玲二達がカードを切った。だけだな。
そんな今回のお話は…
キャルは江漣を礼拝堂に呼び出した。
この2年間、自らを押し殺しインフェルノに飼われながらも、玲二を探し出す機会を伺いながら、
彼を追いつめ、始末することだけを楽しみに生きてきたと怨念を江漣に吐露するキャル。
一方、サイスから二人の居場所を告げられ礼拝堂へ駆けつけた玲二が目にしたのは、互いに銃を向け合う二人の姿だった。
とっさにキャルに銃を向ける玲二。だが…トリガーにかかる指先は震える…玲二にキャルが撃てる訳がなかった。
固まる玲二を差し置いて、キャルと江漣が同時にトリガーにかけた指に力を込め始める…。
以上公式のあらすじ。
お話はインフェルノに居所がバレたので、闘争ルート確保のため「藤枝美緒」というカードを切った、という話。
インフェルノの一員である梧桐組にとって大切な人物を押さえ、闘争までの時間を稼ごうという玲二とエレンの腹づもり。
それによってキャルも押さえようとするのだが、その事を知った彼女は激昴してしまう。という流れ。
なんだけど、話のメインとしては、キャルが玲二をどう思いどうしようとしているかを示す内容。
キャルは真実を知らないので、玲二が自分が生き残る為に自分を捨てたと思っており、
玲二にその報いを受けさせようとしているだけで、怒りで我を忘れてしまっている。
今更、本当の事を知った所できっと何も変わる事はないだろう。
だが、逆を考えれば、この二年間ずっとそれだけを考えて生きてきたという事は、キャルはそれだけ玲二を想い続けている事になる。
愛と憎しみは表裏一体とはよく言ったものだ。
そういう事から考えても、キャルが梧桐組の秘蔵ッ子だからって歩みを止める事はないだろう事は、
前回彼女がどういう人間かを見せている事でも分かる。
物語のポイントとしては、そのとき玲二がどうするのか。撃つか、撃たれるのか。
そしてそうなった時にエレンはどうするのか、という事に興味が引かれる所だ。
正直な所、この最終章を見ていて、この場を上手く落ち着けようと考えても、どうがんばっても上手く落ち着かないよなぁ。
どうやってまとめる気なのかしらね?
さて、アニメーションとしてというか、ひとつの物語としてどうもこの辺はかったるい印象があるな。
と、いうのも、お話的には玲二とエレンがどうするかくらいしか話に幅がないので(ま、ここで終わりだからというのもあるが)、
何かポンとあってそれを引っぱるが続いているからなのかもしれない。
まだそのポンが「な、なんだってー!?」みたいな衝撃度ならいいんだけど、
最後に向けての準備を着々としているような印象がノッタリしているような印象を受けてしまう。
まぁでも、これまでもそうだったように、ここ一番で話をゴロリと動かして楽しませてくれる事と期待しよう。
そんな今回のお話は…
キャルは江漣を礼拝堂に呼び出した。
この2年間、自らを押し殺しインフェルノに飼われながらも、玲二を探し出す機会を伺いながら、
彼を追いつめ、始末することだけを楽しみに生きてきたと怨念を江漣に吐露するキャル。
一方、サイスから二人の居場所を告げられ礼拝堂へ駆けつけた玲二が目にしたのは、互いに銃を向け合う二人の姿だった。
とっさにキャルに銃を向ける玲二。だが…トリガーにかかる指先は震える…玲二にキャルが撃てる訳がなかった。
固まる玲二を差し置いて、キャルと江漣が同時にトリガーにかけた指に力を込め始める…。
以上公式のあらすじ。
お話はインフェルノに居所がバレたので、闘争ルート確保のため「藤枝美緒」というカードを切った、という話。
インフェルノの一員である梧桐組にとって大切な人物を押さえ、闘争までの時間を稼ごうという玲二とエレンの腹づもり。
それによってキャルも押さえようとするのだが、その事を知った彼女は激昴してしまう。という流れ。
なんだけど、話のメインとしては、キャルが玲二をどう思いどうしようとしているかを示す内容。
キャルは真実を知らないので、玲二が自分が生き残る為に自分を捨てたと思っており、
玲二にその報いを受けさせようとしているだけで、怒りで我を忘れてしまっている。
今更、本当の事を知った所できっと何も変わる事はないだろう。
だが、逆を考えれば、この二年間ずっとそれだけを考えて生きてきたという事は、キャルはそれだけ玲二を想い続けている事になる。
愛と憎しみは表裏一体とはよく言ったものだ。
そういう事から考えても、キャルが梧桐組の秘蔵ッ子だからって歩みを止める事はないだろう事は、
前回彼女がどういう人間かを見せている事でも分かる。
物語のポイントとしては、そのとき玲二がどうするのか。撃つか、撃たれるのか。
そしてそうなった時にエレンはどうするのか、という事に興味が引かれる所だ。
正直な所、この最終章を見ていて、この場を上手く落ち着けようと考えても、どうがんばっても上手く落ち着かないよなぁ。
どうやってまとめる気なのかしらね?
さて、アニメーションとしてというか、ひとつの物語としてどうもこの辺はかったるい印象があるな。
と、いうのも、お話的には玲二とエレンがどうするかくらいしか話に幅がないので(ま、ここで終わりだからというのもあるが)、
何かポンとあってそれを引っぱるが続いているからなのかもしれない。
まだそのポンが「な、なんだってー!?」みたいな衝撃度ならいいんだけど、
最後に向けての準備を着々としているような印象がノッタリしているような印象を受けてしまう。
まぁでも、これまでもそうだったように、ここ一番で話をゴロリと動かして楽しませてくれる事と期待しよう。