(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

ふたりはプリキュア 第9話 『取り返せ!メポメポ大作戦 』

2012年06月28日 | ふたりはプリキュア
おおー。まとまってるなぁ。

 そんな今回のお話は…
 毎日なぎさにおねだりする事が、習慣ずいているメップル。少しでも反抗されると、すぐに泣き真似をしてご機嫌をとろうとするが…。
 「もうその手には乗らないわよ!!」毎度の事にうんざりしたなぎさに、冷たくあしらわれてしまう。「今日は何だか調子が悪いメポ~!朝ご飯を食べさせてくれメポ~!」「うるさい!アンタなんか無視よ」
 かまわず登校するが、数学の抜き打ちテストの最中に再び騒ぎ出すメップル。何とかテストを切り抜けてコミューンを見ると、メップルは本当に苦しそう…
 「ヤダ、アンタ本当に病気だったの!?」当惑するなぎさの前に…「没収!!」何と携帯と勘違いした教頭が、コミューンを没収してしまった!!どうしよう!?
 「もともと虹の園の環境は、私達が生きていくのに辛すぎるミポ!」具合の悪い上に、教頭に連れて行かれてしまったメップルに、ミップルは半ベソ。
 なぎさとほのかも何とか助け出そうと思案するが、正攻法では無理。そこでなぎさがとった行動は…変装!?出前や宅配便のふりをして忍び込むも、あえなく失敗。
 いきずまったなぎさは、先輩のあかねから意外な噂話を聞く。教頭が生徒から物を没収するのはただのポーズで、実は没収した漫画をこっそり残って読んでいる、というのだ!
 再び学校に戻り教頭が帰るのを待つ事にするが…
 以上公式のあらすじより抜粋。

 お話はけっこうコメディな感じで、戦闘はかなりのおまけ感だが、冒頭に書いたように一つのお話としては良くまとまっていて楽しく見れる。
 前回の話を経てほのかと本当の友達となった所から始まり、ふたりの関係性がゴロッと変わった様子を良く表していて、綺麗に百合色に染まった脳を持つ身として良い。それを上手く見せているのは登校時のシホリーナだろう。あ、これまで言い忘れておりましたけど、シホリーナとはなぎさの友達でありラクロス部員でもある久保田志保と高清水莉奈のふたりをさす呼び名です。一応念のため。
 そのシホリーナが自分達と挨拶するようにほのかにも挨拶するなぎさを見て、「いつの間に雪城ほのかと仲良くなったのよ!」と驚くのですが、前回になんか感じの悪いふたりを見ていた彼女らだし、なによりほのかを「雪城ほのか」とフルネームで呼び捨てにする辺り、これまでなぎさを含む彼女らとほのかの間には全く接点がなかったとこが窺える。
 つまり自分らの友達の友達としても超意外な組み合わせであったわけだが、シホリーナと接するようになぎさはほのかとも接するし、ほのかもなぎさに遠慮を感じない。ふたりは本当の友達になったことがシホリーナの存在があることでより際立っていて、仲良くなった経緯を見た我ら視聴者としては微笑ましい限りだ。
 また教頭に没収されてしまったコミューンを取り返すために、教頭が変えるまで待つシーンで「出会い」を語るのも良い。ほのかとのこともそうだけどと前フッて、ついこの間まで顔も知らなかったのに、出会って仲良くなったらいなくなると寂しいなどと、なぎさは気持ちを素直に吐露する。
 8話より前であったなら、きっとそんなことを口にしなかったろうと思うと、ふたりの仲の進展さが窺えるというものであるし、また出会いたくないドツクゾーンの者どもたちとも出会うかもしれないという不安も示していて、プリキュア関係者の中でひとり欠けているという状況の不安とメップルがいないという寂しさを、暗い階段の下の隅っこで膝を抱えて語るのが、どうなるかわからない先への不安を際出せていて良い演出であった。

 個人的にはあかねさんに相談するシーンがお気に入りで、あかねさんが気さくないい先輩しているのがいい。OBらしい学校の裏話なんかを聞かせてくれたりする、中学生では分からないことをアドバイスしてくれるし、なぎさとほのかの関係の違いに気付きながらも、さして深く突っ込まない辺りの余裕が頼りになるお姉さんっぽくて良い。
 お話としてはコメディな感じではあるものの、前述した階段の下でのシーンなどでシリアスな部分を作ってメリハリ付けているのも良いし、コメディ部分としても細かい所に凝っていて、ゲキドラーゴがシャレをいうとジト目で見るなぎさとほのかのワンカットを入れたり、あかねさんに「それは運が悪かったねー」と言われ「うん……あ、今のシャレじゃないよ」などと答えるなぎさであったり、ザケンなーに踏みつぶされるゲキドラーゴ等々ドタバタもあって見ていて楽しい作りになっている。
 ちょっと気になったのだが、具合が悪いメップルで変身したなぎさはブラックになったら具合悪かったですねー。そういうことを踏まえると、プリキュアに変身するのは、もちろん光の園のクイーンの力、ひいては全てを生み出す力であるプリズムストーンの力ではあるものの、妖精達の力もたぶんに含まれている、ということになりますな。
 プリキュアは5から単独で変身出来るようになるので、無敵のスーパーヒロインではあるものの、この「ふたりはプリキュア」シリーズ(S☆S含む)は、妖精がいないと変身出来ない、ふたり一緒でないと変身出来ない、そして上記のように妖精の影響を受けてしまうなどの弱点があるのがいいんだよねー。決して完全無欠で絶対無敵じゃないことがあるからこそ、ピンチをピンチととらえることができ、最終的に勝つと分かってはいるものの、どうなるかが気になるというものである。

