(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

灼眼のシャナIII 第15話「雨中の敗走」

2012年03月30日 | 視聴済アニメごった煮
まぁ、上手く逃げたって話だよな。

 そんな今回のお話は…
 シャナたちの作戦『引潮』がスタートした。戦場に視聴覚を妨げる自在法『トラロカン』の雨が降りしきる中、瑠璃色の炎を灯す塔へと急ぐ傷ついたフレイムヘイズたち。
 だが、敵に退路を見せる危い作戦の真意に気付いた者がいた。三柱臣が一人シュドナイだ。「あの囮に追撃部隊を引き付けるつもりか」。
 その推測を元に行動しようとしたシュドナイの眼前に、シャナとヴィルヘルミナが現れる。
 フレイムヘイズ兵団壊滅を阻止するため、最悪の“紅世の王”と呼ばれるシュドナイを止めるシャナたちの戦いが、雨に煙る空で火花を散らす。
 以上公式のあらすじ。

 お話は冒頭に書いた通り、コテンパンにやられたフレイムヘイズたちが、大地の四神(この字でいいのか?)のひとりと軍服のおっちゃんの犠牲の果てに上手いこと逃げたって話だ。
 う~ん、まぁ正直それだけだよな内容としては。その代償は大きかったってことなんだろうけど、特にこれまでのシリーズに出てきてシャナたちとなにかあったわけでもない彼らに思い入れなども無く、こういう事で逃げ延びた、以外ないので、書くことが無くって困る。
 困ると言えば、フレイムヘイズ側にまた当たらなキャラが出てきて、もういったい誰が誰なんだかさっぱりです。フレイムヘイズひとりにつき契約する紅世の王もいるもんだから、名前なんて憶えてられないですよ。しかも各人の関係とかもさっぱりだし。
 そういうことを考えると、やっぱり原作読んでいないと分からん部分ってのは多々ある。とは言ったものの、たぶんこの2クールで終わる物語が原作何冊分かは知らないが、既読なら既読で結構なダイジェストだったりするんだろうなぁという気にはなる。
 まぁ、とりあえずは星粱殿攻略戦(?)というイベントはこれで終わり、これからしばらくは次の決戦に向けての準備段階に入るんだろう。
 またノッタリとした状況説明する話が続きそうだなぁ。

 ってゆーか、このアニメいち不幸な少女吉田一美はこのシリーズでちゃんと出番あるんかな。宝具もってるし予告でフィレスいたから、何かしらいい所を持っていくような気はするんですが。

輪るピングドラム 20 選んでくれてありがとう

2012年03月29日 | 視聴済アニメごった煮
う~ん。過去話?

 そんな今回のお話は…
 冠葉と晶馬が留守の隙に高倉家を訪れた真砂子が、陽毬に《思いだし弾》を放った。
 駆けつけた冠葉と晶馬が真砂子を退けたが、陽毬は記憶の底に沈んでいた「真実」を思い出しはじめていた。
 翌朝、何事もなかったかのように食卓を囲む3人だったが、「晶ちゃんのお味噌汁はお母さんと同じ味がする」という陽毬の何気ない言葉に、冠葉と晶馬は黙り込むのだった。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、晶馬と陽毬の過去話を通じて高倉兄弟は全員本当の兄弟でないことを明確にする話、だったような気がしないでもない。
 そういった中で、現在進行形の時間で晶馬が陽毬を家族に選んだことを後悔しているのに対し、過去話では陽毬は晶馬が自分を選んでくれたことに感謝している、というおもしろさはある。
 全体的なストーリーとしては特に進展はなく、上記したように高倉兄妹は本当の兄妹ではないことが分かれば良いだろう。
 しかし思うのだが、この20話の時点でなにがどうなったらこの物語が終わりをも変えるのかさっぱり分からなく、正直、終わった時にスッキリ出来るのかなと疑問に思ったくらいなのだが、まぁそれは当たらずとも遠からじ、といった具合である。
 振り返ってみると、この物語は「どうなっているんだろう?どうなるんだろう?」と強烈に思わせはするけれど、なにが言いたいかは今ひとつよく分からない。こういう事を言いたいのかなーという片鱗すら薄ぼんやりとしている。
 このアニメのキャラクターの大概は、実の両親に何らかの形で愛されていなくて、本来他人同士である高倉兄妹は家族ごっこであるはずなのに本当の家族のような強い絆を見せる。
 そういうことから考えて、人との繋がりに血縁関係はあんまり関係無いんじゃないの?という事を言いたいのではないだろうか?とも思うのだが、それだけであるならば、運命を変えるピングドラム関連は正直邪魔ではある。それらが無い方が人との繋がりという人間ドラマをより良く見せることが出来るだろう。
 そもそも最初はピングドラムを手に入れろから始まっているわけだから、むしろメイン所はそっちの方なんだろうことを考えると、運命の乗り換え云々でいったい何を伝えたいのかがよく分からなくなってくる。

