(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

セイクリッドセブン ♯07「真実のヨシアシ」

2011年09月29日 | 視聴済アニメごった煮
研美がラスボスなのが決定的かな。

 そんな今回のお話は…
 ルリをさらったナイトは取り逃がしてしまったが、研美のSPによって取り付けられた発信機によりナイトのアジトらしき場所が判明する。
 それは、朽ち果てた地下壕。しかし、その場所を示していたはずの反応が再び移動を開始する。
 果たしてここが本当にナイトのアジトなのか?迷う鏡は、自分の後を追ってきたアルマにその場の捜索を任せる。
 地下壕の暗闇の中をひとり、ルリを探して突き進むアルマ。やがて、その闇の中で待ち受けていたのは、輝島ナイトであった!
 一方、捕らえられたルリは、フェイから研美についての驚愕の事実を聞かされるのだった。
 ナイトに案内され再会するルリとアルマ。二人を前に、ナイトは静かに研美研究所にとらわれていた頃の話を語りだす。
 その話の中で、ふたりは研美研究所の実態とフェイの兄が研美博士に殺されたことを知らされる。
 にわかには信じられないアルマとルリ。その真偽を問いただそうとした矢先、上空から飛来した0号がナイトのアジトを強襲し4人に襲い掛かる!
 アルマとルリの窮地を救ったのは、パワードスーツに身を包んだ研美の姿であった。
 アルマとルリを守るため、怪我をしながらも懸命に戦う研美。変身したアルマも戦闘に参加しようとするが、元は同じ能力をもった人間であった0号と戦うことをためらってしまう。
 からくも0号を撃退したアルマであったが、ナイトとフェイが残した言葉に研美への疑念を拭うことは出来ないのだった。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、これまで悪役はナイトと思わせておりましたが実は研美っぽいぞ、と視聴者に思わせることが出来たら成功。みたいな話。まぁっぽいとかじゃなくてもう確定みたいなもんですが。
 話の流れは上記あらすじ通りで今更書く事はなく、ナイトと研美、ルリとアルマはどっちを信じるんでしょうかね。という所へ落ち着けているんだけど、このルリ拉致事件の事後、ただでさえ胡散臭い研美がそれっぽいことを言うので、まぁ見ていてコイツが悪いんだろうなというのが分かってしまう。
 0号はフェイの兄のようだし、ナイトは行動原理がはっきりしているものな。それを踏まえても最終的に研美へ向うことが分かってしまう。どうせだったらルリやアルマと同じように、どっちの言っていることが正しいんだろうかと見ているこっちも迷うように終わればいいのにと思う。
 まぁそれは、見ている側は研美が怪しいと思いつつ、劇中としてそれが分からないルリやアルマがどうなるか、というのを楽しみにすればいいのであろうが、個人的にはその最終目標的な事柄はもっとあとに引っぱっても良いような気がします。アルマたちと一緒に真実を知れば一緒に驚けるし感情移入もするものだし。
 そういった所は手法の選択ではあるが、もうバラしちゃうの?みたいな展開の早さがあってちょっと乗り切れん部分があるな。

 さて、今回でと言う所は、ちょっとおとなしい感じがあって今ひとつ盛り上がれなかった。
 というのも、アルマが変身していつもみたいに大暴れ、っていうこともなく、彼と対になるのであろうダークヒーロー役のナイトも特にいい所がなかったし、アクションが派手だったわけでもなく、盛り上がり所がなかったのは痛い。
 まぁ、確かに今回は戦闘メインではなく、アルマとルリが研美とナイトの言い分のどっちを信じるのかがメインなので、良いと言えば良いのかもしれん。が、ナイトから語られた真実が、何となく想像していた人体実験しているんだよーだけでは正直驚けない。あぁやっぱりねで終わってしまったよ。
 どうせ最後に研見悪しの片鱗を見せるのなら、ナイトの口から「な、なんだってーっ!」というような新事実があってもよかろうと思うし、メインがそこならそうあるべきなのではなかろうか。
 それからちょっと気になっているんだけど、ナイトはその役柄からアルマと対等であるべきと思うのだけど、これまで全くいい所がないよなぁ。主役と対を成す存在であり、アルマが光ならナイトは影なのだから、ナイトの不幸な境遇ってのはいいのだけど、活躍という部分でいい所なしなので、どうもサブキャラのひとりくらいの印象しかないんだよなぁ。本来ならば、もう少し前面に出てもいいキャラだと思うんですがどうだろう。
 そしてすごくどーでもいーんだけど、フェイって男の子なのか女の子なのか今ひとつ判別できないんですけど……。まぁ自分としては女の子の方が嬉しいんですが、男の子っぽくもあり、なんだかモニョモニョします。

今回のルリお嬢さま
 拘束されているお嬢さまにちょっと興奮したのはきっとオレだけではあるまい。
 まぁそれはともかく、「トイレに行きたい」と言って首尾よく拘束を解かれ、果敢にフェイに向って行ったのはけっこう意外であった。
 優しいルリお嬢さまのことなので、話し合いでなんとかするもんんだと思っていただけに、こういうこともするんだと意外な発見をした感じ。そして研未強襲時には体調の悪いフェイを庇ったりのいつも通りの優しい面も見せてくれるし、事後に研美とナイトのどっちを信じるのかとアルマに問われ、今はまだうかつに口に出来ないと、責任ある立場にいる藍羽財団トップたる威厳を出しており、そのらしさを失わないのが良いですな。
 まぁ個人的には、「トイレに行きたい」でなんでフェイは拘束を解くのかとちょっとおもってしまっただよ。
 え、なぜって?そりゃぁ、ルリお嬢さまがおしっこ我慢して苦悶するよう表情とか、おもらししてしまう様を見たかったとか、そしてその羞恥に耐える表情とか見たかったとか思わんでもないような気がしないでもないぞ(笑)。