 なんにせよ、もう何回か言いましたが割とドタバタ話ではあるものの、そうである所とそうでない所のメリハリが効いており、今でも十分見れるお話しになっていて感心した。
 現在放映中のスマイルプリキュア!も、ドタバタはいいけど、せめてこれくらいの内容があって欲しいなぁ。
 なんかとりとめのない感想になってしまったが、まぁいっか。

12/06/24

2012年06月25日 | 日記?
■今日の一枚 キュアハッピーさん作成中
 (web拍手を送る)
 描き忘れていたダブルアホ毛とスカートのフリルを入れて線画にしてみた。
 まぁそれはともかく、そろそろなんかに色塗らないとね。
 とりあえず、前描いたハッピーさんでも塗ろうかしら。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 久々に、というか、何年かぶりにドラマをずっと見ていたんですよ。
 大概は最初に興味あって見ても、数回見ると飽きちゃったりするんですけどねー。
 恋愛要素が絡むと特にダメだ。基本的に他人の恋路なんて全く興味ない人間ですからね、私は。
 まぁそんなわけで、密室を破ることが話のメインであった「鍵のかかった部屋」は個人的にヒットであった。
 佐藤浩市と相武紗季の演技には恐れ入ったなぁ。(戸田恵梨香の方はどーでもよかった)
 そんな「鍵のかかった部屋」は今日最終回を迎えてしまい、毎週の楽しみがひとつ減ってしまったのでした。
 しかしマイノリティ街道をひた走っている私のような者が気に入っているんだから、世間一般的にはそんなにヒットしていないような気がするなぁ(苦笑)。
 どーでもいーけど、最近のドラマって全12回じゃないんですねぇ。なんでだろう?
 私が子供の頃はちゃんと1クールやっていたような気がするのだが、記憶違いだったのだろうか?
 まぁどーでもいーんで調べたりしないんですけど。

スマイルプリキュア! 第20話 透明人間?みゆきとあかねがミエナクナ~ル!?

2012年06月24日 | 視聴済アニメごった煮
いつもの感じに戻りましたね。

 そんな今回のお話は…
 学校へ向かう途中、キャンディが道に落ちているカメラを見つけたの。そのカメラで、キャンディがみゆきとあかねを撮影!
 カシャ!その瞬間、みゆきとあかねが消えちゃった!?キャンディから話を聞いたやよい、なお、れいかはビックリ!
 ふたりの声は聞こえるのに、姿は見えない~!これから学校なのにどうしよう~!!
 透明になったのは、きっと朝見つけたカメラのフラッシュを浴びたから…。あのカメラさえ、見つかれば、2人は元に戻れるはず!
 キャンディは、みゆきとあかねを元に戻すため、カメラを探しに行くわ。すると、同じようにカメラを探しているマジョリーナが…。
 以上公式のあらすじ。

 お話はサブタイ通り、これまでの○○ナール系のお話と一緒のドタバタ劇。なので内容はまぁほぼ無い(笑)。
 特に日常パートで見えなくなってしまったみゆきとあかねのふたりと他の三人で、その困難に対して友情云々でなんとかするわけでもなし、戦闘で見えなくなった敵に対し、5人が力を合わせて乗り切るわけでもないしなぁ。
 まぁ、そんなわけでいつものドタバタなわけだが、いつも通り楽し気なのも変わらずで退屈することはないが、もうちょっとなにかしらここぞという部分は欲しかった。
 展開的にも、これまでの○○ナールとしてお約束にしたいのか、マジョリーナがアイテムを紛失し、交番に行って駐在さんと一悶着とか、そのマジョリーナのアイテムと知らずみゆきたちが使ってしまってとか、お話の展開として意外性が無く面白味には欠ける。
 結局はドタバタしただけで終わってしまっているので、せっかくだから、そういうなにかあった中で5人が何を思いどうするかを見たい所。5人のキャラクターはそれぞれ明確に分かれているわけだから、こういう時に個性を発揮して、それぞれがそれぞれをもっと良く知って理解していく様子なんかがあれば良いのではないだろうか。

 そういう観点から言って、今回の戦闘は前述した点を上手く出せたような気がしてちょっともったいない。
 見えなくなってしまったアカンベェにいい様にやられてしまう様を見せていいピンチ感を出しているのだから、ここで5人が結束しピンチをチャンスに変えるくらいのことが欲しい。今の所はなにか戦闘で困ったら、頭の良いビューティーが機転を利かせてという展開がほとんどで、彼女だよりみたいに見えてしまう。
 今回の戦闘を見ていて、この状況を打破するにはアカンベェにペンキのようなものをぶっかけてやればいいのだが……と思って見ていて、まぁ実際にビューティーがビューティーブリザードで雪を降らせて同じようなことをしたわけだけど、それをみんなで考え出してほしかった。
 まぁ一応、見えない敵に対し戦闘中各人対策を考えては失敗するという仮定は踏んではいて、考えられてはいるのだけど、このアニメの真髄として「ひとりで出来ないこともみんなと一緒ならきっと出来る!」があるのだから、対策から失敗を経る中で5人の考えがまとまっていき……みたいなのの方がプリキュア「らしさ」が出たのではないかと思います。
 スマイルプリキュア!は前2回ほどシリアスじゃなくてもいいけど、もう少し突っ込んでくれても良いような気がしますな。