 というわけで、まぁ結局の所、この段階でも今ひとつ分からないことだらけである。という事なのだ。
 もう各々判断すればいいじゃーんみたいな感じなんじゃないかと思われる。まぁそれは良いのか悪いのかは知らないが。

12/03/25

2012年03月26日 | 日記?
■今日の一枚 キュアブラックさん
 大きいのはこちら(別窓)
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 やっとこさ完成。もうちょっとなんとかできたような気がするが、いつもそんなことを言っているのでいつも通りだ。
 まぁ、その「もうちょっとなんとかしたい」と思わなくなったら絵を描くの止める時なんだろうなぁと思わんでもない。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 ともかくブラックさんが完成したので、ルミナスを塗りつつハッピー辺りを描いていこうかなーとか思っていたりする。
 どーでもいーけど、みゆき時よりもハッピー時の方がビジュアル的に可愛い。いつもは変身前の方が好きだったりするんですけどねー。
 みゆきは頭のてっぺんの方にボリュームがなくてちょっと寂しいんだよね。絵面的に。ハッピーになるとボリュームが増えてバランスが良くなるのよねー。
 まぁ個人的な見解なんだけど。
 そーいえば、スイートプリキュア♪の映画のBDが届いて見たんだけど、アコの友達スズと仲直りする描写ないよなぁ。この辺でもっとドラマ作れただろうにと思うともったいない。
 主役ふたりは相変わらずのオマケっぷりだしなぁ。まぁスイートプリキュア♪らしいと言えばらしいのだが(笑)。

スマイルプリキュア! 第8話 みゆきとキャンディがイレカワ~ル!?

2012年03月25日 | 視聴済アニメごった煮
フレッシュの時も同じような話あったなぁ。

 そんな今回のお話は…
 ある日、みゆきとキャンディは、キラキラひかるきれいなふたつのゆびわをみつけたの!
 「わ~、きれいなゆびわ!」「キャンディにもみせてクル~!」
 そうやってみていたら、ゆびわがきゅうに、みゆきのゆびとキャンディの手にひとりでにはまったの!
 …すると、みゆきがキャンディに、キャンディがみゆきに、ふたりがいれかわっちゃった!!
 あかねたちがてつだって、ゆびわをはずそうとしてもダメ。どうしよう…もうすぐ、じゅぎょうがはじまっちゃうのに!
 とにかく、みゆきになったキャンディがじゅぎょうにでることにしたけど…キャンディのやることはメチャクチャ!
 そんなキャンディをみてヒヤヒヤしたみゆきは、ついキャンディにさけんでしまうの。「わたしのがっこうせいかつ、メチャクチャじゃないの!」
 みゆきのコトバにきずついたのか、キャンディは、どこかにいなくなってしまったわ…。
 みゆきとキャンディは、なかなおりできるの!?みゆきとキャンディは、もとにもどることができるの…!?
 以上公式のあらすじ。

 お話としては……う~ん、内容的にはあんまないよな(笑)。
 入れ替わったキャンディのハチャメチャに怒ってしまうみゆきだったけれど、キャンディなりにみゆきの替わり足ろうとがんばっていたことに気付き仲直りするという話なわけですが、むしろそっちより、入れ替わったことによるドタバタを楽しく見せる方に注力されていたような気がしないでもない。
 一応、メインターゲットの皆様へのメッセージ的な、戦闘でのキャンディになってしまったみゆきをみゆきになったキャンディが(ややこしいので以下キャンディになったみゆきは『キャンディみゆき』、みゆきになったキャンディは『みゆきキャンディ』と表記)庇い、怖くて足がガクブルのみゆきキャンディをなじったマジョリーナ(だったっけ?名前って)にキャンディみゆきが激昂し、その強い心に反応して、変身できるはずのないキャンディみゆきがキュアキャンディに変身し、仲間の気持ちを想う心の強さを伝えているわけだが、個人的にも、そういう「プリキュアらしさ」といいますか、力の弱い者が勇気を出して行った行動を無駄だとなじる悪役に、普段けっこうへらへらしているみゆきが激昂して反論する熱い展開は好きだし、なにより個人的には設定的に興味深い。
 設定的というのはスマイルパクトのことである。
 フレッシュの時でも、妖精タルトと当時動物好きなのにフェレットだけが苦手なブッキーこと山吹いのりが入れ替わるという話があり、「変身できないどうしよう」を入れ替わったふたりが心通わせ変身に至るのだが、このお話もそうである。
 変身アイテムって所持してさえいれば誰でも変身できるのかというと、今回キャンディみゆきが変身できなかったようにそうではなく、ではいったい変身アイテムはどこで変身すべき人間を判別しているか気になっていたんですよねー。
 まぁ分かってはいるのですが(笑)、今回キャンデイみゆきの強い気持ちにパクトが応え、本来変身できるはずのないキャンディみゆきが変身することで、改めてプリキュアの力はその心に反応して力を貸すと示してくれた。
 これでメインスポンサーBANDAIさんのおもちゃを買ってあげた親御さんが、メインターゲットのお子様に変身アイテムをもっているだけじゃプリキュアになれないんだよー、みゆきみたいにプリキュアたる強い気持ちと心がないと変身できないんだよーと、プリキュアで伝えたいことを優しく諭していただけると、お兄さんは日本の未来に希望が持てます。

