あ、そっち?
そんな今回のお話は…
マナたちはトランプ王国の王女さまを見つける手がかりを探していたわ。そんな時、「ローズレディコンテスト」が開かれることという話を聞いたんだ。
バラの花を愛するステキなレディを決めるコンテストで、優勝したら、新しい種類のバラの花“ロイヤルイエロー”がプレゼントされるみたい!
でも、どうして…?と、ふしぎに思う真琴。“ロイヤルイエロー”はトランプ王国にしかないはずなのに、…!?
とにかく、“ロイヤルイエロー”をゲットすれば、トランプ王国のヒミツが分かるかもしれない!ありすの提案で、みんなでコンテストに出ることになったわ!
さっそく会場へ向うマナ、六花、真琴、ありすの4人。
着いてみると、ありすの幼馴染み・れいなが綺麗なドレスを着て、声をかけてきたの。
れいなは、優勝したくて、マナたちに次々と、イジワルなことを仕掛けてくる。れいなは、ありすの“あるヒミツ”を知っていたから…。
いったいこのコンテスト、どうなっちゃうの!?本当に、王女さまは見つかるの??
以上公式のあらすじ。
最後は伏線張りまくっておりましたけど、お話の方はなんともさえないお話でしたなぁ。
自称ありすのライバルである、おそらくは成金の娘「五つ星れいな」が、ありすの「友達をバカにされるとブチ切れちゃう」という性格を知っていて、それでコンテストを失格にさせてしまおうとするのだが……っていう流れなんだけど、冒頭に書きましたように「あ、そっちなの?」と思わずにはおれなかった。
あらすじにありますように、れいなが何かにつけて意地悪を仕掛けて煽ってくるのだけど、当のありすは割としらーっとしているのよね。そこから考えて私は、れいなは自身をライバルとか言っているけれど、ありすとしては幼馴染みでもある事だし、れいなの事を友達と思っている、というオチなのでは?と考えていた。
現に戦闘でもれいなから黒いプシュケーが生まれる際は「私も友達が欲しい」ということだったので、せっかくでてきたゲストキャラからの訓話っぽいオチとして、事後にありすが「小さい頃からの友達ですわ」とか言って、彼女の悩みを解決!みたいな話かと思っていたのだけど、そっちの方向でない方に持っていったのでけっこう面食らったよ。
ポイントとしては「なんでありすがマナたちをバカにされたり意地悪されて怒らないか」なのだが、結論を先に言ってしまうと、マナたちと共にプリキュアとなった事で、祖父に言われた事を理解したこともあり、心を磨いたありすは自身の力を暴走させるようなことはもうない。ということなんだけど、正直、それは4話でやっていると言うか、解決済みみたいな所でもあるので、今更またここでやることなのか?と思わんでもないな。どうせなら、1クールにもなって未だにありすの生活って見えてこないので、ここいらでありすが普段どんなふうなのかが分かるようなお話にすれば良いのに。
そういったことを踏まえて「ありすがなんでブチ切れないのか」の理由をつけてほしかった所ではあって、せっかくありすの幼馴染みという設定のゲストキャラなんだから、れいなが出てきた意味を持たせてあげてほしかった。
れいなは取り巻きはいるけれども、ありすのように本当の友達がいなくて私もそういう友達が欲しいと思っていることを言わせるのであらば、やはり最後はありすがれいなを救ってやる格好になった方が、この枠のアニメらしくはなかったろうか。事後にれいなが放ったらかしだったので、使い捨てのキャラ感がハンパなかったよ(苦笑)。
どうせなら、ありすは友達だと思っているんだよーと知れたことで、天の邪鬼なれいなは表面的な態度は変わらないものの、マナたちから見ればとても嬉しそうで、全くしょうがないヤツだなーみたいなオチでもよかったように思いますな。
お話的には事後、上記しましたように伏線を張りまくっていて、ロイヤルイエローをアイちゃんが触るとなぞのアイテムが出現し、その様子を謎の青いオウム(?)が見ていてアイテムが出るとさっさと飛び去ってしまったり、前回からご登場のレジーナさんはキングジコチューの娘だと言って引っぱりました。アイテムや青い鳥は、なんらヒントが出ていないし、その内判明するであろうから放っておいて、やっぱり気になるのはレジーナさんの方である。