花咲くいろは 第20話 愛・香林祭

2011年09月28日 | 視聴済アニメごった煮
学生って良いですよねぇ。

 そんな今回のお話は…
 文化祭の「姫カフェ」のメニューについてクラスメイトと言い合いになってしまった民子。
 売り言葉に買い言葉、材料の買い出しや準備を自分だけでやると言い、準備当日も朝早くからひとりで出かけていた。
 心配した緒花は集合時間より早く教室に行くと、そこには黙々と準備を進める民子の姿が。手伝いを申し出る緒花に、民子は手伝いはいらないと声を張り上げる。
 一方クラスメイトの水野さんと二人きりで準備していた菜子だったが…。
 以上公式のあらすじ。

 前回から引き続きの文化祭のお話。
 お話としては、前回もめてしまったオムライスのことを解消し、みんなで文化祭ワッショーイ!って感じ。簡単に言えば。
 まぁ、基本的に何かとんでもない事件とか、世界の命運を賭けたなんやらが勃発するわけではない物語なので、やっていることとしては学生の文化祭の様子を眺めているだけなんですけど、学生という身分から随分経った身としましては、色々と懐かしくもあり分かることもある。
 その辺の一部は挿入される喜翆荘でのスイが語ってくれるが、学校という場所は、今学生の諸君には分からないであろうが、それはもうとても特殊な場所で、そこでしか得られないものっていうのがあるわけですよ。会社と学校は全然違うからねー。だって会社は営利組織なわけだし。
 と、いうわけで今回のテーマは友達なのです。分かりやすい!
 まぁそんなんは見ていて分かるとは思うんですけど、見ていてこういうのは学生特有のノリ的なモノはあるよなーと思うわけです。
 この文化祭編での民子みたく、会社でそんなふうになったとすると、誰も助けてくれないか、手伝ってくれたとしてもそれはそいつの仕事に影響出るからで、基本的に触らぬ神に祟りなしってなもんですよ。とばっちり喰らうのもイヤだしねー。
 と、会社に置き換えると「ねぇな」というような展開なんですが、学校なら「アリ」なのです。困っているヤツがいるなら助けるぜ!なぁに礼なんていらねぇゼ!仲間と共に一致団結!もっとやれそして心を育め!ってのが学生の本分だと思うのですよ。社会に出て全く同じようにはいかないけど、そのノウハウを得るってのが大事なのよねー。学生の頃はとんと気付きませんでしたが(苦笑)。
 そういうことを無意識にやれちゃう学生という身分とか学校という特殊な環境がよく出ているなぁと感心したわけです。まぁ正直ちょっとみんないい子ちゃんばっかりだなぁとは思いましたが。特に女子はね、色々とアレというか、男が見ていない所で黒いですもんね(苦笑)。

 そんなおもしろくもない会社の話なんぞは放っておいて、お話の方はと言いますと、上記したように何かとんでもないことが起こるわけでもない話ではありますが、見ていて気持ちよい作りになっている。
 喜翆荘という仕事の場から離れた緒花たちが学生の本分を全うする様子を描いているわけですが、緒花たちくらいの年頃の子たちにとって学校という場は、仕事とは別のことを教えてくれる大切な教育機関であって、別に教師から教えてもらうこと意外に、彼女らは学校という場でそれぞれ何かを得て成長していっている。それを意識してじゃなく無意識に、というのが見ていて気持ちが良い。
 各々の色々な思いが噛み合って、自然とトラブルを解決いていく。自然とというのが重要で、何かしらの計算や打算でない純然たる気持ちが事態を動かして行く。若さ故の力がこの歳になると微笑ましいのだ。また菜子のように思いがけず芽生える友情もある。学生の頃を思い出し、あぁいいなぁとノスタルジックな気分になるし、遠い昔に置いてきてしまった、あるいは忘れてしまっていた何かを思い出す。
 何度も言いますが、何か特別なことが起きるわけではないのですが、どこにでもあるような、誰しもが体験していそうなことだけに、色々と思うことがあるシナリオなんじゃないでしょうか。その辺狙ってやっているような気がしますが。

 さて、個人的に気になった所はと言うと、結名である。
 これまでなんでこの人が女子にもそれなりに人気があるのかよく分からないと書きましたが、今回、あぁなるほどという所がいくつかあった。この人は、トラブルに直接関わっていなかったからかもしれないが、意外と冷静でちょっと引いて物事を見極めている感じであった。そしてポツ、ポツと核心を突くようなことを言って楔を打っている。なんにも考えていないようで、この人はこの人なりに、このトラブルの解決のことを考えていてそのために動いているのだ。
 きっと今回以外のことでも、彼女の一言で解決してしまったようなことがあったのではないかと想像でき、彼女の人気というか、女子に嫌われていないのはこういうことかと、結名の能力にちょっと感心してしまいました。おそらくメインの4人娘の中では一番精神的に大人なのかもしれない。
 対して、渦中の人であった民子はというと、彼女としては学校は主戦場ではなく、人並みに卒業できれば良い、みたいに思っているのか、学校でかなり浮いちゃっていますよね。今となっては民子が女子に嫌われていない方がちょっとおかしいのではと思うようになってしまった。というか、美人なので男子に人気なぶん、確実に女子には好かれてはいないよな(笑)。
 気になったと言えば菜子もである。彼女は緒花たちとクラスが違うのであんまり学校での立ち位置が見えてこない。しかし、4話だかで学校のかなり隅っこと思われる所で緒花とお昼を食べていたり、18話でのことを見ても、孤立はしていないだろうけどそんな仲の良い友達がクラスにはいないようだ。
 そういったことが連想される中で、むしろ菜子よりも孤立していそうな水野さんと仲良くなれた、というか結構一方的に好かれた感じもするが、18話を経て菜子の意識が少し変わったことと、菜子の持ち前の優しさや気配りに、感受性豊かな水野さんが好意を寄せたことが彼女の絵のタイトルに表れていて、ドタバタした緒花たちのクラスとは対照的に、静かに育まれた友情が綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としては、結構ぐっとくるモノがあった。
 以降、菜子と水野さんの関係を窺わせるようなシーンなりがあればいいんだけどなぁ。