 個人的な観点としては、まぁすごくどーでもいーんですけど(笑)、体育のシーンでやよいが体操服の袖をまくっていたのがちょっと意外でした。
 なぜって?そりゃ制服も夏服になったというのにベストを上に着ているやよいが袖まくって脇を見せるとは思っていなかったからですよ。そういうことから行って前々から思っていたんですけど、このスマイルプリキュア!のデザインって脇見せたいのかなーという気がしませんか?
 変身コスも肩のヒラヒラとっちゃうとノースリーブだし、変身バンクでも脇見えるカット多いしなー。今までのシリーズでそんなに脇が見えることってなかったもんね。なんか狙ってやっているような気がするんですよねー。自分けっこう脇フェチなんでこの狙いは個人的にグッドですよ!(何を言っているんだ、オレは)

 そーいえば、今回で20話。毎回出てくる悪の皇帝ピエーロ様復活(?)まで後2話ですな。今回ジョーカーが妖精には秘密がありそうとか何かしらのフラグを立てていったしで、2クール終わり辺りに5の時みたいな一大イベントがありそうですね。
 それを踏まえて考えると、現在は皆お互いを一部呼び捨てにはしてはいますけど、「ちゃん」「さん」付けで呼んでいますし、ここまでシリーズを見てきた者としてはちょっと違和感あるんですよね。
 なのでそのイベントで名前で呼び捨てになるようなことが起きるんじゃないかなーと楽しみにしているんですが、はてさて。

今週のまたみてねとぴかりんじゃんけん
 今回のまたみてねは「パワーアップコスのキュアピース」でした。
 順繰りに行って悪の皇帝ピエーロ様が復活されるであろう22話で全員のパワーアップコスが揃うので、おそらく22話でそのコスになるのではないかと思われます。
 さて、お待ちかねのぴかりんじゃんけんですが、ピースが「パー」だったので勝ちました!初の三連勝でウルトラハッピー!戦績は16戦8勝6分2敗。
 まだ2敗しかしていないってのはなかなかの戦績なんじゃなかろうか。ま、それはさておき次回ですが、ここ4回でパーチョキチョキパーときたし、平均とろうとしている節もあって現在グー5回、チョキ7回、パー6回ということを考えると、次回のピースは「グー」なのではなかろうか。
 とするならばこちらの出す手は「パー」でしょうよ。よっしゃ、このまま連勝街道を突き進んでずっとウルトラハッピーにしてやるぜぃ!

夏色キセキ 第10話「たいふうゆうれい 今日のオモイデ」

2012年06月24日 | 視聴済アニメごった煮
なかなかおもしろい話であった。

 そんな今回のお話は…
 ある晴れた日。午後から台風が来るというニュースを聞いて、4年前にあった台風に関する出来事を思い出そうとする夏海たち。
 しかし、どこか記憶が曖昧で、4人の記憶がどうにも合わない。じゃぁだれの記憶が正のか、「あの日のことを思い出させてください」と御石様にお願いをする。
 しかし、特に記憶が戻ってきた感じもなく夏海たちが不思議がっていると4人の目の前に現れたのは───!
 以上公式のあらすじ。

 4年前にことを思い出そうとして御石様に願ったら、4年前の自分達がタイムスリップ(?)してきて、しかも昔の自分達は4年後の世界だと気付いていない。あまりその時の記憶が定かでない現在の夏海たちは真相を知ろうと昔の自分達を見守るが……という割とドタバタ話ではあるのだが、次回オーディションを受ける話の布石にもなっている。
 まぁ次回はともかくとして今回としましては、話の構成も良くってなかなかおもしろい話にはなっている。
 4年前の思い出は、各人それぞれ相違点があるのだが、昔の自分達を追っていく中で、それぞれ記憶違いだと思っていた部分はそれぞれ正解であったことが徐々に分かっていくし、最後に本来の時間軸に戻った過去の夏海たちが、どうしてそんなインパクトのあることをしっかりと憶えていなかったのかという見ている上での疑問点も、現在の夏海たちの口から、その後4人そろって風邪を引き、あれは夢だったという結論に達したことが明かされ、その疑問も解消しており一つの話としてしっかり終わらせている点も良いだろう。
 また過去の自分達が現れることも、現在の夏海たちの「4年前の出来事を思い出したい」という願いで過去の自分達が現在にやってきた、と思われていたが、過去の夏海たちも御石様の前で、「4年後の自分達はどうなっているのだろう」と思っており、御石様の奇跡が現在とか子で二重に働いた格好として、ただ単に過去の自分達がやってきたという割と突拍子もないことに説得力を付けているし、幽霊を見たという点も、幽霊ホテル内で出会った未来の自分達を勘違いしてと思わせておきながら、事後に本来の時間軸に戻っていく際に消えてしまった(様に見えた)未来の自分達を見た過去の自分達を、この出来事を通してやっと今ことの真相を知る夏海たちが理解させて整合性を取っている点も良く、なかなか見事な脚本であった。