今回はマナたちと少し絡んできたのだが、いかにも悪い娘って感じがするのがいいですな。やっぱ悪役はこうでなくちゃいかん。最後に自身をキングジコチューの娘だと言うだけあって、その件でも自己中な態度はそれらしくて良いキャラクターを出していたんじゃないでしょうか。
しかし分からないのは彼女の役目ですな。せっかくマナたちと同じような年頃の女の子なんですから、彼女をどういうふうに使ってくるかでドラマがけっこう変わってくるような気がします。まぁおそらくは、献身して無償の愛を振りまくマナのカウンターとして、常に他人を思う事の無い自己中な存在としてレジーナを配置したんだと思いますが、これからマナたちと深く関わっていくことで、彼女がの心に変化があるのか、それとも最後の最後まで抵抗を続けるのか。そして最終的に彼女をどう落ち着かせるのかが腕の見せ所ですな。
ま、とりあえずは今後に期待していきたい。
今週のマナ大好き六花さん
今回はありすメインのお話なので特に何も無く。敢えて言えば、れいなと取り巻きの意地悪に、六花さんとしては真っ先に怒って文句言いそうですけどねー。
そんなわけなので、今回は六花さんではなくありすの方でちょっと妄想でもしてみようかと思いますので、以下は別に読まなくてもいいよー。
今回ありすの台詞で興味深い一言があって、それは「マナたちと会う前は友達がいなかった」との台詞。小学3・4年生くらいまでひとりも友達がいない、出来なかったってのはある意味特殊である。しかし彼女の家の事を鑑みれば、分からんでもない話でもある。
そういうことから考えても、今回のアバンで大人たちが集まって、ありすに今後の経営方針(?)を聞く会議の後の、少ししょんぼりした表情から孤独を感じることが多いのであろうことが窺える。その後のマナたちが尋ねてきたことを聞き、表情が一気に晴れやかになることから見ても、ありすにとってマナたちっていうのは、それだけかけがえの無いものなのだ。
それを踏まえるとだ。ありすは学校で現在も友達と呼べる人間がいなさそうで、れいなのように取り巻きを作ったりはしないであろうけど、「四葉財閥総帥(じじいがそうなのかどうかは知らないが)の孫娘」ありきで学校の連中は接しているのだろう。
こういったバックボーンを考えておくと、れいなが妙に突っかかってくるってのが実に興味深い。同じ大金持ち同士ではあるものの、なんでれいながありすを敵対視するかを考えると、おそらくはありすはいわゆる「由緒正しき四葉の娘」なんだろう。つまり先祖代々金と権力をほしいままにしてきた言わば「華麗なる一族」。そんなありすに敵対心を燃やすのだから、れいなはきっと一代で財を成した「成金の娘」なんでしょうねぇ。
今現在どんなにお金を持っていようが「由緒正しき」は手に入れることは出来ない。自分が持つことが出来ないものをを持っている、ということで、こういうちょっかいと言うか足の引っぱり合いみたいなのをありすは何度も目にし、されてきてあしらってきた経験があるので辟易しているのではなかろうか。今回のれいなのやっかみも、ありすとしては「またか」くらいの出来事でしかなかったのかもしれん。そう考えれば今回の「不思議と怒りが起きない」ってのは頷ける話で、怒るよりもあきれてしまっているからなのではないでしょうかね。
だからありすにとってマナたちって言うのは希有な存在であって、マナたちはありすのそういうバックボーン的なことを全くと言っていいほど気にせずフラットな関係なので、マナたちといて随分と心地が良いだろうし、また大切に想っているのでしょう。
そこからまた考えて、事後に真琴がありすを「すごいね!」と褒めたのに頬を染めて照れたのが興味深い。
ありすの立場的に他人から褒められることなんてしょっちゅうのはず。しかし他人のそれは「四葉の娘」ありきことなので、なんら思う事は無いのであろうけど、真琴の「すごいね!」はあんまり事情の知らない真琴のことであるし、なによりありすを取り巻くバックボーン云々なしの全くのストレートな感嘆が妙に気恥ずかしく照れくさかったのではなかろうか。
まぁそんなわけで、今回のお話はお話としては大しておもしろくもなかった(笑)のですが、「妄想できる」という点でなかなか楽しませていただきましたよ。
今週のまたみてね
今回のまたみてねは「キョアロゼッタさん」でした。あれ?やっぱ絵が替わったのはハートさんだけなのか?