 最後にどーでもいーんだけど、文化祭当日の美術。「true tears 」の湯浅比呂美の特大ポスターが張ってありましたねー。Last tearsになってましたが。
 なんか今回の感想はちょっと愚痴っぽいな。

11/09/25

2011年09月25日 | 日記?
■今日の一枚 キュアリズムさん作成中
 (web拍手を送る)
 うん。さっくり出来なかったよ。
 ちゅーこって、髪の影をまだ塗っていないのですが、身体の方は影がついて随分立体的になった感じ。
 もう一段影を付けてみる予定は未定。つーか、背景どうしようかねー。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。
 なんか申し訳ないです。


 なんか最近、もっと楽に生きたいなぁと思う今日この頃。
 一体どうしたらいいんですかねー。

スイートプリキュア♪ 第30話 ワオーン!ヒーリングチェストの不思議ニャ!

2011年09月25日 | 視聴済アニメごった煮
毎回これくらいならいいのに。

 そんな今回のお話は…
 まきょうの森からとりもどした、クレッシェンドトーンが宿るヒーリングチェスト。
 アフロディテさまは、いろいろな力が秘められてるって言ってたけど、いったいどんなことに役立つんだろう?
 そんなある日、クラスメイトの和音がふしぎな話をするの。まるで音楽みたいな犬のなき声を聞いたんだって。
 その後、響も学校の階段がピアノのけんばんみたいに音を立てるふしぎ体験をしたわ。これは誰のしわざなの?
 響、奏、エレンが「音吉さんなら知ってるかも…」としらべの館へ行ってみると、だれもいないのに、パイプオルガンの音がきこえてくる!!
 そこへ、音吉さんが現れて…。
 謎はふかまる中、響が持っていたテストのプリントに音符が浮かんだ!するとファルセットが現れて、プリントをネガトーンに変えてしまう。
 響たちはプリキュアに変身するけど、今日のネガトーンはいつもとちがう!メロディ大ピンチ!!
 そのとき、クレッシェンドトーンの声が…!!

 お話は上記あらすじでは今ひとつ飲み込めませんが、簡単に言うとクレッシェンドトーンの紹介みたいなお話。
 とは言っても、クレッシェンドトーンがずっとなんかやっているわけではなく、響たちの普通の生活をメインで見せながら、ちょいちょいクレッシェンドトーンがなんかやって……という流れで、何かひとつ大きなテーマがあって、それに添った話、というふうな話ではない。
 今回のお話の中では、まず運動以外は苦手な響がテストに困り……という所から始まり、ヒーリングチェストはなにに使うのか、クレッシェンドトーンはどんな精霊なのかとか、メフィストのこと、音吉さんとの関係、分からないことを分かろうと努力する姿勢など、1本の話としてはやっていることが多い。
 しかしながら、基本テストが上手くいかなかった響と謎の音を中心に、見事にまとまっているしいつもよりコメディ多めの展開が見ていて楽しい。さすが成田良美。
 個人的には、前回から本格参入したクレッシェンドトーンがどういう性格なのかをやんわりと見せているのがいい。
 アバンでヒーリングチェストに頼ろうとする響に、「そういうことは自分でがんばるのです」とやんわりとはっきり断ったり、ケンカしていたり泣いている人を音を操って笑顔に変えたり、がんばっている響に対し力を貸そうとしたりと、とにかく優しく、そしてふんわりとしていて、フェアリートーンとは違うもっと大いなる存在というような雰囲気を醸し出している。
 まぁ前回だかにも書きましたが、全ての音を生み出したる存在らしいので、それっぽい雰囲気をまとっているのは当然と言えば当然なのだが、そういった某がないとあんまりありがたみがないのでやっぱりそういうことは大事だろう。
 クレッシェンドトーンについては、謎の人物音吉さんと顔見知りらしいのもちょっと面食らった。まぁ何かある人なんだろうとは思ってはいたが、これでプリキュア関係者であることははっきりした。音吉さんが直しているパイプオルガンも何か秘密があるようで、ここらは第4クール辺りで展開するんですかねぇ。

 さて、お話の方は上記したようにいつもよりコメディ多めで見ていて楽しい。正直、冒頭にも書きましたが、いつもこれくらいのことをやっていただきたい。
 今回のなにが良いかと言えば、三人それぞれの個性がよく出ていたことだろう。まず勉強の方はさっぱりダメな響が今回のメインなのだが、これはスポーツ万能の裏返しであり、またテストがダメでがくんと落ち込んでしまう辺りの気分の浮き沈みが激しく、結構お調子者であることがよく出ている。(しかし、響が勉強全然ダメなのって初めて出てきたよなぁ)
 奏は基本突っ込み役で、優等生らしくアバンでヒーリングチェストに頼ろうとする響に「ダメ!」と言って説教したりする辺りは実にらいさがでているし、それでいて響のことをずっと気にして見ていたりする優しい部分もよく出ている。
 お昼のシーンで玉子焼きを響にあげる所などは、綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としては結構たまらないのだが、あのモジャ毛王子さえいなければなぁ。でも奏の王子に対する気持ちって、単なるミーハー心なだけだと思うんだよなぁ。きっといつの日か「私っていつも響のこと考えてる」とか思って本当の自分の気持ちに気付くに違いない。
 セイレーンは奏と一緒に突っ込みを入れつつも、人間世界初心者らしく天然な部分を発揮し、変に生真面目な部分とのズレがおもしろい。もともとハミィ側の異世界の人であることをちゃんと示しているのも良い。
 と、このように、中心となる三人がそれぞれの個性を持って立ち振る舞う様子が生き生きとしていて楽しい話になっている。この辺の個性の発揮はさすがの成田良美である。
 お話で言えばメフィスト。魔境の森で恐ろしい目に遭ったことは憶えているのに、何が遭ったかは憶えていないという、いかにもなシーンがあった。そしてこれまたいかにも的に悪の耳栓(?)を見せていたので、もう操られていることは決定的だな。黒幕はいつ出てくるんだろうなぁ。

