(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

ふたりはプリキュア 第4話 『 ミラクル!?生きている美術館 』

2011年05月30日 | ふたりはプリキュア
はじめてプリキュアが手を繋いで力を発揮します。

 そんな今回のお話は…
 とうとう社会科見学当日がやってきた。見学委員である事 に余裕のほのかに対し、なぎさは不安げ。
 美術館に向かう バスの中で、展示物の説明をする二人の前に、遠慮がちに手が上がる。手を上げたのは美術部の柏田真由で、マリ オ・ピッカリーニの“星屑の晩餐会”という絵を見て欲しいという。
 見学の最中にメップルが声を上げた為、逃げ出したなぎさとそれを追ったほのかは偶然“星屑の晩餐会” を発見する。
 驚いた事に流れ星と共にその絵の中に描かれていたのは、ミップルのコミューンだった。なぎさ達にとっては100年前の出来事もメップルの世界ではほんの一日の出来事らしい…。「じゃ、お前ら一体いくつなんだ…?」
 真由によるとピッカリーニはコミューンを拾ってから才能を手に入れた様子。不思議な縁を感じつつバスに戻るが、 真由の姿が見えない。
 探しに行く二人と入れ違いにやって来たのは何とピーサード!ピーサードは生徒や他のお客さん達を次々と石像に変えてしまう。
 最悪な事に、一人模写をしていた真由は、なぎさと勘違いされ、襲われてしまう!しかし、ふいに真由の体が眩い光に包まれる…。
 「真由に何をしたのよ!?」一足遅れて駆けつけた二人は落ちている真由のスケッチブックと驚いた驚いたピーサードを発見する。
 「やかましい!!」ザケンナーを召喚したピーサードは何と絵を操って攻撃を仕掛けて来た!
 以上公式のあらすじから抜粋。

 お話としては割となんでもない話で、バスの中のシーンは中学生日記みたいな(中学生日記をまともに見たことありませんが)クラスの皆さんのいい子ちゃんぶりに「ないなぁ(笑)」などと思ってしまった。
 それはともかく、私立ベローネ学院は女子部と男子部に別れており、今回のゲストキャラの真由がなぎさにあこがれて髪型を似せるなんていう百合っぽさは今のプリキュアにはなく、綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としましては、それだけでなんかワクワクする(笑)。
 さて今回のお話はと言うと、ミップルがどうしてほのかの家の蔵で保管されていたのかを説明しただけというような気がしないでもない。実のところはその辺劇中で最後まで説明はなく、光の園から脱出したミップルと一日遅れで追ったメップルでは虹の園の時間的に100年の時間の開きがあったわけだが、どうしてそうなったかの理由は特に語られることはなく、どうも違う世界へ行く際には時間の流れが変わるっぽいよ?くらいの説明で終わってしまう。
 まぁしかし、第1話でなぜミップルはほのかの家の蔵に居たかというよく分からない部分を説明したのは良いだろう。まぁ、最初イタリアに墜ちて、売られて売られての挙げ句、どうしてほのかのおばあちゃまが手にするに至ったかは最後まで語られないので、ちょっと後付けっぽい感じはするんですが。

 今回の見所として、ひとつは上記にたミップルのこと、そしてもうひとつは冒頭に書いた手繋ぎである。
 1~3話の戦闘で、ピンチに「あぁここで手を繋ぐのかな?」と思っていてもしなくって「あれ?」と違和感を感じていたんだけど、4話になって初めてなんだねー。
 まぁ手を繋ぐことによってなんで力を発揮できるのかは全くの謎なんですけど(笑)、「ふたり」はプリキュアなんだから、なんとなく手を繋ぐと力が出るような気がするのが不思議よね。それはこれからそんなシーンが多々あって刷り込まれているのかもしれませんが、プリキュアの代名詞とも言える「手繋ぎ」がここから始まったかと思うと結構感慨深いものがあるな。
 だが今回のお話や戦闘としてはかなり今ひとつの内容であったなぁ(笑)。
 これまでの感想で言ってきた、なぎさとほのかの関係が徐々に深まっていくような所もなく、戦闘でいいアクションシーンがあったわけでもなく、石像にされた人達を縫ってマーブルスクリューを出すのはいいけど、その際に空中に飛び散った石像はその後どうしたのかを放ったらかしだしと、正直あんまり面白味のある話ではなかったな。
 ああ、どーでもいーんだけど、戦闘の際に海の絵から水が出てきて飲み込まれるというシーンがあるのだけど、なぎさは泳げないっていう設定があるんだけどなにげにスルーされているのよねー。もしかして園設定も跡づけだったりするのかしら?

