おおー。まとまってるなぁ。
そんな今回のお話は…
毎日なぎさにおねだりする事が、習慣ずいているメップル。少しでも反抗されると、すぐに泣き真似をしてご機嫌をとろうとするが…。
「もうその手には乗らないわよ!!」毎度の事にうんざりしたなぎさに、冷たくあしらわれてしまう。「今日は何だか調子が悪いメポ~!朝ご飯を食べさせてくれメポ~!」「うるさい!アンタなんか無視よ」
かまわず登校するが、数学の抜き打ちテストの最中に再び騒ぎ出すメップル。何とかテストを切り抜けてコミューンを見ると、メップルは本当に苦しそう…
「ヤダ、アンタ本当に病気だったの!?」当惑するなぎさの前に…「没収!!」何と携帯と勘違いした教頭が、コミューンを没収してしまった!!どうしよう!?
「もともと虹の園の環境は、私達が生きていくのに辛すぎるミポ!」具合の悪い上に、教頭に連れて行かれてしまったメップルに、ミップルは半ベソ。
なぎさとほのかも何とか助け出そうと思案するが、正攻法では無理。そこでなぎさがとった行動は…変装!?出前や宅配便のふりをして忍び込むも、あえなく失敗。
いきずまったなぎさは、先輩のあかねから意外な噂話を聞く。教頭が生徒から物を没収するのはただのポーズで、実は没収した漫画をこっそり残って読んでいる、というのだ!
再び学校に戻り教頭が帰るのを待つ事にするが…
以上公式のあらすじより抜粋。
お話はけっこうコメディな感じで、戦闘はかなりのおまけ感だが、冒頭に書いたように一つのお話としては良くまとまっていて楽しく見れる。
前回の話を経てほのかと本当の友達となった所から始まり、ふたりの関係性がゴロッと変わった様子を良く表していて、綺麗に百合色に染まった脳を持つ身として良い。それを上手く見せているのは登校時のシホリーナだろう。あ、これまで言い忘れておりましたけど、シホリーナとはなぎさの友達でありラクロス部員でもある久保田志保と高清水莉奈のふたりをさす呼び名です。一応念のため。
そのシホリーナが自分達と挨拶するようにほのかにも挨拶するなぎさを見て、「いつの間に雪城ほのかと仲良くなったのよ!」と驚くのですが、前回になんか感じの悪いふたりを見ていた彼女らだし、なによりほのかを「雪城ほのか」とフルネームで呼び捨てにする辺り、これまでなぎさを含む彼女らとほのかの間には全く接点がなかったとこが窺える。
つまり自分らの友達の友達としても超意外な組み合わせであったわけだが、シホリーナと接するようになぎさはほのかとも接するし、ほのかもなぎさに遠慮を感じない。ふたりは本当の友達になったことがシホリーナの存在があることでより際立っていて、仲良くなった経緯を見た我ら視聴者としては微笑ましい限りだ。
また教頭に没収されてしまったコミューンを取り返すために、教頭が変えるまで待つシーンで「出会い」を語るのも良い。ほのかとのこともそうだけどと前フッて、ついこの間まで顔も知らなかったのに、出会って仲良くなったらいなくなると寂しいなどと、なぎさは気持ちを素直に吐露する。
8話より前であったなら、きっとそんなことを口にしなかったろうと思うと、ふたりの仲の進展さが窺えるというものであるし、また出会いたくないドツクゾーンの者どもたちとも出会うかもしれないという不安も示していて、プリキュア関係者の中でひとり欠けているという状況の不安とメップルがいないという寂しさを、暗い階段の下の隅っこで膝を抱えて語るのが、どうなるかわからない先への不安を際出せていて良い演出であった。
