみはさすがと言うかこのアニメシリーズの主役らしい主役で、明るく、誰にでも親しく、たくさん友達がいて、やさしい、と見事に主役していて、まぁそうでなくてはいけないが、毎シリーズ熱心に視聴している身としては目新しさはない。
 それに対してひめの方はと言うと、名前の通りブルースカイ王国のプリンセスなのだが、どうも王国は今回の悪の組織・幻影帝国に滅ぼされ、最初からプリキュアであるものの、今週のビックリどっきりモンスターにビビリ、戦っては全戦全敗。結果的に助けてもらったキュアフォーチュンには、世界に今週のビックリどっきりモンスター「サイアーク」が溢れたのはひめの所為だと言われるし、見かねた(?)ブルーなる者(公式のキャラ紹介によると、地球の神様らしい)に一緒に戦ってくれる仲間を捜すと良いと言われれば、知らない人に声をかけるのは怖いと言い、仲間となる「友達」を、なんでも言う事聞いてくれたり便利などと言う。まぁつまり、とってもダメな子なのだ。だが、だがそれが良いではないか。
 ダメな子ほど可愛い、というのも多少はありますが、良いのはそこじゃぁない。主役と友達となるダブル主役と言って良い彼女は、友達を少し勘違いしていて、「友達が欲しかった」などと言っていた所を見ると、友達がひとりもいないらしいし、引っ込み思案の臆病者で、今週のビックリどっきりモンスターに恐れて全戦全敗のおよそ主役らしくない彼女が、最終的には絶対にあきらめない、絶対に負けない、愛と勇気と希望の伝説の戦士プリキュアになるわけである。今その最終的な彼女との差があるということはだ、想像できるではないか。ひめがとんでもない伸びシロを秘めていることが。
 愛が大好きな愛に溢れる主役のめぐみと友達となって、少しずつひめは知るだろう。敵を恐れない勇気を、決して失う事のない希望を、あきらめない強い気持ちを、誰かを愛する心を、そして本当の友情を。
 今ダメな子のひめだからこそ、彼女がいずれ大きく成長するであろうことが想像でき、それはもうワクワクするではないか。ひめが上記したことを知る為に、たくさんのイベントがあることだろう。どんな出来事があって、何を思い、何に気付き、どう成長していくかが楽しみで仕方ないではないか。そういう意味で、むしろめぐみよりも、伸びシロが大きいひめの方に興味津々だ。
 また、それを促すであろう、主役であるめぐみをどう関わらせるかもポイントだろう。何せ今ダメな子のひめである。人当たりの良さそうなめぐみだから、根気よく教え続けるのか、はたまたケンカして衝突することがあるのか、そしてどー見てもキュアハニーとなるであろうめぐみの親友(?)大森ゆうこはどう関わってくるのか、ひめを「絶対に許さない」と言っていたキュアフォーチュンはどういう経緯で仲間となるのか、そしてなにより、そんな彼女らがどう友情を育んでいくか、物語としても興味が尽きない。
 物語として個人的には、キュアフォーチュンが言っていた「ひめの所為」が気になっていて、おそらくは王国を守りきれなかったということなんだと思うが、それってけっこうなトラウマだよなー。それが敵に対しての恐れなんだとは思うが、それを彼女がどう乗り越えるのかもそうだが、物語的にはけっこう重要なポイントなんじゃないのかな。シリーズ構成は久しぶりの成田良美先生なので、その辺はきっとやってくれることだろう。期待してます!