 とまぁお話的にはそれくらいしかないよなぁ。入れ替わったふたりがメインなので、他のプリキュアの皆さんでどうこうないしなー。キャンデイのハチャメチャの中からみゆきが彼女の一生懸命を見出し、キャンディみゆきが変身する以外は分かりきったドタバタだもんな。
 まぁ個人的にはむしろみゆきよりみゆきキャンディの方がなんとなく可愛いと思ったのは、たぶんアホな子ほど可愛いってヤツなんだと思います。リアルでこんなヤツがいたらドン引きですけどね(笑)。
 それと最近ちょっと気になっているのですが、固有技を出す際の力溜めや、技後の力抜け演出がないですよね。
 これって今回のプリキュアでのとっても良い特徴だと思うので、プリキュアや人として成長するであろう中盤以降ならともかく、この序盤ではしっかり見せていった方がいいのではないでしょうか。
 終盤には力を溜めないと出せなかった固有技を瞬時に出せて力が抜けず何回も出せるという「最初こんなだった彼女らも今やこんなにプリキュアとして、また人として強くなりました」って所をみせれると思うんだけど、どうですかね?
 まぁ単純に、今までになかった設定なんで無いと寂しいってのが大きいんですが(笑)。

今週のまたみてねとぴかりんンじゃんけん
 今回のまたみてねは「ピース」でした。
 お待ちかね、ぴかりんじゃんけんは、ふふふ、予想通り!「グー」だったので勝ちました!ウルトラハッピー!!
 どーでもいーけどTVの前で「よっしゃぁ!」と叫んでしまいました(笑)。戦績は4戦2勝1分1敗
 今回グーを出したとなると、次回はまだ一回しか出していないパーの確立は十分に高いと見ていいだろう。しかし前回前々回とチョキが連荘であったことを考えまたグーがくる、もしくはピースだけに出目でチョキが多い、という可能性も捨てきれない。
 そう考えるとどの手も五分なのだが、やはりパーをまだ一回しか出ていないというのはチョキ・グーに比べて大きなアドバンテージだろう。という事で次回のオレの手は「チョキ」でいくぜ!よ~し!初の連勝で来週もウルトラハッピー!だ!!

 4週連続キーワードの所為で予告が削られているので、次回が「やよい転校す」だけで終わっちゃっているんだけど、公式HPの方でフル予告を見てみると、次週放送日は4/1のエイプリルフールだからやよいのウソが……というお話なんだそうな。
 個人的にこのエイプリルフールとかいう世界一くだらないイベントが大っ嫌いなので、やよいには見事な反面教師していただいて、お子様の間からこのくだらないイベントを一掃してくれることを切に願います。

灼眼のシャナIII 第14話「大命宣布」

2012年03月24日 | 視聴済アニメごった煮
状況的にはおもしろい。

 そんな今回のお話は…
 銀色の粒子へと砕かれた『神門』。しかし、それはフレイムヘイズ兵団の作戦敗北を意味していた。
 『神門』から顕現する巨大な蛇。その咆哮に続き、復活を遂げた創造神“祭礼の蛇”が宣布をはじめる。
 「余は新たに、この世の移し世、ザナドゥを創造する」。その姿と声に“徒”たちは士気を上げ、戦況は一気に変わって行く。戦いの第一目的を失い、士気が急激に下がっていくフレイムヘイズたち。
 各所からの報告を受け、総司令ゾフィーは撤退を最良の策と決断、作戦名『引潮』を開始する。シャナもまた、本隊を援護すべく持ち場へと急ぐ。
 紅蓮に輝く翼を広げ、その胸にアラストールを抱きながら。
 以上公式のあらすじ。