 プリキュアといえば戦闘、ということで戦闘なんですが、今回は響のテストがネガトーンになったからかいつもと調子が違ってクイズ形式で対決という、ここでもコメディな感じ。
 まぁここだけ真面目に戦闘というのもおかしな話なのでこれはこれで良い。またプリキュアのみなさんも真面目に付き合っちゃうところも可笑しいよなぁ(笑)。
 そんな戦闘であったのに、上手いこと分からないことを分かろうと努力する姿勢へ持っていって、クレッシェンドトーンが力を貸す、という所へ持っていったなぁと感心する。また力を借りはしたものの、その力に耐えきれず新技を繰り出すことが出来なかったことでちゃんと次回へと興味を引っぱっているのも良い。
 そーいえば、最後の決めの前にリズムが今度はこっちの問題に答えてもらう、じゃないと不公平でしょ!などと可愛くないことをいうのは奏っぽくてステキですよね(笑)。だんだん奏の可愛くない所が好きになってきました。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「カウボーイ姿にギターを持ってノリノリで歌うセイレーン」でした。
 次回はクレッシェンドトーンの力に耐えられるように特訓するらしいのですが、このまたみてねを見る限り、あんまり効果なさそうですね(笑)。
 来週も楽しい話になりそうだ。

輪るピングドラム 06 Mでつながる私とあなた

2011年09月21日 | 視聴済アニメごった煮
なんか、すごいサスペンスになってきたな。

 そんな今回のお話は…
 事故にあった元彼女・久宝阿佐美の見舞いに訪れる冠葉。しかし彼女の記憶から、冠葉の存在は消え去っていた。
 同じ頃、自分の「日記」を貸す代わりに協力するよう苹果に言われた晶馬は、苹果の引っ越し作業を手伝わされていた。
 以上公式のあらすじ。

 お話は色々展開し、分かってきたこともあれば新たな謎も出てきて、さらに混沌としてきた。思えば第1話を見てこんなんになるとは誰が予想しただろうか。
 苹果の方は、なんかプロジェクトMとか初夜だとか言い出すのはまぁいいのだけど、ここで苹果には既に亡くなった姉がいたことが判明。あのピングドラムと目される妄想日記は、苹果のものではなくその姉「ももか」のものであった。
 姉も命日に生まれた苹果。ももかが亡くなったことと生まれた苹果のことで衝突する両親。ももかと同級生で特別な存在だったとする多蕗。見つけたももかの日記、記された運命が真実になれば大切な物が永遠となると書かれた日記。苹果はその運命を成就すればももかとひとつになり、全てを取り戻すことが出来ると信じていたのだ。
 となると、むしろ苹果はストーカーというよりは、運命狂信者だろう。まぁたぶん多蕗のことは好きなんだろうが、目的は彼ではなく運命の成就だものな。本来ならばひとつの家族であったはずが、ももかは亡くなり、両親は離婚。幼い苹果が運命に頼ろうとするのも無理もない話。
 しかし、よしんば日記に書かれていることを全てやったとして、そんな都合のいいことが起こるのだろうか、と思わんでもないが、なにせペンギン神様が出てきてそれを欲しがるんだから、日記には何か特別な意味があるんだろう。
 ともかく、これでなんだかよく分からない謎のアイテムであった日記は、亡くなったももかが遺したものであるということ、そしてまだ幼かったであろうももかが、そんな未来日記みたいなものを書いていて、未来を予見するようなことを書けたのかという部分が加わって、なんだかよく分からないアイテムから本当に重要なアイテムへと変わった。もうあの日記はただの妄想日記ではなくなったのだ。
 まぁよく分からないという点は変わってはいないのだが、苹果の物ではないということが「何かあるんだろう」という気にさせる。あるいは本当に何もないのかもしれないが、それによって人が動かされているわけだから、ただそれが存在するということだけで意味がある物なのかもしれないなぁ。
 そーいえば、今回からプロジェクトMとか苹果が言い出しましたが、晶馬は「マリッジ」のMかと予想していたが、生存戦略ということを考えると、きっと「マタニティ」のMなんでしょうね。ってそれをどう成就しようって言うんですかねぇ。なんかもう苹果の計画には随分とほころびがあるんですが、はてさてどうなりますか。