 そんなお話もおもしろかったが、個人的には4人の中でけっこうお気に入りの紗季が、ちびっ子の頃はけっこうお転婆であったことが新鮮で印象に残った。
 今でこそ大人っぽく冷静な物腰な紗季だが、さすがに格好は医者の娘でお嬢さんって感じなのだが、泥棒だと思った現在の自分を物怖じせずにヌンチャクで殴り掛かったりするんだから結構なお転婆さんである(笑)。そもそも、紗季がヌンチャクを持ってきたということは、家で所持していたということであり、外見とは別に活動的でやんちゃなお子様であったことを示していて、他三人がそれほど変わりなかったこともあってかおもしろく、そういう観点から印象に残ったのだろう。
 次回への布石という部分でも、アバンで優香が4人でオーディションの書類を送ったら書類審査が通ったことを言いそびれ、本編で過去の自分達を通して、あの頃本気でアイドルになりたかったことを思い出し、前述したオーディションに4人が素直に臨むことが出来るような格好になっている点もいい。

 個人的には、あんまり過去の自分達と直接会話なりなんなりは、最後の波に攫われそうになる所だけのちょっとしたことだけの方が、過去の自分達が後にそれは幻であったと納得するためには良かったような気がしないでもないが、それを差し引いても普通に一つのお話として十分楽しめる内容でありました。
 まぁ、相変わらず御石様の奇跡ハンパねぇのは仕様なんだけど(笑)、これくらいのお話作ってくれれば無理なく見れますな。毎回これくらいだといーんだけどなー。
 

ふたりはプリキュア 第8話 『 プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!? 』

2012年06月20日 | ふたりはプリキュア
思っていたのとちょっと違ったが、やっぱり良い。

 そんな今回のお話は…
 どうしても、ほのかと藤村君の関係が気になってしまうなぎさ。おかしいなぎさの様子に周りも訝しげ…。
 気にしないようにすればするほど、二人の仲の良さが引っかかりほのかに真相を確かめようとするが、何も聞けないまま逃 げ出してしまう…。
 一方ほのかは、ミップルからなぎさの藤村君に対する思いを聞き、二人を近付けようと画策する。
 翌朝、偶然居合わせた藤村君を紹介するが、無神経とも取れる行動に「おせっかいなのよ!」と逆になぎさの怒 りをかってしまう。
 逃げ出すなぎさを追いかけるほのか。 しかし…「あなたとはプリキュアってだけで、友達でもなんでもないんだから!!」なぎさの言葉に傷付いたほのかはその場から去っていく…。
 なぎさの一言が頭から離れないほのか。相手の事を思ってやった事が、逆に傷つける結果になってしまい動揺を隠せない…。なぎさも、勢いとはいえ酷い事を言ってしまったと反省するが、どうしたらいいのか分からない。
 お互い微妙な距離のまま放課後を迎えるが…「こういうのって、やっぱり気が合ってる人同士の方がいいと思って…」自分に プリキュアの資格が無いと思い込んだほのかは、なぎさにカードコミューンを預けて走り去る。
 それを聞いてメップ ルは怒り狂うが、ミップルは複雑な顔のなぎさに、プリキ ュア手帳に今の思いを書いて頭を整理したらどうかと提案する。「早く二人に仲直りをして欲しいミポ…」「とっとと詫びを入れるメポ!!」
 「ゆ~きし~ろさん!」何とかほのかに謝ろうと必死のなぎさ。しかし、努力も空しく避けられっぱなしで、一日が過ぎて行く。「五円なんてしけてるメポー」「うるさいわね!!」最後の手段と、神社に願掛けに行くが、運の悪い事にゲキドラーゴの強襲に遭ってしまう!
 触手の様な木の枝を操り、コミューンを奪われて絶体絶命のピンチを迎えるが…「美墨さん!!」通りかかったほのかが駆けつける も、いまいち行動が鈍い。
 「もたもたしないで早く!」動揺していたほのかも、ムッとした怒りに任せて、なぎさにコミューンを投げつける。
 「…ちなみに私、モタモタなんてしてません!」なんとか変身した二人だが…
 以上公式のあらすじより抜粋。