 なんのこっちゃよー分からんあらすじですが、祭礼の蛇が帰還し、これまでいた狭間に徒の為の楽園「ザナドゥ」を創造すると宣布。盟主である祭礼の蛇が顕現し、大命を聞いて士気が上がる徒たちにたいしてフレイムヘイズ側は撤退を余儀なくされる。
 また祭礼の蛇から、そのザナドゥへ全ての徒を引き連れ二度と帰ってくることはなく、また懸念されていた現世での大災厄などは起こらないと聞かされ、戦う意味を失ったフレイムヘイズたちは士気と統率を失ってしまった。というのが大体の流れ。まぁ要は、祭礼の蛇の帰還を阻止できなかったし、彼の大命宣布によって戦う意味を失ったフレイムヘイズたちは、元々一枚岩でもないし潰走しはじめ撤退戦どころではなくなってしまったよという事。
 元々不利な状況であったフレイムヘイズ側が更なる窮地に追い込まれるという状況もさることながら、やっと悠二と祭礼の蛇がどうしたいのかが分かって、前半の退屈なお話と比べるとだいぶ盛り上がってきた感じである。
 上記したが、祭礼の蛇が追いやられた狭間に、現世とそっくり同じ世界を作っておれたちは移り住むぜー。フレイムヘイズたちも戦わなくてすむんだから、今オレたちと戦うなんて無駄無駄ぁ!という事な訳である。
 フレイムヘイズ側は、お前らがやろうとしていることを実現すると、歪みみたいのがおきて現世がおかしくなるかもしれんじゃん!だからダメ!という理屈であったみたいだが、何千年もそこにいて試行錯誤してきた祭礼の蛇に「いや、それないぜ?マジで。」と言われたんで、え~?何の為に戦ってるん?となってしまったわけである。
 とまぁこのように、フレイムヘイズ側には祭礼の蛇以上の大義と言いますか、理と言いますか、そんなものがないのでひっくり返せないのだ。まぁそらそうだわな。だって祭礼の蛇が言うようになれば万々歳だもの。フレイムヘイズ側はこれをどうやってひっくり返すというんでしょうねぇ。
 ひっくり返さないにしても、それと同等な何かを提示しないと、これから戦うことの意味が全く無くなるので、なんか突破口はあるんでしょう。そのひとつとして、「なんも起きないぜ」という祭礼の蛇の言葉だが、正直これは彼が言っているだけで何の確証もないので、その辺突っついてくるんだろうとは思うんですがはてさて。
 しかし現状、大命宣布をひっくり返す何かはフレイムヘイズ側にはないよなぁ。その辺を気にさせるシナリオとしては、上手いこと作ってあると言えるだろう。だって今の所は大命宣布になんか悪い所あんの?って感じだもの。これを主役であるシャナがどう切り開いていくかを楽しみにさせてくれる。

 だが、現状としては撤退戦のまっただ中で、とりあえず一旦引いて大勢を立て直さなければ、ひっくり返すどころの話ではないわけで、先のことは置いておいて、今は士気と統率を失ったフレイムヘイズたちを引き連れて逃げなければならない。そういう完全負け戦を演出し、バル・マスケ側の圧勝を見せつけ、それが後に繋がることを考えると、なかなかシリーズ構成は上手いこと考えているのではなかろうか。
 今の段階で、すごくちっぽけな存在となってしまったフレイムヘイズたちが、最悪の状況をどうやって乗り越え切り替えしてくるのかなぁと、先のお話を気にさせてくれるのだから、前半戦とは違って随分な盛り上がりで見ていてけっこう楽しい。
 しかしまだ14話なのよねー。この撤退戦はまぁ、主役側という事もあるし、なんだかんだで上手く切り抜けるんであろうけど、そこからまた一旦落ち着いちゃいそうで怖いなぁ。
 というか、ここまで来てまだこのアニメいち不幸な少女吉田一美がどんな役割があるのかさっぱりなんですけどいーんですかね?ホントになにか役割があるんでしょうか。なんか心配になってきた(笑)。

12/03/20

2012年03月20日 | 日記?
■今日の一枚 キュアホワイトさん
 (web拍手を送る)
 ブラック完成するかと思ったけどちょっと無理でした。くそぅ背景め。
 というわけで、ホワイトさんを線画にしてみました。
 ホワイトは色塗るの楽そうだなぁ。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