 今回よりもむしろ次回のなぎさとほのかの初デートの話の方がおもしろそうではある。まだ初々しいふたりを堪能できそうだ。
 そしてどーでもいーけど、今回でDISK1が終わりました。次回からはDISK2です。うん。どーでもいー。

スイートプリキュア♪ 第15話 メロメロ~!奏のラッキースプーンニャ♪

2011年05月29日 | 視聴済アニメごった煮
予想した楽しさは全く無かったな。

 そんな今回のお話は…
 もうすぐ奏があこがれる王子せんぱいのたんじょうび。奏の家のお店「ラッキースプーン」でたんじょうびパーティーを開くことになったわ!
 奏は王子せんぱいに、手作りのカップケーキをプレゼントしようと大ハリキリ!「気合いのレシピ見せてあげるわ!」
 ところがある日、王子せんぱいの口からこんなことばが…「僕の姫が元気ないんだ…」そのことばを聞いた奏は大ショック!
 姫ってダレ??もしかして、王子せんぱいの恋人…?奏はショックで元気をなくしてしまうの…。
 王子せんぱいのおたんじょうびの日。
 響きからはげまされ、なんとか元気を出した奏は、たくさんのカップケーキを焼き上げたの!パーティ会場のかざりつけもバッチリ!
 でも、パーティーのじかんはとっくにすぎてるのに、王子せんぱいが来ない。どうして…?
 しんぱいする奏たちのもとへ、王子を見かけたという知らせが入り…。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、王子先輩の誕生日にパーティーをすることになったことを知ったセイレーンが、みんなまとめて不幸にしてやんよと当日王子を騙して引き離すも、時間になっても姿を現さない彼を探しにきた響と奏が「罪のない人を不幸にするなんて許せない!」的ないつも通りのスイートプリキュア♪である。
 一応奏の実家でありお店の「ラッキースプーン」のスプーンにまつわる話なんかも絡めてあるのだけど、もうちょっとなんかあっても良いような気がしますな。
 あらすじにあるように王子に彼女がいるかも?となって奏がやる気を失ってしまうのも、異様にあっさりと奏は回復してしまうし、パーティー云々でドタバタがあるわけでもないしなー。前回予告にあった世を忍ぶ仮の姿のセイレーンと奏の掛け合いも、せっかく妄想癖がある奏をAパートで見せていたのなら、奏は「なにやってんの!?」の台詞だけでは寂しいので、変な妄想して勝手に怒るくらいの可笑しさがあってもいいだろう。
 戦闘としても、ラッキアイテムのはずのラッキースプーンがネガトーンになり、アンラッキー音波を放って……となるならば、もっとコミカルであっても良いような気がします。いつもテキトーにやっつけている感の戦闘なんだから、もっとバリエーション増やせばいいのに。
 その辺はハートキャッチプリキュア!が上手いことやっていたなぁ。今回の戦闘がブロッサムとマリンであったなら、意思につまずいて転ぶ、飛んできたビニール袋が顔にかぶさる、バナナの皮ですべって転ぶ、なんてのはもっとおもしろ可笑しくなったろうなと思うと、スイートのふたりはちょっと面白味に欠けるよな。
 バナナの皮なんか一番のポイントだと思うのだが、なんであんな引いたカットなんだろうなぁ。皮を踏む足のアップからズリッとバランスを崩し豪快にスッ転ぶ様をもっと大袈裟に見せてくれてもいいだろう。

 そんな特にいいとこなしな今回ではあったが、いつも言っているように、普段変に優等生で真面目な奏が、こと王子に関してはバカっぽくて愛らしいのはよかった。
 妄想が炸裂する辺りやすでに忘れかけている設定である肉球好きなど、奏はいつもこれくらいの付け入る隙と言うかバカっぷりがあったほうが愛らしい感じがして良いな。
 しかしそれが発揮されるのが王子関連だけというのはさびしく、何となくビッチに見えることもさることながら、完全無欠の優等生よりかは、どこか抜けている優等生の方が親近感があるというものだろう。
 それと上記しましたが、王子には彼女がいるかもとやる気を失ってしまったシーンがあっさりしすぎで、ものの1分で解決ってのはいくらなんでもないだろう。
 見ていてここが今回のキモなんだろうと思ったのだが、1分で終わってしまっては今回で一体何を言いたかったのかがさっぱりだ。プリキュアはふたりの繋がりってのがもっとも重要な部分のひとつなんだから、落ち込む奏になんとかしようと奮戦する響という所に尺を使ってほしかった。
 どうもこのスイートのふたりは、まぁ仲良しは仲良しではあるんだけど、親友以上になっていないと言うか、普通の友達から抜け出していない感じがして、響と奏の両主役に興味が向かないのがなんともだなぁ。もっと見ていて「いいなぁ」と思うような、こっちがふたりで妄想を炸裂させてしまうくらいの何かが欲しいです。