 大人気のきっかけにもなった第8話ですが、見るのは放送当時以来。随分と思い出補正がかかっていたようだが、これまでのお話と比べるとダントツに良いことは間違いないってくらい良く出来ている。
 個人的な印象では、全編通してもっとシリアスなお話かと記憶していたが、Bパートからはけっこうコメディタッチであったし、戦闘部分なんて全然憶えていなかったですよ。けっこう重要な部分だったのだけどなぁ。
 まぁそれはともかく、お話としては「雨降って地固まる」のようなお話。
 あまり友人のいないほのかが、なぎさを思って良かれとしたことは逆になぎさの癇に障ってしまい怒らせてしまう。そんななぎさはついカッとなってあらすじにもあるように、プリキュアってだけで友達でもなんでもない等と口走ってしまう。
 これがほのかでなくシホリーナであったなら、きっとここまでこじれないであろうが、今この時点でのほのかとなぎさの関係性では致命的なのである。
 微妙な距離の関係であったふたりなので、ほのかはどこまで踏み込んでいいか分からなかったし、なぎさはシホリーナほど距離が近くなかったほのかだったので友達じゃないなんて言ってしまった。結局のところ、ふたりはお互いの腹の内が見えていなかったのである。
 ここまで色々とあって分かりかけてきたと思っていたが、元々全く違うタイプのふたりは、この事件でお互いのことがまた分からなくなってしまう。それ故、関係の修復に乗り出せない。
 だが戦闘でお互い言いたいことを言い合って、なぎさは、ほのかは自分と違うんだということを認識し、戦闘後に間違って取り替えてしまったプリキュア手帳の内容を見て、お互いの心の内を知る。
 あぁこんなことを思っていたのかと、これまで知ることのなかった相手の気持ちを知り、また、もっと仲良くなりたいんだという部分は同じであったことが分かり、その部分が同じであったことを知ったふたりは、もうそれまでのことはどうでも良くなっていた。気持ちが解らなくて自分の想いが一方通行なのではないかとか、もう関わりを持ちたくはないと思っているのではないかとか、そういった心配をする必要がなく、かつ想いは一緒でもっと仲良くなりたいのだから。
 ラストシーンはちょっと私の思い違いで、名字でなく名前で呼ぶのはなぎさからだったと思い込んでいたのだが、土手に座っているなぎさの所へやってきたほのかがプリキュア手帳を差し出して、「これ、なぎさのだから」とほのかの方が先に言い出すのだ。
 そんなほのかに「えっ?」というような顔を見せるなぎさだが、何回も自分を「なぎさ」と呼ぶほのかを見て察する。手帳にあったようにほのかは自分ともっと仲良くなりたくて、そのための行動を実行しているのだと、そしてその想いは自分も同じであると。
 なぎさはほのかの手を取り「いこっ!ほのか!」と笑顔で応え、手を繋いだふたりが駆けて行って終わったが、「ふたりはプリキュア」はここから本当に始まり、ここからが本番なのだ!
 ああ~良い脚本だなぁ。正直もう30分くらいあっても良いくらいだ。

 良いのは脚本だけではなく演出も良い。特にシリアスなAパートは秀逸。
 プリキュアシリーズでは、もはや定番となっていますが、こういったシリアスなお話の時は影をバッサリ入れるんですよねー。陰と陽でざっくり分け影の部分に人物を置いて暗く重い雰囲気を醸し出している。
 また喧嘩のきっかけとなったなぎさの台詞、「プリキュアってだけで友達でもなんでもないんだから!」の直後に電車のプワーン!の音と共にショックを受けるほのかのアップでスローモッションですよ。見ていて「あっ!?」と思うよなぁ。言ってしまったと。それがなぎさがついカッとなっていってしまったことも、ほのかが友達と思っていてもっと仲良くなりたくて良かれと思ってやったことが裏目に出てその言葉に多大なるショックを受けたことも、このワンカットで全て理解できる。
 戦闘は正直オマケ程度であったが、お話の中としては重要なポイントになっていて、緊急事態につい素のまま口にしてしまうなぎさに、ほのかがついムッとして怒ってしまう。緊急事態が故に余分な何かがふたりに間に含まれる余地がなかった分、自分の素直な気持ちをぶつけることが出来たのだ。
 そういえば、これまで基本なぎさメインで進んできたが、今回はほのかの部分でもちゃんと尺を取っていて、これまでの「主役=なぎさ」というよりかは、「ふたりが主役」という感じになっているのも良いですな。まぁ役的に主役はなぎさなんですけど、ここからはなぎさもほのかも対等であるというような気になるし、やっと「ふたりは」プリキュアという感じにもなる。

 と、いうわけで、前述しましたが、だいぶ思い出補正がかかっていて、意外とコメディタッチだったりと思い出の中の印象と違っていたのですが、当時このお話を見て感動し、このシリーズがいつまで続くか分からないけれど見続けようと思って、その通り今日まで見続けているのだから、やはり私にとってこの「ふたりはプリキュア 第8話」は特別だし、実際今見ても十分良く出来た内容であると思います。
 この一大イベントが起きた直後の第9話のふたりはどんな感じだったかなー?次がちょっと楽しみです。

 ああ、どーでもいーけど、これでDISK2が終わり、次からはDISK3、9~12話です。12話と言えば、あの伝説の「黒板消しダンス」!楽しみだなぁ。ぽわわ。

12/06/18

2012年06月18日 | 日記?
■今日の一枚 キュアハッピーさん作成中
 (web拍手を送る)
 珍しく全身を使わない絵にしようかと。
 それでスマイル全員そろえて上手くまとめれれば。と考えていますが、あんまり思い入れのないサニーとマーチがネックである。
 やっぱり好きなキャラとそうでないキャラとでは、描こうっていうモチベーションがどういても違っちゃいますからねー。
 まぁその前に、前に描いたハッピーとビューティーを塗っちゃいたいが、はてさて。


 今週愛知ではプリキュアも夏色キセキもお休みで、灼眼のシャナIIIも感想書くの終わっちゃったしで、感想書くのなくなっちゃった。
 とか思ったんですが、よく考えたら「ふたりはプリキュア」の感想を書いていたのであった。
 一年も放ったらかしだったよ。というわけで、これからはちゃんと進めていきたい所存です。