次回は我が愛しのマナ大好き六花さん話。予告で六花さんがグレちゃったー!と言っていますが、ABCのあらすじ見てみると、なんかそんな所がなさそうなんだが。
ま、ともあれ、六花さん好きとしてはけっこう楽しめそうなお話みたいなので期待していきたい。
そんな今回のお話は…
マナたちはトランプ王国の王女さまを見つける手がかりを探していたわ。そんな時、「ローズレディコンテスト」が開かれることという話を聞いたんだ。
バラの花を愛するステキなレディを決めるコンテストで、優勝したら、新しい種類のバラの花“ロイヤルイエロー”がプレゼントされるみたい!
でも、どうして…?と、ふしぎに思う真琴。“ロイヤルイエロー”はトランプ王国にしかないはずなのに、…!?
とにかく、“ロイヤルイエロー”をゲットすれば、トランプ王国のヒミツが分かるかもしれない!ありすの提案で、みんなでコンテストに出ることになったわ!
さっそく会場へ向うマナ、六花、真琴、ありすの4人。
着いてみると、ありすの幼馴染み・れいなが綺麗なドレスを着て、声をかけてきたの。
れいなは、優勝したくて、マナたちに次々と、イジワルなことを仕掛けてくる。れいなは、ありすの“あるヒミツ”を知っていたから…。
いったいこのコンテスト、どうなっちゃうの!?本当に、王女さまは見つかるの??
以上公式のあらすじ。
最後は伏線張りまくっておりましたけど、お話の方はなんともさえないお話でしたなぁ。
自称ありすのライバルである、おそらくは成金の娘「五つ星れいな」が、ありすの「友達をバカにされるとブチ切れちゃう」という性格を知っていて、それでコンテストを失格にさせてしまおうとするのだが……っていう流れなんだけど、冒頭に書きましたように「あ、そっちなの?」と思わずにはおれなかった。
あらすじにありますように、れいなが何かにつけて意地悪を仕掛けて煽ってくるのだけど、当のありすは割としらーっとしているのよね。そこから考えて私は、れいなは自身をライバルとか言っているけれど、ありすとしては幼馴染みでもある事だし、れいなの事を友達と思っている、というオチなのでは?と考えていた。
現に戦闘でもれいなから黒いプシュケーが生まれる際は「私も友達が欲しい」ということだったので、せっかくでてきたゲストキャラからの訓話っぽいオチとして、事後にありすが「小さい頃からの友達ですわ」とか言って、彼女の悩みを解決!みたいな話かと思っていたのだけど、そっちの方向でない方に持っていったのでけっこう面食らったよ。
ポイントとしては「なんでありすがマナたちをバカにされたり意地悪されて怒らないか」なのだが、結論を先に言ってしまうと、マナたちと共にプリキュアとなった事で、祖父に言われた事を理解したこともあり、心を磨いたありすは自身の力を暴走させるようなことはもうない。ということなんだけど、正直、それは4話でやっていると言うか、解決済みみたいな所でもあるので、今更またここでやることなのか?と思わんでもないな。どうせなら、1クールにもなって未だにありすの生活って見えてこないので、ここいらでありすが普段どんなふうなのかが分かるようなお話にすれば良いのに。
そういったことを踏まえて「ありすがなんでブチ切れないのか」の理由をつけてほしかった所ではあって、せっかくありすの幼馴染みという設定のゲストキャラなんだから、れいなが出てきた意味を持たせてあげてほしかった。
れいなは取り巻きはいるけれども、ありすのように本当の友達がいなくて私もそういう友達が欲しいと思っていることを言わせるのであらば、やはり最後はありすがれいなを救ってやる格好になった方が、この枠のアニメらしくはなかったろうか。事後にれいなが放ったらかしだったので、使い捨てのキャラ感がハンパなかったよ(苦笑)。
どうせなら、ありすは友達だと思っているんだよーと知れたことで、天の邪鬼なれいなは表面的な態度は変わらないものの、マナたちから見ればとても嬉しそうで、全くしょうがないヤツだなーみたいなオチでもよかったように思いますな。
お話的には事後、上記しましたように伏線を張りまくっていて、ロイヤルイエローをアイちゃんが触るとなぞのアイテムが出現し、その様子を謎の青いオウム(?)が見ていてアイテムが出るとさっさと飛び去ってしまったり、前回からご登場のレジーナさんはキングジコチューの娘だと言って引っぱりました。アイテムや青い鳥は、なんらヒントが出ていないし、その内判明するであろうから放っておいて、やっぱり気になるのはレジーナさんの方である。