 以下すごくどーでもいーことなんですけど、王子ってすげー変な名前だよなーなんて思っていたら、EDのクレジットには「王子正宗」とフルネームがあってビックリしてしまったよ(笑)。王子って名字だったんだ!!下の名前かと思っていてDQNな親もいたもんだなぁと思っていましたよ。
 もうひとつ、いつも戦闘後にハミィがフェアリートーンを覗いて「たくさん音符が集まったニャ~」などと言っておりましたが、今回「もうすぐ楽譜が完成しそうだニャ~」に変わりました。
 って、ええっ!?完成しちゃうの?確かセイレーンたちも結構音符持ってたよねぇ?その辺一体どうなっているのやら。といいますか、もしかしてこれは2クールで路線変更の兆しなんじゃなかろうかね。
 正直な所、今のままであと3クールはキツいものな。路線が変わっておもしろくなるのならそれにこしたことはないし。
 なんていうか、やっぱ「ナージャの呪い」なんですかねぇ。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「ベストフレンド大賞に喜ぶハミィと怒っているセイレーン」でした。
 次回はなんか響と奏が入れ替わるみたいなこといってますが、なんだかよく分かりませんな。まぁともあれ、全体的にひとつひとつのお話は、もうちょっと深い所を突っ込んだ方か良いような気がします。

11/05/27

2011年05月27日 | 日記?
■今日の一枚 キュアマリンさん
 (web拍手を送る)
 フォルテッシモー!な感じにしようとしたけど、タクトの形がよく分からん上に上手く描けなかったので、なしにしたらウルトラマンの登場的になってしまったでござるの図。
 どーでもいーけど、プリキュアの技の中で一番好きだったのがフォルテッシモです。
 V-MAX状態で特攻ってカッコいいよねー。まぁ上手く描けなかったわけですが。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

■今週のあの花(第6話)
 やっぱじんたん強えー!!


 なんかいろいろとうまくいかなくって、すげーやる気をなくす。
 すげー閉塞感なんだよなー。あぁ楽に生きたい。

花咲くいろは 第5話 涙の板前慕情

2011年05月25日 | 視聴済アニメごった煮
ドタバタっていやぁドタバタ。

 そんな今回のお話は…
 “喜翆荘”の板前であり民子を指導する先輩でもある宮岸徹(みやぎし・とおる)。
 緒花と民子は、彼がホットパンツ姿の結名をバイクに乗せ走り去るのを目撃する。
 驚くふたりだったが、翌日、板長の富樫連二(とがし・れんじ)から徹が来ないことを告げられた民子は、さらにショックを受ける。
 事情を知った菜子や次郎丸、仲居頭の輪島巴(わじま・ともえ)らも加わってあれこれ推測するも、次郎丸が仕入れた情報により、福屋旅館による徹の引き抜きという結論に至るが……。
 以上公式のあらすじ。