ふたりはプリキュア 第7話 『 熱闘ラクロス!乙女心は超ビミョー! 』

2012年06月18日 | ふたりはプリキュア
8話の前フリもありつつ。

 そんな今回のお話は…
 とうとうラクロス部の大会が始まった!しかも予選トーナメントの第一試合は、ヴェローネ学園のライバル校・御高倶女子中学校。
 絶対に負けられない試合に、部員達はもちろん教頭先生も熱い盛り上がりをみせる。大会当日はほのかも応援に駆けつけて、張り切るなぎさだが…やってきたほのかは何と男連れ!しかも一緒にやってきたのは、なぎさが密かに憧れている男子部の藤村君だったのだ!!
 「…何であの二人が~!?」仲良く並んで座る二人は、まさに恋人同士。気にしないふりをしつつも、動揺したなぎさは試合にも集中できず、ミスを連発。
 エースとしての実力を発揮できぬまま敗戦してしまう…。「美墨さん一体どうしちゃったのかしら…?」
 「お疲れ様!」試合終了後、帰りかけたなぎさはほのかに呼び止められる。
 「私明日も応援に来るわ!」笑顔で励ましてくれるほのかにも、藤村君の事が気になるなぎさは、ぎこちない態度をとってしまう…。
 「迷惑かしら?」「いやぁ、全然!!」その夜も今一気分の乗らないまま、大会二日目を迎える。しかし相手の格闘技中は体格差が違いすぎる、手強い相手。
 なんとか気合を入れ直し、いざ試合へ…しかし、「ミップルの気配が消えたメポ!」騒ぎ立てるメップルの言葉どうり、さっきまで客席にいたはずのほのかがいない!
 ほのかは、突如現れたゲキドラーゴのおとりとなって会場の外へと飛び出して行った。「試合の邪魔はさせないわ!!」
 以上公式のあらすじから抜粋。

 サブタイ通りラクロス話ではあるんだけど、むしろそっちは割とどーでもよく、お話のポイントとしては8話の前フリを行っていることと、ふたりの距離が最初に比べてだいぶ近くなったことを示していることだろう。
 ほのか的にはかなり打ち解けてきている様子で、なぎさの試合をわざわざ見に来るし、なにより藤P先輩にほのかの友達にしてはめずらしいと言われると、友達と言えば友達だけど不思議な関係だと言って、普通の友達ではないことを示唆して笑う。
 そしてゲキドラーゴ登場の際は、なぎさの試合を壊さないよう自ら囮となって敵を引きつけるという危険さえ犯している。よくよく考えてみれば、ふたり一緒でないと変身出来ないので、下手すると死ぬかもしれないのだから、ほのかのなぎさに対する気持ちが分かるというものだ。
 その辺を考えると、カブキマンことピーサードの最後の話で、一人ピンチだった時になぎさが駆けつけてくれたことは、ほのかにとって大きな出来事であったのだろう。そういうこともあってか、なぎさの大事な試合を壊したくない、という想いだけで自らの命を危険に晒すのだから、ほのかはなぎさをこの時点でかなり特別視していると見て良いだろう。
 お話としては主役のなぎさ目線で話は進む。藤P先輩とほのかが一緒にいたことで随分と心が揺れ動くなぎさの乙女心を良く表しているのだが、個人的には藤P先輩関係はこの後も特になんら進展するわけでもないので(笑)、ほのかとの関係の方が重要だ。
 ほのかとは違って、なぎさはまだ遠慮がちで一緒にプリキュアやっているということはあっても、シホリーナのような友人の多い彼女としては、ちょっと変わった関係性の友人のひとりくらいのつもりなのではなかろうか。
 しかし、ほのかの姿が見えずメップルからイヤな気配がすると騒ぎ立てられると、大事な試合がもうすぐ始まるというのに抜け出してほのかを探すのだ。5話ではピンチだと分かっていなかったにしろ、探しても見つからないほのかにまぁ明日でもいいか等と言っていたが、プリキュア活動していく中で、ほのかが危険に巻き込まれたであろうと、6話で小熊を助けるために我を忘れたのと同様に、試合を蹴ってほのかを助けに行くことを躊躇なく選ぶ。
 こういう事からも、まだ遠慮がちではあるものの、最初に比べれば随分とほのかとの距離が近くなっていることが分かる。しかし、お互いが思う距離感はちょっと違っているのは事実で、関係性としては密接でもなければ遠くもないという、かなり微妙な距離感であることが次回への前フリとして活きてくるのだ。
 まだお互い名字に「さん」付けという関係性のふたりが次回から変わることの前フリではあるものの、ここまで本筋である所のプリキュア関連を脇に置いておいて、じっくりとなぎさとほのかを描いている内の一つのお話、としてこれもまた良く出来ているだろう。

 今回のお話として見ても、藤P先輩とほのかの関係が分からずショックを受け試合でミスってしまい、色々と落ち込む中で次の試合こそはと意気込んでいる所でドツクゾーン襲撃、ああ試合はどうなるんだよぅと思わせておきながら、撃退後に戻ってきたなぎさの活躍もあって見事勝利して終わっていて、まぁこの枠のアニメらしく多少強引な話ではあるものの、しっかり起承転結していて見ていて退屈になることはなく普通に見れる話になっている。
 個人的には戦闘が前回に引き続き割とコメディしていて、アクションという所で特に某ないけれど、ただぶん殴って光線出して終わるだけでないことも印象に残った。