■オールスターズ観に行ってきました
 観に行ったのは18日の日曜。朝一の上映を狙ったのに映画館はものすごい人の数。なんだこりゃ、これまでこんなことはなかったとか思ったが、よく考えてみれば、月曜休みにすれば三連休だものな。それとやっぱドラえもんも上映していたのが大きかったのかも。
 ま、それはさておき、プリキュアの方ですが、オールスターズの映画なんですが、オールスターズの看板に偽りありと言わざるを得ない。
 というのも、初代・S☆S・5の皆さんは出てはくるけど声の出演は無しですよ!このシリーズの妖精たちに至っては出てもこない。ほぼスイートとスマイルで話は進むが、彼女らでさえ結構オマケなお話であった。
 「おんなのこはだれでも、プリキュアになれる」が謳い文句なだけあって、主役は完全にクローズアップする普通の女の子「坂上あゆみ」である。ちなみに声優さんは我らが(笑)能登麻美子さんでちょっとビックリしました。プリキュアに出演されるとは思っていませんでしたよ。
 その主役である普通の女の子がオールスターズDXで倒したフュージョンの欠片と出会い、転校したてで友達が出来ないあゆみがフュージョンの欠片と交流を深めていくのだが……というのが大体の物語の筋。
 そんなわけなので、お話はむしろ外伝的でプリキュアはホントおまけ感があり、これまでメインターゲットのみなさまに応援される側であったプリキュアですが、これからは応援する側にまわったという印象で、ここいらで方向転換という感じです。
 私みたいに古参のプリキュアファンとしては、初代・S☆S・5の皆さんがライト振ったら来てくれる「お助けプリキュア」みたいになっていたのは寂しい限りであったが、お話としては正しくプリキュアをしていてある意味感心。
 もうここでは何度も言っておりますが、プリキュアの使命は悪いヤツをやっつけることではなく、大切な何かを守り抜くことである。
 転校したてで情緒不安定なあゆみの「こんな街なくなっちゃえばいいのに……」という言葉を実現しようとするフュージョンの欠片「フーちゃん」の誤解を解く為に、プリキュアの皆さんがあゆみを守ってフーちゃんのところへ連れて行くのは、絶対正義を振りかざし悪の欠片を滅ぼすようなことをしないのは実にプリキュアらしい。
 そしてなにより、プリキュアになる女の子は皆、選ばれた特別な女の子ではなく、強い気持ちをもったどこにでもいる普通の女の子なのであるとして、あゆみとプリキュアの皆さんがそれほど違うわけでないのを示し、普通の女の子代表のあゆみをキュアエコーに変身させ、メインターゲットの皆様に「こーゆー気持ちが大切なんだよ」と、プリキュアで一番言いたいことを伝えている。
 DXシリーズのように巨悪をみんなであきらめないで立ち向かうのではなく、本来のプリキュアの目的「プリティにキュアする」という点を私は評価したい。やはりさすがは成田良美。
 まぁお祭り的であるオールスターズの映画としては、けっこうな物足りなさではあるんだけど、上記した点を踏まえると決して悪いとは言えない。とりあえず、方向転換はしたので、来年のNSはどのような「プリキュアらしさ」を見せてくれるのか楽しみだ。
 ちなみに恒例のダンスはなんとスマイルの「イエイ!イエイ!イエイ!」であった。まぁオールスターズはこれまで新参プリキュアがかなりのオマケっぷりになっていたことを考えると、放映中のプリキュアを推すのは商業的にいいですね。スマイル人気出てくれるといいなぁ。
 あ、そういえば、やっぱり最後にスマイルプリキュア!の映画の特報がありましたよ。これで秋まで生きていけます。
 最後にどーでもいー毎回恒例の羞恥プレイですが、パンフ購入時にやっぱり表紙をビッと見せつけてくれやがりました。……空気読んでさっと渡せ。


 そんなわけで、生活の中心は相変わらずプリキュアです(笑)。スイート映画のBD早く来ないかなー。

スマイルプリキュア! 第7話 どこなの?わたし達のひみつ基地!?

2012年03月20日 | 視聴済アニメごった煮
ああっ!れいかとみゆきが気になる!!

 そんな今回のお話は…
 「わたしたちだけの、ヒミツのばしょがあったらいいな!」
 みゆきたち、5人だけのヒミツのばしょがあれば、みんなにはヒミツのプリキュアのこともたくさんお話できるし、キャンディのこともあわててかくさなくていいしね!
 さっそくみゆきたちは、“ふしぎとしょかん”へ集合!
 みんなが思うヒミツのばしょ…ヒミツきちってどんなところだろう…。
 そうだ!“ふしぎとしょかん”は、本だながあるところならどこでも行きたいトコロへ行けるんだ!じゃあ、みんなが思うヒミツきちへ、レッツゴー!
 それぞれが思うヒミツきちは…う~ん…。なんかちょっとちがう…。…なかなか、いいばしょがみつからないな。
 そのとき、みゆきが小さなころにヒミツのばしょにしていたところを思い出すの。
 「いってみよう!」
 でも…そこへ、ウルフルンもやってきた!みゆきたちは、たいせつなばしょをまもるため、プリキュアに変身…!!
 以上公式のあらすじ。