今回はマナたちと少し絡んできたのだが、いかにも悪い娘って感じがするのがいいですな。やっぱ悪役はこうでなくちゃいかん。最後に自身をキングジコチューの娘だと言うだけあって、その件でも自己中な態度はそれらしくて良いキャラクターを出していたんじゃないでしょうか。
しかし分からないのは彼女の役目ですな。せっかくマナたちと同じような年頃の女の子なんですから、彼女をどういうふうに使ってくるかでドラマがけっこう変わってくるような気がします。まぁおそらくは、献身して無償の愛を振りまくマナのカウンターとして、常に他人を思う事の無い自己中な存在としてレジーナを配置したんだと思いますが、これからマナたちと深く関わっていくことで、彼女がの心に変化があるのか、それとも最後の最後まで抵抗を続けるのか。そして最終的に彼女をどう落ち着かせるのかが腕の見せ所ですな。
ま、とりあえずは今後に期待していきたい。
今週のマナ大好き六花さん
今回はありすメインのお話なので特に何も無く。敢えて言えば、れいなと取り巻きの意地悪に、六花さんとしては真っ先に怒って文句言いそうですけどねー。
そんなわけなので、今回は六花さんではなくありすの方でちょっと妄想でもしてみようかと思いますので、以下は別に読まなくてもいいよー。
今回ありすの台詞で興味深い一言があって、それは「マナたちと会う前は友達がいなかった」との台詞。小学3・4年生くらいまでひとりも友達がいない、出来なかったってのはある意味特殊である。しかし彼女の家の事を鑑みれば、分からんでもない話でもある。
そういうことから考えても、今回のアバンで大人たちが集まって、ありすに今後の経営方針(?)を聞く会議の後の、少ししょんぼりした表情から孤独を感じることが多いのであろうことが窺える。その後のマナたちが尋ねてきたことを聞き、表情が一気に晴れやかになることから見ても、ありすにとってマナたちっていうのは、それだけかけがえの無いものなのだ。
それを踏まえるとだ。ありすは学校で現在も友達と呼べる人間がいなさそうで、れいなのように取り巻きを作ったりはしないであろうけど、「四葉財閥総帥(じじいがそうなのかどうかは知らないが)の孫娘」ありきで学校の連中は接しているのだろう。
こういったバックボーンを考えておくと、れいなが妙に突っかかってくるってのが実に興味深い。同じ大金持ち同士ではあるものの、なんでれいながありすを敵対視するかを考えると、おそらくはありすはいわゆる「由緒正しき四葉の娘」なんだろう。つまり先祖代々金と権力をほしいままにしてきた言わば「華麗なる一族」。そんなありすに敵対心を燃やすのだから、れいなはきっと一代で財を成した「成金の娘」なんでしょうねぇ。
今現在どんなにお金を持っていようが「由緒正しき」は手に入れることは出来ない。自分が持つことが出来ないものをを持っている、ということで、こういうちょっかいと言うか足の引っぱり合いみたいなのをありすは何度も目にし、されてきてあしらってきた経験があるので辟易しているのではなかろうか。今回のれいなのやっかみも、ありすとしては「またか」くらいの出来事でしかなかったのかもしれん。そう考えれば今回の「不思議と怒りが起きない」ってのは頷ける話で、怒るよりもあきれてしまっているからなのではないでしょうかね。
だからありすにとってマナたちって言うのは希有な存在であって、マナたちはありすのそういうバックボーン的なことを全くと言っていいほど気にせずフラットな関係なので、マナたちといて随分と心地が良いだろうし、また大切に想っているのでしょう。
そこからまた考えて、事後に真琴がありすを「すごいね!」と褒めたのに頬を染めて照れたのが興味深い。
ありすの立場的に他人から褒められることなんてしょっちゅうのはず。しかし他人のそれは「四葉の娘」ありきことなので、なんら思う事は無いのであろうけど、真琴の「すごいね!」はあんまり事情の知らない真琴のことであるし、なによりありすを取り巻くバックボーン云々なしの全くのストレートな感嘆が妙に気恥ずかしく照れくさかったのではなかろうか。
まぁそんなわけで、今回のお話はお話としては大しておもしろくもなかった(笑)のですが、「妄想できる」という点でなかなか楽しませていただきましたよ。
今週のまたみてね
今回のまたみてねは「キョアロゼッタさん」でした。あれ?やっぱ絵が替わったのはハートさんだけなのか?
次回は我が愛しのマナ大好き六花さん話。予告で六花さんがグレちゃったー!と言っていますが、ABCのあらすじ見てみると、なんかそんな所がなさそうなんだが。
ま、ともあれ、六花さん好きとしてはけっこう楽しめそうなお話みたいなので期待していきたい。