 もうひとつ気になっていたペンギンマークと夏芽真砂子の方は冒頭にも書いたように随分とサスペンス的であった。
 真砂子がハチンコで射出するあの玉は人の記憶を消してしまう。そのシーンはなんとまぁ随分と大袈裟な演出だったなとは思うけれども、そのナンセンスさが逆に怖くて上手く演出されていると思った。
 それはともかく、物語的にはそのペンギンマークのついた玉を真砂子が使っていて、街にはペンギンマークがあふれかえっている。真砂子が大きい組織を使って、あるいは大きい組織が真砂子を使って、何かしようとしていることを窺わせる。
 そして真砂子も今回のラストで「プロジェクトM」を言う言葉を使う。苹果と真砂子の言うプロジェクトMは、一緒のことではないのだろうけど、同じ語句を使っているのが気になって仕方ない。
 今の所は苹果と真砂子に接点はないのだけど、このプロジェクトMという言葉だけで、何かしら関連性があるんではないかと予想させてくれるし、それがどう繋がるのかを楽しみにさせてくれる。全く良く出来たシナリオだ。
 そーいえば、真砂子は口癖なのか、「いやだわ。早くすりつぶさないと」とよく言うのだが、私は「すりつぶす」と聞くと真っ先にリンゴをを思い浮かべた。そういう所から言っても、苹果と、というか日記と何か関連がありそうな気がしてくる。
 まだ物語的には交わりのない線が、まだ見ぬ先で交わっているような気にさせる。まぁ物語なんだから交わってはいるんでしょうけど、何となく微妙に先が読めるような気がするのが、とてももどかしく先を気にさせる作りになっているのが上手い。
 なにより今回一番の驚きであったのは、真砂子が高倉兄弟と同様に傍らにペンギンがいたことだろう。OPでなんで1~3号の他に岩飛びペンギン(だったっけ?)がいるのかと思っていたら、真砂子のパートナーであったのだ。
 と、言うことはだ。彼女もペンギン神様の関係者、ということにならないだろうか。いや、もしかしたらプリンセスオブクリスタルとは別の何かかもしれず、それが街に氾濫するペンギンマークと関係あるのかもしれない。

 というわけで、何か分かると謎も増え、上記したが話は混沌の様相を態している。あ、そうそう。謎と言えば、苹果の母親が晶馬の名字である「高倉」に「まさかね」と何か知っているふうであった。高倉家の不在の両親も謎のひとつであるが、これも苹果と家と何らかの関連を予想させる。
 よくよく考えてみると、分からないことだらけなのであるが、先述したように「なんだか分かりそうな気がする」という微妙なラインを絶妙につたっていて、物語が気にならない方がおかしいというくらい「気にさせる」パワーがある。
 なんだか分かりそうな気がするのに、この先どう展開して行くが予想もつかない。実に良く出来た構成ではないだろうか。

11/09/18

2011年09月18日 | 日記?
■今日の一枚 キュアリズムさん作成中
 (web拍手を送る)
 とりあえず下地をぬるところまではいきました。
 アニメ塗りするので次回更新時には出来ているような気がしないでもない。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 シュタインズ・ゲート、劇場版やるのか。ちょっとビックリしてしまったよ。そしてセイクリッドセブンは1クールなのか。先週突然急展開でオラ、ビックリしちまったぞ。
 まぁそんなわけで、そろそろ新番組の季節。1話見逃したー!なんてならないように、ちゃんとチェックしとかないとね。

花咲くいろは 第19話 どろどろオムライス

2011年09月16日 | 視聴済アニメごった煮
いや、見事にサブタイが物語っていて良いな。

 そんな今回のお話は…
 文化祭で「姫カフェ」を企画することになった緒花たちのクラス。
 主に男子からの強い支持で、接客チームのリーダーは結名姫、料理チームのリーダーは民子姫ということに決まり、緒花は仲居の経験を活かし接客チームの講師を任される。
 あまり乗り気でない民子だったが、徹の「文化祭当日の昼間は暇だ」というひと言で俄然やる気に。
 限られた調理器具で、最高の料理を作ろうとメニューをいろいろと考えるのだが……。
 以上公式のあらすじ。

 お話は久々の学園編とでも言いますか、喜翆荘から一時離れ、学校での緒花たちのお話の前後編である。
 上記引用したあらすじにあるように、文化祭で二姫のいるクラスは大変盛り上がりふたりを中心に食い物屋をやることとなるのだが、ある意味緒花以上に空気の読めない民子がやらかしてしまうのがメインであり、クラスも違い全く関係のないと思われた菜子が締めるサブタイが今回を上手く物語っていて良く出来ている。
 メインはメニューにオムライスを入れてほしいとする調理班の一部に、民子が限られた器具ではおいしいオムライスが出来ないとして拒否する所から始まる対立である。
 これのなにがおもしろいって、別に青臭い青春的対立がどうこうではなく、その対立の原点は民子とその他の生活の中心と考え方の違いが如実に現れていて、仕事をしている身としてはとても興味深い対立なのだ。
 民子はこの物語の最初の方でも語られた(5話だったっけ?)ように、本当は高校にも行かず板前の修業をしたかった人で、今も高校に通いながら喜翆荘に住み込み仕事をしている。彼女の生活の中心は仕事なのだ。一方、その他の方々は当然の如く高校へ進み、学生としては学校という箱庭が生活の全てである。
 学園祭と言えど料理するからには、料理人の端くれとして、自分が出す料理は最高のものにしたい民子。
 修学旅行の時に民子にフラれた野郎に想いを寄せている女の子は、その野郎が好きなオムライスをどうしても食べてもらいたい。
 対立の構造はこうである。
 高校にも行かず板前になりたかった民子にとって、料理するということは仕事であって手を抜くことは許されない。例えを出すならば、友人を招いてパーティーを開くとする。その友人のひとりの料理人にパーティーに出す料理を作ってもらうとして、その料理人は友人のパーティーだからと言って手を抜くだろうか?
 という話で、女の子の「好きな男子に最高のものではないけれど、好物のオムライス食べてほしいんだもん」は仕事としている身としては、その気持ちは分からんでもないが、それ私事じゃん全体考えろよ。と思わずにはいられないのだけど、ここは学校なのである。
 ほぼ全ての生徒にとって学校という小さな箱庭での出来事が全てなのだ。すでに社会に出て荒波にもまれている民子と考え方が全く違う。箱庭に仕事を持ち込んでくる民子はその他にとって理解できないのだ。それと同じように、仕事に私情を挟んでくることに民子は理解できない。まぁ仕事に私情を全く挟まないのが良いとは言わないが、あくまで一般的な話として、民子は仕事する人間として出来得る限り最高の仕事をしたいし、それが当たり前だと思っている。
 仕事している身としては、民子の言うことはもっともであるとは思うものの、学生という身分から離れ随分経って、学生というものは私情入り乱れた中で、どう立ち振る舞って自分のポジションを確立するかにかかっている、と分かってくると、民子には「OK、んじゃぁふたりの恋を成就させちゃうぞ!」と言っちゃうくらいの余裕が欲しい、が彼女はまだ社会にその身を半分だけ突っ込んだ身でだし、なにより17歳。若いよなぁ。対する女の子も学生なんだから若い。その発想も当然というものである。
 まぁぶっちゃけ、私として見れば「どっちもどっち」で、そこで対立し別れちゃうんだから「若ぇ~」と思わずにはおれん。大人もね、会議なんかで対立したりするんだけどね、そうすると妥協点を探り出すんだぜぇ。まぁ机の下ではどつき合っていたりする時もあるんですが(笑)。
 ともかく、そういう立場の違いから双方理解し得ないのが見えてくる、10代なんていつの頃だったかしら?なんて歳になってくると、民子や対する女の子の痛々しいのもさることながら実に微笑ましく、なるほど銘打っている「青春お仕事ストーリー」として良く出来ていて感心する。

