予告でけっこうな情報出しちゃいますか。
そんな今回のお話は…
ずっとアン王女の側にいたジョーお兄さんが、久しぶりにソリティアに帰ってきたの。
相変わらず王女さまは眠ったままだけど、その王女さまに導かれて手に入れた、3つめの神器“エターナルゴールデンクラウン”を見せてくれたわ。
このクラウンは、知りたいことをなんでも教えてくれるんだって。ただし、選ばれた人にだけ。
ふと、クラウンに手が触れた亜久里。するとクラウンが光り輝いて、倒れてしまうの。一体、亜久里のからだに何が…!?
次の日、亜久里はジョーお兄さんと真琴、ダビィ、アイちゃんだけを呼んだわ。昨日、倒れた時にクラウンが教えてくれた“自分の正体”を話すために。
その話にショックを受けた真琴たち。さらに亜久里は、自分の運命に決着をつける為に、マナには内緒でトランプ王国へ行きたいと言いだしたの。
以上公式のあらすじ。
お話はサブタイ通り、最後の神器エターナルゴールデンクラウンに触れて真実と自らの宿命を知った亜久里ことキュアエースが、トランプ王国へ赴きレジーナと対決する、といった内容。なので基本的には流れが分かっていればいい。
今回は次回に明かされるであろう真相の前フリなので、正直、今回で分かったことはあまりなく、レジーナとエースさんの戦闘に尺を取っているので内容としてはあまりないのだが、それでも見せるべき部分はちゃんと見せていて、クライマックス感を出しているのは感心。
とっかかりとして亜久里がクラウンに触れて真実を得るのだが、それで意識を失った亜久里は家で目を覚まし、おばあちゃんに自分が何者でとんな宿命があるかを知ったと告白する。そして、その自分に課せられた運命は過酷で押しつぶされてしまいそうだと涙ながらに言う。
ぶっちゃけて言ってしまうと、亜久里が得た真実は、見ているこちらとしては分からないので、亜久里がどれほどつらいのかを感じ取れないのは残念ではあるのだが、おばあちゃんは亜久里を抱きしめ、「どれほどつらいものであっても、人は運命に背くことは出来ないんです。ただ、受け身で押しつぶされるのか、自ら立ち向かって未来を切り開くのか、それはあなた次第。何を成すべきなのか、本当は分かっているんでしょう?」と諭すおばあちゃんに、亜久里はありがとうと述べて笑顔を返す。
良くは分からないけれど、亜久里が真実を知ってせねばならないこと、またそれによって待ち受けるであろう事柄は、彼女が泣いて弱音を吐いてしまうようなことなのである。亜久里としては、それをするのかしないのかではなく、やらなければならないのがつらいのだ。だがおばあちゃんは、その運命を背負わされるのではなく、自ら背負って成すべきことを成しなさいと背中を押した。事の重大さがわからないので今ひとつピンとこないが、後に亜久里が28話で友達になったエルちゃんに似顔絵を描いて渡して帰っていた所を見るに、事が済めばおそらくは戻ってこられないだろうと思いつつも、決着を付けようと決意に至るまでをしっとりと描いていて、真実が分かればもっと感動的だったろうなぁとは思うものの、良いシーンであったと思います。
決着を付ける決意をした亜久里は、トランプ王国関係者である真琴とダビィ、気障男ジョー岡田を呼び出し真実を聞かせるのだが、真相は次回なので視聴者的にはやっぱり分からない。ま、それはともかく、ここはなかなか興味深いシーンである。
集まってすぐ、亜久里は王女さまの氷の結界を砕いてしまう。しかし中に王女の姿はない。曰く、ジコチューの目を欺き、時間を作る為に王女さまが作った幻、であったのだ。これが意味する所は「王女さまはいない」ということの他ならない。つまり、アン王女の御身は存在していないのだ。麗しのアン王女さまと崇めてきたわたくしとしましては、けっこうなショックでしたよ(笑)。私のショックはともかく、物語的にもサプライズとして良く出来ていたと思います。「あ、デコイ(囮)だったのか!」と思いますよね。
そこから一気に話を飛ばしまして、今回のラストで語られる真実のひとつ、エースさんとレジーナがアン王女さまの光と影である、という事実。なぁるほど、ちょっと見えてきた感がありますが、逆に問題も出てきた。