 アニメーション的なことも少し。
 やはりと言いますか、アクションの方は特に目を見張るようないい動きがあったわけではなかったが、バンク技と変身バンクは気持ちのいい動きをしていて感心。まぁそれは、前作ドキドキ!プリキュアが至ってシンプルだったからかもしれないが。
 個人的にはキュアプリンセスの変身バンクが可愛らしくて良い。のだが、ひとつ気になることが。変身中のいわゆるタオルポンチョ(女子が水泳の授業で着替える時に使うアレね)はどーなんですかね?というのも、身体が隠れちゃって変身している感が今ひとつ感じられないのは少し残念なのだが、小気味良くクルクル回る変身は、やっぱり見ていて気持ちが良い。まぁそれだけにタオルポンチョ(正確にはマントだとは思うが)がもったいないと思うのだ。まぁポンチョはともかく、久しぶりにバンクがカッコ可愛いのは良いです。
 あとは皆さんも思ったであろうことはハートキャッチっぽさがありますよね。まぁシリーズディレクターは同じで長峰達也さんなのでそういうものなのかもしれんが、なんにせよ楽し気なのは良い。メインターゲットの皆さんにウケるといーなー。
 最後にOPとED。まずOPの方は、最初から4人プリキュアがいるのは意外であった。キュアハニーは公式のキャラ紹介で「登場をお楽しみに」とか書いてあるので、出てきてからカットが追加されるんだろうと思っていましたが、割とバレバーレだから別にいーのかしらん。
 そしてやっぱり一番興味あるのはEDですよねー。冒頭にも書きましたがCG斑はよくがんばった、と言っていーんじゃないでしょうか。
 作画のキャラクターは割とヒョロンとした感じなんですけど、EDのポリゴンモデルは素晴らしい肉感!肩から二の腕のラインとか、太ももからヒザ、ふくらはぎのラインとかいいですよねー。それでいてふっくらという感じでもないし、見事なバランスで可愛らしい。表情がたくさんあるのも良いですよねー。一番好きなポリゴンモデルかも。曲の方は……あんま印象に残ってないな(笑)。まぁどうあれDVD付きのCDを購入するんですが。
 ああ、あとプリキュアコスチュームのデザインですが、放送前に公式で見た時はピンとこなかったんですが、今回動いているのを見て割としっくりきた感じ。絵を描く身としては、胴体部分がほぼ同じなのと、不自然なパーツの付き方をしていないのは非常にありがたい(笑)。
 そんな中でデザインとしては、ラブリーとプリンセスは足元がいいなぁ、ラブリーのロングブーツの折り返しとか。個人的にはプリンセスのブーツがすごく可愛らしい!プリンセスは頭のちっこい王冠も可愛らしいよねー。ハニーとフォーチュンはなんか野暮ったいなぁ。バランス的にはラブリーが一番シュッとしていてカチッと決まってカッコいいです。

 ともあれ、新しいプリキュアの第1話としては、こんなモノかなーという印象。インパクトみたいなものは特になかったが、ひめがこれからどうなっていくのかなーという期待値は大きく、これからが楽しみ。
 ああ、ちょっと子供っぽさが感じられましたが、元々女児向けアニメですし原点回帰的な感じなんですかね。ともかく、メインターゲットの女児にウケて、おもしろくなってくれれば言う事ないなー。

今週のプリキュア
 プリキュア10周年ということで、33週に渡りOPで歴代プリキュアの皆さんがひとりずつ登場されるので記しておきます。
 今回はアナウンスにもあった通り「キュアブラックさん」でした。我が愛しの輝く生命!シャイニールミナスさんがいつ登場されるか楽しみだ。あとマリン、きっとヤツは何かしらやってくれるはずと私、信じてる!(ブッキー風に)

今週のまたみてね
 今回は、1話見てプリカーフォGETキャンペーンの合言葉の発表も兼ねていて「キュアラブリーさんとキュアプリンセスさん」でした。
 ちなみに合言葉は「ハピネスちゅうにゅう」でした。

凪のあすから 第十六話 遠い波のささやき

2014年02月03日 | 凪のあすから
前フリ?