個人的にはあかねさんに相談するシーンがお気に入りで、あかねさんが気さくないい先輩しているのがいい。OBらしい学校の裏話なんかを聞かせてくれたりする、中学生では分からないことをアドバイスしてくれるし、なぎさとほのかの関係の違いに気付きながらも、さして深く突っ込まない辺りの余裕が頼りになるお姉さんっぽくて良い。
お話としてはコメディな感じではあるものの、前述した階段の下でのシーンなどでシリアスな部分を作ってメリハリ付けているのも良いし、コメディ部分としても細かい所に凝っていて、ゲキドラーゴがシャレをいうとジト目で見るなぎさとほのかのワンカットを入れたり、あかねさんに「それは運が悪かったねー」と言われ「うん……あ、今のシャレじゃないよ」などと答えるなぎさであったり、ザケンなーに踏みつぶされるゲキドラーゴ等々ドタバタもあって見ていて楽しい作りになっている。
ちょっと気になったのだが、具合が悪いメップルで変身したなぎさはブラックになったら具合悪かったですねー。そういうことを踏まえると、プリキュアに変身するのは、もちろん光の園のクイーンの力、ひいては全てを生み出す力であるプリズムストーンの力ではあるものの、妖精達の力もたぶんに含まれている、ということになりますな。
プリキュアは5から単独で変身出来るようになるので、無敵のスーパーヒロインではあるものの、この「ふたりはプリキュア」シリーズ(S☆S含む)は、妖精がいないと変身出来ない、ふたり一緒でないと変身出来ない、そして上記のように妖精の影響を受けてしまうなどの弱点があるのがいいんだよねー。決して完全無欠で絶対無敵じゃないことがあるからこそ、ピンチをピンチととらえることができ、最終的に勝つと分かってはいるものの、どうなるかが気になるというものである。
なんにせよ、もう何回か言いましたが割とドタバタ話ではあるものの、そうである所とそうでない所のメリハリが効いており、今でも十分見れるお話しになっていて感心した。
現在放映中のスマイルプリキュア!も、ドタバタはいいけど、せめてこれくらいの内容があって欲しいなぁ。
なんかとりとめのない感想になってしまったが、まぁいっか。
そんな今回のお話は…
毎日なぎさにおねだりする事が、習慣ずいているメップル。少しでも反抗されると、すぐに泣き真似をしてご機嫌をとろうとするが…。
「もうその手には乗らないわよ!!」毎度の事にうんざりしたなぎさに、冷たくあしらわれてしまう。「今日は何だか調子が悪いメポ~!朝ご飯を食べさせてくれメポ~!」「うるさい!アンタなんか無視よ」
かまわず登校するが、数学の抜き打ちテストの最中に再び騒ぎ出すメップル。何とかテストを切り抜けてコミューンを見ると、メップルは本当に苦しそう…
「ヤダ、アンタ本当に病気だったの!?」当惑するなぎさの前に…「没収!!」何と携帯と勘違いした教頭が、コミューンを没収してしまった!!どうしよう!?
「もともと虹の園の環境は、私達が生きていくのに辛すぎるミポ!」具合の悪い上に、教頭に連れて行かれてしまったメップルに、ミップルは半ベソ。
なぎさとほのかも何とか助け出そうと思案するが、正攻法では無理。そこでなぎさがとった行動は…変装!?出前や宅配便のふりをして忍び込むも、あえなく失敗。
いきずまったなぎさは、先輩のあかねから意外な噂話を聞く。教頭が生徒から物を没収するのはただのポーズで、実は没収した漫画をこっそり残って読んでいる、というのだ!