まぁつまるところ、当初の予想通りレジーナとエースさんは一対であり元々ひとつであったと見て間違いないのであろう。光と影というからには、心の善と悪、と見て良いのだろうが、エースさんはレジーナとの一騎打ちをし決着を付けようとしているのだが、一対の存在であるならば、片方を消してしまって良いものだろうか? 亜久里がそのつもりであるのなら、影の部分は完全に消さなくてはならないと考えているのか。そもそもを言えば、王女さまの心の具現化が亜久里とレジーナだとしても、上記しましたように御身が存在しないのだ。
まぁおそらくは、御身の方はアイちゃんなのかなーとは思っていて、個人的な見解としては三位一体、のような気がするんですが、だとすると、またこれが困った問題なのである。
というのは、このアニメシリーズとして、キュアエースさんがいなくなることはないし(オールスターズがあるので)、物語上としても、マナが友達としてなんだかんだでずっと気にしてきたレジーナが最終的に消えていなくなってしまうのも、この枠のアニメとしてどうなんだ。仮にアイちゃんが王女さまの御身であったとして、王女さまの光と影であるふたりがそのまま居続けるとしたら、王女さまがご復活されることはない、ということにならないだろうか。
とまぁ、今ここでそんなことを考えた所で詮無い話で、次回を見れば事足りるのだけど、熱心にこのアニメシリーズを見続けている身としては、あーだこーだと想像できて楽しい。後は上手いこと設定を回収してくれて、綺麗に締めてくれれば言う事ない。
さて、上記以外では、真実を知ってからのソードさんが気になった。気になったと言うとちょっと感じが違うのだけど、仕方ないとは言え、ちょっともったいないなぁと思わざるを得なかったのだ。
亜久里とおばあちゃんの所でもそうでしたが、見ているこちらとしては亜久里から伝えられた真実が分からない。それを聞いてカップを落としてしまうくらいだし、戦闘でも「見ていることしか出来ないの?!」とつらそうな表情の真琴を見るに、相当のショッキングなことなのであろうが、事実が分からない以上、真琴や亜久里がどれほどつらいのかの想像が出来ないのだ。むしろ逆にそんなにつらい思いをしてしまうようなことってなんなのだろうと、分からないことの方に意識が行ってしまう。
お話的なことを考えれば、今回で真相を明かせない(明かさない)ので、話の作りとしては興味を次回に引っぱっているので、真実を気にさせることの方が狙いであるのだと思う。でも今回のドラマとして、やっぱり亜久里やソードさんに感情移入したい所で、特にソードさんなんかはどうしようも出来なくなり、苦悶の表情を浮かべ『誰か助けて!』という思いから「マナーっ!!」と絶叫してしまうのは良いシーンなんだけど、真実が分からないのでソードさんのつらさが分からない。今ソードさんはどうにもできないけど、これまでどうにも出来ないことをなんとかしてきたヤツを知っているじゃないか、さぁその名を叫べ!呼ぶのだソードさん!と、思わせてくれないのだ。
といっても、上記した通り仕方のない事ではあって、真相が明かされるのは次回なのだ。今ここでそれが分かってしまっては、次回に「あぁ、こういうことだったのか」と思う事が出来ない。それを考えれば今回真相を明かさずに見せ所を作っているのだから感心するのだけど、やっぱり亜久里やソードさんの心中が分かって胸にグッときたかった、というのが本音ではある。
ソードさんのつらさが分かれば、彼女の絶叫からマナたちが降りてくるシーンが随分と気持ち良かっただろうなぁと思う点で、ちょっともったいないと思いはすれども、まぁお話作るのって難しいですよねぇ。
ともあれ、残す所後4話。次回真相が明らかにされて、そこからの尺を考えればあれこれ上手く回収して綺麗に終わりそうな感があり、クライマックスに期待せざるを得ない。あぁしかし、後4話かぁ。ドキドキ!プリキュア、随分楽しませてもらったなぁ。この調子で最後まで楽しませていただきたい。
今週のマナ大好き六花さん
特に出番はなく。まぁ前回に愛溢れまくっていたので仕方ない所か。
そういえば、イーラさんとの因縁は最終的に上手いこと決着つくんですかね?それも含めてクライマックスに期待していきたい。
今週のまたみてね
今回のまたみてねは「キュアロゼッタさん」でした。
冒頭にも書きましたが、いくら正月で一週飛ぶからとはいえ、次回予告は情報見せ過ぎだろ。キングジコチューがレジーナを「娘」と言っている理由が分かっちゃったじゃないか。
というか、「こんな感じなのかな?」とある程度読めちゃったんだけど、ちゃんと良い意味で期待を裏切ってくれるんだろうな?