 もう8年も前のアニメなので、「ああ、こんなだったんだ」という所は多々あるんだけど、大きなイベントのない回でも普通に見れるんだから素晴らしい。まぁ私がこのアニメシリーズが好きだからってのも多分にあるんでしょうが(笑)。

ふたりはプリキュア 第6話 『 新たな闇!危険な森のクマさん 』

2012年06月17日 | ふたりはプリキュア
販促玩具回だが普通に見れた。

 そんな今回のお話は…
 とうとう一つ目のプリズムストーンを取り戻したなぎさとほのか。
 石は“プリズムホーピッシュ”に入れておかなければならないのに、なんとメップルは虹の園突入の際無くしてしまったというのだ!!
 怒り心頭のミップルは爆発寸前で、二人の仲も危い感じに。図書館で落とした場所を探すも、メップルは優柔不断で今一頼りにならない。
 しかし、ミップルに批難を浴びつつも、なんとか河童山の瓢箪池周辺に落としたことを思い出す。
 そのころドツクゾーンでは、ピーサードに代わる刺客・ゲキドラーゴがプリズムストーン奪還の為、ジャアクキングによって送り出されよ うとしていた…。
 以上公式のあらすじ。

 お話は冒頭に書いたように、プリズムストーンを保管するプリズムホーピッシュを探す、そして新たな敵幹部ゲキドラーゴ出陣。という話。正直どんなお話かは憶えていなかったのだが、まぁ販促玩具回なんてたかが知れてると思っていた所為なのか、割とフツーに見れる。
 ホーピッシュをどうやって見つけるのかと思っていたら、かなーり都合良く見つかってビックリしたが、おそらく販促玩具をただ探しまわるということよりも、なぎさとほのかを見せたいということなのであろう。その証拠に「どーやって探す?」みたいなことは言うけど特に探すぜー!と探索するわけでもないし、サブタイにもあるようにクマが出てきて云々あるので、ホーピッシュを見つけに行こうという描写はあっても探す描写はないのだ。
 お話の内容としてはさして某なく、ホーピッシュ探しにいったらゲキドラーゴ来たので撃退し、偶然ホーピッシュが見つかって帰る。というだけ。なのでサブタイにもあるクマ云々で戦闘になる状況を作っているし、川に流されていた小熊を泳げないなぎさが助けるといった、彼女の何かを助けるために我を忘れてしまう性格などを見せていて、まぁクマ云々は随分と子供っぽい展開ではあるものの、話の流れとしては退屈せずに見れる。
 戦闘もアクションは割とキビキビしていた点は良かったし、MHまで続くなぎほのシリーズで2、3回程しか使わない「レインボーセラピー」初出と言う点も、今となっては新鮮である(笑)。ってゆーか存在を忘れてましたよレインボーセラピー。
 展開としても、アホな感じのゲキドラーゴを上手く使って、ちょっとコメディ色のある内容になっており、やるやられるだけになっていないのも良い。
 まぁお話としてはそれくらいのお話であったが、先述した通り販促玩具回にしては退屈せずに普通に見れたことに感心しましたよ。

 個人的なこととしては、ホーピッシュと共にある石の番人から、これまた販促玩具プリキュア手帳を受け取ったことだ。何故ってこれがあの8話でお話上重要な役割を果たすからで、「おぉ、ここで出てきたんだっけ」とちょっと感慨深かった。
 とまぁ正直それくらいしかないわけだけど、もう何度も言いましたが、販促玩具回だしと思っていたら意外と良く出来ていて、上手いこと作ってあるなぁと感心した。もっとなんか都合が良いようなどーでもいー話だったりするんですけどねー。販促玩具が出てくる回は。

ふたりはプリキュア 第5話 『 マジヤバ!捨て身のピーサード 』

2012年06月14日 | ふたりはプリキュア
おいしいところをほのかが持っていくとはなぁ。

 そんな今回のお話は…
 いつもと変わらない平和な日曜日…。メップルはあい変わらず、朝食を食べるとすぐに、”ミップルに会いに行 く!”と迷惑顔のなぎさを尻目にワガママの言いたい放題。
 おだてにのせられて雪城家に向かい、待ち侘びていた ミップル・ほのかと共に公園に向かうが、ナンパにあって逆切れしたり、恋人に自分が考えもしなかった理想を求めるほのかや、たこ焼屋であかねに言われた一言にお互いの世界の違いを感じてしまう。
  …その頃ピーサードは度重なる失態に、仲間の嘲笑をあびて、一人最後のチャンスに挑もうとしていた。
 なんとなく世界は違うけど…一緒にいる事に楽しさを見出したほのかに比べ、どうしても相手との違いを気に掛けて、困惑気味のなぎさ。今一つ通じ合えない二人に、ピーサードが襲い掛かる!!
 一人では変身できずに逃げ惑い、 負傷して追い詰められたほのかは、ピーサードにコミューンを奪われ、最後の意地で対抗するも絶体絶命のピンチを迎えていた。
 だが…「ちょっと待ったぁ!」危機一発でなぎさが駆けつける!ピーサードは己のプライドを守る為コミューンをほのかに投げ返し、二人でプリキュアに変身、 絆を確かめる様に再び戦いに向かう。
 以上公式のあらすじから抜粋。