 さて、そのメイン以外でのことも良く出来ていて、民子を仕事人として上記の通り記したが、彼女曰く「仕事と恋愛を一緒にするなんてあり得ない」と吠えておりましたが、ご存知の通り、割と民子は喜翆荘でそんな感じではあるし、Aパートで菜子や緒花にヤキモチを焼いているさまを見せていて、彼女のその言葉に「そうは言うけどお前もどうなんだ」とつい苦笑いしてしまう。そういった若気の至りと言うか、むず痒くなるような態を見せ微笑ましくなる前フリを作っているの上手い。
 個人的には緒花と民子、そして結名のクラスとは対照的に、全く活気のない菜子のクラスで粛々と行われるふたりだけの準備がアクセントとなっていておもしろい。
 盛り上がっているからこそ大きな対立を引き起こしてしまうクラスもあれば、やる気がなく投げっぱになってしまうクラスもある。それもまた学校で、よくあるマンガやアニメの文化祭のように、学校をあげて盛り上がる、なんて学校はそうそうあるもんじゃなく、私なんかは高校の頃学際でなにやったか正直憶えていないくらいだ。
 そういった学校らしさもよく表れているし、なによりふたりきりの教室で粛々と作業する中、あまり友達のいなさそうな絵の上手い女の子が菜子に友情を感じていたり、前回を経て変わりつつある菜子がその子に歩み寄ろうとするふたりのたどたどしさがなんとも初々しい。
 そんな中、不意に抽象画にタイトルをつけてほしいと言われ狼狽する菜子が、思わず今回を物語る「どろどろオムライス」と口走ってしまうのが可笑しく、まぁなんと良く出来たシナリオかと思う。

 次回でどう対立を解消し当日に挑むのか、また、菜子と絵の上手い女の子は友情(というか個人的には百合)を育めるのか期待したい。何せ次回のサブタイは「愛・香林祭(あい・こうりんさい=愛が降臨する祭りということですよね?)」なわけだし。

スイートプリキュア♪ 第29話 ハラハラ!メイジャーランドで宝探しニャ♪

2011年09月14日 | 視聴済アニメごった煮
予想に違わぬ内容であった。

 そんな今回のお話は…
 なぞの声の主・クレッシェンドトーンにみちびかれ、メイジャーランドへ行くことになった響たち。そこで、女王アフロディテから、クレッシェンドトーンについておしえてもらうの。
 クレッシェンドトーンは、伝説のアイテム・ヒーリングチェストにやどる音のせいれい。ヒーリングチェストはメイジャーランドの宝として大切にされてきたけど、あるとき、ナゾのやみの力でまきょうの森にふういんされてしまったの。
 まきょうの森は決して近づいてはいけない、きけんな森。だけど、弱ってしまったフェアリートーンを助けるためには、ヒーリングチェストをとりもどすしかない…!響たちはプリキュアに変身して、まきょうの森へむかったわ!
 でも気づくと、メロディ、リズム、ビート、みんなはなればなれになってたの!そして、3人の前にあらわれたのは…。
 無事にヒーリングチェストをとりもどし、フェアリートーンを元気にすることができるの…?!
 以上公式のあらすじ。