 お話としてはあらすじにあるように、前回の引きから徹がライバル(?)旅館「ふくや」に引き抜きされたと勘違いした緒花たちは……という内容。
 と言ってもこれまでと同様に、緒花たちが目撃したのはバイクの後ろにふくやの娘を乗せただけであり、今回の巴姉さんの目撃や四郎丸の話も憶測に過ぎず、端から見れば引き抜き何ぞはかなり飛躍した想像でしかなく、まぁたぶん違うんだろうなぁというのは見ていてすぐに分かる。要は「徹が引き抜かれた」と勘違いした緒花達がどうするかを見せているのである。
 なのでメインとしては民子の恋心とそれに対する緒花の思いという所だろう。
 今の高校にも行かず板前になろうとしていたが、親に反対され、それでも諦めきれない民子は修行させてくれる板場を探し喜翆荘に辿り着く。少しくらいは自分の腕に自信はあったろうが、やって見せた三枚下ろしの評価は燦々たるものだった。しかし徹はその想いだけは本物のようだからと喜翆荘の板場に入れてもらえるようスイと蓮二に頭を下げ、徹が一から教えるのであらば良しとしてくれるのであった。という民子が喜翆荘で働いている理由を紹介し、彼女が仕事に一所懸命であることを示し、それ故に徹への強い想いがあることをよく見せている。
 まぁ正直な所、私も徹に対する思いは緒花と一緒であんまり好きじゃなく、思慮に欠ける所があるのがなんとも苦手というかイヤなんですけど、なんでそんな野郎に民子が惚れているのかこれまで見ていてよく分からなかったわけだが、こーゆー分かりやすいのを見せられるとまぁ納得といった感じである。
 個人的にはそんな分かりやすい恋心よりも気になったのは、民子が料理人になりたい理由だ。
 これまでそれが語られた描写はなく、16、7の女の子が高校へ行くのよりも板場で修行したいと思わせるものはなんなのかを知りたい所だが、その辺の話はきっともうちょっと先の話であろうから楽しみにしておこう。
 しかし徹が喜翆荘からいなくなってしまったとなってからの彼女は、緒花に「徹さんがいないとダメになるじゃないですか」と言われてしまうくらいのダメっぷりで、女性を扱うってのはいやはや難しいものですなぁ。
 ま、それはともかく、普段から真面目で出来ないなりに一所懸命な彼女が、想い人が去ってしまったという事態に、ああも狼狽してしまう様を見せて、民子の徹に対する想いが本物であることと共に、そういった中でもしっかり考えていて、それ故悩む彼女の真面目さをよく出ている。
 それに対し緒花は劇中民子にいわれていたようになーんもわかっていないのだが、仕事に恋に懸命な民子を分かってないなりに応援したい。台詞にもあったように、それは民子のためだけではなく、がんばることのなかったこれまでの自分が、真面目にがんばっている人を応援すれば自分もがんばれるような気がするという自分のためでもある。要は民子を見て、自分も何かにがんばりたいと思うようになったのだ。
 その思いはすぐに行動に表れ空回りに終わり無駄には終わるのだが、全く無駄だったわけではなく、緒花の思いは民子との関係を変えるきっかけとなったのだ。考える天才よりも行動するバカの方が強いのだ。

 さて、個人的に所としては、前回の引きであるgとおると結名のバイクふたり乗りから引き抜きへと考えが至るまでは、事実に基づいてはいるものの、上記した通りに結構な飛躍で、どうせ引き抜くなら徹でなく蓮二の方だろうと普通は思うのだが、なんかそういうことにトントン拍子でなってしまう辺りはらしくて良い。
 そもそもダメ小説家である次郎丸の推測などはアテになるはずもなく、彼の言ったふくやの女将と喜翆荘の女将であるスイがライバルだという話は、全くの作り話ではないものの、風邪で寝込んだ板前の助っ人に徹を貸し出し、事後に「あとでわびの電話を入れといてくれ。シゲ子ちゃんの所にね」の台詞から分かるように、どちらかと言えばライバルと書いて親友と読む方なのであろう。むしろ今回のオチは引き抜きでなく助っ人だったというよりは、そっちの方だったんじゃなかろうか。

 ともあれ、今回はおもしろくはありはしたけど展開としてはベタでもうひと味欲しかったように思います。緒花がふくやに乗り込んで「たのもーっ!」は青臭過ぎて見ていてちょっと恥ずかしかったよ。
 まぁでもそれは狙ってやっているのかもしれないが。

GOSICK-ゴシック- 第17話 第18話

2011年05月23日 | 視聴済アニメごった煮
見事にフルスピードだったので、2話いっぺんに感想。

 そんな第17話「螺旋の迷宮にその箱はねむる」のお話は…
 ヴィクトリカを無事見つけ出した一弥は、彼女の口からブロワ侯爵の目的が、コルデリアをおびき寄せることであると聞かされる。
 折しもファンタスマゴリアでは様々な「奇跡」が行われていた。ヴィクトリカはそのトリックをあっさりと見破ってしまうが、修道院の院長は強硬な姿勢を崩さない。
 やがてヴィクトリカたちの目の前で「奇跡」を装った殺人が行われる…!
 続いて第18話「漆黒の列車はいくつかの嘘を運ぶ」のお話は……
 ベルゼブブの頭蓋から逃げ出す人々を乗せた列車「オールドマスカレード号」。一弥とヴィクトリカは、孤児、かかし、木こり、騎士と名乗る者たちと乗り合わせた。
 しかし、その真の姿はオカルト省と科学アカデミーの手先。彼らは、かつてロスコーが修道院に隠した形見箱を手に入れようとしていたのだ。
 そんなとき、ヴィクトリカたちの客室が突然、暗闇となり――!
 以上公式のあらすじ。