 物語の本筋としては、サブタイ通りカブキマンことピーサードを撃退しプリズムストーンを手に入れる、という話なのだが、むしろそっちはオマケなような気がしないでもない(笑)。
 どちらかと言えば、日常パートでのなぎほのの距離感の方に注力している節が見られ、今ひとつほのかを掴みきれていないなぎさに対し、ほのかはなぎさという人物を理解しようとかなり歩み寄ってきいて、なぎさと一緒にいることに楽しさを見出している。しかしなぎさは、全く共通項のないほのかに気を使われてているような気がして今ひとつ噛み合ないのだ。
 一緒にプリキュアになっちゃったからとは言え、これまで全く接点のなかったふたりである。最初に比べるとかなりお互いの距離が縮まった感じはするものの、まだまだ距離感を計りかねている。といった微妙な友達関係を表していて、後にラブんラブんになるふたりを知っている身としてはかなり新鮮である。
 ほのかがピーサードに追われている最中、借りたハンカチを返し忘れたなぎさがほのかを探すも見つからず「もう明日にしようよ」などと言ってしまう辺りの微妙な距離感がこそばゆく、一人でピンチなほのかになぎさが来ないんじゃないかとやきもきさせられる。
 まぁ来ないわけがないのだが、ピンチにちゃんと来てくれたという事実の積み重ねをしていっている最中であるふたりの関係を見せようと、さしてイベントのないホントただの日常を長い尺で見せているんだから、今回はピーサードの退場よりもふたりの距離感の方が物語的にも重要であったという事なんだろう。

 個人的には、上記したようになぎさがほのかを探すのをあきらめるような言い草を見せておきながら、ほのかのピンチに「ちょっと待ったぁ!」といきなり現れるのがもったいなく、どうせだったなら、なんだかんだでほのかが心配になるなぎさを見たかったところであるのだが、今この時点でということと、劇中「雪城さん、愛の力ってすごいね」という台詞から、おそらくなぎさはメップルに促されてというふうであったことが窺える。
 むしろこの段階では、なぎさが積極的にほのかに対して行動を起こさないことが重要であったように思う。つまり現在はこのくらいの間柄なのだということを見せたかったのではなかろうか。そういうふうにとれば、その間がなかったのは狙ってやっていたのかもしれないなぁ。
 もひとつ、ピーサードとの決戦なのだが、主役っぽい台詞をホワイトの方が持っていくんですよね。戦闘でもどっちかと言えばホワイトの方が積極的であったし。
 これもまた現状でのふたりを鑑みるに、割と自分を出してきているほのかを印象付けたかったのだろうと今なら読み取れる。こういう事から言っても、物語のこの段階では、ドツクゾーンとか光の園とかよりも、全く接点のなかったなぎさとほのかの線が、どう絡み合っていくかの方にクローズアップしているような気がしますな。

 しかし8年も前ということもあって、今のプリキュアとは全然印象が違っているなぁと思わざるを得なくて、ここ数年のプリキュア(というよりは、なぎほのプリキュア以外)はパートナーとはすぐ仲良くなっちゃうのですけど、ふたりが本当にプリキュアたるところへ行くまでに、8週も使って近づいていく様子を描いていくんだから、かなり苦心したんだろうなぁという気になる。
 またドツクゾーンとか光の園とか本筋に関わる部分が全く見えて来ないのもあって、「巻き込まれている感」があるのも新鮮。この段階ではまだプリキュアということに対して、ふたりとも自発的ではないものなぁ。どの辺からそういうことになっていったのかを、これから興味深く見守りたい。

 しかしアレだなぁ。敵幹部一人を消す話だというのに、結構な盛り上がりの無さではあるよなぁ(笑)。戦闘もどうなったかがよく分からなかった所もあったし、割りかしアクションもモッサリしていたりと、随分と「思い出補正」が入っているのもよく分かったよ。
 なんかもっとキビキビ動いていたような印象があったのだけどなー。まぁこれから増えていくのかもしれませんが。

 どーでもいーけど、前回の感想から1年も間が空いてしまいました(笑)。これからはもうちょっとがんばって書いていきたいです。

12/06/11

2012年06月11日 | 日記?
■今日の一枚 キュアビューティー作成中
 (web拍手を送る)
 とりあえず線画にまでする。
 それとなくそれっぽくなったような気がしないでもない。

 
 なんかここに書こうとしたことがあったと思ったのだが、例の如くさっぱり思い出せない。
 BLOOD-Cの映画を観に行こうとしたら、近くの映画館でやってなくて、一気に見る気が失せた。って話だったかなぁ。
 それとも来週のプリキュアは毎年恒例のお休みかよっ!って話だったかな?
 それとも、久しぶりにお姉チャンバラZやってみたらストレス解消に良いわー、オラオラで進めれるし。腕は筋肉痛になったけど(クール出すのに力入れちゃうよねー)。って話だったか?
 まぁいずれにせよ、どーでもいー話だったに違いないな……きっと。