 お話はサブタイ通りにプリキュア秘密基地作るぜーという内容なだけなんですけど、いつも通り楽し気な感じが良い。
 最初はふしぎ図書館でいいじゃんとなるのだが、木々の枝や根っこ、土のくぼみ等にはまり、ここでない皆が思う秘密の場所をふしぎ図書館の本の扉から探しに行き、紆余曲折あって結局最後はふしぎ図書館で落ち着くというなんてことのない話に見えるが、この7話の段階で言うと、5人の個性を掘り下げる内容になっている。
 各々の思う秘密の場所をめぐり、それぞれ知らなかった部分をそれぞれが知っていく。そうやってこの5人が友達として少しずつステップアップしていく様子が描かれているのだ。それにこれまで見えてこなかった関係であったり性格も見せており、個人的にはそっちが興味深かった。
 れいかは一番に相応しい場所があると富士山に連れて行って、高々とプリキュアであることの使命感を謳い上げる真面目なキャラを見せつつも、ただ真面目なだけでない柔軟な部分も見せているし、どうもなおのことは良く知った仲である様で、彼女だけは「なお」と呼び捨てである。
 そのなおは、姉御肌で男の子っぽいサバサバとした性格ではあるが、ファンシーなぬいぐるみなどが大好きな「可愛いもの好き」という女の子らしい一面ももっていることを示す。ちなみにれいかとあかねを彼女は呼び捨てにするので、あかねとも近い、のかと思いきや、あかねはなおが自分と同じ可愛いもの好きであることを知らなかったので、れいかほど知った仲ではないらしい。
 やよいはかなり引っ込み思案なのだが、ひとたび仲良くなると思ったことを言ってしまえるようで、れいかに対しダメ出ししたのは意外であった。それにどうもちょっと背伸びしたいお年頃らしい(笑)。やよいは全員に「ちゃん」付け。
 最後にみゆきだが、転校したてという事もあるのかどうも遠慮があるようで、それぞれの秘密の場所に、他のみんなのように「そこはダメだろ」と言ったりしないで苦笑いする程度である。それにみゆきも全員に「ちゃん」付けだ。
 プリキュアと言えば、メンバーは下の名前で呼び捨てが基本だが、このスマイルは今の所は人懐っこい関西人あかねが唯一全員を呼び捨てにしているだけで、一部そういう関係性はあるものの、まだまだ仲良く成り立て感があってこの時期の5人の関係がおもしろい。今後、全員が全員を呼び捨てになるような大きなイベントがあるのかもしれないと期待させてくれるし、段階を踏んでどんどん仲良くなっていく様子を見守りたい。
 
 戦闘の方は相変わらずのノーアクションではあるものの、正しく「プリキュア」してくれている。
 赤毛のアンに憧れたみゆきの小さい頃にいた秘密の場所は、すでに小さい子供の秘密の場所になっていたのだが、そこをただの森として悪役ウルフルンがバッドエナジーを吸収することに激昂する。
 誰かの大切な人、物、場所等々を守るのがプリキュアの使命。ハッピーが主役らしくそうしてくれるのはもちろん、そんなハッピーに共感して彼女を守り一撃を入れるチャンスを作るのも正しくプリキュアしていて、大したアクションはなくとも見ていて気持ちいい。やはりそういう「らしさ」は大切だろう。

 さて、個人的には冒頭に述べたようにれいかとみゆきが気になって仕方ない。というのも、れいかが完全にみゆきを特別気にして見ているからだ。
 秘密の場所は簡単に見つからないとなって意気消沈しているみんなに「どうしたのみんな、きっとみつかるよ!」と励ますみゆきであったが、でもなぁとやる気失ってしまったあかね・やよい・なおの表情とは別に、れいかはみゆきを見て笑顔なのである。
 そこを見てすぐに作画ミスか?と思ったのだけど、直後「みゆきさんは秘密の場所にこだわりがあるようですね。なにか理由があるんですか?」と優しく問いかけるのである。
 れいかはみゆきが自分を導いてくれたこともあってか、他のみんなとは違うものをみゆきから見出しているのではないだろうか。それに上記したようにまだ少し遠慮がある様子のみゆきである。頭の良いれいかはみゆきが言い出せないのではと思ったのかもしれないし、みゆきがこだわる理由が、5話で閉塞感のあったよ美樹か世界の現状を打破したように、新たな展開を指し示してくれるのではないかと期待していたかのように見える。まぁつまり、私にはれいかがみゆきを興味津々で見ているようにしか見えないのだ。
 また当のみゆきはそんなれいかに気付いていないのがいいのよねー。これからどんどん仲良くなっていったら、ふたりはどうなるのか今から興味津々です。
 そういえば、みゆき以外のバックボーンはそれなりに語られてはいるが、みゆき自身は転校してきたということとメルヘン大好き以外は分からないよねー。ここに至るまでみゆきはどうだったかは語られないんでしょうか。れいかなんかは気にしているような気がしますけどねー。
 前の土地の友達にバッタリ会って……なイベントとかあったらどうなるか見てみたいんですけど、どうですかね?