 何はなくとも見事なフルスピード感。話を収めるのに必死だぜ!みたいな感じであった。
 前回から引き続きの第17話はホント特になんもなく、まぁヴィクトリカの父ブロワ公爵とか出てきて、政治的なことにヴィクトリカや母であるコルデリアが巻き込まれていることを示してはいるのだけど、話の流れがどうにも断片的なのでなんとも思う所もなく、あれよあれよという間に終わってしまう。
 18話の方も似たようなもので、乗り合わせた4人が嘘をついている、ということがポイントなのだけど、それを気にする暇もなくフルスピードで展開していって終わってしまった。
 このヴィクトリカの移送から始まった16~18話は、どうも舞台であるソヴュール王国のオカルト省と科学アカデミーの歴史と対立が、話の大きく関わってきているのだけど、見ていてヴィクトリカと久城がそれに巻き込まれている感じが全くしない。今までオカルト省なりアカデミーなりがどうこうという所がなかったからなぁ。
 だから重要アイテムとされている形見箱がそんな大事なもののように感じられないし、それを巡るあれやこれやに興味がわかない。正直「ふ~ん」で終わってしまったよ。
 そんな大事な形見箱の謎をヴィクトリカが解き、それがジュピターなんちゃらのものだと言われても、「えーっと、それ誰でしたっけ?」と思ったのは私だけではあるまいて。
 18話の乗り合わせた奴らの嘘ってのも、本来は彼らから語られる節々からどういったことなのだろうかと探るのがおもしろいわけで、そんな間もなく一気に話は進行し、どういうことなのかが分かってしまっては、彼らの言葉や行動からどういうことなのかを考えようとしていた自分が馬鹿みたいだ。
 もうちょっとタメのような、乗り合わせた4人について食い付かせるような間があっても良かったんじゃないでしょうか。
 まぁ秋には物語を終わらせるという使命と尺の都合がありますので、端折らなければならないのは分かるんだけど、見ていて思う所がなくては見ていて退屈だ。

 正直な所、このアニメから原作のどういう所を見せたいのかというのが伝わってこなくて、ただただ話を追っているように見えてしまっている。
 そのため物語全体に抑揚がなく、ひとつひとつの話に盛り上がりがない。なんか無難に収めてしまっているという印象だ。
 だからどこかが強く印象に残るでもなし、特徴のないものになっている。どうせなら「オレたちは原作のこういう所をみんなに知ってもらいたいんだ!」みたいな、こういう所は突き抜けてるという部分があってもいいのではないだろうか。

 本来はこのアニメはハルヒのように、原作がたくさん売れるようにという角川の腹づもりの産物なわけだけど、このアニメ見て原作が売れるとは到底思えん。
 このままでは、単に原作のあらすじアニメになってしまうような気がします。っていうかもうそんな感じだよなー。

11/05/22

2011年05月22日 | 日記?
■今日の一枚 落下感が出ない
 (web拍手を送る)
 どうもね、落下していると言いますか、空中という感じが出ないんですよねー。
 まぁ、あんまりワンピース着た女の子が落下している様を見たことがないってのもありますが。
 もうちょっとこう、空気の抵抗でふわーとした感じが出せればいーんですけど。
 力不足を痛感しますなぁ。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

 なんかこう、生活に何か足りない気がする。なんだろう。潤い?
 あ、なんか「潤い欲しいなぁ」みたいなこというキャラいたよね。誰だっけ?

スイートプリキュア♪ 第14話 アワワワ~!ミューズ対ミューズ、本物はどっちニャ?

2011年05月21日 | 視聴済アニメごった煮
おお、作監が稲上さんだ。

 そんな今回のお話は…
 ハミィが海辺でおんぷをさがしていると…キュアミューズがあらわれた!
 「キュアミューズニャ!!」ハミイはおおよろこび!ずっとさがしていたキュアミューズ…!
 フェアリートーンから知らせをうけて、響と奏もいそいでかけつけるの。
 すると…「ええっ?おんぷが全部あつまった??」
 ミューズは、ハミィがおんぷを持ってアフロディテの元へむかったとふたりに言うの。さらにミューズはふたりにこう言うの。
 「『伝説のがくふ』を完成させるために、あなたたちのキュアモジューレが必要なの」と。
 キュアモジューレをわたしてしまったらプリキュアに変身できない。でも『伝説のがくふ』を完成させるために必要ならば…。
 そう考えるふたりの前に、もう一人のミューズがあらわれた!!!
 いったい、どういうこと…!!??
 以上公式のあらすじ。