 そんな今回のお話は…
 以前のように美濱中学校へと通うことになった光は、美海、さゆと同じクラスになる。
 「ダブりの先島です。どうぞ先輩と呼んで尊敬してください」と挨拶する光に、5年前と同じ担任の教師がツッコミを入れ生徒たちの笑いを誘う。だが美海、さゆはその状況を不思議に感じていた。
 次の日曜日“おふねひき”当日に制服を無くしてしまった光のため新調しに行くことになっていたが、晃が熱を出してしまい、光は美海と2人で出かけることに?
 以上公式のあらすじ。

 なんだろう。丸っと1話分前フリだったように感じたのだが。というのも、最後の方で美海が海に落ちてからの部分以外で、物語上重要な部分がなかったように見えたからだ。
 今回のお話はというと、基本的に美海メインで、光とイチャついてさゆに怒られる、というのが簡単な所で、まぁその辺の美海の浅はかさは年相応に14歳していておもしろくはあったのだが、物語的にこの話がいるのかどうかはちょっと疑問ではある。
 といっても、別につまらなかったわけではなく、光が戻ってきて、なんだかんだで嬉しい美海は舞い上がって周りが見えておらず、上記あらすじにあるように、町へ光の制服を作りにふたりで出かけることとなり、光がイヤがるのでさゆを読んでしまう辺りの美海の浅はかさ、という部分は正直けっこうおもしろい。
 3人で出かけることとなったわけだが、この状況でのさゆを考えるまでもなく、さゆの立場になってみれば「なんじゃこりゃ」以外は無く、そりゃさゆもキレるわというもので、ここでのおもしろさっていうのは、今回は美海がお話を回して入るのだけど、ここで見ていてさゆに同調してしまわざるを得ないことだろう。美海はちょっとさゆに気を遣えやと思わずにはおれん(笑)。
 ついにさゆが爆発し、あぁお前は好きな人が戻ってきてさぞ嬉しいだろうよと言われ(意訳)、未海賀自分の事しか頭になかったことを痛感するのだが、なんだろう。ここが痛快、というわけではないのだけど、ようやく気付いたか美海よと、同調していたさゆの気持ちを解ってもらえた気持ち良さがあるのだから不思議な感じである。絵面的にはけっこうショッキングなシーンにはなっているのだが。
 この一連の、デートに付き合わされたさゆや、その後を見るに、むしろ美海よりもさゆの方が個人的には可愛らしく、町で美海と別れてすぐ、わーっ泣き出してしまったり、美海が海に落ちた後に「無事で良かった」と泣く彼女は、なんか大人ぶってはいるものの、随分とピュアであることが感じられる。物語的にいうならば、劇中光が言ったように変わらないと言った方が正しいのかもしれないが。
 思えば幼少の頃に、いじめにあっていたさゆは美海によって救われ、1クール目を見ても彼女が美海をとても大切に思っていることが見て取れた。そんな彼女が目の前でイチャつかれてイラッときてケンカしてしまったものの、美海はさゆに取って大切な人であることは変わりないのだ。
 そこでだ。光が戻ってきての美海、という所にさゆを突っ込んで、要を想っているさゆのつらさを見せておいて、最後に要が戻ってくる所で引っぱるのだから、むしろ今回は、美海メインと想わせておいてもさゆメインで、要が戻ってくることの前フリとした、と見るのが正しいのかもしれない。とすれば良く出来た脚本である。

 さて、物語的にはひとつ重要なことが突然起こって(笑)、泳げない美海が海に落ちて、なんかパリパリ音が聞こえたと思ったら、どうも美海にエナが張り付いたようなのだ。まぁ張り付いたかどうかはよく分からないのだが、本来海村と陸の人のハーフである彼女は、エナを纏ってはいないのだが、後天的にエナを纏ったこととなる。
 私は最終的に海村がなくなる、エナが必要ではなくなるという物語の流れなのかなーと思っていたのだけど、こう展開してきたということは、むしろ逆、ということなんですかねー。
 というか、後天的にエナが纏えるのはハーフの子だけ?元々陸の人はやっぱり纏えないのか?つか、美海は今後、塩水に浸らないと干涸びちゃうのか?なんかここへ来て、いっそう謎が深まってきたのだが、ちゃんと綺麗にこの物語は収まりが付くのかしら?

 まぁ謎はどうあれ、着地点も見えてこないということもあり、最終的にどう落ち着くのか気になって仕方ない。