再び学校に戻り教頭が帰るのを待つ事にするが…
以上公式のあらすじより抜粋。
お話はけっこうコメディな感じで、戦闘はかなりのおまけ感だが、冒頭に書いたように一つのお話としては良くまとまっていて楽しく見れる。
前回の話を経てほのかと本当の友達となった所から始まり、ふたりの関係性がゴロッと変わった様子を良く表していて、綺麗に百合色に染まった脳を持つ身として良い。それを上手く見せているのは登校時のシホリーナだろう。あ、これまで言い忘れておりましたけど、シホリーナとはなぎさの友達でありラクロス部員でもある久保田志保と高清水莉奈のふたりをさす呼び名です。一応念のため。
そのシホリーナが自分達と挨拶するようにほのかにも挨拶するなぎさを見て、「いつの間に雪城ほのかと仲良くなったのよ!」と驚くのですが、前回になんか感じの悪いふたりを見ていた彼女らだし、なによりほのかを「雪城ほのか」とフルネームで呼び捨てにする辺り、これまでなぎさを含む彼女らとほのかの間には全く接点がなかったとこが窺える。
つまり自分らの友達の友達としても超意外な組み合わせであったわけだが、シホリーナと接するようになぎさはほのかとも接するし、ほのかもなぎさに遠慮を感じない。ふたりは本当の友達になったことがシホリーナの存在があることでより際立っていて、仲良くなった経緯を見た我ら視聴者としては微笑ましい限りだ。
また教頭に没収されてしまったコミューンを取り返すために、教頭が変えるまで待つシーンで「出会い」を語るのも良い。ほのかとのこともそうだけどと前フッて、ついこの間まで顔も知らなかったのに、出会って仲良くなったらいなくなると寂しいなどと、なぎさは気持ちを素直に吐露する。
8話より前であったなら、きっとそんなことを口にしなかったろうと思うと、ふたりの仲の進展さが窺えるというものであるし、また出会いたくないドツクゾーンの者どもたちとも出会うかもしれないという不安も示していて、プリキュア関係者の中でひとり欠けているという状況の不安とメップルがいないという寂しさを、暗い階段の下の隅っこで膝を抱えて語るのが、どうなるかわからない先への不安を際出せていて良い演出であった。
個人的にはあかねさんに相談するシーンがお気に入りで、あかねさんが気さくないい先輩しているのがいい。OBらしい学校の裏話なんかを聞かせてくれたりする、中学生では分からないことをアドバイスしてくれるし、なぎさとほのかの関係の違いに気付きながらも、さして深く突っ込まない辺りの余裕が頼りになるお姉さんっぽくて良い。
お話としてはコメディな感じではあるものの、前述した階段の下でのシーンなどでシリアスな部分を作ってメリハリ付けているのも良いし、コメディ部分としても細かい所に凝っていて、ゲキドラーゴがシャレをいうとジト目で見るなぎさとほのかのワンカットを入れたり、あかねさんに「それは運が悪かったねー」と言われ「うん……あ、今のシャレじゃないよ」などと答えるなぎさであったり、ザケンなーに踏みつぶされるゲキドラーゴ等々ドタバタもあって見ていて楽しい作りになっている。
ちょっと気になったのだが、具合が悪いメップルで変身したなぎさはブラックになったら具合悪かったですねー。そういうことを踏まえると、プリキュアに変身するのは、もちろん光の園のクイーンの力、ひいては全てを生み出す力であるプリズムストーンの力ではあるものの、妖精達の力もたぶんに含まれている、ということになりますな。
プリキュアは5から単独で変身出来るようになるので、無敵のスーパーヒロインではあるものの、この「ふたりはプリキュア」シリーズ(S☆S含む)は、妖精がいないと変身出来ない、ふたり一緒でないと変身出来ない、そして上記のように妖精の影響を受けてしまうなどの弱点があるのがいいんだよねー。決して完全無欠で絶対無敵じゃないことがあるからこそ、ピンチをピンチととらえることができ、最終的に勝つと分かってはいるものの、どうなるかが気になるというものである。
なんにせよ、もう何回か言いましたが割とドタバタ話ではあるものの、そうである所とそうでない所のメリハリが効いており、今でも十分見れるお話しになっていて感心した。
現在放映中のスマイルプリキュア!も、ドタバタはいいけど、せめてこれくらいの内容があって欲しいなぁ。
なんかとりとめのない感想になってしまったが、まぁいっか。