 ちょっと上記あらすじは展開が違って、キョアモジューレを渡し、海に投げられてから本物の登場となります。
 それはともかく、お話としては相変わらずのミューズ探しからの戦闘を経て、結局誰だか分かんないねーという話だ。こんな展開もう何回目だよ。
 というわけなので、何かあったかと言えば、最後に時期がくれば正体を現しますよといった事が分かっただけなので、物語の展開としては特にどうこうなく、今回としてはAパートでバカやってるふたりが見ていて楽しかったことくらいだ。
 そんな日常パートは響はともかく、普段優等生で賢い奏が意外と妄想癖があったりして見ていて楽しい。奏は普段からこれくらいのバカっぽさを見せてくれた方が愛らしいだろう。しかしそんなバカっぷりを発揮するのが野郎関連ばかりというのは百合でも名を馳せたプリキュアシリーズとして寂しいな。
 日常パートのドタバタっぷりは見ていて楽しいものの、そこが何かしらに繋がらないのも展開として寂しい所で、一応は響と奏が今どんなに馬鹿騒ぎしてミューズを探しても、彼女に何らかの事情があって今はその正体を隠しているんだよという所へ繋げ、戦闘を経て「正体は分からなくてもミュースは仲間だい!」というオチをつけてはいるんだけど、それがあんまり日常パートのドタバタと接点がないんだよな。それがいいたいのであらば、別に馬鹿騒ぎしなくてもいいわけだし。どうせなら最後にその馬鹿騒ぎについて「ちゃんちゃん」的なオチがつくくらいがあってもいい。
 本来はサブタイからしてセイレーンの化けた偽ミューズと本物が……という所がメインのような気がするが、あんまりにもバレバーレなので、そこで興味を引く所もないしなぁ。ミューズの言う(というかドドリーの言う)「時期」ってのも、どうせ第2クールの終わりなんだろうし、敵か味方かで言えば味方なわけで、もうちょっと興味を引く所が欲しいなぁ。
 個人的には話がミューズのことに終始しているのもおもしろくない所で、私としては響と奏がどんな人間なのかをもっと深く知りたいんだけど、何故だかこのスイートプリキュア♪はあんまり深い所へ突っ込んではくれないのだ。
 話がミューズに終始するのなら、どうして響と奏がミューズを仲間に引き入れたいのかという確固たる理由が欲しい。彼女らの中でどうしても譲れない何かがあるからこそのふたりの行動を見たいのだ。今のままでは、単に正体が分からないので興味本位でというくらいにしか見えないのは寂しいだろう。
 それはミューズにもかかってきて、戦闘でちょっとおいしい所を持っていくくらいでは弱い。本当にもうダメだというような所を救わないと、響と奏がどうしても仲間になりたい理由にならない。戦闘で危機的状況を打破したくらいのことではなく、彼女らの心が折れてしまいそうな所でふたりを一気に持ち上げるくらいの活躍がミューズにあってこその「仲間になりたい」なんじゃないだろうか。
 このスイートプリキュア♪はもっともっと熱いバーニングソウルを見せつけても良いような気がします。なんかみょーにあっさりし過ぎているんだよなー。

 さて、今回は作監が稲上さんだからなのか、14話にしてようやく戦闘でそれらしい所を見せてくれましたな。せめてこれくらいのことは毎回やっていただきたいものだ。
 アニメは動いてなんぼ。アクションシーンは絶好の見せ場ですゼ!ここでメインターゲットに「カッコイイ!」と思わせなければ玩具は売れない。
 戦闘シーンが怖いなんてクレームを付ける大人たちには「バカめ」といってやれ!そんな奴らは一生トトロでも見ていればいいさ。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「王子姿の王子先輩とドレス姿の奏」でした。
 なんか次回予告でプリキュアがバナナの皮で盛大にすべって転んでいたり、セイレーンが世を忍ぶ仮の姿で王子先輩にお姫様だっこされていたり、それでなのか奏とセイレーンが言い争っていたりとなんだかおもしろそう。ってゆーか、王子先輩がらみなので、また奏のバカっぷりが発揮されそうなのが良いな(笑)。
 そういう某がないと、スイートプリキュア♪はEDさえ見ればあとはどうでもいいみたくなってしまうぞ。