今週のまたみてねとぴかリンじゃんけん
 今回のまたみてねは「ハッピー」でした。
 お待ちかねのぴかリンじゃんけんは、ピースは「チョキ」だったので負けました……。戦績は3戦1勝1分1敗、完全五分だ。くそぅ。
 よく考えてみれば、前回チョキだったのでパーとグーの二択で考えたのが間違いであった。連荘でくることを予想できていなかった時点で負けだ。
 チョキ、パー、グー、チョキ、チョキときたことを踏まえ、三連荘でチョキがくる確立はグー、パーと比べて低い、と思わせておきチョキが来て「ピースやるな!」と手強いピースを演出してくるのではないだろうか。
 そこでだ。チョキを出しておけば「まさかの三連荘」も最悪アイコ、というよごれちまった大人の裏を読んでピースが「グー」を出す!と読んでオレは「パー」でいくぜ!
 よ~し、次回こそウルトラハッピー!だ!! ふふふ、ピース。ぎゃふんと言わせてやるぜ!

輪るピングドラム 19 私の運命の人

2012年03月20日 | 視聴済アニメごった煮
いるじゃん両親。と、この時は思ったもんさ。

 そんな今回のお話は…
 父親の居場所を知らないという冠葉に対し、多蕗は代わりに子供が罰を受けるよう迫る。だが多蕗は最後の最後で、なぜか陽毬の命を奪うことはしなかった。
 しばらくして陽毬が退院することになった。冠葉と晶馬、苹果は陽毬が家に戻ってきたことを喜び、お祝いをするが、陽毬は兄たちには言えない不安を抱えていた。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、う~ん。妹だと思っていた陽毬はどうもそうじゃないみたいってのが分かるようなそんな気がするそんな話?
 相変わらずなんだかよく分からないまま進んでいて、なんだかこう、感想書こうにも書けないみたいなそんな感じ。いや、だってよく分からないわけだし(笑)。
 あった出来事を淡々と書いてもそれはあらすじだしなー。思うことと言ったら「どうなっているんだろう」だし。
 各キャラの思惑がいろいろあるんでしょうが、それが全く見えてこないので、なんとも書きようがないのが正直な所。
 サブタイにあるように、陽毬曰くの私の運命の人は判明するように、判明する事実はあるものの、分からないことの方が多く、もうちょっとで終わりだと言うのに終わりの断片すら見えてこない。
 主要キャラの目的はそれぞれ違って、誰がどうしたらどうなるというものがなく、むしろどうなったら終わるのかもよくわからない。どこへ行き着くのかがこの時点でも分からないものなー。
 今回としましては、また出ましたよ「こどもブロイラー」。やっぱりこれがなんなのかさっぱりだ。施設なのか、何かを比喩表現しているのか。
 いらないこどもが集められて、粉々に砕かれやがて透明な存在になる、ってどーゆーことなんですかねー。この辺がもっとはっきりすれば、もっとこの物語全体が見えてくるような気がするんですけど、結局最後まで分からないしな。
 お話としては、陽毬が高倉家の本当の子供でない、どうも晶馬が陽毬を連れてきた、ってことが判明。でも、陽毬がなんで高倉家の子供として一緒にいるのかは分からないわけで、ひとつ分かっても謎がまた増えるいつもの法則である。

 とまぁ、感想を書くにあたって思うわけですが、やっぱ色々と小難しいのは観測書くのに適さないな。すげーバカだったり単純な方がらくだと改めて思ったのでありました。
 って、これ何の感想なんだろうねぇ(笑)。けっこう書くこと見失ったような感じです。