そんな今回のお話は…
ずっとアン王女の側にいたジョーお兄さんが、久しぶりにソリティアに帰ってきたの。
相変わらず王女さまは眠ったままだけど、その王女さまに導かれて手に入れた、3つめの神器“エターナルゴールデンクラウン”を見せてくれたわ。
このクラウンは、知りたいことをなんでも教えてくれるんだって。ただし、選ばれた人にだけ。
ふと、クラウンに手が触れた亜久里。するとクラウンが光り輝いて、倒れてしまうの。一体、亜久里のからだに何が…!?
次の日、亜久里はジョーお兄さんと真琴、ダビィ、アイちゃんだけを呼んだわ。昨日、倒れた時にクラウンが教えてくれた“自分の正体”を話すために。
その話にショックを受けた真琴たち。さらに亜久里は、自分の運命に決着をつける為に、マナには内緒でトランプ王国へ行きたいと言いだしたの。
以上公式のあらすじ。
お話はサブタイ通り、最後の神器エターナルゴールデンクラウンに触れて真実と自らの宿命を知った亜久里ことキュアエースが、トランプ王国へ赴きレジーナと対決する、といった内容。なので基本的には流れが分かっていればいい。
今回は次回に明かされるであろう真相の前フリなので、正直、今回で分かったことはあまりなく、レジーナとエースさんの戦闘に尺を取っているので内容としてはあまりないのだが、それでも見せるべき部分はちゃんと見せていて、クライマックス感を出しているのは感心。
とっかかりとして亜久里がクラウンに触れて真実を得るのだが、それで意識を失った亜久里は家で目を覚まし、おばあちゃんに自分が何者でとんな宿命があるかを知ったと告白する。そして、その自分に課せられた運命は過酷で押しつぶされてしまいそうだと涙ながらに言う。
ぶっちゃけて言ってしまうと、亜久里が得た真実は、見ているこちらとしては分からないので、亜久里がどれほどつらいのかを感じ取れないのは残念ではあるのだが、おばあちゃんは亜久里を抱きしめ、「どれほどつらいものであっても、人は運命に背くことは出来ないんです。ただ、受け身で押しつぶされるのか、自ら立ち向かって未来を切り開くのか、それはあなた次第。何を成すべきなのか、本当は分かっているんでしょう?」と諭すおばあちゃんに、亜久里はありがとうと述べて笑顔を返す。
良くは分からないけれど、亜久里が真実を知ってせねばならないこと、またそれによって待ち受けるであろう事柄は、彼女が泣いて弱音を吐いてしまうようなことなのである。亜久里としては、それをするのかしないのかではなく、やらなければならないのがつらいのだ。だがおばあちゃんは、その運命を背負わされるのではなく、自ら背負って成すべきことを成しなさいと背中を押した。事の重大さがわからないので今ひとつピンとこないが、後に亜久里が28話で友達になったエルちゃんに似顔絵を描いて渡して帰っていた所を見るに、事が済めばおそらくは戻ってこられないだろうと思いつつも、決着を付けようと決意に至るまでをしっとりと描いていて、真実が分かればもっと感動的だったろうなぁとは思うものの、良いシーンであったと思います。
決着を付ける決意をした亜久里は、トランプ王国関係者である真琴とダビィ、気障男ジョー岡田を呼び出し真実を聞かせるのだが、真相は次回なので視聴者的にはやっぱり分からない。ま、それはともかく、ここはなかなか興味深いシーンである。
集まってすぐ、亜久里は王女さまの氷の結界を砕いてしまう。しかし中に王女の姿はない。曰く、ジコチューの目を欺き、時間を作る為に王女さまが作った幻、であったのだ。これが意味する所は「王女さまはいない」ということの他ならない。つまり、アン王女の御身は存在していないのだ。麗しのアン王女さまと崇めてきたわたくしとしましては、けっこうなショックでしたよ(笑)。私のショックはともかく、物語的にもサプライズとして良く出来ていたと思います。「あ、デコイ(囮)だったのか!」と思いますよね。
そこから一気に話を飛ばしまして、今回のラストで語られる真実のひとつ、エースさんとレジーナがアン王女さまの光と影である、という事実。なぁるほど、ちょっと見えてきた感がありますが、逆に問題も出てきた。