花咲くいろは 第4話 青鷺ラプソディー

2011年05月20日 | 視聴済アニメごった煮
普通に見入ってしまった。

 そんな今回のお話は…
 民子、菜子と同じ学校に通うことになった緒花。
 東京から来たということで女生徒たちには質問攻めに、実は男子に人気のある民子と一緒に住んでいるということで、男子生徒からは興奮気味に詰め寄られる。
 その勢いに戸惑う緒花を救ったのは、クラスメイトであり、有名温泉旅館“福屋”(ふくや)の一人娘である和倉結名(わくら・ゆいな)だった。
 にぎやかにスタートした緒花の学校生活だが、校舎裏で男子生徒から告白を受けている民子の姿を目撃する。
 以上公式のあらすじ。

 ラプソディーの意味を良く知らんかったので調べてみると「狂詩曲」とあった。なんのこっちゃと思い狂詩曲で検索すると「自由な形式により、民族的または叙事的内容を表現した器楽曲。」となり、んじゃ「叙事」とは正しくどういう意味かと言うと「事実や事件を、ありのままに述べ記すこと。また、その述べ記したもの。」なんだそうな。ということは、今回のサブタイは「青鷺を自由な形式により、民族的または事実や事件を、ありのままに述べ記すような内容の器楽曲」となり、なんのこっちゃよーわからん。
 そんなサブタイに疑問を抱いた私のことはともかく、今回のお話としては、民子がいつも徹に叱られて「すいません、すいません」と従順に従っているのは、ただ板場だからというわけではないんだよ。ってゆーのがメイン所で、主役である緒花はと言うと、勘違いしまくって地雷を踏むというKYらしさの本領を発揮する。
 話は新学期となって学校へ登校する所から始まり、最後のメインキャラ、ライバル旅館(?)「ふくや」の女将の孫「和倉結名(わくらゆいな」の紹介やら、喜翆荘三人娘の学校での様子などなど盛り込みながら、上記した民子メインの話を無理なく進めており、相変わらず見事な流れだ。
 校舎裏(?)で野郎が民子に告白しているのを目撃してしまった緒花は彼女の理想を知ってしまう。視聴者的にそれで民子が徹を好いていることが分かるのだが、主役でありトラブルメーカでありバカでKYで思慮が足りず、なにより徹のことをイヤミなあんちゃんとしか見ていないのでそれに気付かない。
 そもそも緒花は学校でも結名を自分を庇ってくれたなどと勘違いをするようなヤツである(笑)。どーみても自己顕示したいだけであり、同じ旅館の跡取り娘としてなんとなく優位に立ちたいだけなのだが。
 喜翆荘でも徹に嫌味を言われている最中に現れた民子を「庇ってくれた!」と思い、彼女が徹を好いているとは露にも思わない緒花は、お風呂で民子に徹の悪口をふってしまうのだからおもしろい。何がおもしろいって、アホが自ら地雷を踏み抜こうとする様を横で見ているわけですから(笑)。
 前回までの次郎丸事件(?)でもそうだったように、民子の好きな人は誰なのかがメインではなく、徹のことが好きな民子とそれに全く気付かない緒花がどうするかのドラマを見せているのである。
 上記喜翆荘の一連のシーンは、配膳の所で民子が徹とふたりきりになりたいのだなぁと分かるし、それに全く気付かず勘違いしている緒花に「もぅ、バカだなぁ。あとで何かやらかしちゃうんだろうなぁ」などと思っていた所でお風呂のシーンである。
 民子と仲良くなりたい緒花は「女子というものは共通の敵について話せば盛り上がる!」と考え徹について話をふってしまうわけだが、もうっ!そうなんだけど!その話の入りは当たっているんだけど、今は!今は違うんだよー!と見ていてそう思わずにいられない。
 そして徹を擁護する民子を見て、さすがの緒花もようやく気付き「……ぁぁああっ!みんちの好きな人って!?」の様子を見ると「気付いたのはいいけど今それを言うなーっ!」と突っ込まずにはいられない。そんな主役らしいトラブルメーカーっぷりが見ていて可笑しい。
 ちなみに仲良くなる第一歩として「みんち」と呼ぶ所から始めようと思っていた緒花だが、上記一連の流れで自然に「みんち」と呼んでいる。こういう人懐っこさは緒花のいい所なんですけどねぇ。まぁそれが裏目に出ることの方が多いんですけど(笑)。まぁこうやってなんだかんだで仲良くなっていくわけです。若いっていいなぁ。
 そういえば、毎回差し込まれる東京の孝ちゃんこと「種村孝一」ですけど、緒花としてはまだ恋なのかなんなのかよく分からないけれど気にはなっている、といった感じのようだ。結局自分にそういう経験がないので民子のことが分からないという対比になっているのも上手い。
 緒花が彼とどう向き合うのかは分からないけれど、彼女が新しい土地でいろいろと経験を積んでいく中で、自分の恋愛を見つけていくのかもしれませんね。若いっていいなぁ(笑)。