灼眼のシャナIII 第13話「狭間へと、狭間から」

2012年03月15日 | 視聴済アニメごった煮
むしろ壊刃サブラクの方が興味深い。

 そんな今回のお話は…
 シャナは再び悠二と出会うことができた。だが、そこは“祭礼の蛇”の上であり、二人の間には贄殿遮那とブルートザオガーが、そして互いに相容れない決意があった。
 「シャナ、今からでも余の大命の元で……」「悠二こそ、バル・マスケと手を切って私に……」。
 一方、サブラクと3人のフレイムヘイズの戦いには、変化が起きようとしていた。
 ヴィルヘルミナとレベッカが傷つき戦いから一時離れる中、カムシン最大の自在法『儀装』により巨人が出現し、サブラクを迎え撃つ。
 しかし二つの戦いを余所に、巨大な蛇は神門へと帰還の道を進んでいく。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、バル・マスケの盟主「祭礼の蛇」が帰還したことと、壊刃サブラクが退場したことが分かれば良い。
 OPとEDを削ってでも見せたかったお話なのだから、話数的なことから言ってもターニングポイントであることは間違いないのだが、ひとつのお話としては特別盛り上がるわけでもなく、上記したように祭礼の蛇が帰還したね、サブラク死んだね、くらいの印象しかない。相変わらずぼんやりと画面を眺めている感じだ。
 まぁ正直、今回の所は盟主が帰還したぜ!ってことで徒側の士気が上がり、フレイムヘイズ側の士気が下がったくらいで大勢にそれほど影響出てないし、むしろ次回の方が重要なんじゃね?ってな具合である。
 ここで神門から祭礼の兵が帰還できなかったら、後はなにすんだってことになるので、帰還することは十分分かりきったことなので、もうそれはどーでもいーことと言えばどーでもいいわけで、そういった中で、状況がどう変化していくかがポイントなのだけど、上記したようにそれはおそらく次回からだし、シャナと悠二がどうなったわけでもないので、むしろ興味としてはサブラクの方である。
 前回も言ったような気がするが、サブラクと二期の最初の敵メアの繋がりは、原作を読んでいない身としてはかなり唐突感があるものの、サブラクの大きな力を恐れ離れていったメアを理解できない彼が、そんな自分よりはるかに大きな力である祭礼の蛇を見て、始めて恐れを抱きメアの気持ちを理解する。
 そんな気持ちをメアに抱かせていては共に寄り添うことなど出来るはずもないとしながらも、自分は恐れを知りより大きな力の前では自分もメアも同じだとし、メアも自分も変わりがなくなったとベルペオル(三柱臣の三つ目の人ね)の助けを自ら断って消え行くサブラクは、妙な清々しさを感じてしまう。
 全く感情の無いようなサブラクであったが、おそらく唯一執着したであろうメアを理解し、彼女のいない世界を生き続けるよりも死して共にあらんと願ったように感じられ、殺戮に生きたであろう彼が最後に救われたように思う。まぁだけどそれは、サブラクの考えであってメアが本当にそういう思いであったかは知る由もなく、サブラクの想いとは裏腹に、彼が上記を知ったとてふたりが寄り添えたかどうかは分からないのである。
 サブラクが解答を導き出し自ら散ったことは清々しいような気もするが、それが本当に正解であったかどうかが分からない以上、結局彼の独りよがりだったかもしれず、妙な寂しさも憶えて、モヤモヤする感じが逆に良い。

 とまぁ、今回は正直そんなもので、何回も言うが、フレイムヘイズ側が一番阻止したかった祭礼の蛇の帰還がなってサブラクは死んだよ以上のものは特にないな。
 とりあえず「壊刃サブラク」という枝葉は折り畳みましたよ、という感じであろうか。本編の方はまだまだこれからだからなー。

12/03/11

2012年03月12日 | 日記?
■今日の一枚 キュアブラックさん作成中
 (web拍手を送る)
 細かい影とテカリ部分までいったので、まぁ3月中くらいには完成するんじゃないのかなー。
 で、毎度のことですが、背景どうしようかなー。
 さて、そろそろスマイルプリキュア!も描きたくなってきた感じ。丸顔のハッピーとか描いてて楽しそう。かも。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 Let's go!スマイルプリキュア!/イエイ!イエイ!イエイ!が届きまして、当然の如くヘビーローテーション中です。
 どっちの曲も元気で明るくて聴いていて気持ちいいです。曲の展開も盛り上がる所とかあって良いし、なにより、こんなに合いの手を入れるのが楽しい曲は久しぶり。間奏部分とかいいよねー。
 DVDの方はEDがちゃんと5パターン入っている親切っぷりで満足満足。
 TVシリーズも前作と違って(笑)いい感じだし、オールスターズももうすぐ公開だし、色々とステキですプリキュアファンとして。
 どーでもいーけど、映画公開記念の4週連続キーワードで応募して当たる福袋って、大きなお友達にも当選する可能性あるのかしら?その辺明言してくれねーかなー。なに入っているか知らねーけど、とにかくちょー欲しい(笑)。
 まぁどうあれ応募するんですけど。