 お話はメイジャーランドに行って伝説の玉璽もとい伝説のアイテム「ヒーリングチェスト」を手に入れるぜー!という内容。
 まぁ、それはメイジャーランドとマイナーランドの狭間にあるとかいう魔境の森に封印されてあって、そこから帰ってきた者はいないと言われておるわけですが、プリキュアがそんなことになるはずもなく、なんだかわけのわからないモアイ像と戦ってお宝ゲットだぜ!っちゅーかくも見事な販促玩具回であった。
 と、このようの今回のお話だけを見れば、まぁなーんてことのない話なわけですが、物語上としては結構重要であったりする。
 以前から、メフィストの耳には悪のノイズを流す耳当て(耳当てなのか?)が付いているので、こいつもおそらくはまだ出てきていない黒幕に洗脳されている口だろう、と予想しておりましたが、いよいよもってその予想が現実のものとなりそうです。
 今回、その魔境の森だかにメフィストも行ったことがあるとか言っていたし、元々メイジャーランドにあったヒーリングチェストが魔境の森に封印されたのだって、過去にメイジャーランドを闇が襲って奪われたかららしいし、戦闘の際にもプリキュアが悪のノイズの耳当てで洗脳されそうになったりと、分かりやすいフラグを立てていただきましたので、おそらくは間違いないであろう。なんにせよ、ちゃんと今後の展開に付いて前振っているのは感心。
 まぁ今回の見所と言うとそんなもんだったりして、なにせ、上記したように魔境の森にてプリキュアが相手をするのは何故かモアイ像だし、口からトマトジュース(笑)を吐くし、森に行く前にさんざん「恐ろしい所である」と言っていたのに、特にそんな恐ろしくもなければ、プリキュアたちが必死になって乗り越えなければならないような試練があったわけでもなし、だからと言ってアクションがすごかったわけでもないと、結構なないないづくしであり残念だ。
 せっかく、今後プリキュアがパワーアップしたりとか、世界を救うであろう鍵となるアイテムを取得のだから、もうちょっとハラハラするようなことがあっても良かろうと思う。なんかどうも白々しいんだよなー。
 まぁそれはプリキュアたちが打ち勝つことが分かり切っているということもあるんだけど、だからこそ、そういった中で何かを見出せないかと思うだけですよ。
 例えば悪のノイズにしたって、耳当てが飛んできてくっついた所で、見ていて「効果ないんだろうなぁ」などと思っていたら案の定だし、せっかくバラバラになっていたのに、何となく戻ってしまうしで、どうも敵の思い通りにはならないぜ!みたいな高揚感がないよな。
 せっかく森に入ってバラバラになり、ひとりでは何も出来ないみたいな事を言われて、心と心が繋がっているから大丈夫とするんなら、心が繋がっているからひとりでも戦える、きっとみんなも戦っているから自分ひとりだけ諦めるなんて出来ない、みたいなことを強調して、各々自信を持って別々の空間から自力で脱出すればいいのに。
 唯一良かった点としては、悪役モアイ像がハミィを質に取っていかにもワルっぽく「こんなくだらない命のためにその身を犠牲にするとは愚かな奴らだ」となじったことか。それに激昂するプリキュアには共感出来る。
 しかし、その目の前のハミィの命の話をしているのに、随分話を大きく膨らませてしまい、その怒りがちょっと薄ぼんやりと言うか、白けてしまったように思う。先に述べた通り問題はハミィの命を「くだらない命」とされたことであって、命に大きいも小さいもないとかはちょっと論点がズレているだろう。ここはくだらない命だとされたら即座に「ハミィの命はくだらなくなんかない!」くらいの事は言ってほしい所であった。
 モアイがくだらないと称した時、普通に人の心を持ち合わせるのならば「命を身体の大きさで計るのか!?」とイヤな気持ちになるだろう。プリキュアの皆さんがハミィの命を蔑まれたことによって激昂しているわけだから、他のどんな命に対しても同じように思っていることはメインターゲットの皆様にも十分理解出来るだろう。それをわざわざ聖人君子のように口にすることはない。だって彼女らは正義のスーパーヒロイン「プリキュア」である前に、普通の女子中学生なのだから。
 ハミィの命を目の前にして普通の女子中学生が全ての命について語るだろうか。いや、語るまい。そんなふうに思ってしまって正直乗り切れなかった。プリキュアになることイコール神になることではないだろう。
 プリキュアは普通に人の心を持ち合わせた普通の女の子が偶然にも力を授かっただけである。聖人君子や神の気持ちなんざ理解のしようもないが、普通の人の気持ちは分かる。だからこそ彼女らに感情移入出来るんじゃないだろうか。
 どうもこのスイートプリキュア♪はメインターゲットに向けて、どんなことでもとにかく分かりやすく、噛み砕いて伝えようとしている気がしてならない。子供は敏感だからそれなりに感じ取っていると思うんだけどなぁ。まぁ語彙が少ないから感想聞いてもきっとカッコよかったとか可愛かったくらいしか帰ってこないと思いますが。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「クレッシェンドトーン」でした。
 なんだかよく分からないそのクレッシェンドトーンは、どうも全ての音を生み出した存在らしいのだけど……それってすごく偉いといいますか、神如きの存在なんじゃないの?
 なんか扱い的にただ単にフェアリートーンの親分くらいにしか見えないんだけど、それでいいんですかねー(笑)。

セイクリッドセブン ♯06「ワン モア ナイト」

2011年09月12日 | 視聴済アニメごった煮
初めての前後編。

 そんな今回のお話は…
 富士の樹海の中を獣のように疾駆する悪石の姿があった。それは悪石の力を暴走させた人間の成れの果ての姿。その影を追う、研美のパワードスーツ。
 研美は研究所から逃げ出した「0号」と呼ばれる悪石人間を追いかけていたのだ。
 闇の中、激突しあう両者。強大な力を誇るパワードスーツだったが、0号の力はそれを凌駕し、研美はこの戦いで怪我を負ってしまう。まんまと夜の闇の中に逃げていく0号。
 一方、血清の奪取に失敗したナイトは、フェイの血から作る血清でなんとか完全なる悪石化を免れてきたが、フェイの体もすでにボロボロだった。
 ナイトとフェイは新たな血清を造り出すために、セイクリッドの力を持つルリの拉致計画を企てる。
 ナイトの計画も知らず、いつも通り鏡が運転するリムジンで下校するルリ。そのとき、車の前に飛び出した少年に鏡は急ブレーキを踏む。
 少年はすぐに立ち去ったが、鏡が車に戻ると鬼瓦が真っ二つに割れ、そこにいたはずのルリの姿はなかった。ルリを探して奔走する鏡はアルマの元に駆けつける。しかし、そこにもルリの姿はなかった。
 アルマの応急処置によって復活した鬼瓦は、犯人がナイトであったことを告げる。折しも現れたナイトを研美のSPのパワードスーツが追撃するも、またも取り逃がしてしまう。
 その頃、ナイトのアジトで目覚めるルリ。しかし、その体は拘束具で自由を奪われ…
 以上公式のあらすじ。