 さて、すごく個人的なことですけど、結名があんまりというか、すごく見ていてイラッとするんだが。
 これが学校の二大モテ巨頭とは思えないんですけどねー。もうひとりは民子だったわけですが、正直どっちも女子にすごく嫌われていそうよね(笑)。
 それと民子のあだ名「みんち」誕生秘話なんかも今回盛り込まれておったのですが、最初から「『みんち』はねぇだろ、そんな挽き肉的な」と思って気になっていたんですよね。らしいエピソードで和みました。
 そこでは緒花が菜子を「なこち」とあだ名で呼ぶわけですが、上記したようにここでも彼女の人懐っこさという長所が発揮され、菜子とは随分と仲良くなった様子も今回新学期で学校に登校すると言う時間の経過を感じさせて良いですな。

 今回はふくやにバイクを止めて結名を後ろに乗せて走り去っていく徹を目撃した民子と緒花、という所で引っぱったわけですが、次回はこの流れ進んでいくんだろうけど、あんまり展開が読めませんなぁ。一体どうなるというんでしょうね。気になるなぁ。
 こうやって続きを楽しみにさせるってのは必要だよな。

GOSICK-ゴシック- 第16話 落下させるマリアは蠅の頭をもつ

2011年05月18日 | 視聴済アニメごった煮
舞台に移動しただけのような……

 そんな今回のお話は…
 ヴィクトリカが消えた…。ブロワ侯爵によって、「ベルゼブブの頭蓋 」と呼ばれる人里離れた修道院に連れていかれてしまったのだ。
 心配のあまり、意を決して迎えに行くことにした一弥は、列車のなかで同じ修道院を目指す人々と出会う。
 彼らの目的は、そこで開かれる秘密の夜会、ファンタスマゴリアだというが…。
 以上公式のあらすじ。

 お話は学園から消えたヴィクトリカを久城が探し辿り着く。という内容。
 あらすじにあるように、その存在のため「ベルゼブ部の頭蓋」と呼ばれる所へ軟禁(?)されたわけだが、そんな彼女を久城が追うってだけの話だが、一応今回からの事件のフラグと言うか、何かが起こりうる兆しを見せている。
 正直に言うとそんだけで、今回何か事件が起きたわけではないからなぁ。まぁヴィクトリカが移送されたというのは事件かもしれんが。
 原作がどうだったかは正直覚えがないが、どうせなら、久城がヴィクトリカの元に辿り着くまでに、何かしらのドラマがあってもいいような気がするのはきっとオレだけではあるまい。
 せっかくいつもいるはずのヴィクトリカが消えてメッセージを残していったのなら、そのメッセージに何かヒントがあってもいいような気がするし、なにやら曰く付きの怪しい場所に行くんだったら、そこへ行くまでに不安を煽りたい。
 いく先々で久城を襲う不幸、それにまつわる目的地、そこにとらわれているであろうヴィクトリカ。……となっていたら今のよりかは少しはドキドキハラハラするし、続きが気になるような気がするんですがね。
 まぁ原作があって話を端折ることは出来ても、そう簡単には変えることが出来ないのは重々承知しておりますが、ひとつのお話の中での見せ所や盛り上がりがあってもいいだろう。正直に言うと、このアニメには全体的にそれが無いが。
 このままでは終わって2週もすればアニメをやっていたことさえ忘れてしまうような、そんな気がします。こういう特徴があった。ここが良かった。というのが全く無いのは寂しい限りだ。

 ホント、感想書くのがつらいんですけど。あと8~10話もあるんか。厳しいのう。

11/05/16

2011年05月16日 | 日記?
■今日の一枚 春のひかりん
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 大きいのはこちら(別窓)
 まだ、春ですよね?
 ホントは桜の咲く頃に作り終えたかったんですがこの体たらく。
 でもちょっとがんばったよ。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 青い花6巻買ってきたわけだが、おおぅ、ついにちゅーまでいったよ。なんか胸がキュンキュンし過ぎてキュン死しそうないきおいだよ。
 あーちゃんとふみちゃんには幸せになってほしいなぁ。
 来世はオレも可愛い女の子に生まれようと思います。そしてキレイなお姉さんかカワイイ妹を作る所存です。