まぁつまるところ、当初の予想通りレジーナとエースさんは一対であり元々ひとつであったと見て間違いないのであろう。光と影というからには、心の善と悪、と見て良いのだろうが、エースさんはレジーナとの一騎打ちをし決着を付けようとしているのだが、一対の存在であるならば、片方を消してしまって良いものだろうか? 亜久里がそのつもりであるのなら、影の部分は完全に消さなくてはならないと考えているのか。そもそもを言えば、王女さまの心の具現化が亜久里とレジーナだとしても、上記しましたように御身が存在しないのだ。
まぁおそらくは、御身の方はアイちゃんなのかなーとは思っていて、個人的な見解としては三位一体、のような気がするんですが、だとすると、またこれが困った問題なのである。
というのは、このアニメシリーズとして、キュアエースさんがいなくなることはないし(オールスターズがあるので)、物語上としても、マナが友達としてなんだかんだでずっと気にしてきたレジーナが最終的に消えていなくなってしまうのも、この枠のアニメとしてどうなんだ。仮にアイちゃんが王女さまの御身であったとして、王女さまの光と影であるふたりがそのまま居続けるとしたら、王女さまがご復活されることはない、ということにならないだろうか。
とまぁ、今ここでそんなことを考えた所で詮無い話で、次回を見れば事足りるのだけど、熱心にこのアニメシリーズを見続けている身としては、あーだこーだと想像できて楽しい。後は上手いこと設定を回収してくれて、綺麗に締めてくれれば言う事ない。
さて、上記以外では、真実を知ってからのソードさんが気になった。気になったと言うとちょっと感じが違うのだけど、仕方ないとは言え、ちょっともったいないなぁと思わざるを得なかったのだ。
亜久里とおばあちゃんの所でもそうでしたが、見ているこちらとしては亜久里から伝えられた真実が分からない。それを聞いてカップを落としてしまうくらいだし、戦闘でも「見ていることしか出来ないの?!」とつらそうな表情の真琴を見るに、相当のショッキングなことなのであろうが、事実が分からない以上、真琴や亜久里がどれほどつらいのかの想像が出来ないのだ。むしろ逆にそんなにつらい思いをしてしまうようなことってなんなのだろうと、分からないことの方に意識が行ってしまう。
お話的なことを考えれば、今回で真相を明かせない(明かさない)ので、話の作りとしては興味を次回に引っぱっているので、真実を気にさせることの方が狙いであるのだと思う。でも今回のドラマとして、やっぱり亜久里やソードさんに感情移入したい所で、特にソードさんなんかはどうしようも出来なくなり、苦悶の表情を浮かべ『誰か助けて!』という思いから「マナーっ!!」と絶叫してしまうのは良いシーンなんだけど、真実が分からないのでソードさんのつらさが分からない。今ソードさんはどうにもできないけど、これまでどうにも出来ないことをなんとかしてきたヤツを知っているじゃないか、さぁその名を叫べ!呼ぶのだソードさん!と、思わせてくれないのだ。
といっても、上記した通り仕方のない事ではあって、真相が明かされるのは次回なのだ。今ここでそれが分かってしまっては、次回に「あぁ、こういうことだったのか」と思う事が出来ない。それを考えれば今回真相を明かさずに見せ所を作っているのだから感心するのだけど、やっぱり亜久里やソードさんの心中が分かって胸にグッときたかった、というのが本音ではある。
ソードさんのつらさが分かれば、彼女の絶叫からマナたちが降りてくるシーンが随分と気持ち良かっただろうなぁと思う点で、ちょっともったいないと思いはすれども、まぁお話作るのって難しいですよねぇ。
ともあれ、残す所後4話。次回真相が明らかにされて、そこからの尺を考えればあれこれ上手く回収して綺麗に終わりそうな感があり、クライマックスに期待せざるを得ない。あぁしかし、後4話かぁ。ドキドキ!プリキュア、随分楽しませてもらったなぁ。この調子で最後まで楽しませていただきたい。
今週のマナ大好き六花さん
特に出番はなく。まぁ前回に愛溢れまくっていたので仕方ない所か。
そういえば、イーラさんとの因縁は最終的に上手いこと決着つくんですかね?それも含めてクライマックスに期待していきたい。
今週のまたみてね
今回のまたみてねは「キュアロゼッタさん」でした。
冒頭にも書きましたが、いくら正月で一週飛ぶからとはいえ、次回予告は情報見せ過ぎだろ。キングジコチューがレジーナを「娘」と言っている理由が分かっちゃったじゃないか。
というか、「こんな感じなのかな?」とある程度読めちゃったんだけど、ちゃんと良い意味で期待を裏切ってくれるんだろうな?