 お話は冒頭書いたように前後編の前編。あらすじにあるように、血清がないと悪石化してしまうナイトたちがルリを拉致し血清を作ろうと企み、寸隙を縫って拉致に成功するまで。
 ここ数回、ルリがいない状況で……という話が続いており、今回はその最たるもので、敵にルリを奪われるという状況を作って終わった。
 もう何度も言っているが、アルマの力はルリが宝石を持ってての届く所にいることで発揮するある意味限定的であり、何らかのアイテムによっていつでも変身出来るスーパーヒーロータイムのヒーローのようにはいかないようになっている。まぁ逆に言えばそれだけ話が作りやすいとも言えるが。
 ともあれ、Aパートである間ともっと仲良くなりたいルリと他人との接触に慣れていないアルマを見せておいてのバーパートからの拉致事件、切り札でありながらルリがいないと力を発揮どころか足手まといになってしまう主人公アルマの葛藤を見せている。
 話としても、アルマが力を発揮するためにどうしても必要なファクターとしてのルリの重要性を前々回から今回ににかけて見せていて、物語における彼女の重要性を示している点で良い。
 内容としては、ホントに前後編の前編という感じで、一言で言えば「ルリが攫われた!」で終わってしまうのだけど、物語としてはちょっと別の方向性を見せている。悪役として登場した木島ナイトたちであるが、むしろ研美の研究所の方が怪しく、ルリたちにはセイクリッドの力を平和利用するみたいな事を言っておりましたが、どうも人体実験をしているような雰囲気だ。
 まぁもともと研美たちはちょっと胡散臭い感じがしていたので、そんな凝ったろうという感じではあるが、とすると、ナイトたちの立ち位置がどうなっていくかが気になるところではある。
 勢力的にはアルマとルリたちの藍羽財団、ナイトと劉、研美研究所、悪石の四つの勢力があって、とりあえず発現自体がよく分からない悪石は置いておいて、それ以外は現在は藍羽財団と研美研究所が協力しナイトたちを敵対する格好なのだが、上記した通り、研美を倒すべき相手とすると、ルリとアルマの正統なヒーローと、ナイトたちダークヒーローが、園立場の違いから反目しながらも共通の敵を倒すみたいな構図になって行くのかなぁとおもうのだけど、そこになんだかよく分からない悪石の一団を加えると、最終目標地点がどこなのか分からなくなってくるな。
 研美を倒して「イエー!」では終われないし、特に組織立っているわけでなく突然的に発生する悪石を殲滅するっていうのも2クールではちょっと無理のような気がします。だって悪石ってどこに出現し何を目的としているか分からないからねー。
 まぁ先が分からないというのは楽しみのひとつではあるわけで、どっちに向ってどう落ち着くのかを期待したい。

 さて、ちょっと気になったんですけど、未だ役名が「SP」だけの彼女。けっこう謎の人物ですよねぇ。研美にそれなりに信頼されているようだし。
 そもそもなんでSPなんてやっているのかよく分からないし、割と重要な役職(?)なのに、どう見ても真剣味がこの人にはないですよね。上記したように研美が悪い方の人間だとすると、なんでそんな彼に付き従っているのかもよく分からない。何か重要な役割でもあるんですかねぇ。
 それからアルマとルリの距離感なんですが、これはもうなんだか背中がかゆくなりますな(笑)。見ていて「あぁもうっ!」と思ってしまう甘酸っぱさみたいなものがある。
 物語的にはこのふたりの距離が近くなっていく様子というのも大事であろうから、割とその辺も楽しみにしているんだけど(主にルリの様子をだけど)、アルマがまだ他人に対してATフィールドを張っているので前途多難な感はある。なにか仲良しイベントでも起こればいーんですけど。って、あぁそうか、このルリが攫われてしまうというのはそのイベントの一環なのかもしれませんね。
 最後に部室での石磨き。鏡は随分と辟易しておりましたが、まぁ延々と石を磨き続ける、しかも別に価値がある石というわけではないそれを磨き続けるのはつらかろうよ(笑)。
 まぁでも考え方によっては、良い精神修行になるかも分かりませんね。しかし石部(正式には鉱石部らしいが)部長は無類の石好きなのはまぁ良いとして、なーんか妙に悟っていたりして、見ていてアルマのイッコ上なのかなーと思っていたら、そういえばクラスメイトであった。やっぱ石磨きのおかげで随分と達観してらっしゃるんですかねぇ。

今週のルリお嬢さま
 と、いうわけで久々にコーナー作ってみました。だって可愛いんだもん。
 今回はアルマと一緒にお弁当を食べようとお昼に誘うのですが、その育ちの良さからなのか、この人あんまり物怖じしませんよねー。それはともかく、こんな可愛らしい女の子に言い寄られる(?)アルマに「このリア充め」と思わんでもないが、アルマは自らフラグをへし折っているのでとりあえずは良しだ(笑)。
 その見事なフラグクラッシャーっぷりに拗ねてしまうルリがまた可愛らしくて良い。普段はその育ちの良さからものすごくお嬢さま然としているが、時おり年相応の部分を見せてくれるギャップがたまらないですな。
 そしてどーでもいーんですけど、ルリは144cmという身長の割にお胸はけっこう豊かですよねー。身長と体つきからいって、つるん、な印象があるんですが、まぁそれはあまりにテンプレ過ぎて面白味に欠けますか(笑)。

11/09/11

2011年09月11日 | 日記?
■今日の一枚 キュアリズムさん作成中
 (web拍手を送る)
 パーツが多くて下地の途中で終わってしまったよ。
 ま、リズムは白が基調なので塗るのは楽だからいいか。
 でも髪が鬼門だな……。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。
 >9月5日23:22の方。
 重ねてありがとうございます。白ワンピ、好きなんです。


 今日のプリキュアおもしろかったなー。さすが成田良美。毎回こんなんだといいんですが。
 どーでもいーんですけど、後期OP、EDのCDが届きましてヘビーローテーション中。スイートプリキュア♪は音楽いいなぁ。